ZEPの聖地を旅する

−東京編−

-2004年8月20・21日-

東京タワー

いつかはZEPの聖地、東京の旅をしようと、あてのないままルートを計画していたのですが
それを後押ししてくれるように8月20日に
MR.JIMMYのライヴが発表されました。
「この時期なら夏期休暇が取れる・・・」
しかもこの日は王子の誕生日♪
ZEP仲間と過ごす王子の誕生日は素晴らしいものとなるに違いありません。
それから私の頭の中にはいつも東京タワーが立っていました。
東京の観光地といえば東京タワーしか行った事がないからです。

2004年の夏は毎週のように台風が発生しては日本を脅かしました。
出発の前日も台風の影響で欠航便が出るし、ホークスは連敗中だし
大変不安なことばかりでした。
しかし出発の朝は台風一過、素晴らしい青空。
飛行機はやや風の強い中、羽田空港へ。
来日したZEPもこの羽田空港に降り立ったのでした。

赤いハッピと青いレイがほしかったですが・・・

羽田空港まで出迎えて下さったのはFINEさん、ヘヴンさん、めろとろんさんでした。
そしてZEPのご一行様が移動に使った新幹線のホームに行くため東京駅に向かいました。

東京駅でbowさん、Marieさんと合流。
ここでZEPに習ってホームで牛乳を飲もうと思ったのですが
何と東京駅の売店には瓶牛乳が置いてないのです。
しかたないので瓶に似た容器のコーヒー牛乳を全員で飲みました。

日本の牛乳はうまい!・・かな?

それから武道館へ向かいました。その途中、九段下駅でかまちゃんと合流しました。
武道館では○本テレビのチャリティ番組の準備が進められていました。

武道館の看板

旅の仲間で唯一ZEP日本公演に行ったbowさんは、会場入りする王子の姿を見たのだそうです。
リムジンの後部座席で王子が笑っていたのだそうです。
その位置を確認しました。

この位置で王子がこのように高笑いしていました

飲み物を買いに自販機のあるところに行ったら、椅子とテーブルがありました。
皆で座ってライヴの前に腹ごしらえ。
何と私がボードであれほど
TWANGさんに懇願してきたのに、とうとう一度も送ってもらえなかった
あの蓬莱の豚まんをMarieさんが京都から買ってきて下さったのでした。

関西の人間が旨さで倒れるという蓬莱の豚まん

感激と旨さで涙が止まりませんでした。

泣きながら豚まんを食べるのでした

一息ついてイミグランツのロバー頭さんに電話をしました。
「桜井さんに伝言ないですか?」と聞くと「恐れ多いです。」という返事でした。

皆で記念撮影

 

武道館を出たあと、ブートの聖地西新宿へ行きました。
もちろんジミーちゃんがブート漁りしたお店です。
行ったのは3軒でしたが、どの店もしっかりジミーちゃんの痕跡がありました。

ジミーちゃんの痕跡

  

 

その途中、めろとろんさんがジミーちゃんと遭遇した地点に案内してもらいました。
ここでジミーちゃんが「busy、busy、busy・・・」と言いながら出てきたのだなあ・・・
どこにでもあるような狭いビルのエレベーター前の踊り場で、突然ジミーちゃんが現れたら本当に驚くだろうなあと思いました。

 

それからジミーちゃんが立ち寄ってコーヒーを飲んだという「☆リーズ」でコーヒーを飲みました。
しかし、このガラス張りのお店でコーヒーなんか飲んでたら目立ちますよね。
何故目立つようなお店に入ったのかなあ・・・安いからかなあ・・・

通りの景色がよく見えました

西新宿でかまちゃんと別れると
赤坂に向かいました。
ZEPご一行様は赤坂の「東京ヒルトンホテル」に宿泊して数々のエピソードを作りました。
このホテルは現存してますがホテルの名前が変わっています。
ここにチェックイン。部屋に行く前にケーキ屋さんに寄りました。
王子の誕生日を祝うためケーキを買いました。
ショートケーキしかありませんでしたので人数分買い、蝋燭を56本買おうとしましたが
店の人の勧めで大きい蝋燭5本と小さい蝋燭6本にしました。
部屋に荷物を置き、ケーキを冷蔵庫に入れると
さあ、出発!

元東京ヒルトンホテル

ライヴ会場に行く前に東京タワーに行きました。蝋人形館にジミーちゃん人形を探すためです。
以前、ジミーちゃん人形がない、という話はチラっと聞いてはいたのですが、リニューアルされるかと思っていました。
しかし、探し回ってもジミーちゃんはいません。
事情に詳しい売店のお姉さんに尋ねたら、確かに蝋人形館は昨年リニューアルされたのですが、
ジミーちゃん人形はリニューアルをきっかけに「完全撤去」されたということでした。
このことが皆に与えたダメージは大きく、うなだれて蝋人形館を後にしました。
私は力ない手でZEPのポストカード2枚買いました。


ジミーちゃん人形はいずこ・・・

そしていよいよ浜松町Club Holidayへ。
これは「George Azuma with 5X presents King of Rock 2004」というイヴェントで
8月20日が「LED ZEPPELIN tribute day」でゲストがMR.JIMMYということになっています。
ライヴの1時間前に着いたので食事もできるとか。
さっき豚まんで腹ごしらえしたのに、あまりの美味しさにパクパク食べました。(特にMarieさんが)
酒もぐいぐい飲みました。(特に私が)
この会場で、ボードで知り合った方とお会いする事が出来ました。
lapisさん、Kyokoさん、あさみさん、ララダさん、お話できて大変嬉しかったです。
Jimmyの微笑さんとは、お酒をおかわりに行った時にニアミスしたような気がします。

MR.JIMMY開演です。
桜井さんの黒ドラ、かっこよかったです。素晴らしい演奏に感動しました。心から楽しめました。

ライヴについてはボードへの書き込みを掲載します(これはトリビュートバンド目撃証言にも掲載してます)

☆Jimmyの微笑みさん
MR.JIMMYのライブを観にClub Holidayに行ってきました。
新しくて広々とした会場には、スタンディングといいながらも椅子,ソファーが用意され、くつろいだ雰囲気で楽しむことが出来ました。
椅子の脚が高かったので(あるいは私の脚がみじか…)、落ちないように気をつけながらカポカポと“椅子ノリ”しておりました。(^_^;)
今回は約1時間という事で、年代の拘りはナシにいろんな曲が聴けて楽しかったです。(^o^)/

☆あさみさん  
ゆうさん、先日のMR.JIMMYライブではお世話になりました〜。酔っぱらい看護婦です。
BOWさん、MARIEさん、メロさん、また初めてお会いする皆サマ、一緒に躍らせてもらえて楽しい夜でした!
いつものライブでは踊りたい衝動を抑えているのですが、今回はゆうさん達にお会いできて嬉しくなっちゃいました〜。またご一緒できたら嬉しいです。

☆Marieさん   
私も行って来ました〜。はるばる京都から。
素敵な桜井さんの出で立ちはブラックドラゴンでした。
曲は一番はじめが「移民の歌」「Heartbreaker」「The Song Remainds The Same」それからそれから「The Wanton Song」もありましたよね、「Whole Lotta Love」「Black Dog」「Rock'n'Roll」「Stairway To Heaven」、他になにがありましたっけ?
お、「Since I've Been Loving You」もありましたね。
順番はでたらめですがこんないいとこ取りな選曲になっておりましたよね。時間は短くてもおなかいっぱい、ご馳走様。

美人看護婦のAちゃんとも再会して、またしてもじっとして観てはいられない性分をむき出しにしてしまったのはゆうまでもなく。
ええ、ゆうさんもじっとしてませんでしたよ。いい汗かいてました。

「We're Gonna Groove」ありましたよね?
そうそう、弦切れちゃったんですよ、それも一曲目の「Immigrant Song」のかなり早い段階で。すぐにギターチェンジするのかなと思ったらなかなか替えなくて、観ているこちらがちょっとハラハラしてました。弦が切れてもちゃんとかっこよいギターソロを決めてくれたジミー桜井さん、さすがです。
ますます惚れなおしてしまいました。

☆FINEさん   
あたくしもMR.JIMMY@Club Holiday観させていただきました。楽しませていただきました。いきなり弦切れたり、モニターの返りがちょっと悪いのかな?なんて思ったりしましたが、とってもとっても楽しかったですよん。そりゃあもう。
噂の美人看護婦Aさんにもお会いしましたしね(笑。

☆Kyokoさん   
私もMR.JIMMYのステージを初体験いたしました。ベスト版的選曲も、ゆったりしたスペースも初心者にはありがたかったです。そして・・・九州方面からおしのびで見えていた、とある高貴なご婦人のお姿を垣間見られたことも、一粒で二度おいしい、感じでした・・・

1時間のライヴで体を動かしていたせいか、急速に酔いが回ったような気がします。
私の記憶が連続してあるのはここまでです。
あとは断片的な記憶がいくつかあって、気づいたら朝の5時過ぎになっていました。

翌朝、私が覚えていた事は・・・
・焦点の合ってない桜井さんのお顔。
・知らない人から「道で寝てはいけません」と注意された事。
・どこかの店の小部屋のソファーで眠った事。

それ以外の事が二日酔いの頭ではどうしても思い出せないので
皆が起きてきてから、様子を聞かせてもらいました。
それによるとライヴ終了後bowさんとめろとろんさんが連絡してくださって、桜井さんにお会いする事ができたのですが

私は桜井さんに
「イミグランツにメッセージを聞きましたところメッセージなど恐れ多いですと申しておりました。」と伝言はきちんと伝えたそうです。
「20年生きててよかった・・・。」と合わせて3回言ったそうです。
「いつか娘が一輪車に乗るところを見てください。」というような事を言ったそうです。

それから一人ずつ記念撮影をしたそうです。

桜井さんとツーショット♪

私はこのライヴ会場でいろんな方にハグしまくった事がのちに判明いたしました。
被害に遭った皆さん、心よりお詫び申し上げます。

 

それから私達は、めろとろんさんが予約してくれたお店「BARDIGO」に向かいましたが
私はヘヴンさんとFINEさんとお手手つないで京橋あたりを歩いていたそうです。
この時私は「わたくしは。普段は一児の母として。飲みたい酒も飲まず。ウーロン茶で我慢し。・・・。」と繰り返していたそうです。
そして「わたくしはイギリスで自分の命は自分の責任において守らなければならないと学びました。」と言いながら、一緒に横断歩道を赤信号無視でどんどん渡っていったそうです。

私達は1時間遅れて(原因は私が「桜井さんに挨拶するまではいかなーい」と主張したためだそうです)「BARDIGO」に着きましたが、私は気分がすぐれず、店には入らずに店の前にある椅子に座って水を飲んで
酔いが醒めるのを待ったそうです。
「BARDIGO」はジョーンジーが来店した事があり、壁に彼のサインがあります。

ジョーンジーのサイン。壁にサインしてるのは彼だけらしい・・・

めろとろんさんが予約の時、王子の誕生祝いもしたい旨、伝えて下さっていたところ
とっても素敵なバースディケーキを用意してくださいました。

何とミドルネームまで入れてくれています

料理もとても美味しくて、Club HOLIDAYでたくさん食べたこともすっかり忘れてよく食べたそうです。(特にMarieさんが)
この店は隠れロックファンも多く、その日は特別な日なのでZEPの曲をガンガンにかけてくれ、ZEPの映像を流してくれたそうです。
皆、大変盛り上がり、それでも店の前に座っている酔っ払いのことも忘れずに、ちょくちょく様子を見に来てくれました。
店の人が様子を見に来てくれた時、私は路上に寝ようとしてたようです。
それで「道で寝てはいけません」と起こして下さったそうです。(私は自転車に轢かれそう、だったそうです)
その後店の中の小部屋のソファーで一人で眠っていましたが、少し気分がよくなってから皆がいるテーブルに入りました。
それから間もなく店を出ました。午前2時くらいになっていたということです。

そしてホテルに戻り、私は化粧も落とさないまま、ベッドにダウンしました。そして、「MCはないのですね〜・・・」と言いながら寝入ったそうです。
私以外の方はその後も部屋で盛り上がり、結局寝たのは4時頃になったとか・・・

 

早寝早起きの私は5時過ぎに起きました。
他の人たちはなかなか起きないだろうなあ、とテレビでオリンピックを見ていたら
何と6時から7時にかけて全員起きてくるではないですか。
皆さん、タフですねえ。

昨夜の話を聞くにつれて、血の気が引いてきました。

気を取り直して、朝食がわりにケーキを食べる事にしました。

昨夜部屋でお祝いができなかったので
1日遅れの誕生パーティです。
ショートケーキを上手に並べ、蝋燭を立てて火をつけました。
「王子おめでとー」全員で吹き消しました。

美味しいケーキでした

部屋をあとにして、ZEPご乱行の現場を探しに行きました。

ZEPのメンバーが泊まった10階のフロアに行きました。


10階のフロアー。どの部屋だったのかな?

睡眠中のジョーンジーはボンゾ達に廊下に出されて、そのまま朝まで眠りました。

思ったよりも廊下は狭いです。よく眠れましたねえ・・・

記者会見の行われた銀の間。そのとき使われたであろう、屏風もありました。

 
あの銀の間・・・

残念だったのはbowさんがわざわざ刀を持ってきてくださったのに、それを使った写真が撮れなかったのでした。
このホテルは従業員の方は皆親切でしたが
不穏な動きを感じると管理職クラスの人がすっとんでくることがわかりました。
きっと過去に大変な事があって、懲りたのでしょうねえ・・・

ここでヘヴンさんと別れ、
ホテルを出て、赤坂ビブロス跡を探しました。
当時の最先端の場所であり、ディスコといえば赤坂ビブロスだったそうです。
ZEPもここに連れてこられたのですが、ここで狼藉を働いたのはボンゾです。
店の周辺は今はラーメンの香り漂うごく普通の商店街、という感じでした。(淋)

赤坂ビブロス跡

そして、羽田空港へ。
皆でお見送りしてくださいました。
ZEPが羽田から日本を去ったように
私も福岡に向かいました。

さよなら東京

ヘヴンさんと話していたときのこと、
ヘヴンさんは東京で生まれ育ったあと、結婚して長野に住むようになり生活が一変しましたが
「ゆうさんのレモンソングと出会って自分の気持ちに素直になろうと思うようになりました。」と言われました。
そんな言葉をいただけるなら、HPをやってきて良かったのかな、と思いました。
何よりも、このような楽しい旅ができる出会いが生まれたのが素敵な事だと思います。
同行してくださった皆さんありがとうございました。

 

 

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