ROBERT & MASAKADO

 

2009年10月2日
☆Jimmyの微笑みさん   2009/10/03(Sat)

例えば、帰りがけ , 或いは、しばらく忙しくしていて、それが一段落ついた時、“ 思い出したときに、ふっと立ち寄りたくなる 家庭的なお店 ”  ・・・そんなイメージでしょうか。
雨の金曜。 渋谷KABUTOにて、ロベルト&マサカドのPage & Plantワンマン・ライヴを観てきました。

“ 大家族 ” ロベルト&マサカドのバンドの皆さま , 観客の皆さまは、いつもアット・ホームな雰囲気 (^_^)今回も前回に続き、途中に10分間の休憩を挟んだ 2部構成。 1部 前半では73年のZEPナンバーに挑み、2部では、Page & Plantのオリエンタルなバンド・アンサンブルに加え、前回に引き続き、アルバム「 Walking into Clarksdale 」 からの曲に、レア曲にと、 盛りだくさんセットとな
りました。     ・・・そして。。 ( ←意味深 (・・? )

【 1st 】 Introduction : Bron-Yr-Aur (←そっ!それは、ZEP 73年 「 永遠の詩 」のSEや〜〜!!〔・・エセ関 西弁。。〕)

1. Rock And Rol    2. Celebration Day   3. ( Intro: Out On The Tiles) Black Dog 

4. Over The Hills And Far Away    5. Misty Mountain Hop


6.The Song Remains The Same    7. Gallows Pole 8. Four Sticks     9. The Rain Song  
  
【 2nd 】
10. In The Evening ( incl. Carouselambra)  11. The Battle Of Evermore  12. Friends

13. Stairway To Heaven  14. Tea For One

15. When The World Was Young 16.Kashmir

【 Encore 】 1. Since I've Been Loving You    2. Thank You  3. C’mon Everybody

♪マサカドさん使用ギター♪
6,13はEDS-1275 Wネック、    7,8,12 Ovation Wネック、 10.ブルーの64年製ストラト、   11ではマンドリン、   15 B Bender付ピンク(ワインカラー)68年製レスポ ール、  16ゴールドのレスポール(オートチューニングシステムPaformer搭載)、
Encore - 3 で レスポール・カスタム・ブラック・ビューティー 1959年製 ・・・他は58年製レスポール。

【 お衣装 】 
◆ マサカドさんは、90年代Jimmy風やや爆裂気味ヘアウイッグにもすっかり慣れ!?ここ最近で定着した ロベルト&マサカド流の Page & Plant スタイル。
↓紺のウエスタンシャツ( 赤のパイピング(縁取りライン) , 肩部分に花柄 ) & 黒パンツ。
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/uk72.jpg・・・Page & Plant より だいぶ若い頃のお写真で、ちょっと分かり辛い画像ですが、雰囲気的に。
◆ ロベルトさんは、1部と2部でお色直しアリ、どちらかというと、70年代ZEP時代の王子スタイルでした。定番(!) ライトブラウンくるくるヘアのウィッグ、ネックレス,バングル,リング等シルバーアクセサリー。
【 1st 】 黒系に赤い花柄のプリントシャツ ( 胸をはだけた着こなし ) & 白系のパンツ,ターコイズ風 飾り付 きベルトバックル,
↓色・柄などは違いますが、こんなZEP時代の雰囲気。
http://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1972-73_UK-Europe/images/1973-01-25_Aberdeen_06.jpg
【 2nd 】 袖が袖口に向って広がったトランペット・スリーブの、エスニック風白カットソー&黒パンツ
http://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1972_Australia/1972-02-20_Melbourne/images/Melbourne53.jpg ・・・このスタイルは初めてお見かけしましたが、ゆったりとした風合いの良さそうなトップスと、すっきり纏めた ボトムのバランスが良く、ごくシンプルながら、好感の持てるお衣装でした。
◆ 「 The Battle Of Evermore 」で登場の、女性ゲスト・ボーカル Suさんはアースカラーにキラキラ銀糸が織り込まれたエスニック風生地のサマードレス。両肩を出したベアトップに、首から大きなネックレスを合わせて、素敵に着こなしていらっしゃいました。  
◆ Kawamuraさん(ポール・トンプソンさん役)は、中東風の裾が膝くらいまで長いゆったりとしたシャツ。色はエンジ & 白パンツ。

 開演時間を5分ほど回り、いつもなら中近東風のSEが聞こえてくるところですが、ZEPの映画のごとく「 Bron-Yr-Aur 」が会場に流れる中、フロントのロベルト&マサカドさんと リズム隊の4人が登場。

◆ ロベルトさん ( 開演から2曲続けて演奏した後 )『 ロックンロールから 祭典の日って、Page & Plantじゃないですよね。(と、マサカドさんに顔を向けつつ)』『 ・・・やりたかったんです!!』 ←あまりにも素直な発言にウケる会場。

そんな訳で、前半はZEP 1973年アプローチで。 2曲目からはKawamuraさんもアーム付きのストラトを抱え、サイドギターとして参加「 Celebration Day 」では、スライドバーも使用されていました。
このZEP 1973年アプローチについては、ロベルト&マサカドとしてのPage & Plantトリビュートが形となってきた今 、今後の方向性を模索する上で、可能性を試してみた。 ・・・という感じかな? と、受け取りましたが、途中のギターソロなども、かなり長く演奏されており、“ 何をか 演らんとしている ” ということは、よ〜く伝わ りました。
終演後にマサカドさんにお話をお聞きしたところ、スタジオ盤やライヴ音源などから、Jimmy風ギターソロを構築しようと研究されたようでしたが、ご本人が理想とされていた内容には及ばず、納得の行かなかった ご様子。 改めてJimmyのニュアンスプレイの難しさや、最小人数でのバンド演奏の奥深さを思い知らされたとのことでした。

「 Misty Mountain Hop 」から 早弾き風ソロ直結で 「 Since〜 」 に行かずに、73年コーナーが終わったのも、個人的には、ちょっぴりカクッときました(ありゃ?っと思いました)が・・。

「 The Song Remains The Same 」 は、マサカドさんと Kawamuraさんの掛け合いギターソロも、過去のミスをバネに、音のキャッチボールが調子よく成されていました。

「 Gallows Pole 」 からは、パーカッション・ファラオズもステージに登場し、今や手馴れた Page & Plantナンバ
ー♪ 「 Four Sticks 」 で さらに盛り上げ、しっとり 「 The Rain Song 」 で、第1部を締めます。    

約10分の休憩を挟み、第2部はエスニック風味に味付けされた、バンド・アンサンブルも壮大な 「 In The Evening 」 から。

続く 「 The Battle Of Evermore 」では、女性ゲスト・ボーカルの Suさん登場。
この曲というと、Page & PlantのDVD 「Unledded」にも収められている、メジマ・アクタールさんのインド女性ヴォ ーカル独特の歌い回しを思い出しますが、Suさんのビブラートの掛かったボーカルも圧巻。インド風とは異なりますが、良く響く声で、ロベルトさんと名曲を歌い上げます。 会場からも大きな拍手!

「 Friends 」も、これまたPage & Plant定番。 パーカッションと共に、深いうねりを生み出していました。

ここで、Page & Plantご本家はライヴ演奏していないけれど、ロベルト&マサカドではセットリストに定着した「 Stairway〜 」 が披露され、観客皆さまにも拍手で迎えられます。やはり、かなり研究されているのが伺えるギターソロでした。

さらに 「 Tea For One 」 も披露!
ZEP時代にライヴ演奏は無く、Page & Plantとしても数回しか披露されていない レアなナンバーです。・・・ この曲のライヴ演奏が “ いかに難しいか。 ”  ここはチャレンジに拍手です。

お次は、前回好評のアルバム Walking into Clarksdale から、「 When The World Was Young 」雰囲気良く ロベルト&マサカドに馴染んでいました。 今後もバンドのライヴ定番曲にセット可能ですね。  

エジプト・オーケストラの演奏がサンプリングから再現されたイントロもご本家髣髴(ほうふつ)の「 Kashmir 」 が、ライヴ本編最後を飾ります。 他の曲についても言える事ですが、やはり バンド結成当初から演奏している曲は安定感が違う。

・・・さて、ここからアンコール。 前半で “ 後で演るかもしれません ” というコメントを残していた「 Since I've Been Loving You 」 は、ここで演奏。
( ごく個人的には、「 Misty Mountain Hop 」 の後に 「 Since 〜 」 として、73コーナーを締めるか、「 Misty〜 」 の後、「 Since 〜 」ではなく、意外性を狙って、雰囲気の似た 「 Tea For One 」 を不意打ちに 演奏する。 としても良かったかな?と。 )( 「 Since 〜 」と「 Tea For One 」、セットに入れるなら、どちらか1曲で良いような気も。 ・・・もしも、どうしても両方入れるとしたら、聴き比べ方式にしても面白いかも。 )

◆ 「 これまでありがとう 」 と、「 これから頑張ろう! 」
さて、ここでバンドとして重大な発表がありました。 
実は、今回をもってドラムを担当されていた ShinsukeさんとプロフェッショナルなパーカッショニストYoshikazuさん率いる、ロベルト&マサカドのパーカッション・チーム4人 組ファラオズの女性メンバーSiozawaさんの お二方がそれぞれの事情により、バンドを離れるとの事。
ステージのマサカドさんから、時折 声を震わせつつ、言葉を詰まらせつつ、観客皆さまに発表。
バンド結成から実に4年。 ( ファラオズ4人体制は途中からですが )一緒に活動してきたメンバーとのお別れは センチメンタルなムード。 お二方からのご挨拶、メンバーから花束贈 呈と続きます。
そんな中、幸いドラムの後任については、既に決定しており、今回 同じステージでご挨拶。( 過去にMR.JIMMYのピンチヒッター,桜井さんのPlays THE FIRM でもドラムを担当されたOtobeさんです。)
ファラオズについては、当面3人体制での演奏となるそう。 バンドの新体制が整うまで、来年3月を目標に、ライヴについては、しばらくインターバルを置くそうです。

マサカドさん 「 ベタではありますが・・・。」 なーんて、仰りつつバンド卒業のお二方に 「 Thank You 」 が、捧げられました。 素晴しい仲間と、温かな雰囲気と、感動的な名曲。・・・おっと!最後の最後に (もしや、これは進行を見失っていたのか?) 思い出したように もう1曲。

「 C’mon Everybody 」 演ります!! ・・・という、とって付けた様な曲紹介から、ブラック・ビューティー登場で、7月のライヴでも披露された、初期ZEP風の「 C’mon Everybody 」 が演奏され、ライヴはここまで、終了〜!! 全て終わったのは22時を過ぎていました。( 終演後には、バンド卒業のお二方を囲んで、ステージでの記念撮影が、観客皆さまも参加して行われました。)

★☆ トリビュートならではの “ありえないけどありえる” に期待。
とにもかくにも、盛りだくさん。 ちょっと盛りだくさん過ぎたかも?・・ですね。
例えば、好きなアーティストのお気に入りの曲を集めた、マイ・フェイバリット音源や、ベスト・アルバムでは、オリジナル・アルバム一枚一枚、 “ それぞれの持つ、物語というか、ドラマ。” 相対的な雰囲気は薄れてしまう 様に、良いトコ取りのつもりでも、あれこれ取り込みすぎると、どれも中途半端になってしまい、ライヴとして上手く構築 できないそういった部分はあるかもしれませんね。 (←と、勝手なことを書く。 きちんと考えていらっしゃるのに すみま せん。)
“ ロベルト&マサカドのPage & Plantトリビュート ” としては、前回7月が完成形かなと思いました。

途中、演奏が走り気味になったり、ポロッとした箇所があったりという部分もありました。
進行,構成を忘れたかな?という場面も、ちょっとありましたが、メンバーの やむを得ず急に決まった脱退もあり 、いろいろな事を試そうとしていた時期に重なったのは、バンドとして厳しい条件であったと思われます。
しかし、総体的には、お客さまも73年コーナーにも体を揺らしながら、耳を傾け、楽しまれている様子でしたし、ロベルトさんとマサカドさんのステージでのちょっとしたやり取りも面白く、雰囲気の良さはいつも通り(^_^)

もともとZEP愛の深い、マサカドさん,ロベルトさんはじめとしたバンドですから、ワンマン・ライヴで、2部構成といろいろな事が試せる中で、今後ZEPナンバーを演るとしたら、どう取り入れていく か、まだまだ、改良の余地はありそうですね〜。 
「 Stairway〜 」 の様に、お客さまに喜んで頂ける、トリビュートならではの “ありえないけど ありえる” に 期待。
個人的には、久しぶりにJimmyサテンシャツや、王子の矢印ノースリーブ姿の原点回帰Page & Plantライヴも観たいなと思います。( ←リクエスト )
3月まで、しばらくあります。 パワーアップしたロベルト&マサカドで、今後もお客さまとの良い空気を広げていって下さいね。今回をもって脱退される、メンバーお二方、これまで良い演奏を、どうもありがとうございました。 今後もご活躍を!!



☆マサカドです!さん   2009/10/04(Sun)

微笑みさん、ゆうさん、いつも温かく見守って頂きありがとうございます。

今回はさすがにナーバスになりました・・他にも様々な要素が重なったショウの中で本当に多くの事を学んだと思い ます。終演後かなり凹んでいましたが、、微笑みさんの叱咤激励からエネルギーを頂き、新たな目標に向けて本日よ り3月に向けての個人練習に入る事が出来ました。ありがとうございます!

3月に楽しいショウを楽しんで頂けますよう、メンバー一同頑張ってまいります。
第2期ロベルト&マサカドもどうぞよろしくお願い致します!



☆Jimmyの微笑みさん    2009/10/05(Mon)

>マサカド様,(バンドの皆さま)、 10/2のライヴ、お疲れ様でした。
人前で演奏すること,それにバンドを運営されていく事は、観る側には分からない様々なご苦労がおありの事と思い ます。( バンドマンの皆さま、楽しいひと時を提供して下さり、本当にありがとうございます。)

そんな中、先日も、雨の中、会場オープンを待つお客さまの姿をお見掛けしました。ライヴ演奏を楽しむ皆さまは、とても良い表情をしていらっしゃいましたよ(^_^)開演前、途中休憩、終演後など、音楽談義に花を咲かせる 楽しそうな皆さまも。
自分達の演奏を聴く為に 集まる人々がいて、ライヴのひと時を楽しんで下さる。 それはかけがえの無い喜びですよね。
毎回ライヴにお集まりの、ロベルト&マサカドの常連ファン皆さまは、バンドの魅力,良いところを沢山ご存知で、次回を楽しみに待っていらっしゃると思いますよ。( そうですよね? ロベルト&マサカド ファンの皆さま。)

 

 

2009年7月3日
☆Jimmyの微笑みさん   2009/07/04(Sat)投稿

渋谷KABUTOにて、ロベルト&マサカドのPage & Plant 95 MSG +αを観てきました。・・・そういえば、ロベルト&マサカドの初ライヴは2006年7月でしたね。(・・・しみじみ)

今回は95年10月27日 マジソンスクエアガーデン公演のセットを意識しつつ、ロベルト&マサカド的 “良い曲は取り入れちゃえ!” 方式に従って
ご本家Page & Plantがライヴ演奏していない曲や、アルバム「 Walking into Clarksdale 」 からの新曲( 前回とは別の曲 )も含む、たっぷり2時間半にも及ぶロベルト&マサカド 初のワンマン・ライヴでした。

【 1st 】 ・・・今回は 途中に10分間の休憩を挟んだ 2部構成
Eastern Intro〜 1.(Intro) Immigrant Song 〜 Wanton Song    2. Heartbreaker    

3. Night Flight    4. What Is And What Should Never Be

5. That's The Way   6. Since I've Been Loving You    7. The Song Remains The Same

8. Going To California      9. Babe I'm Gonna Leave You  


【 2nd 】
10. Whole Lotta Love   11.Ten Years Gone   12. Stairway To Heaven 

13 Gallows Pole   14. Four Sticks   15.When The World Was Young

16.In The Evening ( incl. Carouselambra)


【 Encore 】1. Dancing Days     2. Kashmir    3. C’mon Everybody

♪マサカドさん使用ギター♪・・・ ある意味、“ひとりギターショウ ”状態。 どんだけ 出て来るヴィンテージ機材!8はYAMAHA APX 、  7,12はEDS-1275 Wネック、    5,13,14 Ovation Wネック、16.ブルーの64年製ストラト、   10,Encore−1,2 ゴールドのレスポール(オートチューニングシステムPaformer搭載)、   10,15 B Bender付ピンク(ワインカラー)68年製レスポール、  11 B Bender付77年製ブラウンテレキャス※10. Whole Lotta Loveは、途中でゴールドのレスポールからB Bender付ピンクレスポールに持ち替え。
Encore−3 レスポール・カスタム・ブラック・ビューティー・・・クラクラしそうな59年製 本物ヴィンテージ!!( Page & Plant なのに〜? ・・とか、言わないのっ(笑) )
ビグスビーアーム付き(これはヴィンテージ ではない そうですが)←いやっ十分ですから ,
センター・カバード、フロント・オープン白黒、リア・オープンブラックボビンの3ピックアップは、入手した時から、 PU カバーを開けてビックリ! オリジナルPAFが まさにJimmyが使用していたのと同じに揃っていたそう!・・・他は58年製レスポール。

【 お衣装 】 ロベルト & マサカドのスタイル
マサカドさん → 紺のウエスタンシャツ( 肩部分などに白の花柄刺繍 ) & 黒パンツ。
↓画像はPage & Plant より だいぶ若い頃になりますが、雰囲気的にはこんな感じ。
http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/page2/72f.jpg
↓90年代Jimmyと言えば!の、やや爆裂気味パーマ・ウィッグ。
http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/p&p/94e.jpg・・・ちょうど画像くらいの雰囲気。すっかり馴染んでます!

ロベルトさん → もはや地毛(!) ライトブラウンくるくるヘアのウィッグ、ネックレス,バングル,リング等シルバーアクセサリー。黒系に花柄のプリントシャツ ( 胸をはだけた着こなし ) & 白系のパンツ,ターコイズ風 飾り付きベルトバックル,
↓色・柄などは違いますが、こんなZEP時代の雰囲気。
http://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1975_Earls_Court/images/1975-05-23_London_01_Heart.jpg

Kawamuraさん(ポール・トンプソンさん役)→中東風の裾が膝くらいまで長いゆったりとしたシャツ。色はエンジ。

ロベルト&マサカドも、いよいよ新局面に突入かな という感じ。 今や常連ファンの応援も後押しして、演奏しているバンドメンバーも、ノっている人達は違うな。 と、追い風を感るライヴ。 ショウとしても非常に楽しめた ひと時でありました。

初めてご覧になっても独特の民俗音楽との融合の再現は興味深いと思いますし、改めてPage & Plant音楽と向き合うのも良し、70 年代ZEPトリビュートも各バンドさん、色々なアプローチがあって観客を楽しませて下さっていますが、例えば、某音楽ソフトはじめとした通販サイトみたいに、 あわせて買いたい ・・・じゃなかった!“ あわせて聴きたい ” なんて、両方をオススメしたい感じです。
今回は、初ワンマンとのことでしたが、開演が近づくにつれ会場内が人で埋まっていきます。後方には立ち見も!19:00を5分ほどまわってスタート。 砂漠をラクダが歩くようなエキゾチックな中近東風イントロと共にメンバー登場。

Immigrant Song のイントロから 「 Wanton Song 」 という、インパクト×インパクト! 軽快に始まりました。

「 Heartbreaker 」   90年代王子のZEPナンバーは、より歌いこなしたイメージで。 攻撃的な歌が続くロベルトさん。イントロの焦らし加減といい、ソロのタメ具合といい、ご本家Jimmy さながらのマサカドさんです。
ドラムShinsukeさんも、Page & Plantでドラムを務めたマイケル・リーさんに負けないパワフルドラムで演奏を底上げ!   ドラミングの存在感もバッチリでした。
ベースKenji さんもそつなく,キレ良く、ベースを刻みます。 ライヴ通して、ブルージー・ナンバーも多かった今回ですが、音のキレ! ・・・そして、手元も見てしまう。 楽器を弾く手元って綺麗ですよね。
ギターソロには、バッハのリュート組曲ブーレと サイモン&ガーファンクルの「The 59th Street Bridge Song」 も散りばめ、ギターを立てた感じで弾いたり、翳したりという、90年代Jimmy風の 観客へのアピールも忘れません。

「 Night Flight 」  レア曲プラスの1曲として披露されたのはこの曲。 Kawamuraさんも曲によってキーボードを弾きますが、 AkiraさんのキーボードはサンプリングからPage & Plantのイメージを象徴する民俗音楽の効果や、ストリングスの音も奏でます。雲の間から茜射す 夕刻のオレンジの光みたいなキーボードの音が良い感じです。
ロベルトさんは、そのステージを拝見する度に、王子への敬愛の強さが感じられます。もちろん、ロベルトさんとお話すれば、どれ程 王子,ZEPが好きか、マニアックな知識も含めて分かりますが、
おそらく、お話したことがなくても、ステージで王子を演じるロベルトさんを観れば 一目瞭然。  王子になりきって歌う事を,その音楽を 心から楽しんでいらっしゃる。 その様子は パフォーマンスからライヴ会場の空気に広がって、観客の元にも ひしひし と伝わってきます。

「 What Is And What Should Never Be 」   温かいナンバーへ、ゆったりとした大人のアプローチです。途中、スライドやスイッチング奏法も披露のマサカドさん。

「 That's The Way 」   ZEPヴァージョンなら、アコギとマンドリンですが、Ovation Wネックの12弦で華やかなサウンドに、Kawamuraさんの奏でるバンジョーが、サスティーンのない独特のカラッと粒よりな音が響きあいます。ZEPのような最後のコーラスのハモリではなく、ロベルトさんが柔らかく歌いきります。

「 Since I've Been Loving You 」   曲自体が、観客皆さまにも人気のようで始まる前から期待の歓声。ロベルト&マサカドとしての演奏も定番の部類ですが、今回、そういった定番曲も完成度が高かったように思います。ブルージーなアプローチは、ZEP時代のスタジオ盤や初期ライヴと言うより、「 Tea For One 」みたいな雰囲気。スケールの大きな演奏に、曲が終わった後も、客席から拍手と歓声が上がりました (^o^)丿♪

◆ 前回の雪辱もバネに!
「 The Song Remains The Same 」・・・前回、マサカドさんとKawamuraさんのツインリードが迷走したこの曲。
( 余談として、前回書かなかったことを書いておきましょう。 実は、前回の終演後にロベルトさんに “迷走” について、「 あれは・・? 」・・・とお聞きしたら、「 観たまま書いて下さい。」と、一言。 いい訳無し、男らしいロベルトさんでした。)
さて、そんな前回の話も曲紹介で触れつつ、スタート。 今回は崩れませんよ〜! マサカドさんとKawamuraさん。名誉挽回、歯切れ良くツインリードで聴かせてくれます。 ( Kawamuraさんも毎回の事ながら、大活躍です! 曲ごとにサイドギターはもちろん、あらっ今度はキーボード席に,かと思えば、バンジョーもエレクトリックマンドリンも、あれもこれも弾きこなしていらっしゃいました。 )
リズム隊もガッチリ支えます。 ロベルトさんもスカッと歌いきりました♪

「 Going To California 」   Kawamuraさん、今度はエレクトリック・マンドリンを響かせます。マサカドさんがサムピックで奏でているアコギにも注目。 このレアなギターもかなり入手に苦労された様で、( そんなオハナシは、ロベルト&マサカドのwebサイトequepment コーナーをチェックしてみましょう! )若干、ホントーに 若干ですが、マンドリン>アコギ で、マンドリンがアコギの音に勝っていたような感もありましたが、 梅雨の日本で、カリフォルニアの空気を感じる演奏でありました♪

「 Babe I'm Gonna Leave You 」  第1部の最後を飾るに相応しく、Page & Plant でも見せ場としていたこの曲。レスポールのエレクトリックな音で迫ります。 Akiraさんのキーボードによるストリングスのサウンドも効果絶大。よりドラマティックにゴージャスに、曲の世界観を演出していました。
マサカドさんの哀愁漂うギターソロ♪ や、 ロベルトさんの無伴奏からの 「♪〜Oh Baby ,My Baby・・・」という独唱も。 そうそう! Page & Plant のBabe I'm Gonna Leave Youは、こんな感じだったよね。と髣髴させる仕上がりでした。

〜 10分間の休憩を挟んで、第2部へ
◆ Jimmy 基本の型は押さえた! Jimmyアクション・マスターへの道を突き進む?! マサカドさん。
「 Whole Lotta Love 」 “ イッツ ア ショウ ターイム! ” ・・・ ちょっとした イリュージョンのように 演奏自体は、バンド結成当初から、好感の持てる Jimmyなポイントを押さえたプレイを披露されていた マサカドさんでしたが、衣装が整い,ウィッグで 見た目にも Jimmy 化が進んでから、更にアクションにも磨きが!いつか観たいと思っていた、マサカドさんによる Jimmy イリュージョン(?)コーナーです。
終演後に、私が「 さすがJimmy 基本の型 は押さていらっしゃいますね〜。 」 ・・・なーんて 声をかけたところ、
「 いやいや、まだまだ・・・ 」 と、謙遜されていらっしゃいましたが、( いえいえ、謙虚でいらっしゃる )“ 客席から観られる自分 ” を、かなり意識して 研究された 成果が感じられました。← カッコよかったですよ〜。
ライヴ後半にファラオズが登場しますが、中近東のリズムにも軽くノリノリでプレイされていてJimmy度 アップでした。
混沌部分では、マサカドさん ご本家Jimmy 同様 両手を上げ、ゴールドのレスポールでPaformer のチューニング可変速度を変えて 「 ドヨォォ〜ン 」 とした音を出しながら、今度は、テルミン・パフォーマンスへ!  アンテナに手を翳し、今度はその手をロベルトさんに向けるアクション。
フロント2人がテルミンのやり取りをしている間、リズム隊はグルーヴ合戦。 ZEPでも好きなパートですが、ドラムとベースのR&Bテイストのスリリングなやり取りは、演奏しているご本人達もとても楽しそうに見えます♪
テルミンまでゴールド・レスポールから、ピンク・レスポールへギターチェンジの間、Kawamuraさんがギターソロ。コチラも味のあるプレイを聴かせてくれます♪ 負けじと、ギターを持ち替えたマサカドさんのソロへ、ブルーズな空気に満たされる場内。

「 Ten Years Gone 」  Page & Plantとしては、95年2月15日の大阪公演で、ただ一度演奏されただけですが、ZEPナンバーの 味わい深い曲も、しっとりと披露されました♪ストリング・ベンダーのプレイも 興味深いところ。 ZEPもPage & Plant も、両方楽しめて お得ですね〜。

「 Stairway To Heaven 」 ロベルトさんから 「こんな時代ですが、Song Of Hope 希望の歌を」 と紹介。かつて、ZEP時代のJimmyがバンドの調和を最も表す曲と語っていましたが、このバンドの今の状態がとても調和の取れたものである事を感じさせる、安定した演奏でした。
ロベルトさんの、 王子のアドリブ キメ台詞も マニアックな聞きどころだったり。もちろん、 “ファンファーレ” のような演奏の時のWネックギターを立てたキメポーズも忘れないマサカドさん。
後半からは、プロのパーカッショニストYoshikazuさん+女性2名,1名の4名からなる パーカッション・チーム “ ファラオズ ” も加わり、あっという間に中近東のリズム。 オリエンタル・ムードが広がります。
Yoshikazuさんは、手叩きのジャンベという太鼓を演奏されていましたが、いわゆる民族楽器風の見た目ではなく、側面がシルバーで 鼓面がクリアの今風なジャンベを使用されていました。
特出すべきは、演奏されるその手元。 すっと伸びた腕から指先まで 美しいこと! アラブの踊り子の手のように華麗に叩いていました。こういうのを生で観られるのは、素晴しいですね。

「 Gallows Pole 」 大きなOvation Wネックも大活躍! ( ちなみに、この日ギターテックさんも大活躍。お疲れ様です)バンジョーの音も軽快に、パーカッションも盛り上げて。 ロベルトさんも熱唱です。

「 Four Sticks 」   空高く舞い上がるように エスニックな雰囲気に満たされていきます。ファラオズのパーカッションと、ロベルト&マサカドと、サンプリングによる効果が合わさって迫力の演奏。


「 When The World Was Young 」 本日のスペシャル♪ 
ロベルトさん、マサカドさん それぞれにお話を伺った時、お二方とも、この日最も聴いて欲しい曲として挙げていたアルバム Walking into Clarksdale からの新曲。

★ ご本家の演奏を映像でチェック!→http://www.youtube.com/watch?v=9JVuT1gXKyg・・・ 今回ギターソロはありませんが、オリジナル・アルバムのスタイルを踏襲しています。
トレモロ(←で、いいのかな?(^_^;) )使いの揺れ感も絶妙で、この曲にはコレ!という、何も考えてないようで、しっかり考えを練った上での機材使い。その妖しい響きも、さすがJimmy !な曲。
そんな、 “ 音” も もちろんなのですが、開演前・終演後に お話しさせて頂いた際にも、マサカドさん 「 良い曲だよね〜 」・・・を連発。 (そうなんですよ♪ ←力説   私も “良い曲だよね〜” に一票!)

【 Jimmy Pageが生きている限り、素晴しい曲が生まれ続ける 】 d(^_^) ・・・リハ−サル中にマサカドさんが、何気なく放った名言とか。When The〜演奏後、ロベルトさんがMCで紹介されていましたが、それを聞いた場内から拍手が巻き起こりました。
( ならば、私は こんな風に言ってみましょうか★ )トリビューターはもちろん。そのアプローチは様々でも、【 Jimmy が生み出した曲を演奏する人がいる限り、素晴しい曲は生き続け,成長し続ける。 】( こんなにJimmy・ZEP の音楽を愛している方々がいるのですから、Jimmy (Page)、まだまだ活躍して下さいよ(*^_^*))・・と、誰かJimmy に伝えて下さい。 ぜひ!

「 In The Evening 」  レイクプラッシドブルーのストラト登場といえば! ですね。 アーム裁き&サウンドも注目です。 途中から 「 Carouselambra 」 の曲調がゆっくりになる所のギターフレーズが差し込まれるのもご本家同様です。 ( あぁ〜 ZEPの Carouselambra も聴きたくなってしまった! ) 大変スケールが大きな演奏でした。
〜 これにて本編終りょ・・  あっ!ステージに戻ってくるの 早やっ! すぐにアンコールに突入。

珍しいところで 「 Dancing Days 」 が始まると思いきや、ベースのセッティングがちょっとだけ必要になり、手持ち無沙汰の中、いきなりBron-Y-Aur Stomp のイントロを爪弾きだす マサカドさん。
( ・・・こういう時は、取り合えず手拍子なんか してみる 私。 会場にも手拍子が広がり、もうしばらくイントロだけサービス♪ )「 これが出来るってことは、チューニングが同じって事ですね 」 と、ロベルトさん。 ( その通り! というマサカドさんの表情)
準備も整い、バラエティーにとんだ選曲のこの日のライヴを楽しませて頂きました。

「 Kashmir 」  大団円を飾ったこの曲。観客皆さまの表情からも、満足度の高さが伺えます。 現在の ロベルト&マサカド ファミリーだから実現できた世界観。

「 C’mon Everybody 」  本日の裏メニュー。 出しときましょうよ! せっかく だもの。なぜか? ブラック・ビューティー登場。思わず 「 Bring It On Home 」 を 弾き始める マサカドさん。( ・・・こういう時は、またまた 手拍子なんか してみる 私。 マサカドさんも,ロベルトさんも、結構おちゃめで、ノリが良いって知ってるのです。 )ホントに 次はBring It〜 かと思うようなノリで、ロベルトさんも歌いだす 寸前まで 行きましたが、「 ハーモニカ無い! ハーモニカ無い! 」 ( ←今日は準備していない) と、ストップ。・・・でも、歌っちゃうとかダメ?(笑)
仕切り直して、ブラック・ビューティーと言えば、エディ・コクラン ナンバーを演りたいトコですよね〜。( ・・・違うところで お会いした、違う方のブラック・ビューティーも、かなりの美人でしたが(^_-)-☆ コチラも綺麗。)
( 気分は、初期ZEPロイヤル・アルバート・ホール のようで ) マサカドさんの 最初の構えがもうっ!非常にノリノリで、自然な動きが付いたギタープレイ! いい感じでしたね〜。個人的に、ZEP流ライヴ・プレイのオールディーズナンバーは、聴いていて楽しくなるので好きなのですヾ(^o^)ノヾ♪

◆ そんなこんなで、大きなトラブルも無く,雰囲気良く終わったライヴでした。
お客さまの年齢層も幅広く、もしかしたらPage & Plant をご存じない方もいらっしゃったかも知れませんが、若い女性も音楽にゆったりとノリながら聴き入っていらっしゃいましたし、おそらくZEPを良くご存知と思われる男性も、ステージからのひとつひとつの音に頷くように、頭を軽く揺らしながら楽しまれていたのが印象的でした。
演じ手 皆さまには、反省点もあるのではないかと思いますが、今後もご活躍下さい。



☆マサカドです!さん   2009/07/05(Sun)投稿

微笑みさん、ゆうさん、いつも応援頂きありがとうございます。
前回大ミスがありましたので、いつになく緊張しておりました(笑)
言うまでもなくゼップ作品の音楽性の高さ、深さはいくつになって聴いても素晴らしい。そして年月を経て生み出された新しい作品達も例外ではありません。ジミーのギタープレイを聴くと、ギターという楽器に限界はないんだ、可能性は無限大なんだ、と感じさせてくれます。また一方で、ペイジ&プラント前期はその楽器編成故に、ギターの存在感もバンドアンサンブルのひとつとして存在している事も、私には魅力に感じられます。あの時期、ああいったプロジェクトを例え二人であっても実現してくれた事にとても感謝しています。
これからも素晴らしいメンバー達とプレイ出来る事に感謝しつつ頑張りたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します!



☆ゆっきーさん    2009/07/12(Sun)投稿

去年4月のロベマサさんのライブに初めて参戦して以来、ZEPとペイジ&プラントにどっぷりはまってしまいました。

微笑みさんの素晴らしいライブレポ、いつも楽しく拝見させていただいています。
「そうそう!」「うんうん!」と頷きながら・・・(笑)。読んで勉強させていただく事もたくさんあります。

ロベマサさんはクオリティーの高さもさることながら、私は、メンバーの皆さんの人柄も魅力のひとつだと思っています。
あれだけの実力をお持ちなのに、皆さん本当に気さくで素敵な人達ばかり・・・。
それがステージでのチームワークの良さにも繋がって、客席にも温かい雰囲気が流れるのかな、と思います。
だから、ライブはもちろん、メンバーの皆さんのお顔を拝見できるのも、ロベルト&マサカドのライブの楽しみです。

これからも微力ながら応援させていただきたいと思います!



☆Jimmyの微笑みさん   2009/07/12(Sun)投稿

>ゆっきー様、  初めまして、同じ空気を楽しまれた方の “お声” が聞けて嬉しいです♪
レポートお読み頂き,コメントをありがとうございました。 バンドの皆さまのお人柄、ライヴでも伝わってきますよね。
ロベルト&マサカド・ライヴ、温かいファン皆さまからの応援も 後押しとなっているな〜 と感じます。

>マサカドさん、  コメントありがとうございました。 また、いつも歓迎して下さり、ありがとうございます♪
開演前,終演後のお忙しい合間にも、毎回、ファン皆さまに とても丁寧に接して下さっていますね。

 
 

2009年4月3日
☆Jimmyの微笑みさん   2009/04/04(Sat)投稿

ロベルト&マサカドのPage & Plant 98年風味 渋谷KABUTO観てきました。

ロベルト&マサカド:オフィシャルサイト→http://www.swansong.co.jp/page_plant_roberto_masakado/ による
事前のインフォメーションでは、今回は98年セットを意識しつつ、Page & Plantの2ndアルバム「 Walking into Clarksdale 」 から新曲も披露との事。   さぁ 一体どんなショウとなりますか〜〜
そうそう! いつの間にか更新されていた オフィシャルサイトには過去ライヴのお写真もUPされています。

1. Wanton Song    2. Bring it on Home    3. Heartbreaker    4. Ramble On

5. Going To California    6. Tangerine    7. Gallows Pole    8. Four Sticks

9. Stairway To Heaven    10. The Song Remains The Same   

11. Since I've Been Loving You    12. In The Evening ( incl. Carouselambra)

13.Shining In The Light     14. Most High    15. Kashmir

【 Encore 】1. Thank You    2. Rock and Roll    3. The Song Remains The Same(←リベンジ!)

 
♪マサカドさん使用ギター♪

5はYAMAHA APX 、  6,9,10,Encore-3はEDS-1275 Wネック、    7,8 Ovation Wネック、
 
12 ブルーの64年製ストラト、   14,15ゴールドのレスポール(オートチューニングシステムPaformer搭載)、   

・・・他は58年製レスポール。


【 お衣装 】
98年ヴァージョンのPage & Plantスタイルで行くと、
ショートのパーマ・ヘアで、黒T & 黒パンツJimmyと、 落ち着いた色合いのシャツ & 皮パンの王子ですが、

ここはロベルト & マサカドのスタイルで。 お二方とも かなりハマっていました。

マサカドさん → 紺のウエスタンシャツ( 赤のパイピング(縁取りライン) , 肩部分に花柄 ) & 黒パンツ。

↓画像はPage & Plant より だいぶ若い頃になりますが、雰囲気的にはこんな感じ。
http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/page2/72f.jpg

↓90年代Jimmyと言えば!の、やや爆裂気味パーマ・ウィッグ。
http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/p&p/94e.jpg・・・ちょうど画像くらいの雰囲気ですね。なかなかどうして ヘンでは無いです。

ロベルトさん → もはや馴染みすぎな(!) ライトブラウンくるくるヘアのウィッグ、ダークカラーに赤い花柄プリントシャツ ( 胸をはだけた着こなし ) & 白系のパンツ,ターコイズ風 飾り付きベルトバックル,ネックレス、太めバングル,リングなどシルバーアクセサリー。
↓色・柄などは違いますが、こんなZEP時代の雰囲気。
http://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1972-73_UK-Europe/images/1973-01-25_Aberdeen_03.jpg

Kawamuraさん(ポール・トンプソンさん役)と、ファラオズ(パーカッション)の皆さんも、エスニックテイストのスタイル。

さて、客席には、ライヴ常連らしき様子の方々も見受けられ、会場も立ち見が出るほどの入り具合で いよいよ開演。
「 Wanton Song 」 からスタート!  「 Bring it on Home 」と続き、 出だしZEP曲シリーズは、どこかこなれた雰囲気も感じられます。「 Heartbreaker 」でのマサカドさん、ギターソロでは観客にバッチリとアピール!90年代らしくZEP時代のような客席にギターを翳して煽るアクションはありませんが、派手に弾いてくれます♪

ここは一発、合いの手みたいな歓声が欲しいところ。思わず一声かけてみると、客席のあちこちから次々と声が上がります。サイモン&ガーファンクルの「The 59th Street Bridge Song」のフレーズも散りばめて。

↓曲終わりに、ロベルトさんに 「 どう? 」 ・・・って、訊ねるかのような表情が、これまたJimmyっぽく見えたり (^^)
http://digilander.libero.it/zeppelin_elly/rj31.JPG ・・・こんな表情


4曲目、Ramble Onに入る前に、機材の調子が悪いのか少々手間取ります。 ここでロベルトさんお得意の日本語で話す王子風ご挨拶 「コンバンハ トーキョー!」 「ドウモ アリガートー」 更に素の喋りに戻して 丁寧な楽曲解説(?)
“1968年に結成した・・・”(←ZEPの説明から入るし。) で、繋ぎます。

気を取り直しの、「 Ramble On 」 ライヴ通してですが、ベースKenjiさんもタイトな演奏でバンドを支え、若いドラム&ベースお二方もバンドに良く馴染んで、大所帯バンドの雰囲気の良さが感じられます。ライヴ独特の(O2の時みたいな)エンディング・フレーズで綺麗に締めました。

「 Going To California 」から アコースティック・ムードで、この曲はバンジョー担当Kawamuraさん。・・・と、言いつつも 「 Tangerine 」では75年ZEPのような お馴染みEDS-1275 Wネック登場。
〜Californiaに続き、Kawamuraさんのマンドリンが色を添えます♪

「 Gallows Pole 」, 「 Four Sticks 」 には、ファラオズ(プロフェッショナルなパーカッショニストYoshikazuさん率いる)4人も。全員体制で パーカッションに加わり、エスニックな雰囲気を盛り上げます。こういったオリエンタルなリズムが入ると、観客皆さまもノリやすくなるようで、体を揺らしながら楽しまれる姿も。

後で詳しく書きますが、ある意味Page & Plantツアー架空の1日。ここで 「 Stairway To Heaven 」が始まります。 バンドによって色々なアプローチで楽しめるのもトリビュートならでは。

マサカドさんWネックをそのままに、「 The Song Remains The Same 」ですが・・・
ポール・トンプソンさん役のKawamuraさんとのツイン・リードも聴かせどころの筈が、どちらかの勘違い、
更には 意思の疎通が図れなかったか、マサカドさんとKawamuraさん、気が付けば 明らかに別々のパートを演奏しています。 立て直そうとするも、巡り巡ってあっちこっちに演奏が散乱してしまい・・。
これではロベルトさんも歌に入る事が出来ません。 半ば強引に途中から歌い始め、ほとんど歌わないうちに終了という、何とも妙な終わり方となりましたが、バンドメンバーの皆さまは殺伐とした雰囲気ではなく、むしろ、あまりにメロメロで笑えてくるという感じ。 ぜひアンコールでもう一度やり直したいとの言葉を残して終了。・・・こういう場合、バンドやお客さまによっても色々な対応が考えられると思うのですが、

例えば、納得ならないとJimmyが中断させ、仕切り直して頭から。とか、 短めに曲を切り上げて終わらせる。とか、今回のロベルト&マサカドの場合は、何となく一曲通してしまったという。 勿論、NGという事になるのかもしれませんが、決して悪い意味ではなく、それもこのバンドのカラーなのか、お客さまとの雰囲気の作用によって、特に客席から苦言も出ず、むしろ、皆さまアンコールでのリベンジを期待されているようにさえ感じられました。
“ どうするのが正解というのは無い ” と、私は考えます。
「 中断して仕切り直す。」 それもまた、潔さ,妥協を許さない強さ に惹かれるところではありますが、その切り抜け方については、 そのバンドや置かれた状況によっても、また違って来るのではないでしょうか?

◆ 私は思うのですが、思わぬ状況に陥った時こそ、逆に そのバンドのカラーや 「強み」,「良い部分」なども 垣間見れるような気がします。

「次は真面目な曲なのにウケちゃって歌えない (^_^;)・・・」 なんて、ロベルトさん仰りつつ、気持ちを切り替えて臨みたい 「 Since I've Been Loving You 」 ブルーズ色の強いアプローチで面目躍如と頑張ります。
続いて、ファラオズ ステージに戻り、何やら民族音楽チックな演奏が始まります。 王子ばりの雄叫びを入れるロベルトさん。ZEPJimmyのようなブルーのストラト登場で、 「 In The Evening 」 オリエンタルにアレンジされた豪華版です。間奏部分に「 Carouselambra 」で曲のピッチがゆっくりになる部分を含んだ、95年Page & Plant風。

そして、いよいよライヴ初お披露目の 「 Shining In The Light 」 オリエンタルで、ライトな感覚のこの曲。初めて耳にされる方が、ZEP曲以外に こんな曲も演奏していたんだと、再発見して下さったら素敵だなと思います。何しろ、他にトリビュートしているバンドは まず聞かない! これは素晴しいです。

お次は 前回も演奏されたそうですが 「 Most High 」 ♪   独特のイントロがノリノリな感じで好きなのですが、こういうファラオズ参加のオリエンタルなノリの曲を集めて、幅広い年代のお客様が疲れないショート・セットで、ご本家みたいに踊れる立ち見ライヴも楽しいかもしれませんね。 野外とかで (←と、勝手なことを言う。)

本編最後は 「 Kashmir 」で、 この曲もエジプト・ミュージシャンの参加していない98年ツアーでは演奏されていませんが、ロベルト & マサカド の “拘らない拘り” に従って、締めくくりに華を添えます。
お客さまも、皆さまユルく楽しまれてる様子。 その表情はとてもリラックスしています。 アンコールも掛かって!!

アンコール1曲目は 「 Thank You 」  ・・・ちなみに、この日 私が特に良かったなと思ったのはこの曲でした♪
2曲目、ドラムShinsukeさんの元気の良いイントロから 「 Rock and Roll 」 マサカドさんもノリノリで行きますよ〜!  今や ジャ〜ンプ☆ のJimmyアクションも、堂に入ったものです。ドラムを指差すポーズをキメつつ、カッコよく (^o^)丿 (・・・しかし、ご本人更にカッコよくと追求続行中だそう!)
一方、ロベルトさんも、敬愛する王子追求は止まらないとばかりに、ライヴ通してですが、歌いこなしもPage & Plant時期の王子を意識されていたようでした。 ZEP時代とはまた違うアプローチ。
アクションも、ファラオズ参加の時には、揃えた両手をやや横に、王子っぽく叩いてみたり、マイク・シールドを胸の前に広げ、そのままプルプルと震わす王子アクションなど、随所に取り入れていました。
↓こんな感じで 胸プルプル
http://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1973_US_Tour/images/1973_31_Black_Dog.jpg
アンコールも終わりと思いきや、ここで “ 客席から ” 「 とわのうた!! (永遠の詩) 」 と叫ぶ声が!バンド・メンバーからではなく、お客さまの方から、先程のリベンジを促す声が上がったのでした。
ロベルトさんも 「さっきのは僕のせいじゃないです (^^) 」 なーんて言ってみたり、マサカドさんも 「今日はダメそうな気がするな〜(^_^;) 出来るかな〜。。」 なんて、冗談めかしますが、
お客さまは、寛大に受け入れて下さっているよう。 本当にテキトーなことを演っていたとしたら怒られるところですが、常連のお客さまなど特に、普段の生真面目さを知っていて、「 マイペースでいいよ。 」 という温かさがありました。

仕切りなおした 「 The Song Remains The Same 」 は、今度こそ! ビシッと。マサカドさんとKawamuraさんの息のあった演奏。 この日は、マンドリン,バンジョー,キーボードに至るまで大活躍で演奏のKawamuraさんでしたが、ギターソロもカッコよく響き渡って、バンドがリベンジを果たしたところで、ライヴ終了〜〜!!

10:15 分終演。約2時間に渡るライヴ。 トラブルもあり、演奏されている皆さまの方が反省点や気にされる事は多いかと思いますが、会場を出た後、ロベルト & マサカドのライヴを何度か観戦されている方々と お話させて頂きましたら、
・ 意外に(!) マサカドさんのJimmy爆裂気味パーマ・ウイッグが、しっくり来ている。変身効果もあってか、アグレッシブになった!
・ ロベルトさんと並んだ姿が様になっていた。 聴きやすかった。・・・そんな声も聞えました。 
ロベルトさん,マサカドさんの、もともとの生真面目さに、良い意味での “ ラフさ ” が加わって、“ ショウとしての面白み が増した。 ”  そんな風に言えるでしょうか。

◆ 「 お客さまに楽しんで頂きたい!! 」
実は、開演にロベルトさん、終演後にマサカドさんと、それぞれ少しお話をさせて頂く事が出来たのですが、お二方それぞれの口から出た同じフレーズ。 それが「お客さまに楽しんで頂きたい。」 という言葉でした。
98年セットを基本としながらも、Page & Plantツアーとしては、ありえない 「 Stairway To Heaven 」 の演奏。ロベルトさんによれば、史実通りではないけれど、やはりお客さまが聴きたいという曲を演奏したいとの事で、94年来日時にニュースステーションで披露したこともあるし ・・・ と、セットに加える事にしたそう。
マサカドさんには、お忙しい間を縫ってのバンド練習についてお訊きしましたが、どんなに忙しくても、月に2回は時間を作ってバンドの練習に当てると決めているそうで、ここでも やはり「お客さまに楽しんで頂きたい。」という言葉をお聞きしました。
また、今後 「 Walking into Clarksdale 」 から、新たに演奏曲が増える可能性についてですが、ロベルトさんのお話では、今回演奏の 「 Shining In The Light 」もですが、After ZEP 王子の歌は非常に難しい。と、けれども挑戦したい気持ちは大いにある様子。
マサカドさんも、「 アルバム: Walking into〜 」にもカッコイイ曲が沢山あるので、行く行くは演奏できるようにしたいとの事。お二方とも、アルバム何曲目が特に! という、演奏したい曲も既にあるそう。 ぜひ増やして行きたいとの事でした。
さらに、もう1つ。 長時間ライヴにお客さまのお帰りを考慮し、今回から開演時間を早くしたとの事。 お心遣いですね。
今後も温かいお客さま,温かい雰囲気に甘んじる事無く、楽しいAfter ZEPトリビュートを追求して頂きたいです!!



☆マサカドさん   2009/04/04(Sat)投稿

微笑みさん、今回もご来場頂きありがとうございました!
何と言っても今回のハイライトは「迷走!永遠の詩」でした(苦笑)全くの偶然なのですが帰りの車中でメンバー皆と「もしかしたらあのアクシデントでお客さんとの距離がこれまでよりも近くなったのかも!」と話していたんです。客席に居られた微笑みさんが、客観的に近い感覚を感じて頂けた事、とても嬉しく思いました。
また、話は前後しますが、演奏中のトラブルについても学ぶ事が多かった日でした。
これからも応援して頂いている皆さんに楽しんで頂けるよう、そして私達も楽しんで演奏していけるよう頑張ります!! 今後とも、どうぞよろしくお願い致します。


ペイジ&プラントのオリジナルアルバムにはまだまだ素晴らしいナンバーがあると感じています。アーティストは常に進化、変化を続けていきます。その過程におけるナンバーに対してもリスペクトの気持ちをもって今後も活動していけたら、と思っています。また遅ればせながら10周年、おめでとうございます。

それにしても、、永遠の詩には参りました。。
貴重なテイクが残りました、、(笑)

 

2008年7月12日
☆Jimmyの微笑みさん   2008/07/14(Mon) 投稿

90年代Jimmy渋谷に現る!!?

久しぶりにロベルト&マサカドさんのPage&Plantトリビュートに出かけてきました。
観る度にレベルアップしているステージ。今回はマサカドさんのJimmyっぷりにビックリ! 見た目的には完成形かも?演目は96年2月5日武道館公演初日との事。

♪セットリスト♪

Eastern Intro〜 1.(Intro) Immigrant Song 〜 The Wanton Song   2. Bring It On Home   3. Heartbreaker  

4. Ramble On   5. No Quarter   6. Hurdy Gurdy風キーボードソロ  7. Gallows Pole

8. Since I've Been Loving You  9. The Song Remains The Same  番外. The Rain Song(ちょっとだけ)

10. Going To California  11. Babe I'm Gonna Leave You〜(Stairway To Heaven)  12. Whole Lotta Love

13.Yallah  14. Four Sticks  15. Kashmir  

【Encore】 1. Black Dog   2. Rock And Roll

♪マサカドさん使用ギター♪

5, Washburn 12弦    7,14  Ovation Wネック  9,番外はWネック EDS-1275 10はYAMAHA APX 12,15はゴールドのレスポール(オートチューニングシステム搭載)   

他は58年製レスポール※黒レザー編み編みストラップ!  エコープレックス,テルミン,アンプは FenderのTonemaster


【お衣装】
マサカドさん→グリーンのシルクサテンシャツ,ゆったりした黒パンツ,ご本家に倣って編み編みベルト。
http://www.palemoon.com/PagePlant95/img/r14.gif

テルミンプレイも→http://www.echoesofoldapplause.com/art/pagearch.jpg・・・この画像が使えて嬉しいです♪

↓今回から採用のウィッグが、90年代Jimmyのヴォリューム大奮発パーマの雰囲気そのまんまでビックリ〜!!
http://www.palemoon.com/PagePlant95/img/r01.gif ,http://www.palemoon.com/PagePlant95/img/r04.gif

ロベルトさん→http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/p&p/95e.jpg言われなければ自毛と見まごうばかりの!ライトブラウンくるくるヘアのウィッグ
画像のようなフロント部分に矢印のような切り替えし付き、ノースリーブ。色はもう少し薄めで薄紅とオレンジの間くらいの感じ。白系のパンツ,飾り付きベルトバックル,ネックレス、バングルなどシルバーアクセサリー。

Kawamuraさん(ポール・トンプソンさん役)→中東風の裾が膝くらいまで長いゆったりとしたシャツ

ファラオズ(パーカッション)もエスニックテイストのスタイルで

ロベルト&マサカドさんによるPage&Plantを観るのは昨年10月のショートステージ以来なので暫くぶりです。しかし、2006年の結成から毎年7月にはライヴ観戦の機会があったので、確実にレベルアップされてな。と、つい2年程の間のことですが、何とも懐かしく思い返していました。

結成時はTシャツにジーンズ姿だったマサカドさん。(スリムで若々しいこのスタイルも好評だったのですが(^^))90年代のご本家Jimmyのイメージに近づけるべく、回を重ねるごとにお衣装も充実。
しなやかなシルクサテンシャツとゆったりした黒パンツ、それに今回のヴォリューム大奮発パーマヘア・ウイッグ!優しい顔立ちをされている事もあって、なかなかハマっており、かなり90年代Jimmyな雰囲気に変身〜!

一方、王子愛の強いロベルトさんも当初は70年代王子スタイルに拘っていたようですが、90年代衣装も揃い。くっきりハッキリしたお顔立ちに、以前から馴染みすぎな(!)くるくるヘアウィッグも黒だったのが今やライトブラウン。

ステージにお二人方並んで、楽しそうに時折顔を見合わせて演奏する姿はご本家を髣髴させるものがあります。エフェクトの効いた「No Quarter」は、同時にオリエンタルなイメージ映像も観えてきそうでした。

また、誰も気が付かないようなマニアックな演出も。
この日のライヴは対バンで先に全員女性のノーメイクKISSトリバンSSIK(シック)さんがMCで教えて下さったのですが、なぜか天井に貼られた“東” “西” “南” “北” の貼り紙と小ぶりの日本国旗は演目が“日本武道館”ということで、
日章旗と方角表示をイメージしたロベルト&マサカドさんの演出だったとか!
SSIK(シック)さんも武道館気分で演奏できたそうで、コチラのライヴも大いに盛り上がっていました。

ロベルトさんがドリンクとして用意しているのはエビアン。これも王子を意識した演出(←本人談)との事。細かい!

見た目からのアプローチももちろん重要ですが、演奏の方も真剣に追求を続けられていらっしゃるのが聴いていて伝わって来ました。前半の元気のいいナンバーに観客も盛り上がり、ギターの音もより味わい深い「Since〜」(^^♪アコースティックな「Gallows Pole」,「〜California」、「〜Gonna Leave You」の終わりにギターだけ「Stairway〜」のフレーズを奏でるのもご本家そのまま。オリエンタルテイストにアレンジされた曲も多く、幅広いバリエーションで聴かせてくれます。

一緒に演奏されているドラムShinsukeさんもPage&Plantで叩いていたマイケル・リーさんの如く、演奏されている表情がとっても楽しそう(^^) ベースKenjiさんとのコンビネーションもなかなか♪

ポール・トンプソンさん役2ndギターKawamuraさんの活躍もPage&Plantの世界を表現するのに欠かせない存在!ツインギターでの「The Song Remains 〜」で、70年代ZEPとの違いを楽しむのも興味深いです。

・・・そうそう!今回「The Song Remains 〜」に続いてマサカドさん、いきなり「The Rain Song」を弾き始め、他メンバーも付いて行くべきかな?という表情をされているうちにエンディング!?いたずらな笑顔を見せていましたが、
なんと、Wネックを持ったらつい弾きたくなって始めたものの、キーも合わせていないので終わりにしたのだとか(^_^;)

そうでした!マサカドさんのWネックEDS-1275 は限定発売のJimmy シグネイチャー。他にも特注のOvation Wネックなどなど凄い機材が惜しげもなく登場します。興味のある方はバンドのオフィシャルサイトにお写真付きで載っています。

キーボードAkiraさんの、ご本家のハーディーガーディーソロをキーボードで再現も素晴しかったです。見た目こそ違えど、聴こえてくるのはまさにハーディーガーディーソロ♪
他の曲でもサンプリングからの音でバンドの演奏により深い効果を与えていました。これまた貢献度大です。
曲によってはAkiraさんの他にKawamuraさんもキーボードを演奏。活躍されていました。

Yoshikazuさんと女性お二方で今回も圧巻のバーカッションチーム、ファラオズ。
オリエンタルアレンジのZEP曲やPage&Plantオリジナル曲の「Yallah」も生で体感できて聴き応えがあります。
客席から「スゲー!スゲー!」と、思わず漏らすお客様の声も。ロベルト&マサカド初観戦、またはPage&Plantは良く知らないというお客様もいらっしゃったと思いますが、そんな皆さまにも楽しめるライヴとなったのではないでしょうか?

「Whole Lotta〜」では、テルミンプレイも披露!テルミン入り前には、ご本家同様オートチューニングシステムPaformer搭載のギターだからこそ出来る、チューニングの可変速度を変えて、両手を上げたアクションと共に混沌とした音世界を表現!!マサカドさんかっこいいアクションでも魅せてくれます!!

バンド結成当初はアクションも照れくさそうだった、シャイなマサカドさんでしたが、“魅せるプレイ” も心掛けて下さっていたそうでますますJimmy度アップでした。

ご本家Jimmyの映像を観ていると、ZEPでのテルミンコーナーでリズム隊グルーヴにノリノリだったり、Page&Plantでもオリエンタルパーカッションに軽く弾みながらノってプレイしていたりと、リズム隊の音を本当に良く聴いている方だな〜と一緒にノリノリなのですが、素晴しいパーカッション・ファラオズを従えてのマサカドさん。アクションつけなきゃ!と構えず、いつものように楽しみながら演奏されると自然でいい感じだと思います(^^)(←と、勝手な事を書く)

ロベルトさんもいつもながら王子にいっぱいの愛を!な熱唱でした(^^) 攻撃的にとがった声が強調されないようにされると、喉にも優しく、聴きやすいかも?です。(←と、よくわかってないのに書いてすみません)

Led Zeppelinが注目される今、Page&Plantを大事にライヴ演奏を披露して下さっていて嬉しいです(^^)リアルタイムでPage&Plantを体感された方や、映像を何度もチェックされている方はもちろん、予備知識のない方にもロックのライヴというカテゴリーに収まらない壮大な世界観を楽しめる演奏。これからもご活躍頂きたいです!

☆マサカドです!さん   2008/07/15(Tue)投稿

微笑みさん、この度のご来場、ありがとうございました!微笑みさんには、このバンドの記念すべき初ステージより見守って頂き、常に温かくも適切なアドバイスを頂いてきました。今回もメンバー一同、とっても嬉しく思っています。これからも頑張って参ります!! 

 

2007年10月20日
☆Jimmyの微笑みさん  2007/10/20(Sat)投稿

Page・Plantトリビュート・バンドの ロベルト&マサカド が、トリバン・イベント「狩り掘る庭JAM」に出演するとの事で渋谷GUILTYに出かけて参りました〜。

【セットリスト】
Eastern Intro 〜
1.Most High 2. The Rain Song 3. Gallows Pole 4. Four Sticks 5. The Battle Of Evermore 6. Kashmir

♪マサカドさん使用ギター♪
1,6 ゴールドのレスポール(オートチューニングシステムPerformer搭載)※黒レザー編み編みストラップ!  2はMartin D-28  3,4 Ovation Wネック   5は Harmonyのマンドリン、アンプは FenderのTonemaster , 足元にはPage・PlantのJimmyを思わせるエフェクトボード

♪Kawamuraさん使用楽器♪  1,4 キーボード演奏  3でバンジョー  5はMartin D-28  6はES-345

【お衣装】
マサカドさん→
http://www.echoesofoldapplause.com/art/pagearch.jpgすっかり定着した(^_-)-☆ グリーンのシルクサテンシャツ,ゆったりした黒パンツ,ご本家に倣って編み編みベルト。

ロベルトさん→http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/p&p/95e.jpg画像のようなフロント部分に矢印のような切り替えし付き、ノースリーブ。色はもう少し薄めで薄紅とオレンジの間くらいの感じ。白系のパンツ,飾り付きベルトバックル,ネックレス、バングルなどシルバーアクセサリー。

Kawamuraさん(ポール・トンプソンさん役)→中東風の裾が膝くらいまで長いゆったりとしたシャツ

ファラオズ(パーカッション)・Yoshikazuさん→薄く絞り染め柄の入ったTシャツ  ファラオズ・おみつさん→エスニック柄ワンピース

うめやさん(サポート・女性ボーカル)→白系に鮮やかな色の細かな柄が入ったエスニック風チュニック,エスニックなネックレス,黄色とオレンジ色のツートンカラーの布を頭から被りさらに民族衣装な雰囲気。

今回は4バンド出演の中の3番目に登場。持ち時間約1時間のステージでした。
「狩り掘る庭JAM」は恒例のイベントのようで、立ち見も出るなかなかの盛況ぶり、ロベルト&マサカドより前に出演のバンドから引き続き観戦の観客や、ロベルト&マサカドを気に入ってリピーターとなった方など、皆さま開演を待ちます。

事前に新曲も披露!との情報があったのですが、1曲目はなんと!「Most High 」 キーボードをKawamuraさんが担当(キーボードはAkiraさんですが、曲によりKawamuraさんがキーボードを担当することもあるようです)
サンプリングにより、“あの”独特のオリエンタルとケルトが融合したようなサウンドが再現され、ファラオズのパーカッションも加わって更に雰囲気を高めます。民族音楽のような曲のうねりにノッて歌うロベルトさん。
マサカドさんもPerformer搭載のレスポールで切り込むようにPage&Plant・Jimmyのギターサウンドを披露♪

Page&Plantも「Most High 」も知らないという方も少なくないはずですが、観客皆さま演奏からの独特の雰囲気に“ !!” という感じ。
ロベルト&マサカドによるPage&Plantのエスニックな世界観に誘うためもインパクトがあって良かったのではないでしょうか。

1曲終わったところで、ロベルトさんが「グッド・イ〜ブニ〜ング!トーキョー!!」と、“王子な”挨拶から、「日本語も話します」とMC。イベントの時間も押しており、後に登場のバンドも控えているため、さっと進めます。
2曲目は「Rain Song」 しっとりと聴かせる演奏の中にも、ロベルトさん,マサカドさんの生真面目さが感じられます。
メロトロンではないキーボードもZEPとはまた違った味わい。

マサカドさんのOvation Wネック登場!再びパーカッションも加わり、バンジョーも軽やかな「Gallows Pole 」続いて「Four Sticks 」曲に引き込まれます♪ 客席で曲に合わせて体を揺らす方々の姿も。
少しづつ前のめり気味になっていく様子からも、観客皆さま、演奏を楽しまれているのがわかります(^^)

マサカドさんがマンドリンを奏で「Battle Of 〜 」うめやさんのお衣装もグレードアップ。軽く手で振りを付ける余裕も。
ロベルトさんの掛け合いボーカルもすっかり息の合った様子。

シメはやはりこの曲「Kashmir」 ZEPバージョンも壮大な曲ですが、Page&Plantならではの大きな“うねり”や “波”をバンドが作り出し、好評のうちに終了〜!となりました。

Jimmyファンとしては、マサカドさんのピッキングの右腕の肘をグッと横に引いたり、ギターを肩から下げたまま、左手で斜め上に突き上げ、右手は高く上に上げるポーズなどのアクション。
曲にノッて軽く右に左に、前後ろにと少しステップを踏むような動きから、アレはきっと“あのアクション”!?と、ひとり楽しんでおりました。よく研究されていらっしゃるようです。

ロベルトさんも、王子アクションはもちろん。頭上で手を叩いたり、お得意の「ドウモアリガートー」で盛り上げていました。

現在のバンドスタイルも確立され、マサカドさんのJimmyお衣装もよく馴染んでいらっしゃるように拝見します(^^)
今回はロベルトさんもPage&Plant王子のお衣装で合わせ、見た目にも、そして演奏自体も、こうして作り上げられていく過程は演奏されている皆さまも楽しい時期なのではないでしょうか?

このバンドの穏やかで良い雰囲気をぜひ大切に。また、ステージの人数が多い分、それに安心してしまわないように演奏する方には幾つかの反省点もあるのでしょうが、クォリティの高い演奏と何よりも楽しさを追求していって欲しいな。と思います。 

☆マサカドです!さん   2007/10/21(Sun)投稿

微笑みさん、本日もご来場頂き、本当にありがとうございました。
バンドは、観に来て頂く皆さんに育てられる事が多いのだと、微笑みさんからコメントを頂く度に思います。再結成にまつわる様々なお話がある昨今ですが、たとえ過去数年間であったとしても、私たちZepファンを元気にしてくれた「世紀のユニット」の事を忘れず、これからも頑張っていきます! 今後ともよろしくお願い致します。

 

 

2007年7月1日
☆Jimmyの微笑みさん   2007/07/03(Tue)投稿

【アフター・ツェッペリン祭典の日@ロベルト&マサカド】

まずは、セットリストから


Eastern Intro〜 1.(Intro) Immigrant Song 〜 The Wanton Song   2.No Quarter  3.That’s The Way

4.Friends   5.The Battle Of Evermore   6.Wonderful One   7.The Rain Song

8.Gallows Pole   9.Four Sticks   10.Since I've Been Loving You   11.Kashmir

♪マサカドさん使用ギター♪
1,10 レスポール※黒レザー編み編みストラップ!  2 Washburn 12弦    4 Ovation1984

3,6,8,9 Ovation Wネック     5 Harmonyのマンドリン  7 Martin D-28 

11 ゴールドのレスポール(オートチューニングシステム搭載)   アンプは FenderのTonemaster

♪Kawamuraさん使用ギター♪  3,8 バンジョー    9,11 ES-345

つづいて、お衣装
マサカドさん→
http://www.rosshalfin.co.uk/page-plant/page_plant-colour48.jpg「Unledded」オフィシャルDVDのようなブルーのシルクサテンシャツ,ゆったりした黒パンツ,ご本家に倣って編み編みベルト。

↓ロベルトさん
http://foto.ledzeppelin.ru/galleries/LZ_members/RP/1977/RP_Chicago_NP_08_apr_1977-27.jpg・・・画像は雰囲気的に。
シャツの色はオフホワイト系、バラ柄。シルバーアクセサリー・ベルトバックル,ライトブラウンのウィッグを新調!

Kawamuraさん→白いインドシャツの上に黒い羽織のような上着のポール・トンプソンさんを意識したスタイル。

女性メンバーも雰囲気を合わせた衣装で♪・・・ うめやさん→エスニックテイストを意識した白系チュニック。
ファラオズのおみつさん→肩を出したホルダーネックのワンピース(落ち着いた色、ちょっとキラキラ☆)

☆Jimmyの微笑みさん   2007/07/03(Tue)投稿

【アフター・ツェッペリン祭典の日@ロベルト&マサカド】

ロベルト&マサカド、セカンドギターKawamuraさん、ドラムShinsukeさん、ベースKenjiさん、キーボードAkiraさん、女性ボーカルうめやさん、ファラオズ(Yoshikazuさん、女性メンバーおみつさん、男性メンバーしょうごさん)・・・が、この日のフルメンバー。オリエンタルな音楽が流れライヴスタートです。

今回は、先月のクロウダディでのライヴでは欠席されていたキーボードAkiraさんも今回は演奏に加わり、サンプリングによるオリエンタルサウンド効果がその威力を発揮!
特に“Page&Plantといえば、オリエンタル・テイスト”というイメージを強調した、ダイジェスト的なセットとなったようです。

3曲終了後にステージにお香が!もちろんご本家をバッチリ意識したものです。ロベルトさんのZEP大好き振りを感じさせる日本語MCも定着。マサカドさんとの雰囲気もよい感じで、ステージに二人椅子に掛けてのアコースティックナンバー演奏、観客の反応も好感触で二人笑顔を見合わせるところなど、まさにご本家のようです!!ロベルトさんがお得意の王子風口調「ドウモ、アリガトー」をマサカドさんにマイクを向けて言わせる場面もマサカドさんもちゃーんと「ドウモ、アリガトー」と、おちゃめです!

プロフェッショナルなパーカッショニストYoshikazuさん、女性メンバーおみつさん、男性メンバーしょうごさんで構成されたファラオズの活躍はもちろん、曲によってはドラムShinsukeさんが両手で叩くジャンベを,ベースのKenjiさんもハンドドラムをバチで叩いて演奏したりとパーカッションにも加わっていました。

静かな曲が中心となりましたが、観客の反応も上々♪対バンということで、持ち時間も決まっている都合上、アンコールは演奏なりませんでしたが、今回のライヴでフルセットライヴを観たくなった方もいらっしゃるのでは? 
ショート・ステージで表現しきれなかったZEPナンバーメドレーや観ていて思わず踊りたくなるようなPage&Plantオリジナルナンバー等。“動” のPage&Plantをぜひ体感して欲しいところです。

終始和やかムードでスムーズに進行しました。初めての方にもご挨拶代わりの良いライヴであったと思います♪

☆マサカドです!さん    2007/07/03(Tue)投稿

微笑みさん、毎回貴重なコメントをありがとうございます。暖い応援、そして時には自分達では決して気付く事の出来ない事等もご意見頂き、メンバー一同、毎回励みになっています! Page&Plantの幅広い音楽性を追求するべく、これからも長く活動を続けていきたいと思っています。これからもどうぞよろしくお願い致します。

☆Jimmyの微笑みさん   2007/07/03(Tue)投稿

>マサカドさま、今回もお返事ありがとうございます。
先日は、ロベルト&マサカドのライヴでのPage&PlantのJimmyプレイ,そして、イベント全体、本当にお疲れ様でした。

「No Quarter」はご本家DVDのイメージ映像が目に浮かぶようでした。
日の落ちた砂漠に吹く風のような「Wonderful One」。「Rain Song」もしっとりと「Since〜」のギターも“泣いて”ましたね〜♪
ラストの「Kashmir」では、DVD「Unledded」でPage&Plantが去っていく時のようにハイタッチしたくなりましたよ(^^)

 

2007年6月2日
☆Jimmyの微笑みさん   2007/06/03(Sun)投稿

“ロベルト&マサカドが凄い事になっているらしい”・・・そんな噂を聴いていました。
前回クロウダディでの初ライヴを観たのは昨年7月。久しぶりにPage&Plantトリビュートを観に行ってまいりました。

2部構成のライヴ。まずは、セットリストから・・・
【第一部】Eastern Intro〜 1. Rock And Roll  2. Celebration Day  3.The Song Remains The Same  4.Black Dog

5. Over The Hills And Far Away   6. What Is And What Should Never Be   7. Friends   8.That's The Way

【第二部】 9.Wonderful One    10.Yallah    11. The Battle Of Evermore   12. Gallows Pole   13. Tangerine

14. Ten Years Gone   15. Four Sticks  

16.(Intro) Immigrant Song 〜 The Wanton Song   17. Custard Pie    18. The Ocean 

【ENCORE】1.Hey Hey What Can I Do   2. Hots On For Nowhere

♪マサカドさん使用ギター♪
1,2,4,5,6,10,16〜18,20レスポール※黒レザー編み編みストラップ!  3,19 EDS-1275 Wネック  7はOvation1984 8,9,12,13,15 Ovation Wネック 14はBベンダー付テレキャスター  11はHarmonyのマンドリン

♪Kawamuraさん使用ギター♪  ※Page&Plantツアーで、セカンド・ギターとして参加していたポール・トンプソンさん役3,5,13,15,18,20, ES-345 8,12 バンジョー   11,14,19 Martin D-28

詳しくはロベルト&マサカドさんサイト→http://swansong.sakura.ne.jp/tribute-artists-only/index.htmlをご参照下さい。
実際にライヴをご覧になった方が早いかも?です(^_^;)

ロベルトさん17でハーモニカ演奏。 11,20に女性ボーカル うめやさん参加

今回はプロフェッショナルなパーカッショニストYoshikazuさんだけでなく、お弟子さん2名(男女)を加えた3人編成の“ファラオズ”が登場!(←ご本家で王子がエジプト合奏団をThe Egyptian Pharaonsと呼んでいたのに由来か??と推測)

【お衣装】
マサカドさん→
http://www.palemoon.com/PagePlant95/img/r14.gif・・・画像はグリーンですが、生地の風合はこんな感じ。「Unledded」オフィシャルDVDのようなブルーのシルクサテンシャツ,ゆったりした黒パンツ,ご本家に倣って編み編みベルト。

ロベルトさん→ユニセックスな感じの薄ピンク色サテンシャツ、タイトフイットで前身ごろがフリル フリフリ、白のパンツ、シルバー・アクセサリー(77年王子風ペンダント,バングル,ゴツい感じのリング)ターコイズ風飾り付シルバー・ベルトバックル

Kawamuraさん→白いインドシャツの上に黒い羽織のような上着のポール・トンプソンさんを意識したスタイル。

ファラオズ・うめやさんもエスニックテイストを意識したスタイル。

大所帯となったバンド。ロベルトさんも、マサカドさんもどちらも好人物(^_^) そんなお二方と演奏される皆様も和やかムード♪
ZEPとはまた違った、Page&Plantならではの、エジプトやモロッコといった、“遠い国の熱い風”のような独特のうねりや“音の波”のようなものが、少しづつバンドのカラーとして見えてきたように思いました。

The Song Remains〜のマサカドさんとツインリードもうまく振り分けられ、まさにポール・トンプソンさんのごとく活躍されていたKawamuraさん。バンジョーやアコギも演奏されていました。
ドラムShinsukeさんも、ご本家マイケル・リーさんに倣いFriendsなどでは両手で叩くパーカッション(ジャンベ )を演奏。おそらくYoshikazuさん指導による練習の成果が表れた、しなやかな手の使い方が綺麗です。
ベースのKenjiさんもかっちり仕事をこなしつつ、What Is And〜など、聴かせてくれます。 
ファラオズも本格的!ジャンベや、シンバルのないタンバリンを大きくしたようなハンドドラムや、シャカシャカとした音の小さなパーカッションなど、曲によって様々なパーカッションを使い分け、雰囲気を盛り上げます。
キーボードAkiraさんは、今回やむを得ず欠席との事でしたが、キーボードが入るとさらに演奏可能曲も増える模様。

相変わらず、出てくる出てくる!マサカドさん所有のギターの数々♪ そして!今回のスペシャルはなんと言っても“NEWマサカドさんWネックEDS-1275” それまでライヴで使用されていた“本物GibsonヴィンテージWネック” も充分にスゴイ!のですが、それに匹敵する新兵器です!
しかし、これだけのギターをライヴギアとしてきちんと弾いていらっしゃるところがコレクターではなく“プレイヤー”。

・・・Jimmyと同じく“マサカドさんWネック複数所有伝説” が出たりして(笑)4本とか5本とか!(←冗談(?)です!)

つい3日前届いたばかりのWネック、カッチリした音を聴かせていただきました♪アンコールHey Hey 〜でも特別に演奏!
Page Plantオリジナル曲も披露!Wonderful〜ではOvation Wネックで、しっとりとした調べを奏でます♪
Yallahではエスニックなノリに独特のギターの音が絡みます。
そして、今回なんと!大阪公演でただ一度だけ演奏されたTen Years Goneも披露♪もちろんコダワリありありです。

シャイなマサカドさんですが、ちょっと弾むように体でリズムを取っているところや、演奏中、時折右肩が上がる様子。
ピッキングの右腕の肘をグッと横に引いたり、と(Page Plant)Jimmyの動きも大いに意識されている様子。
R&RでのジャンプやOceanではドラムにパーン!と右手で合図を送るJimmyアクションも(^_^) 遠慮なく行きましょう!
やはり演奏する方はステージの上で光るのだな〜と思いました。

一方、ロベルトさんも練習の後が感じられる歌いっぷり、Wonderful OneやBattle Of 〜では、地声の良さを再認識。
なかなかに甘く響くヨイ声をされています。 毎回楽しい謎の英語MCに加え、日本語MCもついに解禁?
ゲスト・ヴォーカルうめやさんとのThe Battle Of〜も聴きもの♪ ここではマサカドさんマンドリンも弾きますよ! 

アンコールではご本家の演奏していなかったHots On〜も飛び出し、お二方の息の合った掛け合いが楽しい感じに仕上がっていました〜。演奏も含め、キレの良い “STOP!”&“GO!” が求められるこの曲について、一緒に観戦した方々と終演後にプチ座談会?してしまいました(^_^) うーんレア曲!ご一緒させて頂いた皆さま、ありがとうございました(^_-)-☆
ロベルトさん、全20曲を熱唱、本当にお疲れ様でした〜。

途中、チューニングトラブルで急遽曲順変更などもありましたが、“変に緊迫した空気”にはならずに、なんとか乗り切りました。
それぞれに王子,Jimmyを敬愛し強いコダワリを持つ、ロベルトさん,マサカドさんの事ですから、細かい部分についてもそのままにせず、これからさらに改善されていくのではないでしょうか?(←ですよね(^_^))

Four Sticksやメドレーなどの、何度も演奏されている曲はさすがにこなれた感じでした♪ このプロジェクト、まだまだ続けます。
との事で、構想はさらに広がっている様子。興味のある方はぜひ参加して楽しまれてはいかがでしょう?
今後、ステージと観客とで作り上げるライヴとなっていくと良いですね〜。

☆マサカドです!さん   2007/06/05(Tue)投稿

いつも応援のメッセージを頂き、本当にありがとうございます。私もロベルトもこうした暖いレヴューに、次回へのパワーと自信を頂きます。次回のクロコダイルもメンバー一同頑張りますので、応援よろしくお願い致します!!

 

2007年4月29日
☆AQUAさん    2007/05/02(Wed)投稿

同日のの、cinnamon ライブのアンコールを観ずして、 実は、ロベルト&マサカドのライブに移動しました♪www

この日は、LED ZEPPELIN トリビュート・バンドのライブが
cinnamon (
http://www.fiberbit.net/user/stairway-cin/) と、
ロベルト&マサカド (
http://swansong.sakura.ne.jp/tribute-artists-only/) と、
MR.JIMMY (
http://www.mrjimmy.jp/) の、3つのライブが、重なっていたのでしたっ!!Σ(・ω・ノ)ノ

悩んだ末に、cinnamon をメインに観に出かけたけど、 ずーっと席に座ってライブを観るって、ラクだけどすごく、ゴキゲンな音楽を生音で聴けるのに、踊れないって?!
何だか、消化不良な感覚だったんですぅ。(っω;`。)スンスン

で、ほんの少しでも良いから、立って聴きたいっ♪
と 渋谷→西荻窪へ、移動ですっ!! MR.JIMMY@四谷も、観たかったのだけど、終演してるかも?と 思ったし、連絡先を控えてなかったので、問合せ出来ず。
西荻窪「TERRA」は、前回のロベマサ・ライブで行ってるし、 検索で連絡先がすぐに判り、ライブ状況を聞けたし♪

着いた時は、2部の後半に差しかかってました。(;^_^A
それでも、客席後ろに立って、ロベルトさんの歌声が聴けるぅ♪
3〜4曲(アンコールを含む)しか聴けなかったけど、 やっぱりライブはリズムに揺れながら、聞くのが好きっ!!
曲名は… 私に聞くな〜〜っ!!(≧m≦) プッ

cinnamon とは、また違うアプローチでの、LED ZEPPELIN ♪
バンドそれぞれに、個性というか、味というか、色の違いがあり そんな部分が面白くて、LED ZEPPELIN トリビュートバンドを あれこれ観る事に、ハマってしまってまふ♪( *≧艸≦)∴ブッ

終演後、ロベルトさんと少しお話が出来ました♪ Plant 様に対する想いとか、自分なりの拘りとか…。
マサカドさんも紹介して頂いて、ご挨拶出来ました♪^^

さすがに、2つのライブをハシゴするのは、難しいわん。
めっさ腹減りだったので(爆)、Pizza を注文して、 ライブ後の機材を片付けてる中で、一人黙々食事してました。 う〜〜ん、ちと侘しいかも。(*´д`;)

 

2006年10月27日
☆Jimmyの微笑みさん    2006/10/28(Sat) 投稿

沼袋ってどこだ!?・・・っと。駅から商店街を抜け、なんとかたどり着き、観戦してまいりました。The Roverのロベルトさんと、コダワリのPage Plant ・Jimmyギターのマサカドさんによる、Page Plantトリビュートライヴ第2回!
今回は何と!マサカドさんも素敵なPage Plant ・Jimmy衣装で登場!まるでギターショップのようなギター軍もJimmyと同様♪

まずは、お衣装
マサカドさん→「Unledded」オフィシャルDVDのようなブルーのシルクサテンシャツ,ゆったりした黒パンツ,ご本家に倣って編み編みのベルト←チェックが細かい!
上品な着こなしです→
http://www.ecranlarge.com/images/dvd/tests/noquarter2.jpg

黒コートを羽織って登場!(そのまま3曲演奏)  ※マニア向けメモ?:95年10/3,カリフォルニア公演で、くわえタバコもカッコイイJimmyが登場時に着用していたようなコートです。光の加減で分かる程度にちょっとキラキラしているのも同じ♪
コチラは若干違うのですが、コートの雰囲気→
http://foto.ledzeppelin.ru/picture.php?cat=57&image_id=2603

ロベルトさん→今回もご自身のコダワリによる77年王子風お衣装
↓シャツの色はオフホワイト系の和風花柄でしたが、アクセサリー,ベルトバックルなども、恐らくこのあたりのイメージか?と
http://photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/robert/images/1977-04_RP_Near_Chicago_05.jpg

ステージの雰囲気イメージ→http://www.palemoon.com/PagePlant95/img/r02.gif

記憶がアヤシイ(^_^;)セットリスト、曲順間違い・抜け落ちご容赦ください。
Eastern Intro〜 1. Custard Pie  2. What is and what should never be  3. Black Dog  4. No Quarter  5. Friends  6. The Rain Song  
7. Since I've Been Loving You  8. Tangerine  9. Four Sticks  10.The Song Remains The Same 11. Going to California 
12. Babe I'm Gonna Leave You  13. Kashmir
【ENCORE1】1.Immigrant Song/The Wanton Song  2. Dancing Days   
【ENCORE2】1. Rock And Roll

前回7月のライヴでは演奏されなかった曲も加わり、更にPage Plantサウンドを追求されている様子が伺えます。
ロベルトさんのMCは「グッドイーブニング・トーキョー」,「ドーモ、ドモドモ アリガトー トーキョー」など、どうやら来日公演をイメージされている?ような。「Custard Pie」ではハーモニカも披露♪
The RoverさんではZEPの曲を歌われていますが、Page Plantバージョンを歌うことにより、いろいろ発見もあったとの事。
これだけ王子への敬愛の強いトリビューターの方もそうはいらっしゃらないかも?相変わらずハイテンションで客席を煽ります。

一方、そちらはお任せとばかりに、マサカドさん。見せ場・聴かせ所の多い曲が続き、ソロパートも気合が入るところです。

それぞれの曲の世界観に挑まれていました。そしてまた、「No Quarter」演奏前には何気に「Bron-Yr-Aur」を爪弾いたり・・・ギターを立てた感じで弾いたり、肩に掛けたままグッと左側に引っ張ったポーズは控えめながらJimmyアクションでした。
もちろん、今夜のJimmyはマサカドさんです。どんどん演っちゃって下さい〜
「〜Gonna Leave You」の終わりを「Stairway〜」のフレーズでしめるのもご本家同様!
「The Song Remains〜」等では赤いテレキャスを抱えたポール・トンプソンさん役の方も登場。
最後の「R&R」ではロベルトさんと2人揃ってジャーンプ!お二方が顔を見合わせ、時折見せたやさしい笑顔もJimmyばり(^_^)
とにかくたくさんのギターが登場!詳しい方にちょっとお聞きしたりしながら(←ありがとうございました〜♪)楽しみました。

今回の“秘密兵器”特注してしまったOvationダブルネック→http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/p&p/95a.jpg

SGダブルネック→http://www.palemoon.com/PagePlant95/img/r14.gif

ヴィンテージを使用!
Washburn?お写真のようなのギターも登場→
http://www.palemoon.com/PagePlant95/img/r01.gif

その他にも、アコースティックギターやOvationの6弦。今回も登場!ゴールドのレスポール(オートチューニングシステム搭載),もちろんスタンダードのレスポールも(57年製を使用されているようです),ワインレッドのレスポールもありました。

無敵のプロフェッショナル・パーカッショニストさんや壮大な雰囲気を彩るキーボード、好感の持てるドラム,ベースのリズム隊。「〜California」などではベースの方がマンドリンを演奏。これまた色を添えてくれました。バンド皆さま楽しそう♪

個人的に、今年は「THE FIRM」のトリビュートを観戦する機会も別でありましたが、ZEPだけに留まらずZEP以降にまで、“Page Plant”の音楽世界に真摯に、まず演奏する側が楽しんでいるトリビュートバンドが存在するのが嬉しいです。

次回のライヴも同じ会場、沼袋サンクチュアリで12月23日に行われる事が決まっているそう。ご活躍いただきたいです。

 

2006年7月18日
☆Jimmyの微笑みさん    2006/07/20(Thu)投稿

新宿Crawdaddyにて、
大々的に宣伝されていた様子ではないので、ちょっと躊躇していたのですが、とても楽しかったので、ご報告させて下さい。
実は先日、Page&Plantトリビュートのライヴを観に行ってきました。降り続く雨と、飲み込まれそうな夜の街をくぐり抜けて・・・

ロベルト岩崎さんは、王子を意識した巻き毛ウィッグ、エスニック風のプリントシャツ、ジーンズ、ターコイズベルトバックル アクセサリーはホピ系?ナバホ?のネックレス、大きめなシルバーバングルと、“Page&Plant”とはいえ、コダワリの77年ZEP王子風でもあるお衣装で登場!(←ご自身のお好みのようです)
まず、”本当に王子を演じるのが楽しくて仕方ない”という様子で、“お得意の”MCも相まって、観客の表情を笑顔に変えます。王子の手振りやアクションも取り入れサービス満点なステージでした♪

シャイなマサカドさんは、Tシャツ&ジーンズ姿、髪型も特にJimmyを意識したものではありませんでしたが、演奏は本格派!機材も、ゴールドのレスポール(オートチューニングシステム搭載!!)、アンプは”FenderのTonemaster”等々・・・
“Page&Plant”Jimmyをバッチリ意識したもの。特にアクションを付けたりはされていませんでしたが、丁寧な演奏やきちんと音作りされていることからも、見た目からのアプローチとは、また違うZEP・Jimmyサウンドに対する敬愛が伝わってきました(^_^)
しばらくステージに立っていなかったと仰っていましたが、時折見せた、“はにかんだ笑顔”にたちまちファンになったという方も。
そうそう!「Rock And Roll」ではJimmyらしくジャンプ!をきめてくれましたよ〜♪

ご本家に倣い、ライヴはオリエンタルテイストな音楽からスタート。セットリストは全編ZEPの曲で構成されていました。
もちろんフロント2人が主体ですが、バックを固めるDr,B,KEYも安定した演奏。また、「That's The Way」の演奏にはスペシャルゲストもマンドリンで参加し、雰囲気たっぷりにステージに華を添えます♪
“Page&Plant”版の「Friends 」,「Kashmir」では、パーカッションも重要ですが、今回はプロフェッショナルなパーカッショニストが加わり、お1人のパーカッションながら充分に“Page&Plant”のオリエンタルサウンドを彷彿する素晴しい演奏を披露♪

本編ラストの「Kashmir」は、雰囲気バツグン。好演でした(^^♪独特のJimmyサウンドやオリエンタルパーカッションはじめ、岩崎さんの、王子を意識した最後に「バイバ〜イ!バイバ〜イ!」という観客への呼びかけもツボでした(笑)
好評に応えて、アンコールも。セットリストの頭から戻って1曲、更にアンコールでもう1曲演奏されました。
何より、Jimmyが,王子が,ZEPが大好き!という方々の演奏は観ていても楽しくなります♪♪とても大切なことですよね(^_-)-☆

・・・開演前や途中の歓談タイム?終演後など、会場に集まった皆さんと顔を合わせられるのもライヴの楽しみの1つです。
普段なかなかゆっくりとお話できない方々とも貴重な時間が過ごせて嬉しかったです(^^) 素敵な夜でした。

記憶がアヤシイ(^_^;)セットリスト、曲順間違い・抜け落ちご容赦ください。

Eastern Intro〜  1. Immigrant Song/The Wanton Song  2. Black Dog  3. That's The Way(with Guest)  4. No Quarter  5. Since I've Been Loving You

  6. The Rain Song  7. The Song Remains The Same  8. Friends  9. Dancing Days  10. Rock And Roll  11. Kashmir

【ENCORE1】 Immigrant Song/The Wanton Song   【ENCORE2】 Black Dog

 

 





by  ゆう

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