MR.JIMMY 2010年東京


2010年12月30日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/12/31(Fri)

神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ で開催された 一大イベント、 MR.JIMMYは、ライヴ出演の依頼を受けての公演ということで、神戸ベイシェラトンホテルの企画によるものです。

■ 演目は ‘71年 大阪公演 
♪セットリスト♪
1. Immigrant Song     2. Heartbreaker    3. Since I've Been Loving You    
4. (intro )Out On The Tiles〜Black Dog    5. Dazed And Confused    6. Stairway To Heaven    
7. That's The Way     8. Going To California     9. What Is And What Should Never Be
10. Whole Lotta Love ( Medley )
( incl. Boogie Chillun’ ,Tracking Little Mama ,Fixin’ To Die , That’s Alright Mama , For What’s It’s Worth )  
【 Encore 】  1. Thank You     2. Rock And Roll


・・・ しかし、そこはMR.JIMMY。 今回の裏テーマ(?) は、BBC ZEP d(^-^) 4曲目で気が付き、メドレーで確信。といっても、1つの公演に限定せず、その年代,ツアー時期のおいしいトコ取りです。 
BBC ZEPのエッセンスも感じられ、12/18 ・ クロコダイルで、今回と同じ‘71年 大阪公演の “全長版” を観た方も、またまた楽しめたのではないでしょうか?
もちろん! 可能な限り、 “ 初来日公演のセットに忠実に ” という、先のインフォメーションどおり、90分と ZEPライヴとしては、半分の演奏時間ながら、アコースティックも取り入れ,アンコールも入った濃縮版♪

★ 使用機材 ★
桜井さん→メインは1958ヒストリック・レスポール ( ストラップはジャーガード織り ステンドグラス柄 )、Wネック ( 時代考証どおり、当時入手したばかりのWネックには、ピックアップカバーがすべて被せてあります。 ) ※1 、
※1 Wネック・ピックアップカバーhttp://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710807_10.jpg
アコースティックで Harmony SOVEREIGN 
足元はクライベイビーのワウ,トーンベンダー、 アンプはHIWATT 、 テルミン( 時代考証どおり 「 SONIC WAVE 」と書かれた白いカバー付 )※3
※3 テルミン・白いカバー付 , HIWATTアンプ
http://www.led-zeppelin.org/joomla/images/stories/gear/theremin_08.jpg http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710503_10.jpg
ステージ向かって、大塚さんの Acousticのアンプ の右隣には、Orangeアンプも並べられていました。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710928_01.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710923_07.jpg


↓大塚さん
♪弦楽器演奏曲:
1,2,4 Fenderプレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)他ベース演奏曲はFenderジャズ・ベースアコースティックでマンドリン ( 8. That's The Way ではフットベースも使用 )
ご本家ジョンジーがZEP時代使っていた Acousticのアンプ ( 大塚さんのは320 )
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/toronto69-10.jpg ・・・右手の3段のがそうです。
♪キーボード演奏曲:
ハモンドXK-3の上段+ KURZWEIL(エレキピアノの音)

栗川さん→ドラムセットはグリーンスパークル。

パーシーさん→ That's The Way , Stairway To Heaven で タンバリン

☆ お衣装 ☆
↓桜井さん
“ スウィンギン・ロンドン展 ” には、ご本家Jimmy お衣装が展示されていた、Jimmy 過ぎる ピンクスーツ上下 ☆
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/jimmy_page/images/jp19761104_01.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710923_28.jpg
ジャケットを脱ぐと・・・下記添付画像参照のTシャツ。センターに大きな花のような絵柄で、色合いも同じ雰囲気。裾をインにした着こなし、大きめシルバーバックルの黒ベルト着用。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710923_31.jpg
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/uk71b.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1969/images/lz19690818_12.jpg・・・画像はベルベット・パンツですが、ピンクのボトムの参考に。
足元は黒靴。

↓パーシーさん
添付画像参照の黒地に柄物の、丈の短いボレロ風トップス。 ジーンズ( ユニオンジャックなし )足元はパイソン柄とんがりトゥ。飾り付きの大きめベルトバックル。 ネックレス,左右の手首にシルバーバングル。http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710929_02.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710923_18.jpg

大塚さん → パープル系の五分袖シャツ&ジーンズ、アンクのペンダント、ジーンズhttp://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710924_02.jpg

栗川さん→タイダイ柄Tシャツ&ジーンズ。  
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700904_04.jpg

【 今日のぱしさん 】
◇( 3曲終わり、) 「 次は、ツェッペリンの 聴き所ともいえる この曲を・・・ 」
「 ・・・間違えました。 」  ( ↑後ろの栗川さんに言われて気が付いたようです。 4曲目は Black Dog (^_^;) )
( その4曲目が終わり、) 「 今度こそ! Black Dog 」

◇ 「 このディナーショウの お話を頂いたのが 8月でしたか、 」
「 ディナーショウ!! 我々でいいんですか!!」 「 本当にいいんですか!! 」
「 何度も、何度も訊きました。 ・・・2回ですけども。 」 ( ←2回=何度も!(^_^;) )
「 良かったですね〜。 年末にいいことがあって。( ←我々にも、と言う意味。 このステージに立てるのが いいこと。 ) 」 
・・・すると、客席大いに沸きます。( お客さまにとっては、年末に MR.JIMMY ライヴを観られる事が “ いいこと ” )

パーシーさん、 実は、この日風邪気味だったらしい という噂を小耳に挟んだのですが、そんな事も感じさせない熱唱で、今年の締めくくりの ディナーショウ をキメていました。 ( お疲れ様でした。 )
先程から、 “ ディナーショウ ” と書いております通り、チケットは3種あり、S席は ディナーブッフェ付き。18:00 から ホテル内のレストランで ディナーブッフェが開催されていました。
A席は、1ドリンク付き、 それらが付かないB席。 お酒も飲めないし、ブッフェもパスの私は B席にしました。
トークショーと ライヴの会場となったのは、頭上には、大きなシャンデリア。 披露宴や何かのレセプションパーティーの雰囲気の大宴会場です。600人収容との事。 入った瞬間から、広い!
イベント会場内の座席の位置も、ステージに近いところから、S → A → B となっています。( ・・・遠い。 格差社会(?)  )
イベント会場の外は、受付と ウエイティング・コーナーになっていて、ZEP初来日 当時のミュージックライフや、長谷部宏 (ハセベ コウ)さん 撮影による、来日時の ZEPお写真、ZEPメンバーのサイン入り レコードジャケット、限定版のJimmy シグネイチャーギターなど を、周囲に展示。BGM も 70年代ロック♪
端には仮設のカウンターと、 中央には、丸テーブルが並べられ、19:00 からの 会場オープンまでの間や、トークショーとライヴの間の休憩時間など、お酒を頂きつつ、雰囲気を楽しめるようになっていました。
ドリンクチケットは、裏を返すと、ZEPのシンボルがプリントされている( 4種のうち1つ) 凝りよう!

会場オープンして、中に入ると、ステージの両脇にはスクリーンが用意されているのですが、コチラも、古き佳きロックの映像が流されていました。 ( ライヴ中はステージの映像が、両脇スクリーンでも映し出されていました。 )

■ ロック黄金狂時代 : タイムスリップ・トーク
元 「 ミュージックライフ 」 編集長の東郷かおる子さん と 音楽評論家の 大貫憲章さん によるトークショーですが、ひとつ、勘違いをしていたようです。
『 ロック黄金狂時代 LED ZEPPELIN TRIBUTE 』 という イベントタイトルから、てっきり “ ZEPに関する興味深いお話 ”が聴けるとばかり 思っていたのですが、勝手にそう思っていただけで、
“ 特にZEPに関しての お話ということではなくて ” 青春時代に ロックの洗礼を受けた 大人世代の皆さまに、東郷さん,大貫さんが 当時をリアルタイムで語る。という、趣旨だったようです。
イベントの司会進行を務めるのは、FM802 「 BEAT EXPO 」 →http://funky802.com/expo/ DJの吉村昌広さん。 さすが ラジオDJ 、低く響く 良いお声です。
吉村さんが 聞き手となって、東郷さん,大貫さんが当時を語るような形で進行。
・ まず、ZEP初来日、71年当時のお二方はなにをされていましたか? という事で
東郷さんは、まだ編集長ではなかったけれど ( 当時の編集長は 星加ルミ子さん )、編集部でお仕事されていたので、 ZEPの取材にも、もちろん行ったそうです。 が、開口一番 「 もう、ヒドイ目にあいました 。 」 
来日アーティストへのインタヴューなんて、確立されていない時代。とにかく、“ 会った ” っていう証拠写真を撮って来い!くらいに出されて、本当にご苦労されたようです。
初来日当時のZEPといえば、その狂乱の大騒ぎっぷりは、いまだに語られるほど。 そこへ突撃取材のようなことまでするのは、実際にその場にいた人にしかわからないご苦労があったのでしょう。
( よほど大変だったのか、トーク後半でも、 「 ヒドイ目にあいました。思い出したくないくらい 」 と、仰っていました。)
今では、インターネットを使って、誰でも容易に情報が入るようになりましたが、ほとんど情報が入らない当時は、難しい音楽論などよりも、そのアーティストが、朝食に何を食べたか? とか、 夜はどこへ行った とか、そういう話の方が、読者に喜ばれたとの事。
一方、大貫さんは まだ大学生で、編集長 星加さんの紹介で、「 君、何が出来るの? 」「 作文なら出来ます 」・・・という感じで、ミュージックライフ の お仕事もすることになったとのことでした。
東郷さんは、いまだに “ 大貫君 ” と呼んでしまう、なんて仰っていましたが、大貫さんについては、 「 ( 音楽シーンについて)すごく よく知ってる 」 と評判で、最初に書かれたエマーソン・レイク&パーマー の解説の事など、よく覚えていらっしゃるとのことでした。
・ ここで、大貫さんが 「 貴重なモノを持ってきました。 」 とのことで、紙袋から 何やら取り出したのは、クイーンのメンバー4人のサイン入り “ 日本酒の枡 ”
70年代頃は、海外からアーティストが来日すると、まず 「 記者会見 」 ということで、レセプションパーティーのような事をするのが慣例のようになっていたと、東郷さん。
何をするのかというと、着物を着た女性が花束を渡すとか、鏡割りとか、アーティストによって色々・・・それで、クイーンの時には鏡割りが行われて、その時に使われた枡、積んで日本酒が注がれたのが、大貫さんがお持ちになった クイーンのサイン入り枡 だったということでした。このほかにも、獅子舞が行われた事もあったそうです。
・ ここから、クイーンの話が続きます。
クイーンを最初に見つけたのは、大貫さんというお話。 ( イギリスに行った時に、たまたま見つけ、ソーホーで “ クイーン ” なんてバンド名は興味が沸いたそう )
東郷さんは、最初に写真を見せられたときは、あらカワイイじゃないと、思ったそうですが、ヴォーカリストだと思ったその写真は、ロジャー・テイラーさんが写ったものだったそう。
やがて、女性読者を中心にクイーンに興味をもつ方が増え、「 お誕生日を教えて下さい 」 とか、 「 お手紙送るにはどうしたらいいですか? 」 など、質問も来るように。そこで、東郷さん、クイーンを もう一押しするために、思いついたのは、 なんと “ 新御三家 ” 。
女の子に人気のクイーン、 ちょっと宇宙的というかアニメチックな キッス、 不良ロック のエアロスミスというように、互いに競り合わす事で、それぞれの人気を高めたそうです。
( ・・・このトークショー、とにかく クイーンの話は多かったです。 8割はそうだったと思う。

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☆ ZEPの話はというと、
途中から、以前に東芝EMIにお勤めされていたという、関西在住の大貫さんのお知り合いの方がトークに加わり、貴重な大阪公演のチケットを見せて下さいました。 ・・・サイズが大きい! これがチケット?って大きさ。
ライヴのフライヤーなんかと同じくらい・・・B5くらい? もう一回り小さいでしょうか?
この大きなチケットを、コンサートの前日が 少年ジャンプの発売日だったので、折れないように挟んで取っておいた・・・という お話が、微笑ましかったです。
また、「 929 」 も 持って来ました! と、トリビュートライヴに合わせて、929のCD をお持ちになったのを見せて下さったのも、お好きなのですね〜。・・・という感じでした。
・ さらに、司会の吉村さんが、会場のお客様に、
「 当時ZEPの来日公演をご覧になった方、いらっしゃいますか? 」 と、訪ねると
おお! 手が上がりました。 その中から、お二方に お話を訊く事に。
最初にコメントされた方も、やはり 大きなチケット を、大事に持っていらしたそうで、「 ジミーに会えるのが嬉しくて 」 と、 とても楽しみにされていたそうです。
そして、コンサートは、 “ この世のものとは思えないくらい ” すごかったそう。
お二方目の方も、
“ この世のものとは思えないくらい ” だった と、やはり。 ( ←このひと言が全てを象徴していますね )
ボンゾのドラムが凄かった。 と仰っていました。
この、お三方のお話は、短いコメントの中にも、ZEP初来日大阪公演 体験者のまさに “ 生の声を聞いた ” ・・・という気がしました。
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・ イベントの最初の方で、青春時代に 「 ミュージックライフ 」 を買っていた方は? という質問に3分の1強くらいの方が手を上げていらした今回ですが、
トークショウでは他にも、東郷さん,大貫さん の 「 ロックに恋したきっかけ 」( ←吉村さんの“ ロックに恋した ” という表現がステキ ) や、当時、ロックといえば、洋楽で ロックファンは 輸入盤レコードのお店に行ったとか、今の若い人は、信じられないというが、エレキギターを持つだけで不良と言われ、停学になるような時代だったとか、
そうそう、グランドファンクレイルロードの 嵐の中の野外ライヴの お話 なども飛び出し、当時の音楽ファン,ロックファン の 皆さまには、懐かしいお話を楽しめた ひと時となったのではないでしょうか?
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トークショーは、20:15 までの予定でしたが、あっ話し続く雰囲気?・・・おおっ! 司会進行の吉村さんが、スマートに タイムテーブルに合う様に流れを作って、5分オーバーで終わりました。
休憩時間を挟んで、吉村さんの 良いお声のアナウンスから、いよいよMR.JIMMY ライヴ☆ スタートです!!
600人収容の大きな会場。 さすがに空席もありますが、年末の30日としては お客さまが入っています。
イベントらしく、お客さまの集まった会場。 大人向けのイベントだけあって、年齢層もオトナな方が大部分でしょうか。

メンバー登場! ( ・・・静かなのはヤダー! とりあえず声とか出してみる 私。 )
お衣装は、前回のクロコと同様。 演目の‘71年 大阪公演 をバッチリ意識。 大会場にも映えます。
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★ “ バタタッ バタタッ ・・・ ” 栗川さんのバスドラの音。 ♪ジャ〜、ジャラララッ 桜井さんのギターの音。音出しまでもが、ご本家ZEPしてます!!

1曲目 「 Immigrant Song 」 大会場だけあって、大きな音を出しているのが分かります!
私の席は、ステージから遠いものの、たまたま目の前の席が空席だった事もあり、視界良好。スクリーンを観る事もなく、メンバー実物の雄姿から目が離せません!

直結 「 Heartbreaker 」 切り込むギターに、思わず歓声を上げます!
いやーカッコイイ☆  ダイナミックな演奏♪ ボンゾな栗川さんのドラムも ドスンと入ってきます。今回は、演奏時間も限られた ライヴだけに、ギターソロに差し込まれたのは、バッハのリュート組曲ブーレのみ。

ここで、パーシーさんの ご挨拶
 「 Good Eeee〜ve ning! 〔 グッド ・ イ゛ィィー!ヴ ニンッ(グ)! 〕 」 神戸でも炸裂。

あっ! ・・・切ない。 
ギターイントロから ハート鷲づかみの 「 Since I've Been Loving You 」パーシーさんのシャウトが 大会場に響きます!

Dazed〜 ・・・じゃなく 、「 Black Dog 」!
“♪Ah ah, ”   ( 遠い・・けど、叫ぶ!  『 あ゛〜! あ゛〜っ 』 私は どっからでも!! )ここまでの 大塚さんの ジョンジー仕様の プレジション・ベース の音も聴きモノ。
最後の方のギターフレーズで、 (!)・・・これは BBC ZEP ヴァージョン? と、いう気がした私。

★ これは、濃縮版の聴き応えある演奏でした。 20分になっても幻惑されっぱなし!!
「 Dazed And Confused 」
弓プレイも、コンパクト版らしく、オカルティックな始まりの直後には、急降下の音へ。弓が向いたら・・・( 声を出す! ヒトの分まで!! ・・でも、最後だけ黙ってみたりする私。 )
全長版とはまた違った、熱い演奏は圧巻☆

ここで、桜井さんピンクジャケットを脱いで、Tシャツ姿に☆

Wネックから爪弾き出される調べは 「 Stairway To Heaven 」  
そこに 大塚さんのキーボードの音色が、冬のイルミネーションのようにひかりを纏わせます。
広いステージの端から端まで、ゆっくりと歩み進めながら ギターを奏でる桜井さん☆
この 『 ロック黄金狂時代 LED ZEPPELIN TRIBUTE 』 の フライヤーは、TRIBUTEの I の文字が、Wネックを構えた Jimmy ( な桜井さん ) のシルエットにデザインされていましたが、今、目の前に その立ち姿。
ギターソロに入る前の、ファンファーレのようなパートでは、後のライヴのように Wネックギターを 立てるように掲げて弾く、Jimmy キメポーズもありません。 ( ↑おやおや。 センセったら いつもの癖で 一瞬 立てて弾きそうに (^_^;) カッコイイ キメポーズ ダシ・・ )
観客皆さまも、静かに、惹き寄せられるように聴き入っていました (^^♪
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さて、今回は イベントの中でのライヴ ということで、演奏時間は90分の予定ですが、そこは MR.JIMMY、 可能な限り “ 初来日公演のセットに忠実に ” という、先のインフォメーションどおり、
史実に基づいて、アコースティック・コーナーも入ります。
司会の吉村さんが、 MR.JIMMY のプロフィールを読み上げて、お客様に紹介されている間に準備。
ステージには、マンドリンの大塚さんと、中央にパーシーさん。 右手には 桜井さんが並び、・・・( 桜井さん、ごく軽く Bron-Y-Aur Stomp を 爪弾いたりしてるとこをみると、準備も完了? )

この曲から 「 That's The Way 」
揺り返しが心地良い。
 桜井さんの ハーモニー・ギターの音も、パーシーさんの歌声も、大塚さんのマンドリンも、まっすぐに、ステージからは離れた席だけれど、聴いている私の元にも、まっすぐに届いて来ます。
師走の晦日だけれど、この場所に居ることが出来て良かった。 ・・・本当にそう思う。

もう1曲。 「 Going To California 」
     今では もう遠い、古き佳き時代の色が、演奏に誘われて 広い会場に広がっていくようです・・・。「 ♪Runs straight and high 」 の high の最後、 ♪ア〜 、♪ア〜〜、 ♪ア〜〜・・ と
ぐぐぅぅ〜と、トーンを上げて、ハイトーンを披露して聴かせる パーシーさん。
最後は、パーシーさん と 桜井さん 、一瞬 顔を見合わせて、2人の歌声が響きます♪( ・・・こっそり私も歌っています (^o^)〜♪ )
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「 ・・・皆さま、眠ってませんか? 気持ちよくなって。 大丈夫ですか? 」 と、パーシーさん。
「 まだまだ 後半戦も ハードに行きますよ! 」 と、 お次は 「 What Is And What Should Never Be 」 
・・・客席で なんとなしな 歌い方で、 一緒に口ずさんでしまいます♪ 1曲ずっと。なんだか、こうして観ていると、( 変な例えですが ) きれいに撮れた ご本家映像のよう。。。
( このあたりで、22:00 も迫って来ました。この日の私的には、帰りの都合と、ライヴが伸びたとして 全部観たい という気持ちが・・。 )

「 Whole Lotta メドレー 」 
年の瀬、神戸のホテル。 大きな会場で観ても “ 無敵のツーショット ”  Jimmy & パーシー と、神戸のホテル、大きな会場の後方からでも、届いているか分からなくとも 叫ぶ ( 叫べ! )  
胸いっぱいの愛を〜〜!!  『 ♪(^o^) Wanna whole lotta love 〜〜  』テルミンも響き渡ります (/^-^)/~~☆´.・.・:★´.・.・:♪
・・・ 当日まで、神戸編では、メドレーは入るのか? メドレー入りとしても、きっとクロコでの929ヴァージョンとは、違った曲がインクルードされるのではないか?だとしたら、何をいれてくるのか? ・・・と、興味のあったところです。
Boogie Chillun’ から始まった このメドレー、どこかで聴いた・・・。 この流れ・・・。 ( ! ) BBC ZEP風?Whole Lotta メドレーも バシっと決めたところで、
終演予定時間はもう過ぎようとしています。 いやいや、それでこそZEP。

ここで、アンコール無しになんて 出来ません!  アンコールの拍手の波が、広い会場に広がります。
戻ってきました! MR.JIMMY☆
年の瀬の押し迫った時期に、会場に お集まりくださった お客様に、アンコールに。

心のこもった 「 Thank You 」 の演奏で応えます♪ ・・・感謝の曲。 年末にもあう曲だなー と、思ったり。そのまま、もう1曲☆ ( やったぁ (^_-)-☆ ・・しかし、いよいよ荷物に手を掛ける私。 )

最後は この曲 「 Rock And Roll 」
( もう喉 ぱさぱさ だけど、 “ ♪ Lonely lonely lonely !! ” ・・・届けっ!!  )

これにて、終了〜!!  時計の針は 22:20 を指しています。3時間以上に及ぶ、全長版からすれば、短くなっては 入るけれど、ギュッと ZEPの, そして MR.JIMMY の魅力の凝縮されたライヴでした♪
急いで、会場を出る私。  ( MR.JIMMY の皆さまに、きちんと年末のご挨拶くらいは したかった・・。 )
帰りの電車の 乗り継ぎ途中に、向かいのホームで ZEPのお話をされている声が・・。どうやら、イベントに参加された帰りの方たちのようでした。 
イベントやライヴを通じて、またまた 音楽・ZEPの 話に花が咲くって、素敵だなぁと。ちょっと嬉しい気持ちになった私なのでした(^_^)




2010年12月18日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/12/19(Sun)

MR.JIMMY クロコダイル ’71 大阪公演 〔 全長版 〕 師走の寒さも吹き飛ばす!! MR.JIMMYライヴ、行って参りました〜♪

♪ セットリスト ♪
1. Immigrant Song    2. Heartbreaker    3. Since I've Been Loving You    4. (intro )Out On The Tiles〜Black Dog

5. Dazed And Confused    6. Stairway To Heaven    7. Celebration Day  

8. That's The Way  9. Going To California  10. Tangerine  11. Friends 

12. What Is And What Should Never Be   13. Moby Dick   

14. Whole Lotta Love ( Medley )
( incl. Boogie Chillun’ ,I Gotta Know , Twist And Showt , FortuneTeller , Good Times Bad Times , You Shock Me )

【 Encore 1 】 Communication Breakdown  

【 Encore 2 】  1. Organ Solo 〜 Thank You   2. Rock And Roll


★ 使用機材 ★
桜井さん→メインは1958ヒストリック・レスポール ( ストラップはジャーガード織り ステンドグラス柄 )、
6,7 Wネック ( 時代考証どおり、当時入手したばかりのWネックには、ピックアップカバーがすべて被せてあります。 ) ※1 、
※1 Wネック・ピックアップカバーhttp://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710807_10.jpg
8,9 Harmony SOVEREIGN 、 10 ,11Giannini(ジアニーニ)12弦 ※2 、
※2 Giannini(ジアニーニ)12弦http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19711120_02.jpg
足元はクライベイビーのワウ,トーンベンダー、 アンプはHIWATT 、 テルミン( 時代考証どおり 「 SONIC WAVE 」と書かれた白いカバー付 )※3
※3 テルミン・白いカバー付 , HIWATTアンプ
http://www.led-zeppelin.org/joomla/images/stories/gear/theremin_08.jpg ,http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710503_10.jpg

↓大塚さん
♪弦楽器演奏曲:
1,2,4 Fenderプレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)11 プレジション・ベース(フレットレス) 、 他ベース演奏曲はFenderジャズ・ベース アコースティックの8,9でマンドリン ( 8. That's The Way ではフットベースも使用 )
♪キーボード演奏曲:
ハモンドXK-3の上段+ KURZWEIL(エレキピアノの音)

栗川さん→ドラムセットはグリーンスパークル。コンガ もセットされており、アコースティックセットの11などで使用。

パーシーさん→タンバリン

☆ お衣装 ☆
↓桜井さん
おおっ! これは!! 白パイピングのピンクスーツ上下 ☆“ スウィンギン・ロンドン展 ” には、ご本家Jimmy お衣装が展示されていましたが、
,http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/jimmy_page/images/jp19761104_01.jpg ,http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710923_27.jpg
ジャケットを脱ぐと・・・下記添付画像参照のTシャツ。センターに大きな花のような絵柄で、色合いも同じ雰囲気。裾をインにした着こなし、大きめシルバーバックルの黒ベルト着用。
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/uk71b.jpg ,http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710923_01.jpg足元は黒靴。

↓パーシーさん
添付画像参照の黒地に柄物の、丈の短いボレロ風トップス。 ジーンズ( ユニオンジャックなし )足元はパイソン柄とんがりトゥ。飾り付きの大きめベルトバックル。 ネックレス,左右の手首にシルバーバングル。http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710929_02.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710923_18.jpg

大塚さん → パープル系の五分袖シャツ&ジーンズ、アンクのペンダント、ジーンズhttp://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710924_02.jpg

栗川さん→タイダイ柄Tシャツ&ジーンズ。  http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700904_04.jpg

【 今日のぱしさん 】
お髭のぱしさん再び!! 
初期モノとしては、前回6月の Blueberry Hill 演目以来、半年ぶり。 時代考証にあわせ、タイトな頬のラインを包むように髭をのばした お顔で登場のパーシーさんでした。( 今回は、全長版の長尺ライヴのためか、 “ 自由な ” トークが聞けず、個人的には ちょっと さみしいかも。 )
◆ 「 Whole Lotta Love 」 の曲紹介で
パーシーさん : 「 最後の曲となりました。 」 
会場からお客さまの 『 えぇっ〜!! 』 の声が ( ← お約束 )
パーシーさん : 「 いいぃ〜! 」、 「 おぉ〜! 」 ( ← “ うぅぅ〜! ” も 言っときましょうか? )
◆ 桜井さんの、来年3月6日 VONZEP ( ヴォンゼップ ) 渋谷クアトロ公演のご案内で
「 大先生が、外人たちと・・・ 」 ( ←こらこら 外人って(^_^;) )
「 ガイジンたちって、六本木の ガイジンたちと じゃない と思いますけどね。 」 ( ←違いますねぇ。 )

今回は、ライヴ1ヶ月前に受付開始の座席予約が、予約開始日当日に満了!席割りは、先着順ではないのですが、申し込みが座席数を上回った為、実は、私は席の予約が取れませんでした。ライヴ前日までのキャンセルも出ず。
・・・と、なれば当日受付のスタンディング。 ( 小倉,DUO,大阪と、立ち見シリーズ?! )しかし、予約の条件は 申し込まれた皆さま同じです。 クロコでの立ち見も、まぁ、これまで あまりなかった 経験と思って臨みます(^o^)丿  はてさて、どうなりますか・・・
会場入り口に40分程並んで、17:00 に 整理券を受け取る頃には、さすがに体も冷えました。とにかく暖をとりたい。 
せっかくなので、表参道のライトアップの見えるところへ、少し歩いてみましょうか。
この日は月明かりも明るく、 イルミネーションは 美しく (^_^)☆  入場出来る 18:30までの1時間半も、ふらりと歩き回っているうちに過ぎて行きました。

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大阪公演 929 の あれも! コレも! ディーティールまで拘ったステージ。嬉しくなりますね(^_^)桜井さんの ピンクスーツ姿☆ ( ほーんと、着こなすなぁ〜。 きゃあ♪ )

■ まずは、 HIWATT の音に打ちのめされたい!
いよいよ開演! 今回は ご本家 Jimmy が 来日公演,この演目時期に 使用していたのと同じく、HIWATTアンプ から、ギターの音が繰り出されます♪
アンプの正面に 自分の体が向くように、その延長線上にあたる、立ち見できそうな位置から観戦。難しい事は分かりませんが、生音が 自分に向って 直に飛んでくる感覚を確かめたかった。 体感です(^^♪
・・・ おっと、私の立っていた場所は 前過ぎたようでした。 これはイケマセン。 立ち見エリアは、フロア後方とのことで、 そそくさと後ろへ。 ( お邪魔だったようでごめんなさい )
5曲目のDazed〜 より、音が良いバランスで聴こえると、定評のある後方位置で観戦です。 ココも悪くない♪ ( ・・・ 前半4曲目までの立ち見位置との、音の届き方というか、受ける感覚の違いを体感できました。 )

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視界も良好。 カッコイイとこ、よーく見えます☆
桜井さんの Jimmy な ピンクスーツ。 生地は何かしら〜? とか、色味の加減とか、パイピングとか・・・ついつい気になっちゃうのです。 好きなものだから (^_^)
パーシーさんの 王子衣装も新作でしょうか? これも良く出来ていますね〜。 ご本家お写真みたい!!

71年 来日公演、スタートは もちろん この曲 「 Immigrant Song 」
音を耳で聴く というより、 “ 音の衝撃波 ” を 浴びたい!! 
繰り出される技、手捌きにも目が離せない! 裏切らない 桜井さんのギター☆ パーシーさんの冴えた歌声!  栗川さんの炸裂ドラム! 大塚さんのベースの響き!

1曲目の勢いそのまま、ギターイントロが切り込む☆ 「 Heartbreaker 」 ゾクゾクしますね〜!ギターソロには、ご本家同様 サイモン & ガーファンクル の 「 59番街橋の歌 」 、そして バッハのリュート組曲 ブーレ が 差し込まれています♪
■ さらに深く、71年 大阪公演のZEPワールドへ
先月、11月の小倉ライヴのような “ フェスティバル ” な 盛り上がりの スタンディング観戦もサイコー♪ ですが、後方からステージを眺めるうちに、MR.JIMMY の表現する71年 大阪公演のZEPワールドへと、緩やかに引き込まれていく感覚。 イメージが喚起されて行くようです。 ・・・こういうのもいいなぁ(^_^) と。

「 Since I've Been Loving You 」 
満員のお客様を惹きつける ZEP流ブルーズ の圧倒的な演奏。 スタジオ版に近いヴァージョンも いいですね〜 (^^♪
ひとつ ひとつの音を確かめるように聴いている方、静かに傾聴している方、演奏が終わると共に、“ コレは凄い! 素晴しい ” と、思わず笑みを浮かべる方々。

Out On The Tiles のイントロから 「 Black Dog 」
今回の演目時期のヴァージョンでは、 “♪Ah ah, ” のところは まだコール&レスポンスではなく、王子の歌いきり、 パーシーさんも ご本家に倣って、歌いきり にされていたのですが、マイクを向けられなくても、思わず歌っちゃいます〜 ♪〜(^o^)
ズレそうで ズレない 変拍子風のリズムが面白い。大塚さんのベースもいい感じに効いてます! Jimmy な 桜井さんのギターと合わせて楽しむ♪♪
■ コレはっ! ・・・あれだっ! 細部までのコダワリに 思わず顔もほころぶ(^_^) 
ライヴ当日を迎えるまで、ここしばらくは、ご本家 71年 大阪公演 の音源を聴きつつ、MR.JIMMY ライヴを 心待ちにしていたのですが、今まさに、自分が体感しているライヴに、ご本家音源で聴いた “ あれだっ! ” という発見が、次々飛び出して ♪♪こういう “ ふふ〜ん♪ (^_^) ” な発見が、また たまらない魅力☆ ・・・ライヴが終わって、今度は また ご本家音源が聴きたくなってしまいました!!ZEPが好きで、MR.JIMMY が好き。 MR.JIMMY ライヴで、また ZEP が好きになる!!

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「 Dazed And Confused 」  幻惑の 30分。
その中にも、71年当時に、ライヴ演奏しながらも、色々なことを試していた,曲を育てていたのだ、と。トリビュートされたステージから 伝わってきます。
弓弾きも どこか 初期っぽさが感じられるように思いました。 ( 色々な年代を見せて頂いたからこそ、また面白い☆ )
指揮者のように、弓先で客席を指すのは、毎回のお約束 (*^-^)/.・♪*.゜☆.・*.゜★・゜
桜井さん、客席の あちら こちら を指して観客とのコミュニケーションを図ります。
 より大きな盛り上がりで応えてくれたエリアには、思わずペコリと頭を下げて感謝☆ 
( ↑桜井さんらしい (^_^) 腰の低い Jimmy 。 ・・・ギター位置も低いですが。 )
途中、清々しい風が窓から入ってくるように、それまでとは曲調の違う、気持ちの良いフレーズが入ってきました。
♪ 頬を撫でる風のようなギターの調べ・・・パーシーさんが 「 Pennies from heaven 」の歌詞を載せて、しっとりと歌います。 ・・・もちろんご本家同様に。
時に 毒々しく、 妖しく、 戦慄!、 せり上がり、 なだらかに滑り降り、 緊張感、 勢い増し、 “ 着地 ” するまで。組曲のように いくつもの展開があって、聴きどころ満載の Dazed〜

「 Stairway To Heaven 」
初来日公演、この曲が収録されてた アルバム「 W 」 は 同年11月発売ですから、発売前。ライヴでも、春先に お披露目 されたばかり と、初めて訪れた日本で、探り探りの演奏なのでしょう。
大きな満月も美しいけれど、 今まさに満ちようとしている、満ちゆく月を愛でるように、71年 Jimmy な 桜井さんによる、 初々しい探究心を感じさせる演奏 を堪能します(^^♪
この曲、「 Stairway〜 」 の ライヴ演奏のために入手して、 まだ間もない頃の Wネックギターには、4つの ピックアップ 全てに、カバーで蓋がされています。
ギターソロに入る前の、ファンファーレのようなパートでは、後のライヴのように Wネックギターを 立てるように掲げて弾く、Jimmy キメポーズもありません。 ( ←これも間違いなく、時代考証へのコダワリでしょう )
そのギターソロも、 このフレーズが先に ここで出てくるのか〜。 とか、興味深く、新鮮。勝手に色々想像したり、ただ聴いているだけなのに、イメージが喚起されてくる。 演奏者の情熱が伝播するように。もちろん、ギターだけではなく、 “ このドラムでないと! ” っていう、ドラムであったり、前に出る存在感があるとしたら、前に出なくとも確かな存在感。 鍵盤の調べであったり、楽器隊 に匹敵する 歌声。 歌の力、説得力であったり。   4人の調和。
セットリストの位置付けから言っても、本編最後ではなく、まだ神格化する前であったのでしょうが、当時、初めて耳にした人々の胸に深く刻み込まれたように、やはり後々まで残る名曲ですね♪ 納得。

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♪ ジャッ!、  ジャッ ジャッ ジャッ ジャ、  ジャッ ジャッ ジャッ! ジャラララ〜 〜
Wネックは、そのままに 「 Celebration Day 」 
この出だし、始まり方も、 ご本家音源で聴いたのと ピッタリ同じなのが、 これまた ニクイ!
これは動きたくなる曲ですね〜。 “  I'm so happy ”  (^o^)丿♪ 
終演後に、同じくスタンディング観戦されていた方と、お話していたのですが、立ち見だと踊れるところがいいよね。・・・って。
軽快にギターをかき鳴らす 手元にも注目です。 もう、ホント大げさじゃなく、ピッキングの素早い動きで 手がダブって見える! 蜘蛛が走るみたいに、五指が弦の上を忙しく動く様子や、弾きつつ、さらに調整もしつつ、すごい!すごい!
フロア後方に立っていると、時々見回せば、着席されている お客さまの様子も よくわかるのだけど、ずっと身体を揺らしながら ノリノリの方々の、楽しそうな、なんとも たまらない表情 (^_^) いいですね〜。

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★ さらに、もうひとつ。 私は、こうも思うのだけれど。例えば、ご本家のライヴ音源を譜面に起こして、1音残らずコピーしたとしても、きっと それでは何かが違うだろうと。
ステージで演ってみないと、一体どう展開していくのか、メンバーにも分からないような “ インプロヴァイス ” バンドが、 それを “ 基礎体力 ” のように身につけているからこそ、見応えのある生演奏なのだろうと。
これも、毎回ライヴを観せていただいた中で、感じていることです。確かに、 ZEPのアルバム 「 T 」 , 「 U 」 で、衝撃を受けた 71年の若者は、初来日公演で、いきなり アコースティック が始まって ビックリしたかも? ですね〜。
でも、2010年の ZEPファン , そして MR.JIMMY ファンには、これもお楽しみ♪ ここから、アコースティック・セット が始まります。

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↓ステージに向って右端、 桜井さんのギターは、Harmony SOVEREIGN http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19711120_08.jpg
中央に パーシーさん、 左手には マンドリンを抱えた 大塚さん が、並んで腰掛けます。

「 That's The Way 」  このギターの始まり方も、時代考証に即したものでしょうか?
桜井さんがHarmony のギターで 爪弾く 温かな調べ、規則的に繰り返されるフレーズが心地良い (^_^)♪
α派? ・・・電車の 規則的な揺れが、眠気を誘う といわれているのと同じように。安心して身を任せられると 感じるからですね。 きっと☆アコースティックで また違った表情を見せる、 パーシーさんの 伸びやかなヴォーカル。 人に聴かせる歌が “ 歌える ” そして、歌い分けられる技量があるって、素晴しいですね。いい音ですね〜♪ 高い音が耳の中を転がっていくよう。 大塚さんのマンドリンに、曲に彩を添えます。 最後は、私も 観ているこの場で パーシー & Jimmy と一緒に声を出し、手を叩いて演奏に合わせてみたり(^_^)

今度は、少し早い曲調 「 Going To California 」 
パーシーさんの 膝の上の指の動き、 桜井さんの ギターを弾きながらの足の動きを見つめつつ、同じように、私も 曲に合わせて指先が動いてしまいます☆
滑らかな手触りの布に触れると、いつまでもそうしていたいと思うように、乾いた冬に、心を潤す演奏に満たされ、いつまでも 触れていたい気持ちに♪♪
最後のコーラスは、一緒に歌っちゃう (^o^)〜♪ ( 周りのご迷惑にならないよう、エア・ヴォーカル(?)です。音量最小 )

Jimmy & パーシーで 「 Tangerine 」   http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19711120_02.jpg
フル・アコースティック・ヴァージョンですね〜。 桜井さん、大変珍しい Giannini ( ジアニーニ ) の12弦ギターを抱えます。
どこか陰のある、哀愁を感じる曲って、日本人は 特に好きなのかも? そんな気がします。 これも聴けて嬉しい演奏♪   私は 好きです(*^_^*) Jimmyの この曲。

「 さぁ! 栗川さんの素晴しいパーカッションが・・・ 」 と、パーシーさんの紹介で栗川さん、パーカッション演奏に ステージへ戻ってきました。  ジョンジーな大塚さん、今度はベースを演奏です。
アコースティック・セット 最後は 「 Friends 」
そうです! 71年 大阪公演 といえば! の レア曲。 これまた聴けて嬉しい(^^♪
栗川さんの コンガ( 長細い樽型の打楽器、アレですね ) の音に、より、民俗音楽色を感じます。 あらゆる音楽の要素が融合した、ZEP音楽の多様性♪
うーん。 アコースティック満喫〜☆(^_^)お集まりのお客さま、皆さまも、それぞれに 演奏を満喫されていらっしゃったのが見て取れました。

■ ライヴ中、演奏曲 や プレイの 随所に “ 温かみ ” を 感じたのは、冬のせいだけじゃなく・・・。
この曲も、温かみを感じます。 「 What Is And What Should Never Be 」 
語りかけるようなヴォーカルに、楽器隊それぞれの音色。 巧みな スライドプレイ に。・・・目を向け、耳を傾け、口ずさみ、揺れながら。

今回は、どちらかというと “ 聴く ” に集中して、楽しんだライヴでした。 ・・・耳のシアワセ (^_^)
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満席で席予約が取れなかったとの、バンド側からの ご連絡メールに
『 スタンディングでも疲れを感じさせないライブをお届けできるよう、メンバー・スタッフ一同準備してお待ち致しております。 』 ・・・との1文が記されていたのですが、盛りだくさんの長尺ライヴ。さくさく と 進行して、時間もだいぶ過ぎているはずなのに、ちっとも長く感じませんでした。( ・・・やはり、遠征含め 一連の 立ち見観戦シリーズで、 かなり 足腰丈夫になったのかも?!  そんなこともないのですが (^_^;)  ライヴに惹き込まれていたからでしょう。 )
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ボンゾな 栗川さんコーナー 「 Moby Dick 」  
パーシーさん、今回は 栗川さんを “ 先生 ” と、呼んでご紹介。  
・・・客席から歓声が上がります!! 
ドラムソロは、毎回 特に 男性のお客様で、注目されている方が多いような気がしますね。もちろん、女性のお客さまも、楽しまれているのが分かりますが♪
ティンパニは、まだセットされていない頃の演目ですので、代わりに ここでもコンガの演奏が入ります。さらに、この演目での 注目ポイントは、“ ドラム・ロール ” でしょうか。
ご本家音源でも確認できますが、 栗川さん Moby Dick では、これでもか! と、マーチング・バンドみたいに、かなり強調して取り入れられていたのが印象的。
さて、熱演後に届けられたビールは・・・ あれっ! ちっちゃ。 いつもより、だいぶ小ぶりのコップ ( プラスチックコップ ) です。
最近、健康ネタで紹介されていた 栗川さん。 ・・・バリウム飲んでるみたいに見えたのは、私だけでしょうか? ( ごめんなさい〜。まだまだ良い演奏聴かせて下さいよっ(^_^) )

■ “ ・・・ですよねぇ〜 ”   そうっ! この入り。 ( もうっ! 裏切らないなぁ〜 ) 
コレは何の曲? って、ジャム・セッションのような演奏に 導かれての 「 Whole Lotta Love 」
いつ、どこの会場で観ても “ 無敵のツーショット ” 端正な Jimmy & パーシー と、
いつ、どこの会場でも、またまた 叫ぶ!  胸いっぱいの愛を〜〜!!『 ♪(^o^) Wanna whole lotta love 〜〜  』
メドレー入り直前、王子が “ Ah! ” を連呼するとこも、パーシーさん同じように。( 客席からも “ ア゛ッ! ” とか、応えたいトコなんですけどね〜。 ホントは。 )
桜井さんが繰り出すギターフレーズも、バッチリ ご本家どおりd(^-^) ( ・・・カッコいいのも☆ )
さぁ! メドレー突入。
私は、ご本家音源の記憶に導かれるように、自分の体感しているライヴ演奏に合わせて、一緒に口ずさんだり、楽しさは、2倍にも! 何倍にも!! ノリノリです〜ヾ(^o^)ノヾ♪
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ZEPファンのバイブル的 ZEP本「 コンサート・ファイル 」 では、「 Boogie Chillun’ 」 に続いて 「 Tossin’ And Turnin’ 」 と、なっていますが、正解は 「 I Gotta Know 」 ※
※ Elvis Presley - 「 I Gotta Know 」 → http://www.youtube.com/watch?v=CYqf8jVJC8U
そのことを教えて下さったのも、MR.JIMMY ライヴでした。 ( かなり前に、やはり71年大阪公演を演目とした時。 )どうも ありがとう。 MR.JIMMY (^_-)-☆
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盛りだくさん、盛りだくさん!! で、 栗川さんドラムから 「 Good Times Bad Times 」 も インクルード。
ご本家同様、パーシーさん 今度は “ You ” で引っ張ります。 “ ユ ユユユユユユユユ・・・ ” 
そして 「 You Shock Me 」 入り。
“ ギターの鼻歌 ” みたいな音で、 桜井さんも、 ねっとりと 聴かせます!「 You Shock Me 」 音源だけでは伝わりきらなかった、スライドで弾いている様子も観られて、これは興味深い!!

凄い! 凄い!! Whole lottaメドレー♪ でも、まだ終わる気がしない〜!
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感覚的には、まだそんなに遅い時間に感じないのだけれど、( ・・・ 時計を見るのも忘れてる! )このあたりで、チラホラと お帰りにむかう お客さまのお姿も。 ( 終電の時間でしょうか )
本編最後の喝采から、そのまま続くアンコールに MR.JIMMY ステージに戻ってきました!!

アンコール1曲目は 「 Communication Breakdown 」 
オルタネイトピッキングの お手本 みたいな、桜井さんの Jimmyピッキング! ( きゃあ☆ )
ジョンジーな 大塚さんも、ベース・ソロで カッコいいとこ 魅せてくれます! ( おおっ!初期ジョンジーですね。 )ベースの音,響きが いい感じ♪
パーシーさんも、栗川さんも、 長尺体力勝負ですよね。 ありがとうございます。( MR.JIMMY 皆さま、お疲れでしょうに、どうも ありがとうございます。 たくさん聴けて嬉しいです♪ )

ノリノリ ノリヾ(^o^)ノヾ♪ で、アンコール終了 ( ・・・ 1曲目が、ねっ(^_-)-☆ ) 
アンコール! 全長版です。聴かせて〜アンコール!!

あっ! まず、大塚さんが楽屋から出てきたようです。 ステージ向って左端の キーボード席へ。 
今度はキーボード・ジョンジーの魅せ場! オルガン・ソロ 教会音楽のよう。 オルガンに合わせ、客席で歌っている方がいらっしゃったようで、歌声が聴こえてきます♪クリスマスも近いという事で、クロコダイルは ステージも 飾りつけがされていました。ちょうど イメージも合っていたかも。そんな 大塚さんの オルガン・ソロから、メンバーも ステージに出揃って

「 Thank You 」 へ、 
耳に届いた演奏は、 胸深く,めくるめく想い のように、静かな感動なって 体中に広がって行きます。
最後の余韻まで ずっと・・・。

さらに 「 Rock And Roll 」 も !
フロア後方のカウンターバーの席で、拳を突き上げてノリノリのお客さまの姿が。
当日キャンセルが 2席ほどB席に出て、ちょうど私の前に並んでいらしたお二方が座れることに。( ちなみに、私は 最初から スタンディングのつもりでいました。 そのために ローヒール靴で来ましたし。 )男子中学生と お母さんでしょうか?  どうやら、そのお2人のようでした。 ( 座る事が出来て良かった )とっても楽しそう♪  その 楽しそうな様子に、桜井さんも 笑顔。 同じように 拳を突き上げるアクションで返します☆ (^_^)丿 ( ←こういうとこが、またステキ )・・・ 男子中学生(?) と お母さん も、またまた嬉しそう。  いいなぁ〜(^_^) こういう場面。 “ Lonely コール ” で、パーシーさん 客席にマイクを向けると・・・。応えますよ〜! お客さま、皆さまも、 大きな声で 「 ♪ Lonely lonely lonely 」 と、ステージに返します!

一体感!! たっぷり盛り上がって、アンコールのラスト, そして、ライヴの最後を飾りました♪♪
3時間をこえた、大盤振る舞いの MR.JIMMY 流 71年 大阪公演 〔 全長版 〕 にお帰りを急ぐ お客さま方。 けれど、その表情は、皆さん、充実していらしたように思いました (^_^)
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本拠地クロコダイルでの、 フルセット・ライヴは 今年はこれで終了〜!!
大入り満員。 大勢の お客さまが集まりましたが、スタンディングの整理券待ちに、長い時間 並んでいらした皆さま、「 もう少し、大きな会場で演ってくれないですかね〜。」 なんて、仰ってた方は、高速を使って、都内より離れたところからいらっしゃったよう。
風邪を引かれていたのか、咳き込みながらも並んでいらした方も。 それでも、ライヴ中は、元気いっぱい盛り上がっていらした様子でした。MCで、VONZEPの話題が出るや否や、『 行くよ〜!! 』 と、客席から叫んでいらっしゃった方。終演後に、桜井さんとの記念撮影が出来て、本当に嬉しそうな お客さま方。
・・・ MR.JIMMY は、本当に愛されているバンドですね。
大勢の皆さまと、同じ会場で ZEPワールドを体感できて楽しかったです。私も、ライヴを通じて、何度か顔をあわせた方々と、今回久しぶりに お会いできました。入り口で声を掛けて下さった方、お話聞かせてくださった方、 終演後に お話させて頂いた方・・・。嬉しかったです。 この場をお借りして、皆さま、どうも ありがとうございました (^_^)




2010年11月6日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/11/08(Mon)

MR.JIMMY 北九州・小倉FUSE 73 狂熱のライブ☆
6月1日にチケットを購入してから、猛暑の長い夏も過ぎ、季節は秋11月。 行って参りましたとも!
今回の演目は 「 狂熱のライブ 」 スターシップ号 ならぬ “ スター・フライヤー ” の飛行機で、小倉へ!!

♪ セットリスト ♪
1. Rock And Roll     2. Celebration Day    3. (intro:Bring It On Home )Black Dog  
4. Over The Hills And Far Away    5. Misty Mountain Hop    6. Since I've Been Loving You    
7.No Quarter    8. The Song Remains The Same   9. The Rain Song   
10. Dazed And Confused ( incl. San Francisco )    11. Stairway To Heaven  
12. Moby Dick   13. Heartbreaker   
14.Whole Lotta Love ( incl. Boogie Chillun , Let’s Have A Party ,Honey Bee ※ )
※Honey Bee から スロー・ブルーズな展開へ続き、Whole Lotta〜 に戻る
( 「 How The West Was Won 」 Whole Lottaメドレーの 後半 ( 歌詞的には19分あたりから )のような感じ。 )
【Encore】 1.The Ocean   2. Communication Breakdown 
【Special Encore】 Immigrant Song


★ 使用機材 ★
↓桜井さん
メインは1958ヒストリック・レスポール( ストラップは黒レザー・ロング赤テープ付き 〔 MJ tribute strap 〕 ) 、 8.9.11.はWネック 、足元はペダルワウとフットスイッチ、Marshallアンプ ( ZoSoシンボル付キャビ ) テルミン用Marshall、ECHOPLEX、テルミン(73年なのでフロントパネルを外した黒) 

↓大塚さん 
♪ベース演奏曲は
Fenderジャズベース。 「 Immigrant Song 」 で Fenderプレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)

♪キーボード演奏曲にKURZWEILを使用。サンプリングからの音作りにより、5,6でRhodes(エレキピアノの音)、9はメロトロンの音,11ではRhodesとメロトロンの音。

栗川さん → ドラムセットはビスタライト、シンボル付き

パーシーさん → 「 Stairway To Heaven 」 で タンバリン

☆ お衣装 ☆
↓桜井さん
銀ラメ襟☆ジャケット&星ドラゴンパンツ、白黒コンビシューズ、ZoSoペンダント。http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/ny73-1.jpg

↓4曲目から黒地に芥子トップス
http://digilander.libero.it/elly.last.stand/j83.JPGhttp://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1973/images/lz1973xxxx_53.jpg,http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/ny73_jp.jpg
最後の1曲 スペシャルなアンコールでは、再び 銀ラメ襟☆ジャケット&星ドラゴンパンツ姿で登場 ( お着替え後だったのかも )

↓パーシーさん
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/van73-c.jpghttp://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/tampa73_rp2.jpg
ブルーのパフスリーブ・ショート丈トップス、ユニオンジャック付ジーンズ、飾り付きベルトバックル、アクセサリーは、右手・丸いビーズのブレスレット,左手・太めのシルバーバングル、首元に 細長いビーズのネックレス、足元はパイソン柄とんがりトゥの靴。

大塚さん→小花柄、肩部分が茶色のウェスタンシャツ&ダークカラーのパンツ、ジョンジーシンボルペンダント。http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/jp-jpj72.jpg
栗川さん→クモの巣T&白パンツ、キラキラ バンダナhttp://www.dvdtimes.co.uk/images/eamonn/LedZep04.jpg

【今日のぱしさん】
◆ 最初のご挨拶MC
「 Good Eeee〜ve ning! 〔 グッド ・ イ゛ィィー!ヴ ニンッ(グ)! 〕 」 
・・・( さらに力の入った )  「 “ Good Eeee〜ve ning!! ” 〔 “ グッド ・ イ゛イ゛ィィー!ヴ ニンッ(グ)!! ” 〕 ( 王子風ハイテンション挨拶! から、)
「 初めまして。 こんばんは、MR.JIMMYです。 東京から来ました( と、頭を下げ) 」 ( ← 律儀且つ、抑え目テンション )
( いつもの テンション ハイ&ロー な、パーシーさん ご挨拶で ツカミはOK! )
◆ 開始早々から、お客さまの あまりの盛り上がり、熱烈な歓迎に
「 最後まで、気分良く演奏させていただけそうです。( と、頭を下げ)」
「 立ち見 3時間、キツい と思いますけれど 」 ( ← と、スタンディングにして満員御礼のお客様を気づかいつつ・・・ )
「 我々も キツいんです !」 ( ← ウケる会場 )
「 もう、どちらかが倒れるまで 演りますか 」 ( ← 望むところ♪ と、ばかりに 観客皆さま 大盛り上がり )
この日は、入場も 17:00 と 早めの時間に設定されていましたが、30分前には既に入り口から行列!
開演時間 18:00、 振り返れば 客席フロアは スタンディングにして、超満員!! 既に熱気!!
まず、 VALHALLA企画実行委員会 阿部さん が ステージに登場され、ご挨拶と MR.JIMMY の紹介、今回のライヴ開催に当たっての協賛金の報告などを。( ・・・何度も書きますが、本当に多くの方の ご協力あってこその MR.JIMMY 北九州・小倉公演 実現ですね。 )
途中、阿部さんが お集まりの皆さまに 「 盛り上がって 行こうぜー! 」 ・・・と、声を掛けると「 イェ〜〜イ !! 」 ・・・と、観客皆さまから、ライヴへの期待の高さと、たかぶる気持ちが 伝わってきます!

狂熱のライヴ らしく、映画「 永遠の詩 」 の音声が流れます。  飛行機で NY( 北九州 ) に降り立った ZEP ( MR.JIMMY )「 Bron-Yr-Aur 」のアコースティックな調べを挟み、MSG ( 小倉FUSE )のステージで 今 演奏が始まる! という 雰囲気の中
MR.JIMMY 登場!! メンバー ひとり ひとりに すごい歓声! 大歓迎です♪
『 これは 良いライヴになるに違いない!! 』 ・・・ 私は、そう確信しました。
★ ただのコンサートではなく、 “ それは 1つのフェスティバル ”
圧倒的な演奏と、強力な輝きを放つ ロック・スター 73年の Led Zeppelin を MR.JIMMYが体現 ☆

「 Rock And Roll 」
出だしの 栗川さんドラム! そこに切り込むJimmyな桜井さんのギター☆ 
ガッチリ後方支援 大塚さんベース!  パーシーさんヴォーカルが響き渡ります♪♪Lonely, lonely, lonely 〜 のところは、マイク向けられなくたって 客席も歌っちゃう ♪(^o^)
弾む Jimmyステップ! ジャーンプ☆
肩のフサフサも 特徴的な、銀ラメ襟☆ジャケット姿を、九州初上陸で お披露目 の桜井さん、・・・ホント、どんなJimmy衣装も着こなします。 今日も カッコイイ☆
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ライヴがスタートしたばかりですが、ふと見回せば、お客さまの なんて嬉しそうな笑顔(^_^)
外国人の男性も、若いカップルの彼氏さんも、MR.JIMMYメンバーと 同世代ぐらいの皆さまに、大人世代の皆さまも・・・
こういう表情は、お見かけしただけで こちらもシアワセな気持ちになります。このお客さまの様子が、MR.JIMMYメンバー皆さまには、正面から見えるのですね。
道理で、桜井さんはじめ、演奏されている皆さまも、良いお顔で(^_^) 演奏されていました。
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思わず拍手!な、 栗川さんドラム連打から 「 Celebration Day 」 へ ( ・・・今日のライヴが “ 祭典の日 ” ですね〜 )
73年ギターが 耳に楽しい感触 (^^♪  スタンディングで また楽しい動きたくなる感じ!
2007年に 2枚組となって出た 「 狂熱のライヴ 」 に ラフカット映像が収録されたのも 嬉しかったけれど、こうして ライヴの “ 本来あるべき場所にある” カタチで 体感できるのは、トリビュートならでは!

映画での演奏シーンが そのまま蘇るような☆  Bring It On Home イントロからの 「 Black Dog 」 パーシーさんのハイトーン・シャウトも冴える MR.JIMMY!
「♪ Ah ah, ah ah〜 」 の コール & レスポンスも 積極的な 観客皆さま、スクリーミングのとこまで、みんな一緒に歌ってます!! ( こういう光景は、日比谷の野音 以来。 夏の野外イベントのお客様にも負けていません! )

ガラリと雰囲気を変えて、 「 Over The Hills And Far Away 」
先月は、大阪・江坂 と 東京・渋谷で75年US ヴァージョンを 体感させて頂きましたが、今回は 73年、 収まりよく纏まった感じで これも良いですね〜♪ 
もちろん、難しい事は分からないのだけれど、1つの曲の 年代ごとの色々なヴァージョンを 自分がライヴ会場で体感できるなんて 贅沢ヾ(^o^)ノ♪

「 Misty Mountain Hop 」
大塚さんの奏でる、キーボード・イントロ に 思わず一緒に手を叩いていると、近くでご覧のお客様方も、やはり ごく自然に手を叩いていらっしゃいました。“ 心得た ご様子 ”
栗川さんのドラムが メリハリをつけます。 爽快! この曲での Jimmyギターも 良い感じ☆ 好きです♪弾んで、 歯切れ良く、 楽しく!

前曲から直結で 「 Since I've Been Loving You 」
桜井さんのJimmy 速弾き風イントロ に 観客皆さま、驚きと感動の大歓声! あっちからも、こっちからも!!
小倉FUSE のステージは、客席フロアより 一段ほど高くなっており、スタンディングで観ている、ちょうど目の前に ギター♪ 桜井さんの指裁き! ( きゃあ☆ )
そう、この日、私が観戦していたのは、 そんな ドキドキな 立ち位置でした。
★ まるで 稲妻が身体を貫くように、シビれる ギター・サウンドに 貫かれてしまいます。
身じろぎもできないくらい、 ・・・ もう、 目も耳も、意識は一点に集中してしまう! ステキ♪そこに、パーシーさんの ハイトーン・シャウト!! 観客皆さま、今度は パーシーさんに 歓声!
スタンドマイクに向かうパーシーさん、噛み付くような 気迫の熱唱に 圧倒されます。 凄い!! そして、“ ドラマ ” を さらに盛り上げる、栗川さんドラムと、ジョンジーな大塚さんキーボード。 
ご本家同様、桜井さん 最後に余韻を残すように ギターの弦を弾き、音をしばらく残しながら、1曲終わると同時に 場内から大喝采!!
そんな中、   「 シアワセだ〜! 」  ・・・お客さま どなたかから思わず出た、そんな声も聞えて来ました。 ( ・・・ホントに (^_^) シアワセ〜♪ )
ステージ上に 演出用のスモークが焚かれます。 ( ・・・焚き過ぎ かも? ちょっと むせぶ。。 歌うパーシーさんは 大丈夫でしょうか? )

しかし、演出効果はバツグン、霧に煙ったステージ で  キーボード・ジョンジー な 大塚さんをフィーチャーした 「 No Quarter 」ココ一発 テルミンをキメる 桜井さん (/^-^)/~~☆´.・.・:★´.・.・:♪
霧の向こうに 照明によって ミステリアスに 立ち姿の影が浮き上がります。この曲でも また、思うとも無く 最近の演目であった 75年ヴァージョンとの違いは・・
なーんて、分かってもないのに (^_^;)
無限の広がりを感じさせる、壮大な後期のZEPライヴも 聴きどころが多く、素晴しいのですが、 73年における 1曲ごと の纏まり具合、適度な尺 ・・・というのか、既に完成された構成は ショウとしても 聴きやすいように思います。( MR.JIMMY の トリビュートを通じて、ライヴで体感させて頂くと、年代ごと それぞれに魅力が感じられ、結局、 どの年代も、” 何はともあれ ZEP は最高! ” なのですが〜 (^_^;)  )
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さて、パーシーさん MC では、先日、Bad Company の来日公演を ご覧になってきたという お話。
Paul Rodgers さんも、さすがに シャウトする曲が控えめになり、アンコールでは 「 Stormy Monday 」なんて、渋―いブルーズを歌っていたそうで、Paul Rodgers も、もう60歳ですからね〜。 自分も いつまで続くか・・みたいな、パーシーさんも、何やら弱気(?)なことを 仰っていましたが、( ・・・いやいや、まだまだ! ) 観客皆さまも “ まだまだ! ” と、盛り上げます。 ( でも、渋いブルーズも いつかは聴いてみたいです。)
パーシーさん、また 関係ない話を・・・ と、 ここまで。
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桜井さん、Wネックを下げ登場☆  
「 The Song Remains The Same 」 最初の1音目から ワクワクします o(^-^)o 思わず歓声!
この響きがたまらない♪
( ・・・あっ、こうして 今PCに向っていたら、何だか 思い出して 脳内再生しています。 音の記憶が鳴ってるような。 )
“ ズドン ” と キマる ドラムも、 大塚さんが描く ベースラインも、歌い上げる パーシーさんのヴォーカルも。
躍動感!! 曲も、弾いている 桜井さんも 活き活きしています♪ カッコイイ〜☆ 
桜井さん、 “ トン! トン! トン! トン! ”  と、ステップから、軽く肘を曲げた右腕の回り方、動き。 
ステージを 右へ左へ 動き回る アクションまで、自然にそうされていることが、映画のJimmy そのもの!

間髪いれずに、
甘い、 音の ひとしずく が こぼれ出るような イントロ。 またまた 思わず歓声が上がる 「 The Rain Song 」
曲が始まると、よく声の上がる場内が静寂に包まれます。 ・・・皆さま、静かに耳を傾けたいのです(^^♪
うっとりと、美しい演奏で流れる曲を 泳ぐように、一緒に流れていくように傾聴します。 とても心地良く♪・・・遠く、映画で見た 古き佳き時代の 夕暮れ色の風景が 頭の中に浮かんでくるよう。
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パーシーさん : 「 次は長いのを・・・ 」 と、曲紹介しようとした、その時。
「 幻惑されて! 」 ・・・と、お客さまから声が!
パーシーさん : 「 正解! 」 ( ←クイズ化 してる? こんな光景、大阪・江坂でも見たし。 )
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そんな訳で 「 Dazed And Confused 」 “幻惑の入り口” に 大塚さんのベースが響きます!
桜井さん、演奏開始から、 途中 何度か 弦を押さえる左手を パッ と振り払うようにされていましたが、手に負担が掛かっていたのかも知れません、どうか攣ってしまいませんように と、(勝手に)思いつつ観ていましたが、
いえいえ! こんなにも “ 追い風 ” な、お客様の歓声や笑顔が パワーとなっていたのでしょう。 
30分に渡る スペクタクル! 手が止まる事も無く、 カッコイイとこ たっぷり! キメてくれました☆ ( さすが )
パーシーさんの歌い出し、今回は、ハイトーン・シャウト気味に、♪ I've been dazed an' confused for so long it's not true ・・・と、 タメを入れず一息に。
「 花のサンフランシスコ 」 入り前に、ジョンジー・ベースな 大塚さんと、ボンゾなドラム 栗川さんが、お互いに顔を見合わせた様子は、ご本家 ZEP の 映画のワンシーンを髣髴。
Jimmy ギターの あらゆる技が組み込まれた 魅せ場、桜井さんの繰り出す、73年 Jimmy 独特のトレブリーな ギターの音。 これがまた! コダワリの結晶(^_^)♪
ドラムとの掛け合いや、ヴォーカルとのスリリングなやり取り、 
http://digilander.libero.it/zeppelin_elly/rj42.JPG
リズム隊のグルーヴに乗って、フリーハンド で 描き出される アートのような ギタープレイ! 
そして、bowing 弓プレイ!!
弦の上を 滑る弓 と、オカルティックな 妖しい音色に、観客皆さま、吸い寄せられるように集中しています。
弓先が向けられた時の 反応の良さは、書くまでもないでしょう。 素晴しい! 聴きどころ満載! いや、聴き逃していいトコなんてありません!

オカルティックな幻惑を 一瞬で浄化してしまうような 「 Stairway To Heaven 」 
説明不要の名曲ですが、やはりこの曲が始まると、会場の空気が締まりますね〜。静かに、深く、聴いていらっしゃる方が多いです。 ・・・感動的。  
これまで いろいろな会場で、お聴かせいただいたな。 なんて、ウットリと耳を傾けつつ、思い出していた 私。
曲が終わると、ミラーボールが回って キラキラと場内に 輝きを放っています*.゜☆.・。
おおっ! 映画で観たMSG みたいですね。 ニクい演出です♪

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パーシーさんから、MR.JIMMY 唯一の 九州出身者 と、紹介された 栗川さん ( 鹿児島出身との事 )・・・それだけ では 気が済まないパーシーさん、「 さぁ! クッキー栗川 改め、前回のライヴから “ プッチン・プリン栗川 ” 」 と、紹介 (^_^;)( パーシーさん てば、 ぶり返す面白さ! またまた、涙目笑いしちゃいました (^o^) )
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「 プリン栗川  Moby Dick〜!!  」
観客皆さまの注目を一身に受けつつ、栗川さんのドラム・ソロが 炸裂します!
演奏パターンを変える途中にも 拍手と声援が 飛びます!!
皆さま、真剣な眼差しで 栗川さんを ご覧になっていらっしゃいましたが、演奏が終わると、称えるように またまた大きな盛り上がりが!!
ドラム・ソロ 熱演後の ご褒美ビールを 栗川さんに 届けて下さったのは、福岡のZEP トリビュート・バンド FAT DEBBLIN の 凡蔵さん。 ステージで 観客皆さまにも ご紹介です。
「 早く! その プリン体 ( ビール ) 飲んじゃって! ( プリン栗川 の由来は) プリン体 の “ プリン ” です。 」・・・と、パーシーさん。
( 栗川さん、年内 あと2回 のライヴのうちに 反論しとかないと、プリンにされちゃいますよ〜 )
さて、気を取り直して、次の曲も 栗川さんからです! ( ふぁいと! )

「 行きまっせ! 」 ・・・と、栗川さんの ドラムで始まるのは、 「 Heartbreaker 」
このテンポを落とした ドラムのノリが 73年ですね〜。
ジリジリと トレブリーな、桜井さんの Jimmy ギターに シビれます !!
ご本家の映画みたいに、ニューヨークの夜景が見えてきそう! ( 或るいは 小倉のウォーターフロントの夜景かも!)
ギターを両手で下から すくい上げるように 頭上まで掲げ、ドラムの音に合わせ、ネック部分で 観客を指すように 振り下ろす Jimmy アクション にも、バツグンに反応の良い 観客皆さま、バッチリなタイミングで 歓声が上がります(^_^)

Heartbreakerからの流れを受けて、そのまま 「 Whole Lotta Love 」 へ!
ライヴ開始早々から 狂熱の場内ですが、ココまで来ても 盛り上がりは衰えず! 皆さま 大いに楽しまれています(^o^)丿
( 目の前で ) どきどき ツーショット☆ フォトジェニックな Jimmy & パーシー お二方と、皆さまも一緒に 「 ヾ(^o^)ノヾ♪ Wanna whole lotta love〜 」
ステージ奥の方の 控えめな 立ち位置から、けれど、この日の観客皆さまの 素晴しい盛り上がりにノリノリな ジョンジー・ベースを繰り出す 大塚さんと、MR.JIMMY における ボンゾとして、北九州に 錦を飾れたのでは? 九州( 鹿児島 )出身 栗川さん。
リズム隊 お二方のグルーヴで、スタンディングも大満喫! ( これが楽しいところ♪ )
Jimmy な 桜井さんの 軽快なギターも 炸裂♪
これこれ! な、 グルーヴを楽しむのと同時に、目にもカッコいい! Jimmy すぎる 桜井さんの テルミン・アクション☆ パーシーさんとの、ご本家さながら、やり取りを見つつ。
ブギー・コーナー 「 Boogie Chillun 」 に突入し、・・・楽しくて もう止まらない ヾ(^o^)ノヾ♪
ご本家ライヴ映像が そのまま展開されていくよう、73年の ZEPが ニューヨークの夜を 煌びやかに 飾ったように、 小倉ナイトに MR.JIMMY の ZEP ワールド全開です!
♪ メドレーは、「 Boogie Chillun 」 だけでは終わりませんよ〜。
マイクを持って、歌う姿勢のまま静止し、横目で桜井さんを見ているパーシーさん。 ( 何か “ やったるで〜感 ” が!(^.^) )
・ おおっ!「 Let’s Have A Party 」 が始まりました♪
曲に合わせて、ココだ! というところで 手を叩く 私。 近くのお客さまも、 やはり手を叩きつつ楽しまれています!
・ あっ! まだ何か お聴かせ頂けそう♪・・・ これは 「 Honey Bee 」 わーいo(^o^)o  桜井さんの 指裁きに 目が釘付けです〜☆
そこから、今度は ムードたっぷり、 スロー・ブルーズ な展開へ!・・・ う〜ん♪酔わされます ( 飲めないので、お酒は口にしていませんが )
何の曲を挟むか事前に話し合っていらしたのか? それとも、即興で始まったのか? ・・・いいですね〜♪
こんな、ご本家の テイストは 壊さずに、その場の雰囲気で 変幻自在なところも トリビュートの醍醐味。
73年のMSG で、 “ こういう Whole lotta メドレーも あったかも知れない! ” って思えてきちゃう(^_^)
インクルードも 奮発してくださって ありがとう MR.JIMMY の皆さま!
お客さまの様子を見れば、長くなっても、中だるみはしていないのが分かります。 好感触♪
Whole lotta〜 に戻って、曲が終わると、またまた 客席から惜しみない歓声が送られます(^o^)丿

・ 沸きに 沸いて本編終了、大歓声は途切れる事無く、そのまま アンコールに!!
再び登場 MR.JIMMY、  狂熱のライヴ の アンコールといえば ・・・まずは この曲!
 
「 The Ocean 」 栗川さんの歌うカウントから、 ( ← このカウント、栗川さん すっかり余裕ですね〜。 )
栗川さん、ボンゾを意識したように、 気持ちダミ声っぽく。 観客皆さまも、カウントにあわせ 手を叩きながら、
最後は みんなで 一緒に 「 “ ワンッ 、 ツー 、 スリー 、フォーッ ! ” 」
♪ Na na na na na na la, la la la la la 〜 の 所は、私も 演奏に合わせて 手を叩きつつ、 客席フロアも 皆さま 揃って大合唱です (^o^)♪  ・・・合唱を指揮するように、両手を振る 桜井さん☆

ステージ向って左手から 右へ、のけぞる様な姿勢で、 ヒョコ ヒョコ Jimmyステップで移動する桜井さん。・・・その後ろを、こっそり真似っこして ヒョコ ヒョコ のけぞりステップしてた パーシーさん (!) やるなぁ(^_^)
( ・・・ センセったら、まったく気が付いてないし (^.^) )
・ 楽しい!楽しい! 場内の この雰囲気に、桜井さん 人差し指で ( もう1曲? ) のサイン。
それは聴きたい! 是非聴きたい!!と、ざわめく 観客皆さま。

アンコール2曲目に始まったのは、「 Communication Breakdown 」ヾ(^o^)ノヾ♪
演奏が始まると、もう ジッとしていられなくなっちゃう!  立ち見疲れなんて 感じなくなってます。
中間のギターソロ、インプロヴァイズ が、これまた興味深いところ。
本編 Communication 〜 から 少し離れて、 ここから 違う曲が始まるんじゃないか? みたいな、そんな 雰囲気も感じさせつつ。
続いて スロウ・ファンクな展開へ、これまた違う曲みたいな 独特のノリが面白い♪

いろいろ寄り道しながら、元の 「 Communication Breakdown 」 に戻って、終了!
メンバー皆さま、歓声に応えて 楽屋へ帰って行きます。( ・・・アンコールも終了? しちゃう?? ) 沸きあがるアンコール! 皆さま、( 私も ) 手を止めるつもりはありませんよ〜。 ( 出て来て〜 )

・ 最初のアンコールより、少し時間が掛かって、やっぱり出てきてくれました MR.JIMMY!
パーシーさん、「 話し合いまして、最後に派手なのを・・・ 」 と、
スペシャルなアンコールは、 「 Immigrant Song 」
大塚さんは、この曲ではブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様 のFenderプレジション・ベースを使用。
桜井さんは、再び 登場時に着ていた 銀ラメ襟の 星ジャケット姿です。

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汗をかいたので、黒ケシの衣装は 着替えたのかも?
( ライヴの間中、目の前の桜井さんの 頬を伝い、首筋や胸を流れ、後から後から 流れる汗。
飛び散る汗、ギターにも流れる汗の雫。 ・・・本当に熱演です。 いつもお疲れ様、ありがとうございます。 )
( メンバー皆さまも、身体を張った熱演、 いつも お疲れ様です & ありがとうございます。 )
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さあさあ! ラスト・スパート!!疲れを感じさせない、勢いあふれる 「 Immigrant Song 」 です。 (^o^)丿
終わりの方で、パーシーさん、首振りアクションぽい 動きをしてみたり、 隣の桜井さんも ちょっとだけ合わせてみたり。

☆そして、最後のシメは、
パーシーさん、マイクを高く掲げた 王子ポーズ ( 画像は75年ですが )http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750518_04.jpg
お隣 桜井さんは、ギターを高く掲げた Jimmy キメポーズ☆ http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750125_01.jpg( こちらも75年の画像、これから 振り下ろすところなので ちょっと違いますが、雰囲気的にこんな感じ。)フロントお二方 並んで、両腕を上げたポーズで キメていました。
MR.JIMMYメンバー、九州出身ということで、栗川さんを中央に、改めて、お集まりのお客さまの 大喝采に 感謝しつつ応え、今度こそ お疲れ様、楽屋へ。
大盛況のうちに終わりです♪
なんと、時刻は 21:00 ジャスト! きっかり3時間の 狂熱のライヴ、ここに終了〜〜!!ライヴが終了すると、機材を一目見ようと、ステージ前に集まってこられる方が 多かったのが印象的でした。
何だか、とっても良い雰囲気で、楽しく過ごす事が出来たので、翌日、帰りへ向う移動中にも、いろんな場面が頭に浮かんできましたよ♪  素晴しいひと時でした(^_^)



☆ルルさん      2010/11/07(Sun)

おはようございます。ゆうさん、皆さま。
九州公演ついに実現。夢のような夜でした。素晴らしいライヴパフォーマンスでしたね。桜井さんのあの衣装は初めてみました。
Jimmyの微笑みさん、東京からいらしてたんですね。私の2列前に、素敵な女性がいらしてその方かな、と思いました。
それではまた。
Have a nice trip!



☆GIGさん    2010/11/30(Tue)

私も小倉参戦させていただき、何やかや(親類の結婚式&仕事)で3週間におよんだ九州滞在を切り上げ、一昨日帰 京しました。
遅れて来た「(Mr.Jimmy)カメラパス」野郎としての参戦でしたが、オールスタンディングに気後れしてしまい、ベ ストショットポイント確保に後手を踏み、情けない状況のまま観客の頭ばっかり撮ってました(泣)。



☆VALHALLA さん     2010/11/08(Mon)

はじめまして!
この度「狂熱の小倉LIVE!」を企画させて頂きましたVALHALLAです。この小倉公演につきましてはさまざまな方から多大なるご協力を得て実現する事ができました。この場をお借りして、無事成功裏に公演を終えた事を御報告させて頂くとともに、皆様方に感謝の念を表したいと思います。
「本当に有難うございました!」
これを機会に、少々沈みがちであった北九州のmusicシーンも盛り上がって頂ければ有難いです。

当日の雰囲気はJimmyの微笑みさんにお任せするといたしまして(いや〜いつも、スゴイナーと感服しています!)

私もはじめてこのような大掛かりなLIVEを企画して色々と勉強させていただきました。一番困ったのは、プロモーション時にチケットをその場で買ってくれない事です。対象者が「オトナ」ゆえに、「それはゼヒ行きたい!ただ、その日の予定がまだ決まってないので・・・・」みたいな感じです。実際の話、9月末まではプレイガイドで50枚、手売りで20枚で、60枚が予定でした。なんだか本当に不安になり眠れない日々が続きました。コレは冗談(笑)
実質動き出したのは残り2週間で、手売りを予定していた枚数もはけ、特に当日分を合わせて残り3日で60枚ほど売れました。
当日の15時頃、FUSEの店長から、「当日券の問合せがかなり来てるけど、どれくらい受けていいですか?」と聞かれて、「いや〜、どうしよっかな〜」などどと、余裕かましてました(笑)
兎にも角にも、ハラハラの1ヶ月でした。

LIVE終了後、オーディエンスの方から、「また企画しちゃってん 絶対くるけん」と何人かからリクエストも頂きました。彼らも、終わってから、飲みに繰り出してMR.JIMMY&ZEPでまたまた盛り上がった事と思います。

最後になりましたが、後援を頂きました、北九州市、北九州市教育委員会、朝日新聞、クロスFMの方々 本当に有難うございました。
やっぱりマスコミの力は凄いですっ!

打ち上げ終了後、みんなで「やっぱりやって良かった」その一言で、今までの苦労が帳消しになったような気がしました。本当にみんな アリガトー!

今後ともVALHALLA企画を宜しくお願いいたします。




2010年10月16日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/10/17(Sun)
やっぱり、私は この方達の、MR.JIMMY の表現する ZEPワールドが 好きだ〜!!Led Zeppelin の音楽・ライヴ は、最強だー!!・・・と、納得の全20曲 ・ 3時間半 超 の 「 75年 USツアー <+α> 」 渋谷DUO編 でした ☆(^o^)丿♪

♪ セットリスト ♪
1. Rock And Roll    2. Sick Again    3. Over The Hills And Far Away   

4. In My Time Of Dying    5.When The Levee Breaks      

6. The Song Remains The Same   7. The Rain Song    

8. Kashmir     9. Since I've Been Loving You

10. No Quarter   11. Trampled Under Foot    12. Moby Dick 

13. Dazed And Confused( incl. Walter's Walkリフ,Woodstock )  14. Stairway To Heaven

【Encore1】  1. Whole Lotta Love( incl. Sex Machine ,Licking Stick ) 〜 直結 〜 2. ( intro: Out On The Tiles) Black Dog

【Encore2】  
1. Custard Pie    2. Down By The Seaside     3. The Wanton Song     4. Communication Breakdown 

 
★ 使用機材 ★

↓桜井さん
メインは、 1958ヒストリック・レスポール 、 「 Over The Hills〜 」 , 「 Kashmir 」 で、93年製レスポール。「 In My Time〜 」 , 「 When The Levee Breaks 」は、ダンエレクトロでスライドプレイ。  6,7,14 で Wネック。
足元はフットスイッチ、 MXR PHASE90、ペダルワウ、Marshallアンプ ( ZoSo シンボル付キャビ )、 テルミン、 テルミン用Marshall、 ECHOPLEX 

↓大塚さん
「 In My Time〜 」はプレジションベース(フレットレス)、他は Fenderジャズベース,【 Encore1 】は・・・Fenderプレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)
♪キーボード演奏曲:KURZWEIL K2600X、サンプラー、 クラヴィネット、ベースペダル。

栗川さん→ドラムセットは ビスタライト( シンボル付き )

↓パーシーさん
「 When The Levee Breaks 」 , 「 Custard Pie 」 で、ハーモニカ「 Stairway To Heaven 」 , 「 Down By The Seaside 」で、タンバリン

☆ お衣装 ☆
・ 桜井さん → 黒ケシトップス、 黒ドラゴンスーツのパンツ、 白黒コンビシューズ、 
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/la75-4.jpg ( ・・・今回は、ウロボロスの大きなターコイズ・ペンダントでは ありません )
↓首元には、シルバーのチョーカーネックレス
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750131_07.jpg
アンコールから トップスも黒ドラゴンスーツ上着着用で、上下ドラゴンスーツ・スタイルに☆
http://digilander.libero.it/elly.last.stand/j96.JPG ・・・ 着こなしがバッチリなので、Jimmy 衣装の どのお姿も カッコいい!

・ パーシーさん → 和風の花柄の半纏のような前結び上着、下はユニオンジャック付きジーンズ、ベルトバックル、ペンダント,バングルなどシルバーアクセサリー、足元はパイソン柄とんがりトゥ。 http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/dallas75-cdunn_91s.jpg
・・・王子ばりの 大きな手振りが綺麗。 グッと腰の入った 王子アクションも入れつつ。http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750327_27.jpg

・ 大塚さん → シックな 黒シャツとパンツに、黒ベストが しっくりと馴染んだ装い。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_109.jpg,http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_50.jpg
・・・アンコールでは、ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様のFenderプレジション・ベース使用。

・ 栗川さん→ “ 時計仕掛けのオレンジ ” 白ツナギ、黒帽子 
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_59.jpg,http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_57.jpg

【今日のぱしさん】
( 「 Moby Dick 」 前に )
「 栗川さん、アナタ 健康診断受けましたね。 」
( 「 ・・・その話。。 」 と、栗川さん )
( ここでは あえて詳しく書きませんが、“ こりゃまいった! ” な、 結果だったようで
     ・・・世の おとーさん方なら、何となく想像できるかと。)( そんな やり取りの横で、 なにげに、 ギターで ショックを表す 効果音を 爪弾く 桜井さん )
「 そういう訳で、今回は 終わった後のビール無しです!  ・・・まぁ、プリン体オフなら良しとしてあげましょう。 」
「 もう、 クッキー栗川 改め、 プリン 栗川 でいいじゃないですか、同じ 甘そうだし。 」( 私は、この辺で もうっ おかしくって、限界! 久しぶりに涙目で笑ってしまってます。 )
「 プリン栗川、 いや プディングにしよう。 英語で、 プディング栗川! 」 ( ←どっちでも変わらないって(^_^;) )
『 それでは! “ プリン栗川 ”  
なんなら、上に “ プッチン ” 付けてもいい、プッチン プリン栗川!!   Moby Dick〜!! 』


定刻どおり、19:00 スタート! メンバー登場!!

おおっ! 大阪公演の Jimmy ウエスタンシャツも素敵でしたが、黒ケシ & ドラゴンパンツ の組み合わせ、さらには、首元に シルバーのチョーカーネックレスと、Jimmy 好きには(*^_^*)  ピンと来る、 まさに、75年USツアーお衣装 の桜井さん☆

1曲目は、もちろん 「 Rock And Roll 」 
 観客の目が一斉に ステージに向けられます。  この音を聴いて欲しい Jimmy ギター☆ いきなり 高いキーで始まりました、パーシーさんの ハイトーン・ヴォーカル♪
75年ZEPワールドへの 誘い(いざない) に相応しく、聴く人を惹きつけます。
 終わり近くで、 「 ♪ロォォンリィ ロォォォン リィィィ・・・ 」 と、引っ張るように歌う パーシーさんと、桜井さんの ブルーズ・テイスト たっぷりな、インプロヴィゼイション!
最後のドラム連打も、ボンゾのパワーに近づかんと、栗川さん頑張ります!!

続いて そのまま、「 Sick Again 」
気持ち良さそうに、頭を揺らしながらノリノリで聴いている方も、客席のあちらこちらに。ドカ(ラ)ッ! ドカ(ラ)ッ! ドカ(ラ)ッ! って、栗川さんのドラムが入るところで、バック・ステップ 後ろへ ヒョイっ ヒョイっ ヒョイっ! と、跳ねるみたいに進む桜井さん☆
そうそう! そんな感じ。 いつもながら、アクションも見事な Jimmyっぷり。魅せつつ、聴かせる演奏で、始まったばかりのライヴが、どんどん楽しくなってきます♪  

「 Over The Hills And Far Away 」
出だしから、丁寧な仕事振りが 感じられます☆(^_^) 澄んだ甘さが広がっていくような、しっとりと、艶(つや)やかな ギターフレーズにうっとり♪ 
長めに取られた インプロヴァイズ部分も心揺さぶる感じ。

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パーシーさん、「 Good Eeee〜ve ning!! 〔 グッド ・ イ゛ィィー!ヴ ニンッ(グ)!! 〕 」 と、王子風ハイテンション挨拶から、「 こんばんは、MR.JIMMYでございます。 」 お馴染みご挨拶に続き、「 それでは、代表取締役社長の 桜井の方から、ご挨拶・・・は、ありません! 」 と、軽く掴んだところで
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「 In My Time Of Dying 」
桜井さんが、ダンエレに スライドバーを滑らせれば、 栗川さんのドラムが加わり、曲が動き始めます動き始め、大塚さんの フレットレスベースの重い響き。そして、パーシーさんが歌い始めます。 巧みに、ファルセットも取り入れながら。・・・今日は、どう歌い上げていくのだろう♪
ZEP流 “ 南部の泥臭さ ” の、ゾクゾクするような緊張感と、ドラムの高揚感!桜井さんのスライドの手元と、後ろでフレットレスベースを弾く大塚さんの手元を、重ねるように目に捉えながら、堪能します。

「 ・・・75年の重い曲を 」 
「 When The Levee Breaks 」 という、パーシーさんの紹介に、ざわめく会場。
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* 余談 *
実は、この日の会場の バー コーナーには、テキーラとオレンジジュースをベースに、レスポールのサンバースト・カラーを表現したという、 特製カクテル “ レヴィー・ブレイク ” なんて メニューが用意されていました。 ( レヴィー・ブレイクは、ダンエレ (ちなみにオープンG) だけど ・・とか言わないのっ。)
お酒が飲める方なら、試したくなっちゃうかも? ですね。飲まれた方、お味はいかがでした (^_^?
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ご本家も、 USツアー開始直後に、数回だけ、スタジオ盤の世界観を ライヴ表現しようと 試みながらも、結局セットから外された 極レアナンバー。 
ご本家音源が、そのまま目の前に現れたような、栗川さん ドラムと、 大塚さん ベース、そして、桜井さんの スライドギター♪ ( ←この方に弾けない Jimmy ・ZEPナンバーは無いのでは? )
一方、75年USツアー開始頃は、 王子の喉のコンディションが 風邪で 最悪な次期であったわけですが、パーシーさんは、低く引きずるような低音から、サビは キーを下げる事なく、ハイトーンのまま、高っ!( まるで、カラオケで、本来の自分のキーより ずっと高い、オリジナルキーの曲に挑戦するみたいに )
まくし立てるように、 ものすごい早口で 歌い切っています。
止まない探究心と、 あくまで Led Zeppelin の ライヴ・パフォーマンスに拘った、MR.JIMMY だからこそ、 表現できる 75年US When The Levee Breaks が今ここに!!
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さて、次の曲への準備の間、ここでの パーシーさんのMCは、近頃のライヴで ちょいちょい登場する、安全地帯・玉置さんの話題。
お騒がせはさておき、ヴォーカリストとして 玉置さんを リスペクトしている パーシーさん。ついに、安全地帯の 武道館公演を観に行ったそうで、ヴォーカリストとして刺激を受けてきたようです。 
玉置さんの爪の垢でも 煎じて飲みたいくらい。 なーんて、仰っていました。 ( ↑パーシーさんのヴォーカルに圧倒された 観客皆さま、いやいや、何を仰いますやら! と、思われたのでは。 )
そんな話題も、脱線し始め・・・ 「 ・・・長い? 」 「 長い?( と、メンバーの顔をきょろきょろ ) 」 ここで切り上げ、
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準備も終わって、Wネックを下げた 桜井さん☆ 「 The Song Remains The Same 」 です♪
大塚さんの ベースが どんなラインを描いているかにも、注目! ドラムを叩く 栗川さんの手がどう回っているか、ダイナミズムを体感!
駆け抜ける歌! メンバーの演奏に乗って、より自由に、活き活きとプレイする桜井さんのギター♪ ( きゃあ☆ )

こう来たら、こうっ! おそらく、多くの方が すっかり頭に刷り込まれている曲順。 前曲とセットのように「 The Rain Song 」 へ、
美しい花や、美しいものを愛でるように、 【 美しい曲の , 美しい演奏を愛でる。 】 (^^♪

ああっ!なんて 雄大な 「 Kashmir 」  
この曲、ZEP の宝物だなと、MR.JIMMY ライヴ で お聴かせ頂くたび、改めてそう思います。
演奏にしばし圧倒され、 本当に “ 胸のすくような ” 爽快感を感じて。見入っていた方も、体を揺らしながら聴き入っていた方も、同じ空気を体感された観客皆さま、
曲が終わると共に大歓声!! 

「 Since I've Been Loving You 」
75年は、ご本家が こちらも数回しかライヴ演奏していない 貴重な「 Since〜 」10/2・前回MR.JIMMY大阪公演でも披露されましたが、渋谷でも披露されるとあって、沸く会場!
イントロから、もうっ♪ ギターが 艶めかしいほどの色気を漂わせる 桜井さんのJimmy プレイ☆( ・・・ご本家75年、バレンタインデーのNassau公演 なんかを髣髴させますね〜。 )
毎回 自慢したくなるくらいのパーシーさんのハイトーン・シャウト! 段階をつけ、 グッグゥ〜っと、声を上げて行く 巧みな歌いこなしです。

ジョンジーな大塚さんをフィーチャーした 「 No Quarter 」
主張し過ぎない、特に目立とうとするのではなく、ステージに同化するように、さらりと仕事をこなして行く 職人的な。 しかし、それこそがZEPに不可欠な ジョンジー的演奏。そして、MR.JIMMY のジョンジーな大塚さん。
毎回が、そのライヴでしか生まれない特別な ジャムセッション・パート。大阪・江坂ミューズでの演奏が、あの夜の あの会場でしか聴けない演奏であったように、
この夜の 渋谷DUOの会場にも、ここでしか生まれない、大塚さん, 栗川さん, 桜井さんの3人の演奏が溶け合った 特別な空気が流れていきます♪ ♪
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さて、聴かせる 「 No Quarter 」 で、盛大な拍手と歓声を受けた 大塚さん ・・・でしたが、次の曲へ移ろうとすると
パーシーさん : 「 違いますよ! 」 ( ← 指導? 今回は大塚さんに。 )
ベースのストラップを肩に掛けたところで、 はっ! とした顔の 大塚さん。次の曲もキーボード。 パーシーさんから、 「 ピッ! 」 と、さらに指導されてしまったのでした。
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そんな次の曲は、「 Trampled Under Foot 」
この時 私も スタンディングで観戦しよう! と決意。  座ってたほうが ステージに近いけれど、多少離れても、ステージ全体を見たいし、固まって観ていられなくなってしまって。
うん。 目の前のパフォーマンスを 全身で感じるなら、これが正解(^_^)♪
音の良さには、定評のある会場のDUOですが、今回も良い音で、着席していた場所も、スタンディング・エリアにも、良い音が届いていました♪
「 Trampled Under Foot 」満喫☆ 最後のところで、Gallows Pole の歌詞が チラリ登場するのも、もちろん ご本家と同じです。

「 Moby Dick 」
“ プリン ” なんて、パーシーさんに からかわれた栗川さんでしたが、ドラム・ソロは、 大阪でも、渋谷でも、観客皆さまから、歓迎されます!
・・・夏に、河川敷の特等席で 花火大会観てる時みたいに、ダイレクトに、栗川さんの叩き出す ドラムの響きが、観客の元へと 飛んできます!!
終盤の連打で、ラスト・スパート!!  凄い!凄い!!
かくして、 熱演後には、今回も 無事に飲み物が手渡されたのでした。

さて、いよいよ登場 「 Dazed And Confused 」
大阪公演も観ているので、私としては、 “ 勝手知ったる ” な 部分もあったのですが、( Walter's Walkリフ が散りばめられている事や、 Woodstock の ( 歌詞 ) のインクルードなど。しかし! そこは、MR.JIMMY の事。 ほぼ同じ構成であっても、また新たな感動があります。 むしろ、前回も観ていて良かった♪
もう、すっかりスタンディング観戦ですから、ノリノリで楽しみます ヾ(^o^)ノヾ♪ 
弓の先が客席を指せば、無遠慮に歓声を上げてみるし。 しかし、今回のお客様、なかなか良い反応でしたよね (^_^)そのオカルティックな 弓プレイも 妖しい魅力に満ちていました☆ 
「 ♪ ア ア ア ア〜〜 」 と、パーシーさんと、桜井さんが 手を翳しあう パートの前あたり、桜井さんが、上に翳したギターを、 “ ストン ” と、振り下ろし、( ・・・と、同時にドラム )( そこへ、観客の歓声! )  と、なるところも、スリリングで 楽しかった♪  お客様も積極的。
疾走モードに入って、ホルストの 「 火星 」 のパートがきて・・・リズムパターンの変化や、 Jimmy ギターの技の数々 ・・・もうっ めくるめく幻惑の世界。
約30分。 曲が終わる最後の最後まで、目が離せない,聴き逃せない!! 好演でした。またまた 盛り上がる会場! ステージに拍手と歓声を送ります。 

「 Dazed 〜 」 の盛り上がりもそのままに本編最後を飾る 「 Stairway To Heaven 」へ。
1つのジャンルに括ることの出来ない Led Zeppelinの 多様な音楽性。The Rain Song も そうですが、 こうした 美しい曲 が、ライヴのセットに組み込まれている事も、長尺のライヴに 変化を付け、ライヴを通してみた時、そのコントラストに センスを感じます。
75年USヴァージョンを、 良い音で 深く聴き (^^♪大阪に続いて、MR.JIMMY 皆さまの、カッコイイところを視界の開けた場所から臨みます。
Wネックギターを立てて、高く掲げた Jimmy な 桜井さんのカッコいい事☆
ここからの盛り上がり、 展開の面白さも、ライヴ版 「 Stairway To Heaven 」 の醍醐味♪
年代ごと、あるいは公演ごと、 そして、その日の MR.JIMMY ライヴの演奏 として、これまでにも、ライヴ版 ・ Stairway 〜 の 魅力を色々と体感させて頂いております。

“ トリビュート ”  今回も、心地良く,楽しく (^_^)

「 Stairway To Heaven 」 の後、お約束に従って、メンバー 歓声に見送られながら、楽屋に下がりますが、お約束と知りながらも、観客皆さま、歓声を そのままアンコールに! ( 待ってますよ〜♪ )
↓ご本家同様、ここでステージの MR.JIMMY 電飾が 点灯します☆☆
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750201_09.jpg・・・これは ご本家 ZEP電飾

アンコール ( もう、本編といっても良いような ) 「 Whole Lotta Love 」 から
いきなり! ファンク・コーナーのカッティングから入る 桜井さん☆ ( ←良いですね(^_^) )メンバーも、しばし インプロヴァイス的に合わせ、 「 Whole Lotta 〜 」 イントロへ!
↓Jimmy & パーシー 、無敵のツーショット による 「 ♪Wanna whole lotta love〜 」  
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750327_24.jpg・・・今回 桜井さんの声も良く聴こえたような。
に、 合わせ、私もスタンディングの場所から 「 ♪(^o^)丿 Wanna whole lotta love〜 」  届け!!
そして、改めて 「 Sex Machine 」 , 「 Licking Stick 」 もインクルードの ファンク・パート突入! 今日は おとなしく座って観戦 と、思っていたのに、 結局 ガッツン ガッツン と、 ノリノリですヾ(^o^)ノヾ♪・・・でも、楽しい〜〜♪♪
さらに テルミン・コーナー (/^-^)/~~☆´.・.・:★´.・.・:♪  vs パーシーさん ヴォーカル
桜井さん、人差し指と 親指で、ちょちょいと テルミンを鳴らしたり、立った姿勢から、カクンと膝を落としたり、ギターのネックを翳したりと ( ← ちなみに、No Q でも、この鳴らし方してましたよ〜。 )テルミン・アクションでも 魅せくれます☆それと クロスして、大塚さんベースと、栗川さんドラムの グルーヴ♪ ( ←これも75年のお楽しみ )

このノリのまま、直結 「 Black Dog 」 !  またまた 叫ぶし!・・・そう、参加するのだっ(^o^)丿♪

■ そして また、夢の続きへ
さて、ここからは、アルバム 『 Physical Graffiti 』 からの レア曲も お楽しみの アンコールタイム♪大塚さん、キーボード席へ。 ・・・って事は あれかなぁ〜? なーんて、思っていたら、なんと、パーシーさん 忘れ物! と、急いで楽屋へ取りに行きます。 曲が始まっちゃう〜〜。
そう、取りに行ったのは、これがなくっちゃ の ハーモニカ。
「 Custard Pie 」 が始まります♪ 
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この曲、一番最近では、今年5月に桜井さん単独で参加した、厚見玲衣さんのイベントにて、事前の打ち合わせなし! 桜井さんが仕掛けて、チラリとインプロヴァイズされたのを聴いただけです。
その、厚見玲衣さん をはじめ、トリビュート・イベント 「 メイニアックスの奇跡 」 に参加されていた、バンドマンの方々も、この日は客席に。 開演から終わりまで MR.JIMMYのZEPワールドに引き込まれるように、集中して観戦していらっしゃいました。
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ご本家は ライヴ演奏していない曲ですが、ライヴ・ヴァージョンとして ごく自然に、
ZEPテイストを 損ねる事無く、繰り広げられていきます。 
パーシーさんも、ハーモニカで加わった 4人の演奏による インプロヴァイズ は圧巻!!

さらに、お次は?  「 Down By The Seaside 」 です♪
揺れ感も心地良く ♪(^_^)  ・・・考えてみれば、ライヴで聴いているって不思議な体験なのだけれど、うーん、 さすが MR.JIMMY マジック! 違和感無く。 曲の展開部分も興味深く。途中、コーラスに桜井さんも参加。 またまた パーシーさんと、無敵のツーショット状態で、お二方 1本のマイクで歌っています。
♪Ahhhhhhh, ooooooooh
Oh, oh, oh, oh, the people turned away
Yes, the people turned away
・・・のところ。 もちろん、私も 勝手に参加して、その場で歌っちゃう〜♪

アンコール第2弾 の2曲演奏が終わったところで、ステージを降りてしまうのかな?
・・・と、思いきや客席から 「 ワ〜ン トン ソング! 」 と、リクエストの声が飛びます!( えっ何だって! と、ジェスチャーしてみせる桜井さん。 もう1回言ってみて!と、アピール )
「 ワントンソング!! 」 改めて、声が掛かります、 会場も盛り上がっています!!
(★ 桜井さんは、こういうの、お客様の 聴きたいっ!て声も、大事にして下さる方だから、演奏すると思ってた(^_^) )

そして、もちろん 「 The Wanton Song 」 ・・・大阪公演から、さらに今回も聴ける♪ らっきぃ〜(^_^)v
衝撃的なイントロ。 パンチの効いた曲が、広い会場に鳴り響きます。 ここでもドラムは重要ですね〜。 栗川さん、キーマン?
一転、 例えて言うなら、 一瞬の、哀愁を帯びた横顔、切ない表情を覗いてしまった様な ギターソロ・・・これがまた、いい感じ♪
☆★ ☆★ ☆★   ☆★ ☆★ ☆★   ☆★ ☆★ ☆★
ここで、桜井さんに サプライズ! 10月4日 が、お誕生日だった 桜井さんを、ステージで お祝いです。
舞台袖から、ホール・ケーキが登場!!
6月の大塚さんの時と同様、 パーシーさんが、テノール歌手( 秋川雅史さん? )風に、声高らかに 「 Happy Birthday 」 を歌い上げます♪
最後の 「 ♪ Happy Birthday to You 〜 」 のフレーズは、会場みんなで一緒に。  (オメデトウ) (^o^)〜♪
〜 すると、 桜井さん 顔面をケーキにダイブ!? ・・・ではなく、上にのってたイチゴ(かな?) を1つ、 顔を直接近づけて  “ ぱくりっ ” ( ←どきっ☆ (^.^) )
「 パイ投げでもするのかと思った! 」 と、唖然とした パーシーさんのマイクを、 桜井さん パッと 取り、
桜井さん : 『 ありがとうございました。 』 と、自らの口から、感謝のひと言を。
「 うわぁ! 喋った!! もう この先10年は 喋りませんよ! 」 と、
ステージでは、Jimmy に徹している為、基本的に言葉を発しない 桜井さんのひと言を、大げさに驚くパーシーさん。
☆★ ☆★ ☆★   ☆★ ☆★ ☆★   ☆★ ☆★ ☆★
セレモニーも無事終わり、 ( 実は、パーシーさんが、 「 ケーキがあるらしいですよ。 」 と言ってから、段取りがうまくなかったのか、そのケーキが なかなか ステージに登場せず、もう少しで、最後の曲を 始めてしまうところ だったり。 )
桜井さん、“ ♪ ジャラ〜ラ ラッ! ” と、一瞬 「 Whole Lotta 〜 」 のイントロ・リフを爪弾き、メンバーに、もう それ演った! と、ツッコンでもらう、軽いネタを入れつつ、

最後は、 「 Communication Breakdown 」
途中で、曲丁を落とし、 スロウファンク風の展開が入るのも、ご本家髣髴ですが、ここから、元の 「 Communication〜 」 に 戻る合間に、演奏を ピタッ と止める、ブレイクを入れるのも 聴きどころ♪ メンバー同士、意思の疎通が要求されます。桜井さんが仕掛けるストップに、 ピタッ と、メンバーも合わせ、キレイにブレイクが キマって行きました☆

これにて終了〜! ホントに終了〜〜!!メンバー、観客からの喝采に、丁寧に頭を下げ, 手を振って, 笑顔を振りまいて 応え、ステージを後にしました。
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時計の針は、22:35 を指しています。ライヴが終了して、お帰りを急ぐお客様のざわめき と、一方で、楽しかった今日のライヴについて、声を掛け合っていらっしゃる ざわめきが聞えます。
口々に 「 今日は楽しかったね〜 」 とか、「 うん、今日 良かった〜 」 とか♪
「 久しぶりに 長く演ってたよね。 3時間超えるの久しぶりじゃない? もう長く演らない事にしたのかと思った。 」・・・なんて、声もこぼれ聞えて来たのですが、
 【いえいえ! それは、史実に基づいたライヴの為、演目によって、早めに終わる事もあるのです。】・・・と、言いたいところを、 さすがに見ず知らずの方の会話に割り込むわけにも行かなかったので、すみません、この場をお借りして、書かせて頂きます。
私も、この日は、そんなに長い時間が経っていたなんて、ぜんぜん感じませんでした。
アンコールに登場したパーシーさんが 「 もう、時間も遅いけど・・・」 と、仰っていた時、「 ああっ、そうなんだ。 もう遅い時間なんだ。 」 って、思ったくらい。

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着替えを済ませ、楽屋での ご挨拶も終えて、桜井さんが フロアに出て来ると、会場で購入したポスターや グッズなどに、サインを求める方々も続々!
桜井さん、お疲れのところを、快く応じていらっしゃいました。 お客様の嬉しそうな表情(^_^)
人気・知名度が上がって行っても、知人や音楽関係者だけでなく、【 ZEP初心者や 一見さんであっても、いつも フレンドリーに 接して下さる 】 ところ。
桜井さん はじめ、メンバー , スタッフ 皆さまの、そういうところが 本当に素敵です。
テクニックであるとか、トリビュートの完成度 という 部分だけに注目する観かた というのも観る人によっては、あるのかもしれませんが、私は、会場の規模に関わらず、MR.JIMMY のライヴには、ステージのメンバー皆さまと、観る人との間に 【 身近な感じ 】があって、【 血の通った感じのする、温かなライヴの雰囲気 】 そういう所も、とても気に入っています。
*〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜* *〜*
皆さま、大変長々と、書き込みしてしまい、ひとりで スペースお取りして 申し訳ありませんでした。どうもありがとうございました。




2010年10月2日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/10/04(Mon)
大阪 江坂ミューズ
Many happy returns of the Day , Mr Jimmy SAKURAI! 
桜井さん、10月4日・お誕生日おめでとうございます。


♪セットリスト♪
1. Rock And Roll    2. Sick Again    3. Over The Hills And Far Away  
 
4. In My Time Of Dying   5. The Song Remains The Same   6. The Rain Song

7. Kashmir    8. Since I've Been Loving You    9. No Quarter

10. Trampled Under Foot    11. Moby Dick

12.Dazed And Confused( incl. Walter's Walkリフ,Woodstock )    13. Stairway To Heaven 
  
【 Encore 1 】 
1. Whole Lotta Love( incl. Sex Machine ,Licking Stick ) 〜 直結 〜 2. ( intro: Out On The Tiles) Black Dog


【 Encore 2 】 
1. The Wanton Song  3. Heartbreaker( incl. That’s All Right ( Mama ) )


★使用機材★

↓桜井さん
メインは、 1958ヒストリック・レスポール 、 「 Over The Hills〜 」 , 「 Kashmir 」と、 「 Moby Dick 」後半 で、93年製レスポール。「 In My Time〜 」は、ダンエレクトロでスライドプレイ。  5,6,13 で Wネック。※トラブルにより 予定外のギターで演奏した曲も。
 足元はフットスイッチ、 MXR PHASE90、ペダルワウ、Marshallアンプ、 テルミン、 テルミン用Marshall、 ECHOPLEX 

↓大塚さん
♪ベース演奏曲: ライヴ本編では・・・ 「 In My Time〜 」はプレジションベース(フレットレス)、他は Fenderジャズベース,アンコールからは・・・Fenderプレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)
♪キーボード演奏曲:KURZWEIL K2600X、サンプラー、ヤマハシンセ ( クラヴィネットの音 )、ベースペダル。

栗川さん→ドラムセットは ビスタライト( シンボル付き )

パーシーさん→ 「 Stairway To Heaven 」で タンバリン

☆お衣装☆

◇ 桜井さん → Jimmyおしゃれさんシャツ、☆パンツ、白黒コンビシューズ
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/seattle_3-17-75-1.jpg http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_98.jpg・・・大阪 初お披露目の Jimmyおしゃれウエスタンシャツ☆ 似合いすぎっ、ステキすぎっ!

◇ パーシーさん → 和風の花柄の半纏のような前結び上着、下はユニオンジャック付きジーンズ、ベルトバックル、ペンダント,バングルなどシルバーアクセサリー、足元はパイソン柄とんがりトゥ。
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/dallas75-cdunn_91s.jpg http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz197505xx_31.jpg・・・王子ばりの 大きな手振りが綺麗。 グッと腰の入った 王子アクションも入れつつ。

◇ 大塚さん → シャツとパンツはシックな黒、ベストでコントラストをつけて。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750317_11.jpg http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_107.jpg

◇ 栗川さん→ “ 時計仕掛けのオレンジ ” 白ツナギ、黒帽子。75 US 衣装では、すっかり定着。 
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_59.jpg http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz1975xxxx_57.jpg
ステージの照明、カクテルライトも ご本家のように。 ( 特に赤いライトが鮮烈でした。 )http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/van75-ry6.jpg

【今日のぱしさん】
・ 最初のご挨拶MC
「 Good Eeee〜ve ning!! 〔 グッド ・ イ゛ィィー!ヴ ニンッ(グ)!! 〕 」 ・・・と、王子風ハイテンション挨拶!・・・ から、「 こんばんは、MR.JIMMYでございます。 」 ・・・と、得意の “ テンション ハイ & ロー ” に続き、
“ まいど おおきに ”  ( ← なにわVer. ? ) 沸く会場。

・ 『 In My Time Of Dying 』 の後、
「 邦題は 「 死にかけて 」 という曲なんですが、 今年の阪神は・・・ 」 ( ←と、何となく客席に振る )
「 優勝は中日ですか? 」 ( ←後ろの栗川さんを振り返りつつ ) 
( 後ろの栗川さんと ) まだクライマックス・シリーズあるから ・・・などと、野球話題。
真弓 (監督) の名前が出て、 掛布(さん) の名前が出たところで、この話題のオチ?
*** *** ***
【 今日のぱしさん (・・・に、 ツッコんでもらった、 桜井さんのスペシャル・ドリンク (?) ) 】
・ いつもは ミネラルウォーター が、ステージに用意されている桜井さん。 今回用意されていたのは、
パーシーさん : 言いたくってしょうがないみたいだから ( え、って顔の桜井さん。)
( ちなみに コレが置いてありました ) → http://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu030/honmaya/index.html
パーシーさん : 大阪の人は、鼻にもかけない 「 ほんまや 」 って名前のね。( ↑・・・私は、遠目からも すぐわかりましたよ〜。 おおっ! なにげに 大阪を意識? なーんて。 )
*** *** *** *** *** ***
* 余談 *
関西弁の方と お話していると、自分も エセ関西弁を つい使いたくなっちゃうものですが、東京・関東などの人に 関西弁を真似られても、どうか気分を悪くなさらずに 寛大に聞き流してくださいね。
こういうのって、関西弁に対する ある意味 “ あこがれ ” というか、決して悪気は無いのです。( いわゆる “ 東京文化 ” を 作ってるのって、実は地方出身者が多かったり。 お国言葉は宝ですね。 )
★ こういう感じって・・・
“ トリビュート・ライヴ “ だから、 演目も、演奏される曲も だいたい分かっているのだけれど、今日はどんなライヴになるだろう? 何がどんな風に聴こえて、何を観ることが出来るだろうって、
なんだか こう、 なんだかちょっと落ち着かないカンジ。 ・・・それがいい (#^.^#) 
そわそわと、支度を整えて ホテルを出る。 
もう夕刻、江坂へ向う御堂筋線の 車窓から見えた 夕日が綺麗♪ さあ 会場へ!

そうそう! 入り口付近で、昨年もMR.JIMMY ライヴ参加された、ZEPファンの少年 tatsuyaさん と、お父さまに 再びお目にかかりました。tatsuyaさん は 日に焼けて凛々しく、 昨年より また大人っぽくなっていましたよ。
お話中のところをごめんなさい。 お父さま、丁寧にお話下さって、ありがとうございました。 音楽談義が出来る お父さんと息子さんって素敵ですね(^_^)

★ 今年の会場は、ゆったり。 イス席 or スタンディング
ショッピング・ビルの5階。エレベータで上がったここは、下のファミリー向けショッピング・フロアとはガラリと雰囲気の違う、 ライヴハウス・江坂ミューズです。
入場すると、ステージ寄り フロア前方に並べられた、丸テーブルとイス席が何セットか。 50名くらい着席観戦でしょうか?
その後ろ、フロア半分より後方が立ち見のエリアです。  今回、私はスタンディングで観戦(^o^)丿 フロア中ほど、思っていたよりステージが良く見えます♪
定刻どおり 18:30 にライヴスタート!  メンバー登場を歓声で迎えますよぉ!

栗川さんのドラムから 「 Rock And Roll 」これから約3時間を駆け抜ける、始まりにふさわしく軽快に♪ 
★ あれっ、大阪にしては クールな反応? ・・・そんな事ないか。
昨年は、オール・スタンディングにして、あふれる観客で ぎゅうぅっと、密集した中での観戦でしたが、今年は、空間がゆったりしている分、ある種の “ 暑苦しさ ” というか 熱気 とは違う雰囲気。 
原宿クロコと 渋谷DUO との違い、どちらかといえば、 今回はDUOの雰囲気に近い。・・・と言うと、関東のライヴを 何度かご覧になっている方に 伝わるでしょうか?

間髪いれずに 「 Sick Again 」
アルバム 「 Physical Graffiti 」からのナンバーで観客を煽っていきます。 聴き所ポイントは いっぱい、ドラムにも注目ですね。2曲目にして、インプロヴィゼイション部分は既に長めで (^_^)
出だしからの ギターの音は、クセのある、個性的な引っ掛かりではなく、むしろ クリアに、 耳にスムースに流れ込んでくるような感じ、けれど力強い。 そして、まさにJimmy な 高音の存在感。
・・・難しい事は、私には分からないのだけれど、そんな印象を受けました。

「 Over The Hills And Far Away 」 
しっとりとした出だし部分は、流麗な調べを聴きたいところ。 丁寧な演奏が要求されますが。ヴォーカルが入り、リズム隊が合流して、曲調が変わると、さらに ZEPワールド炸裂☆
桜井さんの繰り出す様々な ギターの音色を楽しみ ☆(^_^)栗川さん & 大塚さんの グルーヴによって変化がつけられていく、リズムを体感♪パーシーさんの見事な歌いこなし。
★ やっぱりいいな〜。 ライヴ・ヴァージョンの 曲の魅力を体感できるのが、いつもながら嬉しいです♪♪

続いては、「 In My Time Of Dying 」 なんでしょうね〜。 もうっ!このスリリングなカッコよさは、
★  “ さぶいぼ ”  が 立つような カッコよさ!
重く、ねっとりとした前半から、攻撃的な展開へ、ギターが切り込む1音目が、若干カスっとしましたが、( 惜しいっ )なになに、そんなの吹っ飛ばす勢いで☆  ・・・カッコよすぎですよセンセ。
ダンエレのスライド・プレイと、ドラムの応酬!底で低く響くフレットレスベースの音! 圧巻のヴォーカル!! 
ぞくっと、さぶいぼ( 鳥肌 ) が立つ。 聴いてて ドキドキ しちゃいます。

★ 前言撤回! 客席の反応も十分。 ( ←はやっ! )・・・クールでなんて、いられないって。

「 The Song Remains The Same 」 
いきなり Wネック・12弦のほうの弦が 1本切れてしまいますが、気にせず続行! 事前にバンドのメルマガや、サイトなどで公開されていた “ ココが聴き所 ” で、“ ちょっとかわった 『 永遠の詩 』 のアレンジ ” ・・・と、桜井さんが書かれていたのは こういうことかしら。なーんて、聴き所情報が役立ちます☆  ・・・75年版もいいですね(^_^)
おっと、先程切れた弦の先が 何かの拍子に桜井さんの髪に絡んでしまったようです。ちょうど、クモの巣が頭に引っ掛かったみたいに。 ・・・とってあげたい〜!!
絡んだ髪から外れるまで しばらくそのままでしたが、ひるむ事なく演奏を続けられたのは、さすが!

「 The Rain Song 」 に 直結、
たった今生み出された音色が、雨粒が転がるように,柔らかな霧雨のように、会場内を潤していきます♪包み込まれるような演奏に、お集まりのお客さまも、皆さま 聴き入っている様子が見て取れました。・・・ 1音1音を、ひとつ ひとつ確かめるように、最後まで (^^♪

★ どこまでも広大に感じられるステージに、雄々しい存在感
ここでまた、 Physical〜 から、大曲が披露されます。 「 Kashmir 」  
曲そのものが大きい。 ZEP音楽の素晴しいさを 毎回 実感するKashmir ですが、演奏されている MR.JIMMY メンバー 皆さまも、一際 雄々しく、圧倒的な存在感を放っています。・・・魔法のじゅうたんに乗せられたように、聴き手を広大な風景の中へ、連れて行ってしまう。 感動的(^_^)
*** *** ***  *** *** ***
さて、「 Kashmir 」 が終わったところで、流れるような 手の動きも綺麗に、ちょっと東洋の拳法チックなアクションも、ご本家王子のようにキマっていた
パーシーさん : 「 カシミールは、こういう大きい舞台だと、大きい動きを付けたくなりますね。 見得を切る・・・みたいなね。」
「 ・・・ “ 海老蔵 ” と、呼んでください。 」 ( ←麻央さんも ビックリ? )( すると、さっそく 客席から 「 海老蔵〜!!」 と、声が! ) さすが反応バツグンです(^o^)
*** *** ***  *** *** ***
そして、次に演奏されたのは、 ご本家ZEPも 、75年としては ほんの数回しかプレイしていない、貴重な「 Since I've Been Loving You 」  
たっぷりと、酔わせるような 桜井さんのギター・イントロ ☆ 匂い立つように・・・・・・絡みつくように。 より深く。 曲が止まるまで。
 パーシーさんの 聴かせどころ でもある、この曲。 歌いこなしも色々なパターンをお持ちです。毎回楽しみ。
大塚さんの ローズ・ピアノの音と、栗川さんのドラムが、これまたアクセントとなって、心震わす熱演に、曲が終わると共に 一心にステージに集中していた 観客皆さまから 歓声が!
パーシーさんが、 「 Jimmy SAKURAI Guitar! 」 と、手を伸ばすと、さらに大きな盛り上がり☆

★ ・・・これは、もう キタ の夜に ぴったりじゃないか。
じんわり響く、ひんやりとしたキーボードの調べに、栗川さんのドラム、ワウワウした桜井さんのギター、「 No Quarter 」  そう、お次は ジョンジーな大塚さんが 聴かせてくれます(^^♪
楽器隊の ジャム・セッション部分も 毎回 大注目のこの曲ですが、巧みに小ワザを取り入れながらの 大塚さんのキーボードに 大注目でした!
ソロ・コーナーから、曲調が変わって、栗川さんドラムが合流し、一旦ステージを下がっていた桜井さんが再び颯爽と登場。 ・・・ココからの展開が また!
キーボード・ソロ → ジャム・セッション モード → 再びキーボードソロ。・・・ 約15分に渡り、絡み合い、ほどけ合う、楽器隊 3人の 演奏が、 大阪・キタ の夜を彩ります。
大人が楽しめる、ロックと ひと言で片付ける事の出来ない、ZEPの多彩音楽性。 大阪でも体感です!

★ ノン・ストップ ドライヴィング!! 「 Trampled Under Foot 」 
Led Zeppelin のファンクナンバー。 と、パーシーさんの曲紹介から 「 Trampled Under Foot 」 大塚さんのクラヴィネット・サウンド! 桜井さんの必殺ギター・リフ! はじけるドラム!  時々 一緒に口ずさみながら、もう止まらない! ガッツンガッツン動きながらのスタンディング観戦!!ハナから そのつもりで臨んだスタンディング。 踊れ心臓! 止まるな足!
目の前の演奏に誘われるまま、ファンクナンバー を 痺れるくらいに体感☆ 

パーシーさん : 「 それでは、皆さまお待ちかね・・・か、どうかは分かりかねますが 」
「 この男が 暴れます! ( と、栗川さんの ご紹介 )」 ( ・・・おおっ! 「 Moby Dick 」 ですね (^o^)丿 )
栗川さん : 「 ・・・少々 お待ちを〜 (^_^;) 」 (←もう中? 〔 芸人さんの もう中学生 みたいなイントネーション〕 )( 次回以降の ライヴ・インフォなど、MCで繋ぐパーシーさん )
栗川さん : ( まだ何か準備中の様子 )
パーシーさん : ( そんな栗川さんを見て) 「 ・・・だからねぇ! 何で 今それを始める? 」(・・・と、厳しく指導(?))
** *** ***   *** *** ***  
( 気を取り直して! 観客皆さま、待ってましたよっ! ) 「 Moby Dick 」
栗川さんに 客席からアツい視線が向けられます。その熱演に、スティック叩き, 手叩き, ティンパニ・サウンド と、演奏パターンが変わるたびに、客席フロアの あっちからも!、こっちからも!、歓声が次々と上がります!!
*** *** ***   *** *** ***  
栗川さんが 魅せ場で会場を沸かせた後、
 パーシーさん : 「 いつもなら、ここで飲み物が 運ばれてくるところ なのですが 」 ( ←今日は無し? )
( ・・・と、関西の男性のお客さまが、客席から )
「 乗り移っとったよ! 」 と、大きな声で。  「 乗り移っとった! ボンゾが! 」 と さらに。
パーシーさん : 「 こんなに 褒められた事は、10何年やってきて 初めてですね。 」
栗川さん : 「 ( お褒めの言葉に ) 後で ビールお渡しして!! 」
パーシーさん : 「 ・・・自分で、奢るんだよ! 」 ( ←またも指導? )

★ トラブルの中で見えた、プレイヤーとバンドの真価
それでは、長尺の 「 Dazed And Confused 」 との 紹介に、( 先程の お客さま、すかさず! ) 「 待っとったよ〜!! 」そうっ! 待っとった。 幻惑に溺れたい☆ ・・・妖しい魅力を纏って 演奏が始まります。
「 Woodstock 」 入り前の、美しくも 感傷的な ギター・フレーズ ( ←好きです。 )後半の疾走モードに続き Walter's Walkリフ が登場! 大変興味深いところです。( もちろん、ご本家に倣っての事、75年2/12 MSG, 2/13 Nassau など。 )
長尺のDazed〜 は、1曲の中で色々な表情を見せてくれる 壮大な組曲。ひとつの物語であり、ドラマですね。
座って観戦の時も、ジッとしているのがもったいない位ですが、せっかくのスタンディング、 もうっ ずっとノリノリです ヾ(^o^)ノヾ♪ ( この日はライヴ通してずっと )
そんな中、もう終わり近くになって、なんと ここでギター・トラブルが発生!! 
桜井さん、一旦演奏を抜け、舞台袖に下がりました。 残るメンバーが流れを止めることなく繋ぎます。
トラブルは深刻だったのか、現れた 桜井さんが下げてきたのは、【 Wネック 】 SGで対応を!!これには驚きました!
弾きはじめこそ、何だか ぺラい音に聴こえましたが、そこは桜井さんです。 あっという間に、レスポールの代用 とするに 十分な音で演奏を続けてしまいます。
曲調が少しずつゆっくりになって、ここからまた引っ張って、引っ張っての聴かせどころ、流れを止めることなく、さらっと切り抜けてしまいました。・・・こういうトラブルの時こそ、プレイヤー,そしてバンドの真価が問われますが、また、凄い底力 を見ることが出来たように感じました。
さすがMR.JIMMY, やっぱり 桜井さん(^_^) やはり、ギター・トラブルに 対応する時間が必要となったようで、パーシーさん 急遽つなぎトーク。
「 じゃあ帰っちゃうよ〜。 」 「 ステージに 寝転がって歌ったり。 」
( ↑あっ!それは玉置さん。 ダメですよぉ〜! 翌日のスポーツ新聞に載りますよ〜。←載らないか。 )
*** *** ***   *** *** ***
( 一方、その間 ひとりアクシデントに立ち向かう 桜井さん。 ・・・シュっとした、タイトな表情。 )
トラブル対応も ひとまず終わり、

本編最後を飾るは、 「 Stairway To Heaven 」
すべてを浄化するように、神聖に、流麗に始まります。 ・・・聴き入る 観客皆さま。
盛り上がり部分からの展開が、これまた興味深く、年代ごと、公演ごとの「 Stairway〜 」の面白み、魅力でもあります。意思疎通が図れて入るからこその、バンド・アンサンブル。 MR.JIMMY のエッセンスの結晶。
会場内大いに沸きます!! メンバー、一旦ステージから下がりますが、

アンコールに応えて、もちろん登場 MR.JIMMY !!
すると、客席から 「 ♪ ジャラ〜ラ ラッ! 」 と、口ギター (?)
パーシーさん : 「 正解! 」 ( ←クイズ司会者? )
すると、今度は違うお客さまが 「 コミュニケーション・ブレイクダウン やって〜! 」 と。
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*余談* 
そういえば、ZEP・72年10/9 の大阪公演で、Whole Lotta〜の後、「 コミュニケーション・ブレイクダウン! 」て、叫んでた観客の声が、当時の音源に入ってたっけ。・・・などと、ひとりで デジャヴのようだな〜。 なーんて思ってしまった私。
*** *** ***   *** *** *** 
それを受けてか、桜井さん Communication Breakdown のイントロをちょっと爪弾いてアンコールの 「 Whole Lotta Love 」 へ、
立ち見位置から 叫びますよ〜。 大して出ない声出して 「 Wanna whole lotta love !!♪(^o^) 」
そして! ファンク・モード突入 ジェイムス・ブラウンさん アプローチな「 Sex Machine 」 , 「 Licking Stick 」 と、 ( ご本家ZEP 75年3/25 に倣って )もう、またまた ノリノリヾ(^o^)ノヾ♪です〜♪
桜井さんがテルミンに向うと 歓声が上がります! これは初めての光景。 いいですねぇ!テルミンコーナー、フロント二人のやり取りに クロスして、リズム隊のグルーヴが炸裂!
いやぁ、気持ちいいくらい 跳ねながら楽しみます♪♪♪

再び、胸いっぱいの愛を 叫んで、 Out On The Tiles のイントロへ直結。「 Black Dog 」 に繋がる流れ、ご本家そのままで、ワクワク感もそのまま。
リアルタイムで、75年USツアーを観ていた 観客達も、きっと大いに楽しんだ事でしょう!
大歓声までも直結で アンコールへ! 繋がる流れも、ご本家そのまま!?

沸きあがる歓声の中へ、またまた登場☆ 2回目のアンコールは、MCも曲紹介も無くいきなりの 「 The Wanton Song 」ご本家も 75年USツアーで数回しか、ライヴ演奏が実現しなかった レア曲です★ “ 彼らが演奏したかった曲 ” であり、 “ 僕らが聴きたかった曲 ” が、 今、聴きたかった演奏で!・・・と、
「 ♪Ooh, in the darkness can you hear me call Another day has just begun, another day, yeah 」・・・の 歌詞のところで ギターソロが始まってしまい、 “ なんでや ” 顔 のパーシーさん。
( センセ、“ Another day ” が始まる ( begun ) 前にソロ始めちゃったし。。 (^_^;) ありゃ。) 
しかし! そんなのも ほんの一瞬の事で、聴き応えのある演奏を披露☆ 大阪公演に お集まりの皆さまにも、嬉しいレア曲のプレゼントとなりました(^^♪

・・・ 立て続けに 桜井さんが繰り出したイントロ・リフは、「 Heartbreaker 」 ジンジンするような演奏で、無伴奏のギター・ソロ から、 アップテンポな ノリが始まり ( ・・・こういうの楽しくて、スキ♪ )
インプロヴァイス的に始まったのは 「 That’s All Right ( Mama ) 」
そしてまた、演奏はフリーハンドのアート作品のように展開し、バシッとラストを決めたところで、終了〜!( ・・・しちゃうの?)

この後もまだアンコールは続きます。 まだ出てきてくれるんじゃないかって、とりあえずアンコール。・・・でも、本日はここまでのよう。
やっぱり終了〜!!  時刻は 21:40  3時間を超える、75年USツアー演目。 大阪編でした!


2010年8月21日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/08/22(Sun)

♪(^_^) ふっ ふっ ふ〜。 だから、観に行って間違いないっ! ( ああっ! やっぱり間違いない。 )
MR.JIMMY だからこその、ココでしか味わえない, “ あの ” ZEP 73年 ライヴ・イン・シアトル独特の “ 空気 ” そして、“ この日のライヴでしか 観られない ” MR.JIMMY 2010年 8月21日の パフォーマンス☆ いい感じの 【 ゆるさ 】 と共に、満喫してまいりました!!
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♪ セットリスト ♪ 
 
1. Rock And Roll     2. Celebration Day    3. (intro:Bring It On Home ) Black Dog  

4. Over The Hills And Far Away    5. Misty Mountain Hop    6. Since I've Been Loving You    

7.No Quarter    8. The Song Remains The Same   9. The Rain Song   

10. Dazed And Confused ( incl. San Francisco )    11. Stairway To Heaven  

12. Moby Dick   13. Heartbreaker   

14.Whole Lotta Love (incl. The Crunge ,Boogie Chillun )


【 Encore 1 】 The Ocean

【 Encore 2 】 ( 偶発的なジャムセッションから ) 〜 Communication Breakdown  

【 Special Encore 】 Achilles Last Stand


★ 使用機材 ★
桜井さん→ メインギターは、59年製レスポール ( ストラップは黒レザー・ロング赤テープ付き 〔 MJ tribute strap 〕 )8.9.11.はWネック , 4はBベンダー付ピンクレスポール,
アンプはZoSoシンボル付きMarshallと、テルミン用Marsall , ECHOPLEX 2基 、 テルミン(73年なのでフロントパネルを外した黒) , 足元はフットスイッチ , ペダルワウ 、 

↓大塚さん 
♪ベース演奏曲は、いつものFenderジャズベース。
♪キーボード演奏曲にKURZWEILを使用。サンプリングからの音作りにより、5,6,7でRhodes(エレキピアノの音)、9は ( 1973. July. 17 シアトル公演だけに )レアな Rhodes (エレキピアノ) ヴァージョン。11ではRhodesとメロトロンの音。

栗川さん→ ドラムセットは、ビスタライト、シンボル付

パーシーさん → Stairway To Heaven でタンバリン

☆ お衣装 ☆
桜井さん → 黒地に芥子トップス&星ドラゴンパンツ、白黒コンビシューズ、ZoSoペンダント。http://digilander.libero.it/elly.last.stand/j83.JPG
パーシーさん → ブルーのパフスリーブ・ショート丈トップス、ユニオンジャック付ジーンズ、飾り付きベルトバックル、アクセサリーは、右手・丸いウッドビーズのブレスレット,左手・太めのシルバーバングル、首元に 細長いウッドビーズのネックレス、足元はパイソン柄とんがりトゥの靴。http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1973/images/lz19730728_05.jpg
大塚さん→小花柄、肩部分が茶色のウェスタンシャツ&ダークカラーのパンツ、ジョンジーシンボルペンダント。http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/jp-jpj72.jpg
栗川さん → クモの巣T&白パンツ、 登場時に キラキラバンダナ。http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1973/images/th_lz19730717_04.jpg

【 今日のぱしさん 】
( さすが、野球には ちょいとコダワリのある パーシーさんらしく、最初のほうの MCから、この話題 )
「 ・・・皆さま、高校野球の決勝戦は ご覧になりましたか?( ・・・と、決勝戦の話 続く) 」
( ↑ そうでしたか。 一二三( ひふみ )君 残念! よく健闘されました。 ・・・夏ですね〜。 )( パーシーさんの野球話題。 ご本家 王子における、サッカー話題のようなものでしょーか?? )
《 今日のぱしさん、栗さん 》
( ドラムソロ 熱演後、やっと一息つこうか という 栗川さんに )
パーシーさん : 「 じゃあ、すぐ始めますか 」
( 立ち上がって、片手にビールの栗川さん ) : 「 えっ、ちょっと! せめて、立っている間は 休ませてよ! 」
パーシーさん : 「 じゃあ、そこに立ってなさい! 」

◆ パーシーさん、栗川さんが休憩の間、繋ぎのMC では、先日、 NHK BSで 「 銀河鉄道 999 」 5夜連続放送を 観た。 ・・というお話を。( ・・・すると、客席のどこかから 「 メーテル最高〜! 」 の声。 )
パーシーさん、ご自身でも、 “ また全く関係の無い話を ” と、仰りつつも
( ↑・・・いえいえ、 私、好きですよ。 自由な MCコーナー (^_^) )
「 子供の頃は、何とも思ってなかったのに、この歳になって観ると、 自分は 今まで、 どんな人たちと 出会ってきたんだろう。 」・・・と、考えちゃいますよね。」 ( 確か、そんな風に 仰っていました。 )( これですね。 NHK BS 「 銀河鉄道 999 」 → http://www.nhk.or.jp/g999/index.html・・・(放送終了) )
( ・・・などと、お話しつつも、栗川さんが 腰掛けたのには しっかり気付いて )パーシーさん : 「 ・・・今、座りましたね。 じゃ、休憩終わり! 」・・・( ← うーん、目ざとい。)
( 一旦 座ったのを、また立ち上がる 栗川さん (^_^;) )・・・この、「 銀河鉄道 999 」 の話は、次のMC のタイミングで 再び登場。 使われている 音楽がまた素晴しい! ・・・という、お話など。
【 心和ぐ ( こころ な ぐ) 】 
* 心和ぐ ・・・ 風がやんで、波がなくなり、海面が静まった状態を 【 凪 】( なぎ ) と言いますが、気持ちが穏やかになる、なごむ状態を表す時に使う言葉だそうです。  ・・・まさに そんな感じ。
桜井さんが、ライヴ直前の メルマガ & MR.JIMMY のWebサイト で 発表された73年 シアトル公演 の 「 ココが聴き所 」 でも、書いていらした通り、“ 独特な Zeppelin アレンジや 演奏スタイル と リアルな楽器の音色 の追求 ” が、演目の ご本家ライヴ、 73年 シアトル公演 から 感じられる 「 The Rain Song 」 はじめ、ご本家さながらの 緩やかな “ 空気 ” を 生み出していました (^^♪  
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★ サプライズな アンコールが、スパイスのように ピリッと効いて・・・
◇ 例えば、 見知らぬ場所への 行き帰り。同じ距離を、同じように歩いても、帰りの方が早く感じるのは、行きでは初めて目にした風景が、帰りには、一度 見た景色を なぞる事になるから。
73年演目は、映画 「 永遠の詩 」 で、 すっかりお馴染み 王道中の王道。特別ZEPファンでなくとも、何となく 知っている、覚えのある方も多い。長尺ライヴの イメージが強い ZEPライヴ( MR.JIMMY ライヴ ) としては、意外に3時間以内で 収まってしまう セットでもある。
そこへ持ってきて、 今回の アンコールでは、思いがけない選曲も お客様に 嬉しいプレゼントとなって♪王道セットを さらに面白いものに してくれました(^o^)丿
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最初こそ、 今ひとつ おとなしい印象の お客さま でしたが、 なに、なに! ライヴが進むにつれ、MC に 客席から 合いの手のように返事をされる方も いらっしゃったり、終盤には、インプロヴィゼーション や 嬉しいアンコールもあって、いい感じの 【 ゆるさ 】 も 楽しく、盛り上がりました♪♪ 夏のイベントも振り切って(?)参加された 皆さま、この日のライヴを体感して良かった〜! と、
そう思いませんか? ・・・私は思います。 この日のライヴも やっぱり体感して良かった〜 ヾ(^o^)ノヾ♪

下半期、フルライヴは 今回からです!  さぁ! 開演!!  

「 Rock And Roll 」 73年 の 王道セットがスタートです。 観客皆さまも、体を揺らしてノリながら観ています。耳に届くは、 ご本家音源を 何度も楽しんで、すっかり刷り込まれた “ あの音 ” (^^♪
無理にチューニングを狂わせる必要なんてありません。 括りは 73年 USツアー。ある 架空のライヴ公演が、今ココで体感できるのです。
73年ヴァージョンは 「 ♪Lonely, lonely, lonely, 」 の部分も、パーシーさんの歌いきりですが、思わずその場で、口をぱくぱく 歌っちゃう (^o^)〜♪
Jimmy な 桜井さんのアクションも キレキレ! ジャーンプ☆ も キレがありますよ。 ( きゃあ♪ )     
曲終わりは、栗川さんのパワフルなドラム連打!!

間髪入れずで 「 Celebration Day 」 へ、 8/7・仙台公演 の “ 狂熱コンパクト版 ” では、演奏されなかったこの曲! 今回は聴けます♪ そう来なくっちゃ! (^_^)

ノンストップで 3曲目 「 Black Dog 」  ベースの響きも よく聴こえます♪ ギターの音と重ねて 感じ取れば またまたいい感じ〜。「 ♪Ah ah, 」 と、応える時は、いつも 1人で 2〜3 人分の声が出せたらいいのにって思う。

桜井さん、ご本家に倣い、ギターをピンクのレスポールに持ち替えて「 Over The Hills And Far Away 」 ・・・ ああっ、すっかりライヴに飲み込まれてる♪ヽ(^o^)丿
パーシーさん : 「 先日 来日した、ジョン・ポール・ジョーンズ には 足元にも及びませんが・・ 」・・・と、ジョンジーを リスペクトしつつ、大塚さんを紹介。

「 Misty Mountain Hop 」 キーボードに合わせて 思わず弾みながら♪♪歯切れ良いドラム! ギターサウンドが もうっ☆ (^_^)  歌いこなしも味わいつつ♪

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今回の 私の席は、ステージに かなり近い ほぼ最前、 客席フロア 左手の 大塚さん寄り側です。フロア後方や、ステージを斜めに眺めるような席では、大塚さんだけ視界から見切れてしまう (^_^;) なーんて事も結構あるのですが、今回は、キーボードの大塚さん が よく見える席。 演奏中の表情から、フットベースを操る足元まで よーく見えました。
足裁きは よほど前方の席でないと見えないので、 鍵盤を操る ( 手元までは上から覗かないと見えないが ) 動きや、バンドの演奏と 同調して、左足が ペダルを踏みながら、外 ( 左 ) へと移動したり、また内 ( 右 ) へと 戻っていく様子を見ることが出来て貴重でした。
ステージに ごく近いので、眼を閉じて歌う パーシーさんの表情を見る時は、ちょっと目視を上げる感じで。栗川さんの ドラミングも、手捌き,足裁き まで よく見えます。
桜井さんの お姿、 立ち位置は 私の視界の 右斜め奥。 クロコダイル のステージの壁は ミラーパネルになっています。 鏡に映った表情も覗いてみたり。ステージ中央や、キーボード寄りに近づいてきた時なんて、 どきどき☆です。
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Misty Mountain Hop から 流れるように 直結で・・・桜井さんの速弾きソロ☆ ( 思わず歓声を上げてしまう! ) ・・・だって、こんなの体感したら♪
「 Since I've Been Loving You 」 際立って ドラマティックな イントロです。
 パーシーさんの ハイトーン・シャウト が刺激的! ・・・でも嫌じゃない、むしろ爽快です。観客皆さまも、情熱的な演奏に酔わされて。

「 No Quarter 」 一瞬にして、ひんやり とした 曲世界に 誘 ( いざなわ ) れます。
大塚さんの キーボートソロから、栗川さんのドラムが加わり、そこに 桜井さんのギターが切り込んで リードして展開する ジャムセッション・パートは、 “ 音が見える ” ・・・ 楽器の音それぞれ、その確かな存在感が 目に見えてくるようです♪

元気良く! 歯切れ良く! 「 The Song Remains The Same 」 Wネックを下げた桜井さん、強力な生命感を発しながら、曲世界を描き出していきます (^o^)丿♪低く響くベースも、 気持ちよく炸裂するドラムも! 楽器隊に負けない歌声にも、あふれる躍動感 o(^^o) (o^^)o

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★ 心和ぐ 「 The Rain Song 」 は、73年 シアトルの空気。
躍動感あふれる 「 The Song Remains The Same 」 から、1音目の甘い調べが 胸を打つ 「 The Rain Song 」この切り替わり、 コントラストは いかにも ZEP的で 何ともステキ♪
シアトル公演を意識した、より ゆったりと、丁寧な印象の演奏☆ 風さえ動く事を忘れるような、凪の海原みたいに。 ・・・雰囲気に抱かれる。
例えば、 この雰囲気に包まれて 眠りに落ちていけたら・・・と思うのだけど。ううん。 それより聴いていたい、もったいなくて (^^♪  そういう心地よさです。 感じる音楽♪
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★ 約35分に渡る スペクタクル 「 Dazed And Confused 」    
Jimmy の魅せ場、 幻惑の曲世界が始まります。 ゆっくりと、妖しい世界の扉が開かれるように。ごく自然な節回しで歌い始めるパーシーさん。桜井さんのギターに引っ張られるように、リズム隊が、突っ込みぎみに グルーヴを展開し、壮大な “ 組曲 ” は、ピッチを上げて行きます!

「 San Francisco ( 花のサンフランシスコ ) 」 の前あたり、桜井さんのギターが繰り出す フレーズに、 大塚さんが 同じフレーズを ベースで弾き、 栗川さんがドラムで叩きます。
桜井さん、まるで 「 Repeat after me. 」 とでも 言うかのように フレーズを繰り出し、その短いフレーズにも、 大塚さん、栗川さんが 着いて行く、ジャズの 「 コール & レスポンス 」 のよう!
( 終演後に、ライヴで何度か顔を合わせている方と、「 幻惑 」 の話をしていたのですが、なんといっても、ライヴ・ヴァージョンの、 壮大な組曲のように、演奏があちらにも、こちらにも 自由に展開し、また もとの場所へ戻っていく感じ。 あれはいいよね〜! と、盛り上がりました。 そんな話が出るのも、ライヴ・ヴァージョンの 「 Dazed And Confused 」 を体感。 幻惑された せいでしょう。 )
足元から、演出用のスモークがステージを満たしていく中、弓弾きする 桜井さんの Jimmyっぷりったら☆
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★ 「 Stairway To Heaven 」 シアトル・ヴァージョン
幻惑との対比、「 Stairway To Heaven 」。 仙台公演での、「 永遠の詩 」 ヴァージョンも素敵でしたが、今回のシアトル・ヴァージョンは、これまた! 流麗なギターソロも たっぷりと満喫☆ どこまでも どこまでも 続いて行くよう。
パーシーさんが ギターソロ後の歌入りを早まったのも、仕方なしというものでしょう。ご本家音源で聴いた名演♪ 疑似体験です(^_^)

「 Moby Dick 」 栗川さんのドラムソロ! 客席 大いに沸きます(^o^)丿 大人気。
今回の席は、近い距離から正面に ドラムに向う 栗川さんを観る事が出来たので、両手だけでなく、両足も! 全身を使って、渾身のドラミングを披露して下さっているのが、よーく分かりました。 ( ・・・これは疲れるハズです。)
観ていて、大丈夫? って思うくらい、たっぷりのドラムソロ。 熱演の後のビールは、格別の味でしょう。
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映画でおなじみのパターンですが、栗川さんのドラムから 入る 「 Heartbreaker 」 ちょっと スローなリズム。 (感じるまま、聴こえて来る音楽に 体を合わせて ノっていると 楽しい! )
桜井さんが、 ギター・ソロ部分で、ギターを両手で下から すくい上げるように 頭上まで掲げ、ドラムの音に合わせ、ネック部分で 観客を指すように 振り下ろす Jimmy アクション、今回はクロコで 観客とのコミュニケーションを図ります。 ( 歓声で応えちゃう♪ )

そのままのノリを保ちながら、直結で 「 Whole Lotta Love 」 ( この時期は、後半の「 Heartbreaker 」 と 「 Whole Lotta Love 」 が ワンセットみたいになってますね。 )
テルミン入り前の、ご本家音源で聴いた ギター・フレーズ・パターン繰り返しなど、おおっ! あれだ! と分かると 思わず顔が緩みます(^_^)
テルミン・パート で、同時に演奏されている リズム隊のグルーヴは、ここでも ややゆったり。シアトル公演 独特の演奏で 興味深く、面白いところです♪

「 Boogie Chillun 」 からの “ Rock it! Rock it! ” な、ノリ。たまらないギターの音色と、 リズム隊のグルーヴに すっかり ノせられてヾ(^o^)ノヾ♪ 胸いっぱい 楽しんだところで、 ええっ!もう本編終了〜?  
大いに沸く会場!! 本編が終わっても、まだ22:00 前です。 これで終わりなんて 誰も思ってないけど、お約束ですね! メンバー、一旦ステージを降ります。
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アンコールの拍手と歓声に応えて、MR.JIMMY 再び登場!!
( 73年のアンコールと言えば・・・ )
栗川さん、マイクを引き寄せ、歌うカウントから! 「 The Ocean 」 ( ・・・一緒にカウント〜! )かっこいいなぁ〜☆  ご本家オフィシャル映像を思い出します。もちろん、一緒に歌っちゃう♪ 
「 The Ocean 」 が終わると、観客からの拍手と歓声に 丁寧に応えつつ、メンバー楽屋へ。
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アンコールの拍手は、鳴り止まず続いています。
ひとしきり して、栗川さん → 大塚さん の順に ステージに再び登場! ・・・あれっ?・・・あれ れっ? Jimmy & パーシー が 楽屋から 出てきません! 
栗川さん、これでは。 と、マイクを引き寄せ 急遽 MC? ずっとアンコールの手拍子を止めない 観客皆さまに。
「 (^_^;) ・・・あっ、いいですよ ( 疲れるから 手拍子 )やめて。 」( リズム隊のみ、ステージに放置され、 さらされ状態?  やれやれ。 と苦笑する、大塚さん,栗川さん。 )
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( 栗川さん、楽屋に向って ) : 「 出てこ−い! 」
・・・ 客席どこからか、「 ♪ でぇーてぇ、こいっ! 」 ・・と、 「 出てこい コール 」 
大塚さん、コールに合わせて ベースを鳴らすと、 栗川さんも ドラムで それにのっかり、 “ 出てこい コール ” に リズムが確立!?
( あっ! やっと出てきた♪  Jimmy な桜井さん☆ )
ゴメン ゴメン という感じに ステージを横切り、 Jimmy 所定の位置へ。 ギターを掛けて・・・
! インプロヴァイス !  
なんと、 “ 出てこい コール ” から、自然発生したリズムに合わせ、弾きはじめます。
ジャムセッション・モード突入! ・・・何の打ち合わせもなしに。
パーシーさんも 続いて登場!  楽器隊のジャムセッションに合わせ、何となく合わせて歌い出しました♪
MR.JIMMY だから こそ、 驚きの 【 インプロヴィゼーション☆ 】(・・・もとが 出てこいコールとは思えない! )  ・・・ ユルイ感じの 偶発的ジャム。 この即興が しばらく続いて、桜井さんが アイコンタクト、 演奏は止めずに、区切りをつけて 切り替わったフレーズは・・・

「 Communication Breakdown 」 ヾ(^o^)ノヾ♪ もう止まらないっ!途中の “ まったり感 ノリ ” なパートも、肩の力を カクン と 抜いて体を揺らせば溶け込めます♪
“ まったり感 ” から、また徐々に加速してぇ〜・・・! 止まらない Communication Breakdown !!
やぁー! 盛り上がります♪  メンバー皆さま、拍手と歓声に 丁寧に頭を下げ、笑顔を振りまき,手を振りながら、楽屋へ。
*** *** ***   *** *** ***   *** *** *** 
このまま 終わらないでっ! と、拍手は既にアンコールのリズム。・・・終わっちゃうの?  ・・でも、 出てきてくれるかも?
アンプの灯は まだ落とされていない! ( 手を止めたら、終わっちゃう! きっと 出てきてくれるハズ!と思って ) アンコールを続けます。
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
おっ!!  また、大塚さん & 栗川さん のリズム隊が、先に登場。
栗川さん ( 代打MC? ) : 「 面白いこと 喋れませんから! 」
栗川さん : 「 ・・・たぶんね。 この年代の アンコールに 何やろうかって、真剣に討議してると思うよ。 」
栗川さん : 「 リクエストとかって、できるのかな?  リクエスト、何かありますか? 」
*〜* *〜* *〜*   *〜* *〜* *〜* 
客席から、「 アキレス〜!!」 やら、 「 カシミール!! ぜったい カシミール やって! 」 やら、思いついた曲 続々リクエスト。 ( ・・・どうする? どうなる?)
栗川さん : 「 皆さん 結構 好き勝手 言ってますよね (^_^;) 」 ( ←リクエスト って、言っちゃったし。 )( そんなところへ、 Jimmy & パーシー ステージに登場 )
パーシーさん : 「 えっ アキレス? アキレスは この人( 桜井さん を指して ) が、用意してないから 」
桜井さん : 「 いいよ。 俺は。 」 ( ← あっ、意外なひと言。 ) ( ...っていうか、大塚さんはいいの? )
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
※ 今回は、73年の演目ですから、まだ発表されていない曲。 77年以降の ライヴ曲を 演奏する事に。機材も違います。 桜井さんの足元には、レズリー効果を出す為の ロータリー・スピーカー・シュミレーターはありませんし、ジョンジーは、「 Achilles 〜 」ライヴ演奏に、Alembicの8弦ベースを使っていますが、 大塚さんは、4弦のジャスベースで対応しなければ なりません。 
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
桜井さん、涼しい顔で 「 Achilles Last Stand 」 のイントロを弾き始めます☆  大興奮の観客皆さま。( ・・・はてさて、演目の年代には 厳格にコダワル 桜井さんですが、 イントロでストップ? それとも 1曲演奏? )
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↓ここで、今年4/17クロコ・ライヴ のアンコール を思い出して下さい。 ( レポートご参照いただければ )
そうです。 基本的に時代考証どおり、決して 何でもアリ にはしない。 が、 

【 お客さまを喜ばせるサービスは惜しみなく☆ 】 ・・・ 観客皆さまの、盛り上がり! 笑顔♪ これを目にした 桜井さん なら、もちろん1曲 演奏☆
*〜* *〜* *〜*   *〜* *〜* *〜* 
桜井さん、ギターソロなど、 レズリー効果が必要な部分は、足元のフットスイッチを駆使。  器用に、 踏み込むのではなく、 “ こぐ軽く ” 踏み分け、エコープレックスのディレイ効果を利用して、独特の揺れ感を出します。 音色における色彩の魔術師☆
大塚さんも、4弦のジャズ・ベースで奮闘しています! 知らない方が観たら、機材が違うことなんて 気にならないくらいです。・・・ やっぱり☆ 桜井さん, 大塚さん なら、何とか 演っちゃうものですね〜。 頼もしいです(^_-)-☆橋本さん, 栗川さんと、 MR.JIMMY の4人だからできる、 トリビュート・ライヴならでは♪♪
「 ♪Ahhhh ,ahhhhh ,・・・ 」 のところで、パーシーさん お約束の首振りアクション!桜井さんも、思い出したように、首振りアクションで、フロント お2方 の 首振りアクション炸裂☆
*〜* *〜* *〜*   *〜* *〜* *〜* 
今回、 野音に続いて観戦された、 LEGEND OF ROCKファンの 方々も いらっしゃいましたが、個人的に、 “ ZEPに あまり詳しくない,馴染みが薄いという 方々にこそ 見せつけたい ”と、思っていた 後期ナンバー。 
そういう意味でも、 7/25・野音の 〔 77年スペシャル・ダイジェスト 〕 では、演奏されなかった「 Achilles〜 」 が プレイされたことは、嬉しかったです (^_^)♪ またまた、Led Zeppelin の魅力にハマった方が 増えた事でしょう。
*〜* *〜* *〜*   *〜* *〜* *〜* 
曲の最後の1音にまで 余韻を残しながら、サプライズな アンコール とともに、これで ホントに ライヴ終了〜!! 時刻は 22:10一際大きな 観客の喝采に見送られて、メンバーは、ステージを後にしたのでした。
この日は、遠方 ( 関西かな? ) より、 グループで お越しのお客様がいらっしゃったようで、終演直後 、休むまもなくの 記念撮影にも 笑顔で対応。
幾人もの お客様との撮影に、快く応じていた、桜井さんの姿が印象的でした(^_^)




2010年8月7日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/08/07(Sat)

仙台まで観に来ちゃいましたっ!!
もうっ!思い出してドキドキしちゃう(^_^)♪ きゃあ☆
今回は、フルサイズ・ライヴでは 無いものの、狂熱に飲み込まれて、とっても楽しかったです。・・・と、いう訳で、 只今、仙台。 これから深夜過ぎの高速バスで帰りに向かいます。
8月の土曜。お盆前とはいえ、高速道路はものすごい渋滞で、行きの高速バスは、朝 7:30 に新宿を出発してから、仙台に着いたのは、午後 14:30 。七夕祭りの賑わいを潜り抜け、地下鉄 → バス と乗り継いで、ライヴ会場直行!
ゆっくり七夕祭り見物とは、いきませんでしたが、駅周辺の七夕飾りも見事なものでした〜。 浴衣姿のカップルも多く見かけましたよ。

今回のライヴ会場である、楽器店 『 two- five 泉パークタウン タピオ店 』 は、仙台市北部,宮城県のほぼ中心に位置する 泉区の 新興住宅地 および、周辺の複合開発事業からなる、 泉パークタウン内の 大型ショッピング・モール 「 タピオ 」 の中にある お店で、販売スペースの奥にリハーサルスタジオと、 そのリハーサルスタジオを大きくしたような イベントホールが 併設されています。
普段のライヴハウスとは、趣が違い、当初から、定員に達し次第 チケット販売終了 と されていましたが、なんとか楽器店に到着すると、なんと、予定していた定員を大幅に上回る イベント参加希望者が集まってしまった為、急遽 苦肉の策として 【 2部公演 】 となりました。 ・・・との事。
ゆったりライヴを楽しんで頂きたいとの配慮から、全員着席で、17:30 〜 の 1部公演に定員40名。 より多くの お客様が楽しんで頂けるように と、観客を入れ替えて、18:30 〜 の2部も定員40名。
MR.JIMMY の皆さまは、同じ演目 「 狂熱のライヴ 」を、時間半分 コンパクト版で 2回 行うとの事でした。
* 私は 18:30 〜 の 第2部を 観戦しました♪(^o^)丿☆

♪セットリスト♪
限られた時間の中での 【 狂熱のライブ 】 コンパクト版です。
今回 「 Over The Hills 」 は 飛ばして 「 Misty Mountain Hop 」 へ、「 Dazed〜 」 , 「 No Q 」 , 「 Moby Dick 」 などの ソロコーナーのある長い曲は外し、「 Whole Lotta〜 」 も テルミン・パート は 省略バージョンでした。

★ 使用機材 ★

桜井さん → 59年製レスポール ( ストラップは黒レザー・ロング赤テープ付き 〔 MJ tribute strap 〕 )Wネック ( ジャガード織ストラップ ) 足元は、ペダルワウとフットスイッチ, MarshallアンプとECHOPLEX
※ テルミンの使用は無し。 セットされていませんでした。

大塚さん ♪ベース演奏曲は、いつものFenderジャズベース   ♪キーボード演奏曲にKURZWEILを使用

栗川さん→ ドラムセットは、ビスタライト シンボル付、ゴング有。

パーシーさん → Stairway To Heaven でタンバリン

★ お衣装 ★
桜井さん → http://digilander.libero.it/elly.last.stand/j84.JPGhttp://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1973/images/lz1973xxxx_53.jpg
黒地に芥子トップス&星ドラゴンパンツ、白黒コンビシューズ、ZoSoペンダント。

パーシーさん → http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/ny-7-29-73a.jpgブルーのパフスリーブ・ショート丈トップス、ユニオンジャック付ジーンズ、飾り付きベルトバックル、
アクセサリーは、右手・丸いウッドビーズのブレスレット,左手・太めのシルバーバングル、首元に 細長いウッドビーズのネックレス、足元はパイソン柄とんがりトゥの靴。

大塚さん → http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1973/images/lz19730715_01.jpgくしゅっとした生地の白シャツ、袖口の控えめフリルが良い感じ&ダークカラーのパンツ

栗川さん → http://digilander.libero.it/zeppelin_elly/b13.JPGクモの巣T&白パンツ、キラキラバンダナ。

◆【 今日のぱしさん 】
〔 MC 第一声 〕 「 2回目です。 ( 笑 ) 」 ・・・( ←“ 短距離ダッシュ2本 ”お疲れ様です。 )
( ちょっと間が空く ) 「 ・・・さくっと進めますか? 」 ( ← ウケる会場 )
「 我々仙台が大好きでして、今日は 七夕祭りと言う事ですが、皆さん、こんなライヴ観てて いいんですか? 」
・・・( ↑いいんです! )( 観客皆さまも 歓声で応え、沸く会場。 )

★【 今日の栗さん, ぱしさん, 桜井さん 】 ・・・連係プレー?
( ライヴも終わり近く、次の曲の準備に手間取る栗川さん )
栗川さん : 「 ちょっと待ってね!!( あせあせ ) 」
パーシーさん : 「 ・・・待ちませんよッ! 時間ないんだから!! 」 ( ← いじわる。 )
桜井さん : ( いきなり Moby Dick を 爪弾きだす ) ( ← いじわる。 ここにも! )
パーシーさん :「 ・・・ いいですね。  ( Moby Dick を ) やらせといて、 我々帰るというのも。 」「 途中で電気消しちゃってね。 」 
( ↑ ちょっと その光景が頭に浮かんじゃいました (^_^;) )
*〜* *〜* *〜*
■  あぁぁ〜っ! この ひと時のために 生きてるなぁ。
・・・ 取って置きの一杯を飲み干した ビール党な方の ひと言じゃないですが。 ( 私、飲めないし(^_^;) )
やっと辿り着いて、観戦まで漕ぎ着けたことなど、苦でなくなってしまう。そんな事 どうでもよくなってしまう位、 やっぱりサイコー! 狂熱のライヴでした ヾ(^o^)ノヾ♪
*〜* *〜* *〜*
18:30 〜 の 第2部公演を 観ようと決めた私は、 定員に間に合うよう、16:30から 会場入りする 第1部のお客様を横目に、第2部の開演まで 並んで順番を待ち続けました。 ( ← ある種の精神修養(大げさ) )
さすがに 防音設備の整ったイベントホールだけあり、第1部が 始まっても、外には全く音が漏れてきません。“ 何かやっている響き ” だけは、並んでいる自分にも伝わってくるのですが。
第1部は どんな雰囲気で演っているのだろうか? お客様のノリはどうかしら・・? ・・・勝手に気になります。
・ 当日になっての 公演方法の変更に、戸惑いを見せる お客様がいらっしゃったのも 事実ではあります。
けれど、 いざ入場してみると、定員限定となった分、会場は 立ち見もなしで とても余裕があり、全員が椅子に掛けて ゆったりライヴを楽しめる、 せいせいと、とても開放感のある空間が 用意されていました。
( ・・・逆に、観客入場が済んでの印象としては、“ ロックのライヴ ” としては、ちょっと お行儀良すぎないかな?なーんて、思いも過ぎったのですが。。 )
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
18:30 、 第1部を楽しまれた 観客の皆さまと入れ替わりに、第2部の お客様の入場が終わり、
ああっ! この時を待ってました!!  MR.JIMMY ステージに ( 再び ) 登場☆
歓声で迎える 観客皆さまは、ほんの少し遠慮がちな様子です。
ライヴスタート! やっぱり若干遠慮がちなノリかな? ・・・このステージと客席の温度が同変化していくか?
私は、いつも通り 思い切って楽しみますよ(^o^)丿! ここぞって時に 歓声を上げたい!
手も叩くし、レスポンスも出来るだけ 声出していくぞっ!
*〜* *〜* *〜*
■ 最近は、映像が立体的に見える 3Dテレビなんて ありますが、今、目の前にあるのは、フィルムの 『 狂熱のライヴ 』 ではなく、 “ リアルな 狂熱のライブ ” ・・・ もちろん、トリビュートです。 73年の Led Zeppelin のライヴ の “ 夢 ” だけれど、映像が飛び出してくるのではなくて、こちらから飛び込んでいける “ 夢 ” 手を伸ばして、触れることの出来る。
音も、演奏を楽しむプレイヤーの表情も、輝きながら散る汗も、 演奏から見えてくる 情景や匂い にも。何度も触れた ( ような気がします。 ) いや、確かな ZEPワールドの 感触, 手触り。
*〜* *〜* *〜*
ステージは、全ての機材を乗せて、端までいっぱい いっぱい位。高さは、ちょうど座った観客の そのまま目の前にメンバーという臨場感です!
右へ 左へ 、パーシーさんと立ち位置を入れ替わりながら ・・・は、ちょっと厳しい感じ。しかし、そこは もはや細やかな動作まで Jimmy な 桜井さん☆
動けるスペースを有効に使いながら “ トントン 、 トントン ” と、前後に Jimmy ステップや、 ギターを弾く時の のけぞり具合, ひとつひとつの “ カタチ ” が、 一目見てJimmy なのです☆
「 R&R 」 の ジャーンプ☆ も高く! アクションをカッコよく キメてくれます (^o^)丿 きゃあ
弓プレイはありませんでしたが、 「 Heartbreaker 」 の ギター・ソロ部分で、ギターを両手で下からすくい上げるように 頭上まで掲げ、ネック部分で 観客を指すように 振り下ろす Jimmy アクションで、観客とのコミュニケーションを図ります。 歓声も上がって良い感じ♪

■ 73年 Jimmy ギター・サウンドが ジンジンと、シピれるように効いて来ます♪
並んだ甲斐あって、最前列で観戦の 私。こんな真ん前だと、聴こえているのは ステージから直の生音 なのかも知れませんが、音も非常に良く (^^♪ 桜井さんの奏でる、73年 Jimmy ギター・サウンド を シビれるように 体感できました☆
この年代の “ あの音 ” です♪  震わすのは鼓膜だけじゃない!野音の フェスな雰囲気とは、また違った、じっくりと音楽を聴く楽しみ方も満喫しました。
観客の定員を限定して、人を入れすぎず、会場にちょうど良い席の埋まり方にされていたのが、さらに 良い音で楽しめる空間作りに 効果を出していたのかも? 知れません。
「 Since I've Been Loving You 」 の パーシーさんの ココ一発ハイトーン・シャウトも、ググっ〜と 伸びて、会場をぐるりと一回り( スゴい!) 観客の頭上を巡るように 素晴しく響いていました♪
・ 観客皆さまも、 「 これは凄いぞっ! 」 と、いう感じで、衝撃的な、新鮮な感動を受けた表情で、ステージの演奏に聴き入っています。
近くの席の 年配の男性のお客様も、( 第1部にギリギリ間に合わず、 やはり、ずいぶん待たれていた方でしたが )ライヴが進むに連れて、足でリズムを取り,膝の上の手が音楽に合わせて 指を弾ませ、「 Misty Mountain Hop 」 の前奏に合わせて、私が手を叩いていると、自分のノリで 大きく手を叩きながら、もう、MR.JIMMY にすっかり魅了されている様子 (^_^)
“ 演奏をじっくり聴ける ” という意味でも、特に良い感じの 今回のイベント。最前列の端のほうで ご覧のお客様は、クっと目を閉じて 深く聴き入り、音のひとつひとつを噛み締めるように 堪能されていらっしゃるのが、見て取れました。
最初こそ、控えめかな? と、思われた観客の反応でしたが、どうやら演奏に圧倒されていた様子。少しずつ、声を上げてもいいんだ! という感じで、ライヴに熱が感じられます。
自然に、ごく自然に 観客皆さま、それぞれに体を揺らしながら。

■ 客席から “ 視線のカメラ ” が捕らえるもの。
映画のカメラが、ライヴ中の ZEPメンバーを捕らえていた様に、その表情や、ギターを爪弾く手元。キレのあるドラム、メンバー同士のアイコンタクトまで、 客席からの視線は “ ライヴ (生) ” で捕らえます。
「 Since 〜 」 での、桜井さんと、栗川さんは、 まさに言葉を超えた “ 音楽の対話 ”桜井さんが ( こう出たらどう来る? ) と、言う具合に、ギターを弾けば、栗川さんも、( これでどう? ) と、ドラミングで返し、( それならっ! ) と、さらに桜井さんが弾き、 栗川さんが応えるように叩き、と、この時の お二方の表情が とっても楽しそうで、プレイヤーだから,バンドだから こそ、演奏を楽しまれている様子が、観ていて伝わってきました。 こちらまで楽しくなります (^_^)♪
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
今回は、 ホントに もう、目の前で ギターを弾いて下さるのを、 たっぷり観ることができて、高速オルタネイト・ピッキングの スムーズな動きに 惚れ惚れ♪♪
奏法についてなど、ギタリスト目線の 難しいことは私には 分からないけれど、見事な指裁きに、もうっ ドキドキ! ・・・どきどき☆
あからさまでなく、自然な動きの中で、流れるように スイッチや、コントロールを 微調整する 一連の手の動きが とても美しいなと、 改めて そう思いました。

Wネック登場の 「 The Song Remains The Same 」 も 清々しく、楽しく♪1曲終わる頃には、ギターのボディ、ピックガードのあたりに 飛び散った汗が 輝いていて、熱演を物語っていました。 ( ←後でお手入れですね(^_-)-☆ )

「 The Rain Song 」 では、エコープレックスの設定の問題か? 最初の方で エコーが掛かりすぎの ジャリーン と、ブレブレな音が出てしまいますが、冷静な表情で対処、演奏を続けます。
大塚さん、栗川さんの リズム隊の アイコンタクトも 印象的でした。
毎回が真剣勝負、何が起こっても不思議は無い “ ライヴ ” ですから、メンバー皆さまの お顔を見ながら、 観客が気が付かないような、細かな 突発もろもろもプレイヤー皆さまは、うまくカバーしたり、臨機応変に こなしていらっしゃるのだなと、思ったり。

■ いつしか 狂熱! そう、狂熱のライヴ☆
感動的な 「 Stairway To Heaven 」 への拍手や歓声も大きく、熱を帯びてきた 客席の反応に、今度は ステージのプレイヤーが、ノッてきます。
後半に差し掛かって、さらにヒートアップするステージ! ・・・もうっどれだけカッコイイのっ!楽しくって、ノリノリで 観ていると ヾ(^o^)ノヾ♪
さらに、ステージから、熱いパフォーマンスが返って来ます。 
狂熱に飲み込まれているのか、狂熱が沸き上がっているのか、良い感じです♪
会場や、演奏時間の制約などは、既に関係なく、とても楽しいひと時、終演後も 鳴り止まない拍手と、お客様の充実した表情が、それを表していました (^_^)
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
個人的には、下半期 体力勝負 観戦ツアー・シリーズ、Episode 2 観に行くか、どうするか? ・・・の前に、 【 どうやって そこまで観に行こうか? 】と、考えさせる MR.JIMMY ライヴ、 今回も観に行って良かった〜♪ 本当にそう思います。




2010年7月25日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/07/26(Mon)

今年も行って参りました〜! MR.JIMMY も参加の トリビュート・イベント 「 Legend Of Rock 」そのスペシャル 『 LEGEND OF ROCKスペシャル@日比谷野音 』 昼過ぎから夜まで、ずぅぅーとトリビュートライヴ!
本日、晴れのち雨 の 予報でしたが、空も、夕立雨を落とすのを、イベントが終わるまで堪えてくれました。
今年は バンドとして参加の MR.JIMMY ☆  はぁぁ。。(#^.^#) かっこいい♪ まるで、夢を見ていたようです〜。

♪ セットリスト ♪

1.The Song Remains The Same    2. Over The Hills And Far Away     3. Black Dog  

4. Stairway To Heaven    5. Whole Lotta Love 〜 直結 〜 6. Rock And Roll  

* 演目は 【 ’77年 】 をモチーフにした、野音のためのスペシャル・セット!


★ 使用機材 ★
・ 桜井さん → 1,2,4はWネック 、他は 1958 ヒスコレ・レスポール 〔 Gibson 2009年モデル 〕 ストラップは黒レザー・ロング赤テープ付き 〔 MJ tribute strap 〕足元は、ペダルワウとフットスイッチ,MXR PHASE90 、MarshallアンプとECHOPLEX
・ 大塚さん → Alembicベース 4弦を使用。  キーボードはKURZWEIL使用。
・ 栗川さん → スネアのみ用意。 他、イベントの為、持ち回りらしきYAMAHAのドラムセット。
・ パーシーさん → Stairway 〜 で、タンバリン

☆ お衣装 ☆
桜井さん→白銀のドラゴンスーツ 、 ウロボロスのペンダント & 画像のJimmy と 同じペンダント重ね着け。ティアドロップ型サングラス & 白マフラー ( ←途中で外す )、 白黒コンビシューズ。、
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/ds1959_0024.jpg,http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/ds1959_0083.jpg
パーシーさん→ 半纏のような前結び上着(黒ベルベットに銀の小花の飾り) 、 白サテンパンツ,つま先の丸い白靴 、 ネックレス・バングルなどシルバーアクセサリー。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/lz19770619_05.jpg
大塚さん→前身ごろにプリーツ入り スタンドカラー ( 立ち襟 ) 白シャツ、 黒パンツ 、 ジョンジー・ペンダント
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/lz1977xxxx_104.jpg
栗川さん→ ボンゾ、なんちゃってスーツプリント・シャツ ( 胸のバラ、シャツのプリーツ風プリントまで同じ )
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/th_lz19770407_01.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/lz19770406_03.jpg

【 今日のぱしさん 】
「 Good Eeee〜ve ning!! 〔 グッド ・ イ゛ィィー!ヴ ニンッ(グ)!! 〕 」 ・・・と、王子風ハイテンション挨拶!・・・ に、続き、
「 こんばんは、MR.JIMMYでございます。 」 ・・・今度はローテンションで、得意の “ テンション ハイ & ロー ” ご挨拶。( 待ちに待った MR.JIMMY登場に 歓客大興奮! 歓声も上がり、大いに沸く 会場に )
・・・「 我々は、普段通りの ペースで参りますのでね。 」
「 野音だからって 『 イ゛ェェ〜イ!! 』 とか、やりませんので。 」 ( ← そういうトコ 好きです(^_^) )

こまめな水分補給と、自分のペースに合った 無理のない観戦で、より身近に、けれど “ 本格派の ROCKフェス ” を、 最後まで 元気に楽しむ事ができました(^_^)v  
■ 今年も暑かったです!!  
私は、真昼の 強い直射日光が 腕にあたると、僅かに ただれたりして痒くなるので ( 肌が弱い )( ・・・ ちなみに、UV吸収剤・拡散剤配合の強い日焼け止めも肌に合わないので、それを使うと ヒドイ目にあいます。 )
一番日差しの強い開始から3,4時間は、腕をすっぽり覆うカバーが外せず、これがまた暑い!!
汗もかきましたね〜。 最初に着ていたものは、 “ もうこれ以上 一滴も吸収できません! ” ・・・ ってほど。。 たっぷり汗を吸ってしまって、夕方頃に ZEP 77 USツアーTシャツに お着替え。
( イベントが終わって 家に帰り着いたら、 汗のついた衣類をまとめて、まずは 洗濯機へGO!でした。 )

そうそう! もう少し早く どこかに書いておけば良かったのだけど、野音の観客席は、コンクリート・ベンチなので、カタイは、真夏の昼間は 焼石状態で 熱いは、座って観戦したい場合は、敷くものが何もないと 結構ツライのです。( ←昨年は辛かった。。 )
今年は、そんな経験を踏まえて、低反発クッションも持参。 快適でした〜♪今後、野音に行く予定のある方は、どうぞ ご参考に〜。( ・・・ついでに、もうひとつ。 周りが木々に囲まれた公園内だけに、蚊がものすごいです。 虫除けも必須かも。 )

でも、楽しみ方は、それぞれ自由!
座ってなんて居られない! と、ガンガン前の方に行ったり、その場にスタンディングして、日差しも気にせず薄着になって、楽しそうに踊っている方々も いらっしゃいましたし、ステージからは 離れても、音は十分聴こえますから、観客席のさらに後方、木陰の 喫煙エリアあたりから 眺めていらっしゃる方々の姿も。
日の盛りのスタートからでなく、 ようやく 涼しくなり始める 夕方くらいになって 会場入りされた方々も。
半券提示で、会場から出入り自由! 小学6年までの お子様は 保護者同伴のもと、証明書提示で入場無料!と、あって、冷えたビールや、屋台フードを召し上がりつつ観戦の皆さま。
‘70s〜‘80s の リアルタイム・ロックファンばかりでなく、お子様連れ、高校・大学生くらいの若い方々、幅広い年代の方々がお集まりのようでした。
忙しい毎日を離れ、ご友人と語らいながら、のんびりと観戦。 日曜の昼下がりを 楽しまれている お顔も☆
MR.JIMMY メンバー皆さまの、観客席から観戦されている お姿も、 それぞれ お見かけしましたよ (^_^)

さて、イベントについて
「 Legend Of Rock 」 の ステージ写真撮影も担当されている、音楽フォトグラファーの 松本さんが、イベントに先駆けて、ご自身の blog にて、特集を組まれていました。
素敵な お写真と共に、Legend Of Rock スペシャル@野音 に ご出演のトリビュート・バンド の方々からの メッセージも 掲載して下さっており、
↓★ 桜井さんのコメント 〔 下の方、Road to 野音 2010 MR.JIMMY (Take 1から順に ) 〕
http://ameblo.jp/yukko-i4r/theme-10008710650.html ・・・からも、野音への意気込み, 愛するロックミュージックとトリビュートへの想いが伝わってきます。
【 とにかく好きだから 】 という、純粋な気持ちと、 【 強い信念の元、描き出す トリビュート 】 終わらない追求。・・・簡単に、分かった風に言うのは、失礼に さえ 思えてしまうのですが、
そのライヴ・ステージ,パフォーマンスを体感させていただくたび、” こういう事 ” だと、間違いなく伝わってくるものがあります。
桜井さんだけでなく、イベントご出演の皆さまの お写真と、アツイ メッセージを掲載して下さっていますので、( イベントが終わってからで、順が逆になってしまいましたが )、宜しければ、チェックしてみて下さい。
松本さんの blog → http://ameblo.jp/yukko-i4r/

7/25、「 Legend Of Rock スペシャル@野音 」 当日のタイムテーブル、出演順は

13:00 深紫 ( as DEEP PURPLE )
13:45 THE BEGGARS ( as THE ROLLING STONES )
14:30 虹の騎士ショー ( as RAINBOW ) 
15:15 MAKIN'LOVE ( as KISS )
16:00 VON HALEN ( as VAN HALEN )
16:45 THE BEATVOX ( as THE BEATLES )
17:30 タウン禅 ( as THE WHO )
18:15 MR.JIMMY ( as LED ZEPPELIN )
19:00 JIMISEN ( as JIMI HENDRIX )

*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***

昨年も、このイベントに参加しましたが、うだるような暑さも、 夕刻に アコースティック・トリオ版 MR.JIMMYと感じた 心地よい風も、日が落ちて 昼の夏空から、星空に変わる様子も、実際に、自分が体感したからこそ、
今、思い出すことが出来る。
そして、今年、やはり危険なほどの灼熱! でも、私を 野外フェスの会場へ向わせたのは、MR.JIMMY の ご出演に 他ならないのですが、
それぞれの表現方法で、個性豊かな トリビュート・バンドさんを一度に 少しずつ 楽しめるのが トリバン・イベントの良いところ。  イベントの 最初から 最後まで、それぞれのバンドさんの まさに “ 熱演 ” を 楽しませて頂きました。 ・・・だからこそ、今年の暑さも、夏の日暮れに変わって行く空の色も、イベントが終わるまで、堪えていたかのような 雨の雫の一滴も
今、また 思い出すことが出来る。 鮮やかに。・・・観たぞっ!という 達成感も大きいd(^_^)
どのくらい 汗が出たのだろう? 補給した水分は、飲む端から汗となって流れ続けた。夏空は、夕空に変わり、刻一刻 表情を変えて行こうとしている。
前のバンドからの入れ替え作業が始まり、私は、ステージから近くの席に陣取っていたのだけど、引き寄せられるように、思わず 立ちあがって、 ステージ前のフェンスのところに移動!
*〜* *〜* *〜*

18:20 分を 回って、ついに! MR.JIMMY 登場!!

★ MR.JIMMY が 魅せ付ける、 圧倒的 “ Presence ( 存在感 ) ” 
MR.JIMMY がステージに現れると、会場の空気が スッと変わり、一瞬にしてMR.JIMMY のものに☆  ZEPワールドが始まっているのです。
桜井さんがWネックを肩に掛けると、それだけで ざわめきが起こります。一挙手一投足 に 視線集中、アツイ声援(^o^)丿

1曲目は 「 The Song Remains The Same 」
日も暮れかかる時刻で、昼の暑さは もう和らぎ、 白ドラゴンも元気に 野音のステージを 舞います☆
この日は、大きなターコイズのウロボロス・ペンダントだけでなく、ご本家 Jimmy と 同じ モチーフのペンダントを重ね着けの桜井さん。 ( 知らない方には、何でもないことですが、衣装のディテーィルまで拘った Jimmy っぷりが嬉しい(^_^) )
会場が野音だからって、ヘンな気負いはなく、浮かれてもいない。( ・・・楽しんではいるけれど♪ )そこが、MR.JIMMY の素敵なところ。  オトナの余裕です。
12弦の方の ギターの弦が1本切れてしまったようですが、構わず続けます。
栗川さん, 大塚さんの リズム隊も、アイコンタクトをとりつつ、タイトに仕事をこなします。 野外でも、迫力バッチリ!
フェンスの前で、観戦したせいもあるのですが、ギターの音も 気持ち良く 強力 (^o^)丿!!・・・そんな爆音相手でも、 負けじと渡り合う、体が楽器のパーシーさん。 さすがです!
楽しくって、私も、ライヴ中 ずっと一緒に歌ってました ♪ステージの 端から端まで動く 桜井さんを、思わず目で追いつつ☆ メンバーの お顔に 目を向けつつ。

続いて、Wネックをそのまま使い 「 Over The Hills And Far Away 」  
♪きゃあ! この曲の 77年の名演も良いんですよね〜 (^^)♪  好きです〜。( ’77年 をモチーフにした、“ 野音のためのスペシャル・セット ” ・・・選曲が読めません。 何が来る?? )
ふと、気が付いて振り返れば、観客皆さま 全体が、前へ!前へ! と、押し寄せています。 スタンディングで!携帯のカメラを向ける方のなんて多い事!! フォト・ジェニックな MR.JIMMY。
桜井さんが、自分の目の前で弾いて下さると、ステージの端も、センターも、皆さま大興奮!!サングラスの薄いレンズ越しに 桜井さんの視線が覗いて、これまたドキドキ☆

桜井さん、ギターをレスポールに持ち替えて、
3曲目は何? Heartbreaker ・・・を、 ワンフレーズだけ、これは フェイントで ( フェイントにも歓声! )

この曲です! 「 Black Dog 」 
「♪ Ah ah, ah ah〜 」 の コール & レスポンスも、観客皆さま、気合の入り方が違う!スクリーミングのとこまで、みんな一緒に歌ってます!!
フェスらしく、拳を上げながら、ステージに指差しながら、気持ちがいいくらいのレスポンス。( 私も、思いっきり 声を出しつつ、 腕とか上げてみる(^o^)丿 )
桜井さんも、ステージの端から、端まで移動しながらの Jimmy アクションですが、パーシーさんも、「♪ Ah ah, ah ah〜 」 の 最後の ア〜〜! をシャウトしながら、ステージ向って 右端から、左端へと、ツー と 滑るように駆けて行きます!
↓曲の終わりに、バッと両腕を上げたポーズは、まさに王子
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/th_lz19770430_22.jpg

パーシーさん :
「 今日は、朝から他のバンドの演奏も観ていたんですが、以外にも このタイプの曲が なかったな。 という曲を 」
「 ちょうど、日も暮れかけて 良い時間になりました。」・・・との紹介から、始まったのは

そう、「 Stairway To Heaven 」 ( 確かに、どのバンドさんも、イベントらしく盛り上げ系の曲が多かったように思います。 )
ステージ向って左端で キーボードを奏でる 大塚さんの前あたりに構えた 桜井さんがZEPの名曲を爪弾き始めると・・・。
なんと、観客皆さまが 自然に大合唱。 ロックを愛する皆さまが、多くお集まりの客席。永遠のロック・アンセムは、良くご存知の様子。 ・・・素晴しいです♪
↓ギターを縦に掲げた Jimmy な キメポーズも、これまた絵になる 桜井さん。
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/ds1959_0106.jpg・・・ “ 聴かせる曲 ” でも、観客のハートをキャッチ☆ 大いに沸かせる演奏です。

パーシーさん : 「 さて、これで最後の曲となりました 」( 「 ええぇ〜!」 ・・・と、観客皆さま )
パーシーさん : 「 皆さま、“ お約束 ” を よく心得てますねぇ。 」 ( ← ええ、もちろん(^_^) )
「 最後と言いながら、2曲あるんですけどね。 」 ・・・と、パーシーさんの紹介から、桜井さんが弾き始めるのは??

Achilles〜 ! ・・・は、フェイントでしょ。 もうっ(^_^) センセったら。
さらに もひとつ、フェイント風なイントロのあと、最後を飾るのは、

この曲 「 Whole Lotta Love 」 コール & レスポンス だけじゃなくって、ずっと歌ってました、私。(・・・と、いって大きな声は出ないのだけど。 )

( 観客席前のフェンスと、ステージの間の撮影エリアで、あちらからも、こちらからも、3人のオフィシャル・フォトグラファーの皆さまが、桜井さんに カメラを向けます。 ごく自然にプレイを展開しつつも、桜井さんの その目元には、余裕の笑みさえ。 )
Whole Lotta〜 ハーフ・コーラスから、直結で 「 Rock And Roll 」  これも大定番!!もう、ずっと跳ねながらノリノリですヾ(^o^)ノヾ♪桜井さんの Jimmy ジャンプ☆ に合わせて、一緒にジャンプ!( 跳べっ! )
オーディエンスからの 「 Lonely コール 」 も、申し分なし! ( ・・・ああっ楽しいっ♪)
栗川さんの ドラム連打に、大塚さん,桜井さん、両サイドから それぞれ さっと片腕を伸ばして、観客の歓声もさらに大きく盛り上がります!

19:00 ジャスト! イベントなので、アンコールが出来ないのは寂しいですが、これにて、終了〜〜!! 
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
1月に 渋谷DUO で行われた、 Legend Of Rock イベントでも 77年ダイジェストでしたが、今回は、機材セットの段階で、テルミンや ロータリー・シュミレーター の用意がされていなかったので、
77年といっても、きっと一味違う選曲なのだな。 と、思っていました。
ZEPに あまり詳しくない方々も 楽しめる 定番ナンバーを交え、限られた持ち時間の中にあって、大いに 会場を盛り上げた MR.JIMMY の ZEPワールド☆ 大満喫でした。( ・・・ ついつい、77年フルセットで観たかったなぁ〜。 なーんて思ってしまいます。
Jimmy な桜井さんの テルミン・コーナーや、ギター・ソロ。  栗川さん渾身のドラムソロ・コーナー。大塚さんの ジョンジーに挑む 壮大なキーボード。 パーシーさんが歌い上げる、後期の大曲や、歌声の生きるアコースティック。・・・ギターの調べも♪ )( ZEPに あまり詳しくない方々、後期は馴染みが薄いという 皆さまにこそ 見せつけたい。 )
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***

【 レッド・ツェッペリンが 舞台に立つとき、 それは イヴェントなんだ。  ただのコンサートではなく・・・・・・ 】
「 レッド・ツェッペリン:コンサート・ファイル 」 の序章に書かれている ピーター・グラントさんの言葉ですが、ステージに立っただけで、圧倒的な存在感の ギター・ヒーロー, ロック・スター☆
Led Zeppelin なら、 屋内でも、野外の想像を絶する大観衆の前でも、カリスマ性を 魅せ付けたばすだよなぁ〜。と、
MR.JIMMY が 野音で示した 存在感から、 改めて そう思いました・・・ ただ ただ、 目の前の皆さまが カッコよくて。・・ほうっ。 この場に居られて、楽しいなぁ〜 o(^-^)o♪ と。
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***

さてさて、MR.JIMMY の出番も終わり、 最後に登場、トリを務めたのは、Legend Of Rock を リードする JIMISENさん。
そして、JIMISENさん の 演目の最後に、この日 出演の トリビュート・バンドを、再びステージに招いて ご紹介。 全体セッションが始まります。( ちょうど このあたりで、ポツリ ポツリ と、雨粒が 落ち始めます。 )
MR.JIMMY 代表で ステージに登場したのは、 Jimmy & パーシー、 桜井さんとパーシーさんです。今年の全体セッションでは、Jimi Hendrix さんの演奏で有名な 「 Wild Thing 」 が プレイされ、
観客も、ご出演の皆さまも、大盛り上がりの内に、イベント全て終了〜!終わる頃には、大粒の雨が 勢いを増して 落ちてきました。
空も、イベントが終わるまで 夕立雨を落とすのを、堪えてくれたのかも知れません。
会場から帰りに向う タイミングは、本当にツイていて♪ シアワセな気分のまま、ほとんど 雨に濡れる事無く、自宅最寄の駅まで。 
日曜の夜は人影もまばらで、 本当に、夢から帰ってきたような、夢を見ていたような感覚でした。


2010年6月19日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/06/20(Sun) 03:16

♪ セットリスト ♪  
1.Immigrant Song    2.Heartbreaker    3.Dazed And Confused    4.Bring It On Home
5.That's The Way    6.Bron-Yr-Aur 7.Since I've Been Loving You    8.Organ Solo 〜 Thank You
9.What Is And What Should Never Be    10.Moby Dick
11.Whole Lotta Love( incl. Bogie Chillun , Moving On ,Red house , Some Other Guy , Think It Over , Honey Bee ,The Lemon Song )

【 Encore 1 】
1.Communication Breakdown ( incl. Good Time Bad Time , For What It’s Worth , I saw Her Standing There )
2.Out On The Tiles     3.Blueberry Hill

【 Encore 2 】 Train Kept A Rollin'    【 Special Encore 】 We're Gonna Groove

★ 使用機材 ★
桜井さん:
メインで使用は、1958ヒストリック・レスポール ( ストラップはジャガード織り、ステンドグラス柄 )
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz1970xxxx_04.jpg桜井さんのピックアップ ( MR.JIMMY Pick Up )今回は、上の画像で確認できますが、70年頃の Jimmy ギターの特徴である ダブルホワイト。控えとして 59年製レスポール
↓アコースティック 5,6 は Martin D-28 使用 
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700822_07.jpg
アンプはHIWATT(ヘッド)+Marshall(キャビネット)、テルミン用Marshall 、 ECHOPLEX 、 Sonic Waveのカバー付きテルミン、 足元はフットスイッチ,ペダルワウ, ファズ( VOX トーン・ベンダー )

大塚さん:
♪ 弦楽器演奏曲
1,2プレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)他ベース演奏曲はFenderジャズ・ベース , 5でマンドリン
今回より、ご本家ジョンジーがZEP時代使っていた Acousticのアンプ ( 大塚さんのは320)使用。
♪ キーボード演奏曲
ハモンド・オルガン XK-3 (2段積み鍵盤),レスリー3300,ハモンドのフットベース

栗川さん:ドラムセットはナチュラルメイプル

パーシーさん: 4,Encore 2でハーモニカ、 5でタンバリン

☆ お衣装 ☆
桜井さん → “ まさかの ” のっぽさん帽子 & ミニスカーフ 、 白シャツの上にダイヤ柄ベスト☆
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700919_08.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700904_09.jpg
お髭のJimmy ではないですが、桜井さんには その方が良い感じ(^.^) かわいいし。
ストレートのブルージーンズ、ターコイズ風飾り付きベルトバックル、 足元はシンプルな黒レザースニーカー。
↓10.Moby Dickの間に着替えて、暑さからやっと開放。。( よく耐えました!お疲れ様です。 )
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700909_10.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700909_05.jpg
グレー系の柄物Tシャツ&ミニスカーフ

パーシーさん → “ まさかの ” ワイルド&せくすぃー お髭の 王子スタイル
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/robert_plant/images/rp1971xxxx_04.jpg・・・ちょっと違いますが、お髭の雰囲気の参考に。
トップスは白い長袖Tシャツ、襟のボタンをテロっと少し開いた着こなし。ジーンズ、大きめシルバーベルトバックル、飾り付きシルバー・バングル右手細め、左手太め。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700321_03.jpg

大塚さん →パープル系の五分袖シャツ&ジーンズ、ジョンジー・ペンダント。( 画像は72年 )
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1972/images/lz19720220_67.jpg

栗川さん →黒タンクトップ&黒スカーフ、ジーンズ。 ( 画像は69年と73年 )
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1969/images/lz19690527-29_05.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1973/images/th_lz19730531_06.jpg

【 今日のぱしさん 】
■ 最初のMCで、お客様に ご挨拶  「 暑いですねー。 」( ・・と、身を左横に、隣の桜井さんに向って ) 「 暑いですねー。 “ ニット ” 」
Jimmy な 桜井さんは、基本喋らないので、“ 無言のまま ” 着ているベストを ちょっと摘んで見せて、〔 そう、暑いんですよ〜! 〕 と、客席にジェスチャー)
「仕方ないんですよ。 もう、”定め” と受け止めておりますのでね。 」 と、桜井さんを指して、パーシーさん。

■ 時代考証どおりなので、本日のセットは、3時間に満たない と、お客様に ことわりを入れて
( 「 えぇー! 」 という、会場の反応。  たくさん聴きたい! 聴きたーい!! と ばかりに、沸きます。 )
「 みんな 人ごと だと思って、何だと思ってるんだ! 」 ・・・と、冗談ぽく。
「 まだ、アルバム W も 出ておりませんのでね。 『 天国への階段 』 も、 『 ロックン・ロール 』 も 今日は演りません! 」  
「 どうだっ! 」 ・・・( ← “ どうだっ ” って、何だか ヘンな テンションの ぱしさん。 ) 
( あまりの 開き直りっぷり 〔 もちろん、そんな “ ポーズ ” ですが 〕 に、 ウケる会場(^o^) )

■ 2回目のアンコールが終わっても、さらに “ 3回目の! ” アンコールは止まず、ついに登場し、「 皆さん、時計見ながら アンコールの拍手してたでしょ。 」
「 まだ早ぇーぞ! こっちは金払ってんだぞ! ・・・って 」 ( ←いや、そこまでは誰も(^_^;) )

サムライ・ブルー ・ベリー・ヒル! ( ← 意味は無いです。すみません、、、書いてみたかっただけ。 )
6月19日といえば、ちょうど サッカー ワールド・カップ 日本 対 オランダ 戦 の当日。めっちゃ めちゃ 重なってしまいましたが、
それでも! Led Zeppelin 音楽 , MR.JIMMYライヴ!! と、フロア後方には、スタンディングの人垣も出来るほどの 大入り満員!お集まりの お客さまで、W杯サッカー・パブリックビューイング中の スポーツ・バーにも負けない熱気にあふていました(^o^)丿♪
今回の私の席は、良い音で楽しめるといわれている フロア後方の、ステージを真正面から見渡せる位置です。
前のお客様の頭をうまく避けながら、 メンバー全員の雄姿をとらえます。どきどきっ☆
MR.JIMMYライヴ ご常連の、大人世代 音楽好き仲間の皆さまのお席に近く、開演前から、ライヴ中、終演後まで、本当にライヴを満喫されているのが伝わってきました。
他にも、親しいお仲間同士で盛り上がっているテーブルを あちこちで お見掛けしましたよ(^_^)
5月の連休に 桜井さんがゲスト出演された、 ゴールデン・トリビュート・メイニアックスの奇跡 」 に出演されたミュージシャンの皆さまのお顔も。

★ メンバー登場から、70年ZEPワールドへ!
開演時間 19:00 を5分ほど回って、メンバー登場!!
おおっ! 桜井さん、まさかの のっぽさん帽子姿。 まさしく のっぽさん? いや、探偵物語??
いやいや! 今、ブロン・イ・アーから帰って来ました、と言わんばかりの、【 70年 Jimmyスタイル です☆ 】
70年 Jimmy 風 帽子 & ミニスカーフ 、 細長い腕が映える 袖のドレープも素敵な 白シャツの上には、ダイヤ柄ベスト☆
実は、時代考証どおりなら、今日の お衣装は もしや!と思っていましたが、さすが桜井さんです。お見事!・・・客席からも、思わず 「 おっ! いいねぇ〜♪ 」 なんて、漏らすお客様の声が。
一方、パーシーさんは、髭を伸ばし・・というより、タイトな頬のラインを 満遍なく包むような、いい感じの髭具合に。 よくお似合いで、お客様からも 好評。
栗川さんは、ナチュラル・メイプルのドラムセットを前に、黒タンクトップと、首元にコンパクトに巻いた黒スカーフで、コチラも初期ボンゾな雰囲気バッチリ。 
大塚さんは、今回新兵器をお披露目。ご本家ジョンジーがZEP時代使っていた Acousticのアンプ が、ステージ上、大塚さんの背後に どっしりと、控えています。 ( 大塚さんは Model 320 使用。)
↓ご本家ジョンジーのベース・アンプについては、こちらを ご参照下さい。
http://www.led-zeppelin.org/reference/gear/index.php?m=jpj-1961-1973 ・・・ACHLLES LAST STAND

★ スパーク! ZEP初期モノ、 70年の “ 凄い ” に 迫る
1曲目は 「 Immigrant Song 」 
あの70年ZEPの勢いが、たった今 この場に生まれたての演奏として、押し寄せてきます!
Jimmy スイッチON! ライヴ・ステージで さらにカッコイイJimmy SAKURAI さん☆レスポールには、ご本家同様の白が並んだ MR.JIMMY Pick Up 搭載!
やっぱりこれ! パーシーさんのハイトーン♪ 
5月に 桜井さん単独で ゲスト参加したイベントでは、主催・共演の 厚見玲衣さんも、MR.JIMMYには、素晴しいヴォーカリストが居るからいいよね。
オリジナルキーで歌ってくれるのが嬉しい。と、仰っていましたが、今日も聴かせてくれそうです。
大塚さんも、左肩のクっと上がった ノリノリ ジョンジー・ベース!
栗川さんのドラムがバンドの演奏を、突き上げるように、さらに持ち上げて!・・・もう、ギターソロでは、その演奏の渦に 飲み込まれていくよう。 まさに体感! 

勢いそのまま 「 Heartbreaker 」 へ、 攻め!攻め〜!!
'70年USツアーJimmy な、 HIWATT アンプ使用の 暴れたギターサウンド☆ う〜ん、シビレさせてくれますね〜♪
観客の視線も一点に集中、ギターソロには、バッハのリュート組曲ブーレが散りばめられています。
頭や体を揺らしながら、ノリノリ〜♪
演奏中、ご本家の 当時のライヴ お写真と、同じようなポーズになる場面もたくさんあって、きっと、あの写真は、こんな一瞬を収めたのではないかな〜。 なんて、楽しくなります(^_^)
何を着てても、大きなアクションでなくとも、ステージでの動きは、一目で納得の Jimmy です。

早くも3曲目で登場は、先日のギター・クリニックで、桜井さんが “ 気が抜けないな ” と思う曲 だと仰っていた 「 Dazed And Confused 」
中・後期のような、基本ラインからずっと遠く、自由な展開は、まだ登場しませんが、匂い立つ様にオカルティックな 前半と、息も止まるくらいの激しい展開!
途中にスクラッチをキメるところや、スイッチング奏法が入るところなど興味深く、そういえば、 “ ア、ア、アァァ〜”のパートでは、フロント二人が手を翳しあうアクションは登場していません。
弓弾きの響きが耳をつんざくように頭に響いて、脳みそまで震えるよう!
客席に弓の先が向けば、元気な歓声!
常連のお客さま など、ステージとのコミュニケーションを楽しんでいます(^_^) ねっ!
終わるとともに、湧き上がる歓声!! スカッと、それでも 約20分に渡る 快演です。
インプロヴィゼイション色の強いこの曲に限らずですが、“ トリビュート ” ですから、もちろん ご本家を踏襲しているものの、さらに ライヴ・バンドMR.JIMMYとしての、枠に収まっては居られない “ ライヴ感 ” とが、絶妙なバランスとなって、聴いていて・体感して 楽しいステージです。

「 Bring It On Home 」
曲の始まり、古きよき雰囲気に ノリノリで 手を叩いちゃいます。 楽しいですね(^_^)
ブルース・パープを吹きつつ、ちょっと気だるげな歌い方で 歌ってみせるパーシーさん。
( 今回も、1曲ごとの歌いこなしに注目です。 )ため息まじりの ひと言セリフみたなフレーズも、ちょっと色っぽく飛び出し・・
・・そこへ!Jimmy ギターが切り込みます☆この吹っ切れ具合。  ココからが、またカッコイイったら!!
ドラムとギターの掛け合いも見もので、桜井さんのギターからは、ちょっと鼻が詰まったような 不思議な音も繰り出されます。
全身で 演奏を楽しみます♪  会場の皆さまも、ノリノリで♪♪ ( ZEP 「 DVD 」 の ロイヤル・アルバート・ホール 映像みたい! )

*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
♪ 時代考証にしたがって、2曲のみのアコースティック・コーナーです。
1970年の、今回の演目にあたる時期は、ちょうど アルバム 「 Led Zeppelin V 」 発売近く。レコーディングは、既に終わっているので、ライヴのセットには、3rdアルバムからの曲も多く、まだオリジナルに近い形で演奏されています。

「 That's The Way 」
桜井さん、4月の71年BBC演目では、Harmonyのギターでしたが、今回はMartin D-28。寄せては返す波のように、心地よいギターの調べと、マンドリンの澄んだ音色。パーシーさんの歌声が調和します(^^♪
最後は、桜井さん,大塚さんも加わってコーラス。( 客席から、私も勝手に加わったり♪ )
*** *** ***   *** *** *** 
チューニングに少々時間が掛かるので宜しく と、事前に話がなされていたようで、ここでパーシーさんのトークタイム! 
前の晩に たまたま テレビで観たという、安全地帯のお話から。 近頃は“何かと”話題の安全地帯ですが、やっぱり玉置さんはヴォーカリスト・ミュージシャンとして 天才だと、パーシーさん、 かなり リスペクトされていました。
そこから、バンドをサッカーチームになぞらえて、ひとりのファンタジスタと、支えるチームメイト。と、( 桜井さんのチューニングは、なかなかに時間が掛かっているようで、さらにトーク続く )
バンドをサッカーチームに例えたところから、若者にも、もっとバンドをやって欲しいですね!と、曰く “ 部活のノリ ” のようです。 ・・・「 部室がクサかったりね。それは、運動部か! 」 (←こらこら(^_^;) )
・・と、話も脱線してきた頃には、実はチューニングも終わって、すまし顔の桜井さんだったのでした。 )

・・・私は、思うのですが、ご本家王子もMCでは、その日の演奏曲の解説チックな話よりも、むしろ、その時々の 旬な話題なんかも入れたり ( たまによく分からない事もありますが。。 )時折、メンバーをからかってみたり。フリー・トークな感じは、実は 期せずして、王子っぽいのかも〜?
 *** *** ***   *** *** *** 

さぁ、準備も完了。 整いました! 

「 Bron-Yr-Aur 」 Jimmy のギター・ソロ☆ ご本家のライヴ演奏も、かなりレアな曲です。私は これが聴けるのも 楽しみにしていました♪
ひとりで奏でているのに、幾重にも重なったような調べ。 音の広がりがいい感じです♪

大塚さん、キーボード席へ 「 Since I've Been Loving You 」
この曲も 「 V 」 ですね。 スタジオ盤と同じスタイル。贅沢な生の演奏が 記憶のライヴ音源をなぞっていくよう・・ああ! あそこでそんな音でやってたと。
パーシーさんの、目の覚めるような 鮮烈なハイトーンも炸裂!!桜井さんの Jimmy なギターが 叙情的な世界を描き出します☆ ステキ
ドラマを盛り上げる栗川さんのドラムと 大塚さんのキーボード。 4人にしか出来ない演奏。
ベースのジョンジーは、同時にキーボードのジョンジー。ベースの大塚さんは、同時にキーボードの大塚さん。
おおっ! そうそう、こんな感じだった♪ という、大塚さんのキーボード・ソロです。 イントロのおまけ的なもの ではなく、ご本家の雰囲気で、ソロ・コーナーを展開!
オルガンの荘厳な調べから、空間的な広がりのある演奏に・・・しばし聴き惚れます(^^♪ 音楽テープのスピードが 急にゆっくりに落とされたみたいに、ぐにょーんと、音が絞られて・・・

桜井さんのギターから、「 Thank You 」へ!  
Jimmy の、このメインのフレーズを爪弾きだす ごく一瞬の “ 間 ” が、胸深く、グッと来ます。何とも好き♪  
畳み掛けるような、栗川さんのドラムは 力強く。 輝きを灯していくようなオルガンの音。パーシーさんの歌声が、真っ直ぐに届いてきます♪
そして、グイグイとバンドを率いて演奏していく、Jimmy な桜井さんのギター☆めくるめく感動的な演奏で、素晴しい「 Thank You 」 でした。
スタジオ盤では、ご本家メンバーも ( Jimmy も ) コーラスに加わっているのが確認できますが、同じ箇所で、桜井さんがパーシーさんに寄り添うように、ヴォーカル・マイクで、一緒にコーラス♪・・・やっぱり並んで 絵になるお二方。 カッコイイです。
きっと、ご本家もこんな風だったのであろう。と、実際には目にしていない 70年ZEPのステージですが、ごく自然に そんな気がしてきます。
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
ご本家音源を聴いていると、曲と曲の間でチューニングしている様子が入っていますが、桜井さんも、チューニングしてるなーなんて、思っていたら、
おやおや、曲順間違えでしたか。パーシーさん、桜井さんに 「 やっぱり暑いんですよ。」 と、ひと言。
「 脱いでいいですよ、“ 脱―げ! 脱―げ!” 」 と、シャレではやし立てると、 コールはしないものの、客席まで伝播!? 脱げコールな手拍子まで (^_^;) 
桜井さん、とりあえず ベストの前を開けてしのぎます。
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気を取り直して、「 What Is And What Should Never Be 」
しっとりと、温かく。 そして強く・・・。 スライド・プレイも披露。

栗川さん、ちっちゃなシンバルがたくさん付いたリングを準備 「 Moby Dick 」
客席の皆さま、栗川さんに注目! 迫力のドラム・ソロに、叩いている間にも 歓声が飛びます! ノリノリで楽しまれている方多し。
メンバー・ステージに戻ると、向って右側の桜井さん、客席に( 栗川さんに拍手 ) のアピール。左手の大塚さんも、左腕を栗川さんのほうに サっと伸ばして、称えています。
熱演の後には、お約束のビール到着。
「 本物のビールなんですからね!発泡酒じゃありませんよ、大事に飲んで下さいよっ! 」 ・・・と、パーシーさん。さらに毒舌続く(^_^;)

必殺のキラー・リフ!!  「 Whole Lotta Love 」  これも楽しみにしていた曲です♪ 
説明不要のカッッコよさ☆
パーシーさんと桜井さん、絡み合っての 「 ♪ Wanna whole lotta love〜〜 」 では、桜井さん、客席のあちらこちらに指差し しつつ のコールです!
もちろん、私も 「 (^o^)♪〜Wanna whole lotta love〜〜 」 と、叫ぶ!! 郡山で行われた、ギタークリニックでは、テルミンを説明しながら、Jimmy Page が、こんな事やってたでしょ。と、両腕上げて肘から先をひらひらさせてみたり、テルミン試奏のクリニック参加者に、こんな事やってみます? なーんて、やってみせてた桜井さんでしたが、 )
ライヴ本番の Jimmy な桜井さんは、 実際テルミンパフォーマンスしてるし、( しかもカッコイイし☆)ドラム・ソロの間に着替えてきた、半袖のシャツが、これまた お写真で観た70年Jimmy そのもの!すらりと伸びた腕がキレイです(^_^)
きた!きた〜! メドレー突入♪
スイッチングの音に、少しずつ掛け合いのように Bogie Chillun から、始まりますヾ(^o^)ノヾ♪弾きまくりギター! リズム隊のノリもバツグン! どうしてこんなに歌詞覚えられるんだろうパーシーさん
ご本家音源のアレです。 もう、ホントおんなじ〜。Moving Onの終盤辺りでは、スライドプレイを入れていますが、こうやって弾いていたんですね〜。
音だけじゃなく、きっとこうやって、こんなプレイをしていたんだって、自分の目で見ることが出来ます。
次々曲調も変わって、またまたノリノリヾ(^o^)ノヾ♪ 一緒に口ずさんだり、手を叩いたり。
Honey BeeからThe Lemon Song と、終盤のねっとりブルージーな感じも良し。
メインの Whole Lotta〜 に戻って、 ライヴ本編エンディングを飾りました。

まだまだ、時間も早いです。 メンバー、アンコールに応えてステージへ。

*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***
そして、ここで ライヴ前日の6月18日( ←ポール・マッカートニーさん と同じ日)がお誕生日の大塚さんにケーキが届けられます!
パーシーさん: 「 大塚さんも、今年還暦を迎えられたという事で・・ ( ←違うって(^_^;) )・・・あれっ? シンとしてるって事は、皆さん結構 本気にした!? 」
( こんな事言われたからか? ケーキの上のろうそくを、注意深い表情で、指差し確認 大塚さん。 )
ココで歌・・かな? という微妙な間に、ケーキを前に大塚さんが、弾くともなしに、何となく 手持ち無沙汰な手元で、ベースを “ ボッ ボッ ボッ ” 鳴らすと
「 ・・・ご仏前じゃないんだから(^_^;) 」と、パーシーさん。 大塚さんも苦笑。
気を取り直して、メンバーから 『 Happy Birthday Song 』 が、捧げられました。桜井さんが ギターでリードし、パーシーさんが テノール歌手風の発声で、高らかに歌い上げます。観客皆さまも、拍手で一緒にお祝い(^_^)
*** *** ***   *** *** ***   *** *** ***

アンコール 1 曲目は、テンションあげあげ 「 Communication Breakdown 」
くるりとステイック回し、栗川さん。 グイグイと バンドを引っ張る 桜井さん☆ギターソロでは、郡山のギタークリニックで、桜井さんの仰っていたドラムと、ギターの関係性のお話が頭に浮かびます。 お互い影響しあい、ケミストリーが生まれると。疾走感あふれる桜井さんのギターと、栗川さんのドラム。( ドラムのことは良くわかりませんが、ナチュラル・メイプルのドラムの音は、好きだなと思いました。 )

曲調が徐々に変化していって、「 Good Time Bad Time 」 に突入すると、会場内にどよめきが起こります(^o^)丿 初期ならではのこの流れ!
さらに今度は、ジョンジー・ベースな 大塚さんのベース・ソロ。新投入のAcousticアンプ の効果もあってでしょうか、ご本家音源で聴いたような いい感じの響き♪

またまた ガラリと曲調が変わって、For What It’s Worth へ、パーシーさんが歌い上げます。遠い時代の陽射しの色と風の様な ギターの音色が、何とも素敵♪
I saw Her Standing Thereも 出てくるのは、ご本家通り。一通りして、Communication〜へ戻ります。 バリバリ弾いてる様子が、観ていてもカッコイイ!

間髪いれずに、前の曲の流れのまま 栗川さんカウントをとり、「 Out On The Tiles 」 へ!( そうです! 今日はBlack Dog のイントロじゃないんです!! ) 極レア♪
改めて、ボンゾ色の強い曲だな〜。なんて思いつつ。カッコイイ!カッコイイ!! この演目は、レアな選曲も魅力ですね♪♪

出ました! 「 Blueberry Hill 」 “ エルヴィス・プレスリーさん を 意識した王子 ” みたいな、低い歌い方のパーシーさん。ゆったりとした曲の流れに身を預けます。
ギターソロがまた味わい深い(^^♪ Jimmy なサウンドです〜。後半は、王子のようなハイトーン歌いで歌い上げるパーシーさん。

大歓声に見送られてステージを降りるメンバーですが、いやいや! まだまだ聴きたい アンコール!

2回目のアンコールに登場したメンバーが始めたのは、「 Train Kept A Rollin' 」
時代考証には頑ななまでに従いつつも、 1つの公演日だけに限定ししないのがMR.JIMMY ライヴの楽しいところ(^_^) ( ご本家は、70年のUSツアーでは、9/2・オークランド公演、9/19・MSGのEvening Showで披露しています。 )
もうっ!またまたヒートアップヾ(^o^)ノヾ♪ スウィンギン・ロンドンな感じで☆
途中からブルースハープも入って、またいい感じ。・・・前回、4月のライヴで、パーシーさんが 「 アンコールに 」 なんて、つるっと仰ったものの、時代考証にあわず、演奏されなかったこの曲。 今日は聴けました。 ・・・嬉しい(^^♪    
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メンバー、丁寧に,にこやかに観客の拍手と歓声に応え、ステージを降ります。・・・が、歓声は そのままアンコール! 私も、手を叩き続けます。
ダメで もともと、でも、MR.JIMMYなら ステージに戻って来てくれる! そんな気がして、アンコールを止める気になりません。
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戻ってきました! 一体何が演奏されるのか?

何と 「 We're Gonna Groove 」 この3回目のアンコールが、予定外のスペシャルである事を物語っています!
終演後に お話しさせて頂いた方も、最後の最後に これが来るとは! と、仰っていましたが、最後の最後まで! 止められない躍動感!! ・・・なんてカッコイイ☆

メンバー、今度こそ、丁寧に拍手と歓声に応えながら、ステージを降ります。これにて終了〜!! 時計の針は21:35 を回ったくらいですから、約2時間半。
  3時間満たない?・・・全く問題ないです。もう、大満喫♪
ライヴが終わって、席を立つお客さまの “ はぁぁ〜。 楽しかったね〜♪ ” という表情。満足のゆく食事を、お腹いっぱい味わった後のような。
こういう お顔を目にすることが出来るのは、何だか嬉しいものです(^_^)近くの席の 大人世代ご夫妻も、ライヴ中、曲と曲の間に 旦那様が奥様を振り返って、
「 サイコー!サイコー! 」 ・・と、耳打ち されてましたっけ。
“ はぁぁ〜。 ホントに楽しかった〜♪ ”  良い夜でした(^_-)-☆




2010年5月4日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/05/05(Wed)

ゴールデン・トリビュート・メイニアックスの奇蹟

Jimmy Pageトリビューターとして、Jimmy SAKURAI さんが ゲスト出演されるというので、行ってまいりました。 キーボーディスト 厚見玲衣さん 主催によるトリビュートイベント へ!

♪ 桜井さん演奏曲 ♪
1. Whole Lotta Love ( インストゥルメンタル )   2. Thank You   

◇ Bowing コーナー、ボーカル無し,ゴング無しですが、 Dazed〜のBowing部分だけを フルサイズで!
3. No Quarter ( incl. Stairway To Heaven イントロをちょっぴり )

◇ 女性ヴォーカリストMISUMIさん( ← なんと Roy Harper さんのアルバムに参加した事のある方だそう ) を向えて
〔 番外 〕 Custard Pie ( 桜井さんのムチャ振り☆ 突発で かるくだけ )    4. Trampled Under Foot

◇ Jeff Beckさんのトリビューター大槻啓之さんを迎えて、 【 JimmyとJeff 夢の共演 】
Jimmyがリードする形で Heartbreakerの無伴奏ソロ部分が始まり、Jeffさんと早弾きギターバトル!・・・そして
6. Rock And Roll ( with Jeff Beckさんのトリビューター大槻啓之さん,ヴォーカルMISUMIさん )

★ 桜井さん使用機材 ★
1958ヒストリック・レスポール ( ストラップは赤テープ部分も再現されている 黒レザー・ロング )足元はフットスイッチ , ペダルワウ , Marshallアンプ '69 SUPER TREMOLO (100W Head) , ECHOPLEX
テルミン , テルミン用Marshallアンプ

☆ お衣装 ☆
77年風 黒ドラゴン・スタイルhttp://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/jimmypagebow3.jpg,http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/lz19770723_03.jpg
黒ドラゴンスーツ , (インナーに黒Tシャツ着用) , ウロボロスのターコイズペンダント、四角い大き目のバックル付きベルト , 白黒コンビ靴

【 今日の桜井さん 】
Jeff Beckさんのトリビューター大槻さん ステージに登場。 ・・・その時!
なにげに 「 People Get Ready 」 を爪弾く、 いらずら心な 桜井さん☆
( ↑ しかし、出演者の皆さま、誰も気が付かず。。残念。 ツッコんで下さ〜い! )

>MISUMIさん
「 Trampled Under Foot 」 MISUMIさん、ソウルフルに 歌いこなしていらっしゃいましたよ♪MISUMIさんのWebサイトがありました → http://www.misumi-museum.com/

“ ジミー・ペイジとポール・コゾフとジェフ・ベックと、レズリー・ウェストとマイケル・シェンカーとマーク・ファーナーと。更に第2期ディープ・パープル・トリビュートセッション ” がいっぺんに観られる!
謳い文句どおりでした。
だいたい使用している機材だけでも、ものすごい!
今回のイベントにあたり、何かあってはいけないと、一千万円の保険が掛かっていたそうですが、ちょっとやそっとでは買えないようなものばかり。
キーボード機材は、もはやステージに乗り切らず、ステージと客席の間の左右の端に、ツイン・キーボードなので 2箇所。演奏者の周囲をぐるりと取り囲むように積み上げられ 、レズリー・スビーカーはグルングルン回ってるわ、ハモンド,メロトロン,ミニモーグ・・・まるで、オフィスのパーテーションで仕切られた一画,小部屋状態(!)

16:00の開演から、すべて終了したのは21:00 過ぎ!しかし、トリビューター皆さまの素晴しい熱演と、幕間を繋ぐ 厚見さんのMC で、観客を飽きさせない、聴き応えある楽しいイベントでした。

会場は、横浜アリーナの1階にあるスタジオだったのですが、この日の横浜アリーナは、ジャニーズのアイドルさん「 Hey! Say! JUMP 」 の公演が行われており、新横浜の駅から会場まで、10代の女のコたちがいっぱい! 道の端から端までいっぱいに、横浜アリーナ周辺は、よくここまで集めたな〜。いや、集まったな〜と、感心するくらい。 
お祭りみたいな大騒ぎでした。・・・ やれやれ。 (^_^;)
*** *** *** *** *** *** *** *** ***
16:00 イベントスタート! UFO・トリビュートバンドの 宇宙征服 さん がトップバッター。
以降、敬愛するアーティストを追求し、トリビュート・バンドを率いて活躍中のギタリストの皆さま、トリビュートのエキスパートが、ゲストとして続々登場。
主催の 厚見玲衣さん ( Key, B, Vo )、 高橋ロジャー和久さん ( Dr )、 川村ケンさん ( Key ) が迎える形で、ライヴが展開されていきます。 ( 厚見さんは、キーボードの他、ベーシスト代わりに、手元でキーボード・ベースや、時にはヴォーカルや、エレキベースも務められていました。 多才な方ですね。 )

【 ゲスト・ギタリストの登場順は 】
エージ・ファーナー さん from GRAND FUNK MANIAC ( グランド・ファンク・レイルロード・トリビュート )
レズリー宮脇さんfromCABU ( MOUNTAIN・トリビュート )
木下秀幸さん from TONS OF SOBS ( FREE・トリビュート )
大槻啓之さん from BEPP ( Jeff・Beck・トリビュート ) 
Jimmy SAKURAIさん from MR.JIMMY ( LED ZEPPELIN・トリビュート )
そして、最後は厚見さんと、イベントの最初に登場したUFO・トリビュートバンドの 宇宙征服メンバーによる第2期 Deep Purple・トリビュートセッションで締め括りました。
*** *** *** *** *** *** *** *** ***

予定通り16:00 ちょうどの開演から、気が付けば19:30 少し前。
ステージには幕が降ろされ、前の組からの機材の入れ替え中。少々時間が掛かるのを考慮し、その間、「 終わったら肩叩いて下さいね〜。それまでずっと話し続けますから! 」 と、
客席すぐ目の前のキーボード席から 幕の向こうのステージへ声を掛けて、お話しされる厚見玲衣さん。
・・・待つ事しばし。 厚見さんのMCも快調に続いているところへ、既に出番も終わり、裏方のお手伝いに回られていた エージ・ファーナーさん ( Grand Funk Railroadトリビュート )が、後ろからそっと近づき、 厚見さんの肩を “ ものすごく 分かりやすく ポン、ポン。” と叩いて
いよいよ幕が上がります!
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ステージ上には、まずドラム席に 高橋ロジャー和久さんが登場。 
今回のドラムセットに ゴング ( 銅鑼 ) が 無いのが残念ですが、ディープ・パープルのイアン・ペイスさんが使用されていたものと同じという、ラディック製のシルバー・スパークル ( ← なんと厚見さんの私物! )で、ボンゾ役を務めます。
厚見さんと、ロジャーさん、桜井さんの お三方でZEPを表現されるとのこと。「 実は、ロジャーと僕が一番楽しみ なんだよ 」 ・・・と、厚見さん。 桜井さんとの共演が楽しみな様子。
*** *** *** *** *** *** *** *** ***
そして、そして! 黒ドラゴン姿も凛々しく、桜井さん登場☆ 今日は何が演奏されるのか? 全く読めません。

おおっ!いきなり 「 Whole Lotta Love 」 ヴォーカル無しヴァージョンをライヴで 聴くのは初めてかも。 その分楽器の音をダイレクトに楽しみます♪アクションもプレイの一部な Jimmyスタイル。 この日登場の どのギタリストさんよりも魅せる☆ 絵になる。

この日も Jimmy アクションが、ステージ上でごく自然に流れ出るように。まるで銃口を向けるみたいに、低く屈んでギターのネックを観客に向けて挑発するようなアクションも。

続いて・・・ うわっ! 「 Thank You 」 ハートを鷲づかみですね〜☆
ヴォーカルは厚見さんが兼任。 言わずもがな、キーボードも素晴しく♪ 温かな調べを奏でています。   

今度は、弓を手にした桜井さん。 独演でBowing コーナー! ( Dazed〜も聴きたくなってしまう〜 )見事な弓弾きと、オカルティックな雰囲気に、息をのむ会場。
今回のイベントの客席は、歓声を上げて盛り上がる!という雰囲気ではなかったのですが、弓の先が向けられたら、これはもう応えずには いられない私(^o^)丿
MR.JIMMYライヴ未体験と思われるお客さまも、気が付いたように歓声で応え始めます!くるりと後ろを振り返って、ロジャーさんにも弓を向けるのは お約束(^_^)
たっぷりのBowingコーナーでした。

おっ!このキーボードフレーズは 「 No Quarter 」 ・・・ の、キーボード・ソロ!ジョンジーのコピーではなく、ZEP音楽の中で より自由にキーボードソロ描き出す厚見さん。

そして、ここで登場テルミン (/^-^)/~~☆´.・.・:★´.・.・:♪ 軽く肘を曲げ、両腕をガッと挙げた桜井さんの、五指を揃えて真っ直ぐに伸びた手と、しなやかな手首の動きに 目が行きます。 Jimmyっぷり満点な佇まい。
いつものMR.JIMMYライヴでの、これを表現するという演目があって、史実に基づいたコダワリのステージで気心の知れたメンバーと、その演目の時代,ライヴの空気へ誘うステージとは また違って、

ZEP音楽の インプロヴィゼイション を トリビュートする今回のステージ。 プロであること、そうでない事に隔たり無く、その即興性の面白さを体感できます。 まさに、 その日,その時のライヴは二度とない 一期一会のものですね。

◆ 凄まじいものを体感
いよいよジャム・セッションモードに突入。 プレイヤーそれぞれの繰り出す音,描き出す調べは、時に主張。 せめぎ合い。 言葉を必要としない会話。 やがて調和。
どこにポイントを置いて聴くかによっても楽しめるし、全体を捉えるとまた聴き応え十分。熱演の渦に引きずり込まれるようでした。 もう、ジャズとかフュージョンのライヴハウスに来てるみたい!

声も出せないくらい突然に 「 Stairway To Heaven 」 が始まったりもしましたが、( そういえば、黒ドラゴンのJimmyがレスポールでStairway〜 爪弾いてる! ) これはイントロのみ。
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“ ジャム・セッション ” 演奏後には、ちょっとしたスポーツの後のような様子の桜井さん。
ここで厚見さんから、ライヴ告知などあれば と振られますが、 普段のライヴではJimmy に徹しているので基本的に言葉を発しない桜井さん。 マイクに向うも、音声が入ってないパフォーマンス。
( ・・・なーんて、音声入ってますから! ) 改めて会場の皆さまに ご挨拶と、イベント主催の厚見さんに感謝の言葉を。
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続いて、ステージに女性ゲスト・ボーカルMISUMIさん登場! ・・・と、ここでなぜか 「 Custard Pie 」 を弾き始める桜井さん?
厚見さんもキーボード弾き始めてノッちゃうし。 もちろんロジャーさんも叩いてます。出てきたばかりのMISUMIさんも、訳も分からず、けれど何となく歌って合わせて下さって。
「桜井さん、打ち合わせに無い事やらないでよ〜。 まぁ、弾けちゃう俺らも俺らだけど ( 笑 )」・・・と、厚見さん。 さすがです!
4月のMR.JIMMYライヴに続き? またもムチャ振り 桜井さん( サプライズまで聴けてらっきぃ〜♪(^^) )

「 Trampled Under Foot 」 ご本家王子ヴァージョンや、男性のヴォーカルとはまた違いますが、ソウルフルな女声ヴォーカルのMISUMIさん、歌いこなしもカッコよかったです♪
キーボードも冴えるこの曲。 厚見さんのプレイも素晴しく、この日は、ほぼ出ずっぱりのドラム・ロジャーさんですが、ZEPもバッチリこなします。
Jimmy お気に入りのドラム前のポジションで弾きまくる桜井さんとも、時折笑顔を向け合い良い感じ。
ヒートアップ! ヒートアップ!「 Crossroad 」 のリフのようなフレーズも飛び出す桜井さんのギター☆
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まだまだ終わらない!
桜井さんの前にステージをこなしたJeff Beckさんのトリビューター大槻啓之さんが再び登場。( 大槻さんのJeff Beckさんトリビュートのステージも、聴きモノでしたよ。 客席でも好評だった様です。 )既に佇まいからJeff Beckさん な大槻さん!
う〜ん。 まさに “ ゴールデン・トリビュート・メイニアックスの奇蹟 ” 70年代のJimmy とJeff さん、奇跡の共演です!

まず、桜井さんが弾き始めたのは 「 Heartbreaker 」 の無伴奏ギターソロ・パート。
ネック・ベンディングも入れながら、いつ見てもカッコイイ桜井さんと、ゲスト大槻さんが、交互に弾き合います。早弾きは、ちょっとしたギターバトル!

最後は、この曲 「 Rock And Roll 」 会場も盛り上がります!
カッコイイ、カッコイイ!! こういうスペシャルなセッションにも合いますね〜(^o^)丿Jimmyアクション、ジャーンプもキメて☆

Jeffさんも一緒のステージ。 機会があったら、本格的な共演・ギターバトルも観て見たいなぁ。なーんて、思ってしまいました。

Jimmy トリビュート・コーナー終了! 20:35
ゲスト出演ですが、本当にたっぷり時間をとってのステージで、いつもとは違ったJimmyを満喫できました。キーボードを大きくフィーチャーしたZEPというのも、キーボーディスト厚見さんならでは、
ヴィンテージ機材も活きるトリビュート・イベントですね。



2010年4月17日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/04/18(Sun)

楽しい空気感に酔いしれる「BBC in Concert」

いや〜楽しかった(^o^)丿♪
MR.JIMMYの皆さまの熱演☆ そして、客席にお集まりの、楽しむぞ!と 積極的な皆さまのパワーで、本当に楽しい夜となりました♪ 皆さま、どうもありがとうございました。

♪セットリスト♪

1. Immigrant Song    2. Heartbreaker    3. Since I've Been Loving You    4. (intro )Out On The Tiles〜Black Dog
5. Dazed And Confused    6. Stairway To Heaven    7. Celebration Day  
8. Going To California   9.That's The Way 
10. What Is And What Should Never Be   11. Moby Dick   
12. Whole Lotta Love ( Medley )
(incl. Boogie Mama ,Tracking Little Mama ,Fixin’ To Die , That’s Alright Mama , For What’s It’s Worth , A Mess Of Blues , Honey Bee , The Lemon Song )

【 Encore 1 】 1.Rock And Roll    2. Thank You    3.Communication Breakdown  
【 Encore 2 】 1.Misty Mountain Hop 〜  ★ Special ★ 2.Since I've Been Loving You ※


※ メンバーもビックリ!? まさかの 「 Since 〜」 再び!!
これについては、後ほどのレポートで詳しく書きますが、“ MR.JIMMYライヴとしての ” 突発演奏につき、時代考証には沿いませんが、ヴァージョン違い(72年版)+インプロヴィゼイションでの 大サービスとなりました。

★使用機材★
桜井さん→ 6,7 Wネック 、 8,9 Harmony SOVEREIGN 、 10,11は 1958ヒストリック・レスポール ( ストラップはジャーガード織り、ブルーポインセチア柄 )、 他はレスポール59年製 ( ストラップはジャガード織りのステンドグラス柄 )、足元はフットスイッチ , ペダルワウ 、 Marshallアンプ,テルミン用Marshallアンプ、ECHOPLEX

↓ジャガード織り : ブルーポインセチア柄 ストラップ
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1970/images/lz19700109_12.jpg

↓ジャガード織り : ステンドグラス柄 ストラップ
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710916_04.jpg

↓画像のアコースティック・ギターが Harmony SOVEREIGN ( ハーモニー・ソブレイン )
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/japan1971.jpg( ・・・ところで、ギターのボディに耳を付けて チューニングしている仕草って、個人的に好きです(^^) )

↓大塚さん
♪弦楽器演奏曲:
1〜4はFenderプレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)
アコースティック7,8でマンドリン 、  他は Fenderジャズベース
♪キーボード演奏曲:
ハモンドXK-3の上段+下段にKURZWEIL(エレキピアノの音),レスリー3300,ハモンドのフットベース

栗川さん→ドラムセットはグリーン・スパークル、シンボル付き

パーシーさん→ タンバリン  

☆お衣装☆
桜井さん→http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710318_10.jpg
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710318_05.jpg
デニムシャツ ( 襟元のボタンを1つ外した着こなし ),ストレートジーンズ,足元は初期の雰囲気の白スニーカー。

↓パーシーさん
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/copenhagen71-7.jpg
ルパシカ風?その上にベルト,下はユニオンジャック付きジーンズ,足元は茶靴丸トゥ。飾り付きシルバー・バングル右手細め、左手太め。

↓大塚さん白チュニックシャツ風のトップス&ジーンズ、ジョンジーペンダント。
http://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/copenhagen71-8.jpg

↓栗川さん
ウエスタンシャツはアイボリー(ベージュの飾り刺繍入り)&ジーンズ,テンガロンハット。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1971/images/lz19710927_10.jpg・・・イメージ的に。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/john_bonham/images/th_jb1969xxxx_05.jpg・・・帽子姿。ちょっと違いますが、イメージ的に。

【今日のぱしさん】
( 先月、AC/DCの来日公演をご覧になったというパーシーさん。そこでは 曲間のMCが一切無かったそうで MC 無しにしましょうか? なーんて言い出すも・・・ )
「 ・・・って 、喋ってるし 」  ( ↑上記AC/DCの話から既に MCだったりして(^_^;) ・・・ですね〜。 )

「 最近、新陳代謝が悪くなったのか? ここ何回かのライヴで、汗をかかなかったんですが、今日はうっすら汗なんかかいて、 一生懸命仕事してるように見えますね。 」( ↑ランディ・ジョンソンさんも 見守る中、 額に汗しての熱演、ありがとうございます〜。 )
*** *** ***
◆ この日の客席に、スペシャルな お客さまが!
そうです! 2007年12月15日以来 再び、 元大リーグ投手の ランディ・ジョンソンさんが、MR.JIMMYのライヴ観戦にいらっしゃったのでした。
↓ランディ・ジョンソンさんは、今回、イベント参加と楽天の始球式の為 来日のようです。
http://news.biglobe.ne.jp/sports/457/spn_100406_4578156813.html
ライヴを最初から最後まで満喫され、ライヴの後半には、自らカメラを持って、客席の前のほうに移動し、ステージ写真を撮影されたり、
終演後には、被写体となってMR.JIMMYメンバーと 大撮影会!!ドラムセットを前におおはしゃぎで、メンバーとボンゾ(ドラマー)気分のお写真を撮ってもらったりと、本当に楽しそうにされていました。  
ランディさんとも、 会場にお集まりのZEPファン・MR.JIMMYファンと共に、“ BBCの空気感 ” を 共有することが出来たのでした。  素晴しいですね〜☆ (^_^) 

この日の会場は、大入り満員! 
スタンディングのお客さまも続々と入場、開演が近づいても まだまだ入り口に 人の列。外国人のお客さまも多かった様に思いました。場内には、ライヴが始まる前から、観客皆さまの 熱気が満ちています。 
予定の 19:00 を 7分ほど押して、いよいよメンバーステージへ、
今回の私の席は、客席フロアの右寄のテーブル列、割とステージに近く、メンバー皆さま全員をハッキリと、右斜めから見渡せる席です。

1曲目は、 「 Immigrant Song 」 

★ 今、こうしてPCのキーを叩いている間も、ギターソロが 脳内リピート再生されています(^o^)丿パーシーさんの 突き抜けるハイトーンも 冴えてます! BBC in Concert な気分も盛り上がるぅ。
迫力のスタート! 
・・・今日は、ちょっと音が大きい? かな と、一瞬思いましたが、以降ライヴが進んで行くと、決して、そんな事はなく、この日のライヴ通して、耳に嫌な感じの残らない 良い塩梅の音でした。まさに、BBC 独特の “ 丸みのある ” 音色。 

Immigrant Song の最後の1音から直結して、そのまま
 
「 Heartbreaker 」 へ、 思わず歓声を上げると、ノリ遅れるな! とばかりに、客席後方の お客さまからも、次々に歓声が上がります! ( いいですね〜(^_^)  )ギターソロパートには、バッハのリュート組曲 ブーレが散りばめられています。  

「 Since I've Been Loving You 」 スタジオ盤と同じ始まり方。
胸に秘めていた事ことを言い当てられてしまったような、衝撃的なイントロ。 
パーシーさんの 出だし一発ハイトーンは無く、スタジオ盤と同じく、静かに歌入り。
曲中、ギターソロの後、ドラムが入って、ブレイク、 ギターの一節からヴォーカルは曲の盛り上がりへと展開しますが、
このブレイク部分で、バンドは 見事なくらいに “ ピタッ ” と 演奏を止め、盛り上がり部分で炸裂する パーシーさん、圧巻のヴォーカルとの コントラストが素晴しいです。
語りかけるような 桜井さんのギターが美しい。
  ZEP流ブルーズ 71年スタイル、MR.JIMMY 仕立て。 芳醇な薫り。
 「 (intro ) Out On The Tiles 〜 Black Dog 」  迫力のドラム、 Out On The Tiles のイントロから、 プレジションベースによる、ベースラインが良い響きで、とってもクッキリ小気味良く。“ こんな風に弾いる ” と、伝わってくるように、聴き手にクリアに差し出される Jimmyギター。
桜井さんのギターと、大塚さんのベース、それぞれも聴きモノですが、お二方を視覚にとらえつつ、意識的に両方を聴くようにしてみると、これまたいい感じ♪
今回の演目では、「 ♪ Ah 〜 ah〜 」 のフレーズもパーシーさん ひとりで歌いきりなのですが、観客皆さま、客席にマイクが向けられなくても、ステージへ 自発的に 「 ♪ Ah 〜 ah〜 」 と、レスポンス!( これは嬉しい! いいですね〜♪ こういう感じ。)

「 Dazed And Confused 」 
 23分に渡る幻惑への誘い!  妖しげな曲の世界観がダイレクトに伝わってくる演奏です。 
桜井さんのギターはもちろん。 メンバー各人の技がキラリと光る。 オカルティックな雰囲気から、叩き付ける様な力強さ。 戦慄が走るような弓弾き・・・。
戦慄が走るように “ すぅぅ〜っ ” と、ギターの弦の上を滑る桜井さんの弓。その弓先が客席を指したら、これはもう応えずにはいられない!
躍動感あふれるリズム隊にヒートアップ! ぎゅっと魅力が凝縮された Dazed〜でした。

「 Stairway To Heaven 」
 桜井さん ご自身の フェイヴァリッ ト・ヴァージョン でもあるという BBCでの Stairway〜 は、71年の当時、アルバムが完成して間もない頃の演奏とあって、スタジオ盤に非常に近いイメージ。レコードに吹き込まれていた曲が、そのまま盤から抜け出して、鮮度バツグン目の前に現れた感じです。
時代考証では、まだJimmy が ライヴでWネックをつかってこの曲を演奏するようになって日も浅いからでしょうか?ファンファーレのようなパートでは、ギターを立てて掲げるように弾く キメポーズは、まだ登場しません。
例えば、ギターを弾かない人にとっては、奏法解説を本当の意味で理解するのは難しいけれど、今目の前の演奏が、自分の耳で 何度も聴いたBBCの音の記憶を照らし出してくれるよう。
毎回、MR.JIMMYライヴを観せて頂いていると、Stairway〜 にしても、演目によって 曲のその表情が異なり、ご本家ZEPがライヴを重ねる中で、曲が成長し、変化し続けていた事を体感できる気がします。
しっとり Stairway〜 に続いて、桜井さんWネックを そのままに、何が始まるのか?

「 Celebration Day 」
ライヴ前に “ 時代考証に沿った+α ” とだけ紹介されていた、演奏曲の1曲。
BBCのライヴでは、演奏されていませんが、71年UK ・ ヨーロッパツアー、8/7のモントルー公演で Wネックを使って演奏されています。
実は、私は、その ご本家音源の方を聴いたことが無かったのですが、今回のBBCセットで披露して頂いたおかげで、むしろ逆に興味深く楽しむ事が出来ました(^^♪
Wネックの 12弦側を使っての終盤のソロ☆ おそらく、即興的にドラムとの掛け合いっぽくなった箇所もあって、こういうのもまたライヴの醍醐味♪
*** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
ここで、アコースティック・セット♪
桜井さんの使う アコースティック・ギターは、もちろん、この時期の ご本家Jimmy と同じ Harmony SOVEREIGN

「 Going To California 」 , 「 That's The Way 」
聴きながら、一緒に手なんか叩いたりしてみる 私。 (*^-^)//-☆他にも手を叩いたり、気持ちよく演奏に揺れている お客さまの姿を多くお見かけしました。
Harmony(ハーモニー)のギターで、桜井さんが繰り返す ギターフレーズと、( 気持ちいい感じ。 )転がるような 大塚さんのマンドリンの音色。パーシーさんの歌が、何だか懐かしい気持ちを呼び覚まします。タンバリンの音もいい感じ。

パーシーさん : 「 早くも終盤戦突入です。 」 「 楽しい時間は早いもので、 終盤に向って バンドのテンションもグングン! ・・・上がりませんけど。。 」  ・・・なーんて、飄々と お話されていたかと思ったら、
♪ And if I say to you tomorrow 〜    
何の前置きも無く、いきなり歌いだすパーシーさん。何の支障も無く 演奏を開始するメンバー。不意打ち作戦成功! ざわめく観客。 優しくも、力強く、時に甘く、色っぽく・・・ 曲世界に惹き込まれます(^^♪

「 What Is And What Should Never Be 」
オフィシャル・アルバムの BBC SESSIONS には、未収録ですが、MR.JIMMY ライヴで体感☆
この曲の終わり、最後の締め方は “甘く余韻を残す” イメージがあるのだけど、最後は、この演目独特の終わり方だったような(?) そんな気がしました。

「 Moby Dick 」
BBC では演奏されていませんが、 “ 時代考証に沿った+α ” その2。栗川さんのドラムソロは毎回大人気! MR.JIMMY ライヴといえば・・・ですよね。
パーシーさん : 「 さぁっ! なぜかテンガロンハットの栗川さん 」 ( ←なぜ? でも、お似合い(^_^) )
「 帽子とらないんですか? 」 「 おおっ!被ったまま 」 
・・・と、いう訳で、シャツも帽子も ウエスタンな 栗川さんが叩きます! スティック叩きで、手叩きで、 観客皆さま大注目! 歓声も上がりますよぉ〜 

熱演を称えて、ステージに ビール運びの 若くてカワイイ女のコ ( ←スタッフのお嬢さん & お友達 )登場。
パーシーさん : 「 おおっ なぜかセンセイにまで! 何も仕事してないのに。 」
そう、ビール運びは2人。 なぜか? 桜井さんにも、ビールが届けられたのでした。

★ Whole Lotta Love ( メドレー )
メドレー部分で、オフィシャルの BBC SESSIONS では、収録されなかった曲も全部入りで!
好きです。 初期のメドレー入り Whole Lotta〜 やっぱり聴いていて楽しい。 もうっ ノリノリです〜 ヾ(^o^)ノヾ♪ 
それに、ギターの音色が良いのです♪  
That’s Alright Mama  だったり、 For What’s It’s Worth から 次の曲に 繋がる部分であったり。Honey Bee もいいなぁ。 ・・・ああ もうっ 結局全部ですね〜♪ 
楽しいので、 思わず A Mess Of Blues で 手を叩いてしまう 私 (*^-^)//-☆
すごい!凄い! カッコよすぎですよ☆ センセ。 
演奏の合い間合い間に、タイミングをみては、弦を押さえる左手を パッ、パッと、振っていた桜井さん。何でもない風に演奏していましたが、この日はアコースティック曲もありましたし、手に掛かる負担も相当だったのではないでしょうか??

目いっぱいのパフォーマンス。 メンバー皆さまも、やはり お身体に負担が掛かるのは 間違いない筈。本当に頭が下がります。 

大歓声!! ここでライヴ本編は終了ですが ・・・
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アツい! アツ−い!  アンコールに応えるべく、MR.JIMMY 再びステージに登場!!栗川さん、行くよ〜と、スティックをくるっと回して、カウント。 始まったのは・・・ハイ は〜い。 “ 時代考証に沿った+α ” その3。BBC でこそ、演奏されていませんが、やはり同時期の71年UK ・ ヨーロッパツアー ではお披露目されています。

「 Rock And Roll 」 
まだまだ、ライヴ・アレンジが確立されていない時期の、スタジオ盤 寄りな 初々しい感じの演奏。しかし、桜井さん。 途中の Jimmy ジャ〜ンプ☆ アクションはキメてくれます。
パーシーさんが 「♪ lonely, lonely, lonely 」 のフレーズで、マイクを客席に向けるので、ココはがんばって叫ぶー!( 観客皆さま、もちろん叫ぶー! )

「 Thank You 」
・・・途中でキーボードが彷徨ったところがあったかな? という気もしましたが、大変に盛り上がったこの日のライヴに相応しいこの曲♪ そして演奏。 素敵(^_^)  
MR.JIMMYの皆さまにも Thank You

「 Communication Breakdown 」 
こちらも、 BBC SESSIONS には 未収録ですが、ライヴで体感☆インプロヴィゼイションの掛け合い部分なんて、 まさに ご本家の雰囲気です!

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アンコール3曲も終わり、このままライヴ終了? なんて、誰も思えない超満員の観客皆さま。私も、アンコールの手を止めずに、メンバー皆さまがステージに戻るのを待ちます。・・・しばらく続くアンコール。 あきらめるなんて出来ません!

そして! 2回目のアンコールに MR.JIMMY メンバー 登場☆
しかし、もう 用意していた 「 Celebration Day 」 も 「 Rock And Roll 」 も 演っちゃったし、演奏する曲が無いんですよ!! ・・・と、パーシーさん。
「 Train Kept A Rollin' 」 でも 演りますか? なんて、言ったら、お客さん盛り上がっちゃうし(^_^;)( いや、もちろん、もちろん聴けたら嬉しいのだけど。。 演りませんよね。今日の演目。 )

すると パーシーさん、キーボード席にスタンバイしている 大塚さんを見ながら「 大塚さんが どうしても演りたいっていうから、「 Misty Mountain Hop 」 を 」 
なーんて、仰る。 ( ←楽屋で 曲を決めていらっしゃったでしょうに ) (・・・ ええっ! 俺? って 顔の大塚さん。 )
この曲は、ご本家が71年5/3にコペンハーゲン公演にて、ライヴ演奏としてまだ確立されていないながらも、お披露目されています。 時代考証にも合う。

そんなこんなで 「 Misty Mountain Hop 」
スタジオ盤に近い、MR.JIMMYのライヴで お聴かせいただいた中でも レアなヴァージョンです♪当然、後年には お馴染みの この曲における Jimmy 指差しアクションも ありません。 ( “ 初期 ” ですしね )

「 Misty Mountain Hop 」 最後の繰り返しフレーズを聴いていると・・・引き続いて、直結、桜井さんのJimmy 早弾き風ギターフレーズが切り込みます♪ ( フェイント? )
このまま 「 Since〜 」 が始まるんじゃないか? そうしたら面白いかも。 ・・・でも、ここまで?今日は前半で演奏したし・・・ と、思っていたら、 
 “ え゛っ! ”  

★ Special ★ Since I've Been Loving You
“ どや顔 ” ( ← いいの(^^) カッコイイから☆) で、弾き続ける桜井さんと、 “ マジですかぁ?顔 ” で、ハイトーンを繰り出すパーシーさん( ←打ち切るべきか、ちょっと困惑。。 )
桜井さん、 本当に 「 Since〜 」 のイントロを弾き始めます。 メンバーもビックリ!( ・・・でも、私は密かにウレシカッタ (^_^) ♪ )

この日の お客さまの盛り上がりっぷり、 予定していたアンコールが終わっても、尚 アツい アツい アンコール!そんな想いが火を着けたのかも知れません。 止まらない、止められない☆
ヴォーカルの入りのトコまで来て、ついに パーシーさんも、“ マジですかぁ?顔 ” のまま、出だし一発ハイトーン炸裂! ・・・ダンっ!とドラムの後、 「 ホントに演るの? 」 と、思わず一言(^_^;)
栗川さんも、1曲通すのか? 様子をみながら、桜井さんを気にしながら、ドラムを叩く手を ちょっと止めたり。大塚さんも、キーボード席から成り行きを見守ります。・・・しか−し! これはもう演奏するしかないだろうモードの桜井さん。 
例え、こんな風に突発で始まっても、演るとなれば キッチリ・シッカリお仕事 のメンバー皆さま。お客さまには、MR.JIMMYライヴでは、かなりレアな 思わぬプレゼントとなりました。 らっきぃ〜(^^)v

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ご本家ZEPも、ライヴで気分がノッて 「 Dancing Days 」 をアンコールでもう1回演った公演 ( 72年6/19 ) はありましたが、それでも極レア。
71年BBCといったら、その演目( 何月何日の公演限定という事ではないけれども ) 時期のZEPに集中し、ライヴ当日に向け 作り上げて来ている。
そこに用意されていない曲だったり、あまりにも演目と かけ離れた年代の演奏は入れない。
【 基本的に時代考証どおり 】  お客さまを喜ばせるサービスは惜しみなく☆ けれど、何でもアリ にはしない。
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“ 頑な ” と、取られるかも知れませんが、桜井さんのZEPトリビュートに対する 揺ぎ無いコダワリ方、私は好きです。 
そうやって 生み出されたMR.JIMMY の表現する Led Zeppelinの世界感を、本当に素敵だと思っています。
( もちろん、トリビュート・バンドさんには、それぞれの表現やスタイルがあって、それぞれに お客さまを楽しませて下さっているのは、素晴しい事だと、思っていますよ。 )
*** *** *** *** *** *** *** *** *** ***
2回目のアンコールも終わり、メンバー皆さま、歓声に応えて控え室に戻っても、何と 3回目のアンコール! ( ←というか、私も手を叩いている )
無理と承知でも、とりあえずアンコールしてしまう。 すぐには終わる様子もないくらい。会場内に ライヴの終わりを告げる SE ( ご本家ZEPの曲 )が流れるまでアンコールは続いていました。

21:40 終了〜!!
ご本家ZEPのラジオ放送用ライヴが演目とあって、+αやアンコールを含めてもいつも3時間コースのMR.JIMMYライヴとしては、少し早めに終わりましたが、満足満足(^_^)
「 BBC in Concert 」 の魅力をたっぷりと感じることが出来ました♪♪

☆Jimmyの微笑みさん   2010/04/18(Sun)

 そうですね、王子のMCはZEPライヴの構成要素ですねぇ。
前述の「 MC無しにしましょうか? 」 の話の時に、“ 俺のべたべたな喋りなんて ” とか、仰っていたパーシーさんですが、いやいや! 特にハマった時なんて、涙目に なりながら 笑っちゃいますよこれが。トラブル時にも、慌てず騒がず、しらっと繋いじゃうし。 間違いなく、MR.JIMMYライヴの構成要素ですね。 

ランディ・ジョンソンさんの登場する始球式は、4月20日(火) 東京ドームで行われる、千葉ロッテマリーンズ戦だそうです。

◆【 4/22 追記 】
↓速球のストライク始球式で場内を沸かせたそうです。
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/04/20100421t14016.htm
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/100420/bbl1004201838003-n1.htm

↓なお、17日 ライヴ前には、西部ドーム( 西武−日本ハム戦:試合前 )で投球を披露されていた との事。
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201004/2010041700281

実物は、 “ とにかく ” 背の高い方で、並ぶと、長身の 桜井さん ,パーシーさんが 小さく見える(!)
ライヴハウス内で、天井に頭をぶつけないように、慎重に移動されてましたっけ。
ドラム・セットに腰掛け、ゴング ( 銅鑼 ) をジャーン! と鳴らして、笑っていました(^_^)( 26インチの バスドラムセット も小さく見える! )
前回いらっしゃった時は、「 MR.JIMMY  Tシャツはないの? 」 と、仰っていたそうですが、おかげ様でその後制作されたので、今回はバンドからプレゼントされたんじゃないでしょうか? ( サイズ合うかしら? )
それにしても、あちこちでサイン攻めに会うような ランディ・ジョンソンさん にサインするって、MR.JIMMYの皆さま、どんな気分なのでしょう〜??



☆素晴らしかったですねさん   2010/04/20(Tue)

Mr.Jimmyのライブに初めて参加させて頂きました。
バンドの皆さんの演奏は本当に素晴らしく、感激しました。

ところでライブ中にずっとチャットしている方々がいて、それがかなり気になってしまいました。
店中に聞こえるような声の大きさだと思ったのですが、あまり他のお客さんは気にしていない?ようでした。
ああいうのはライブだと普通なんでしょうか?



☆Jimmyの微笑みさん    2010/04/20(Tue)

 ライヴの感想ありがとうございました。お声をお聞かせいただけて嬉しいです。  素晴しかったですね(^_^)

私は、座っていた位置の関係か? ライヴが楽しくて、耳に入っていなかったのか? 気が付きませんでしたが、ライヴ中にチャットしている方々がいらっしゃったのですか?( ですので、 “ チャットしている ” という状況が、今ひとつイメージできないのですが。 )
基本的に、ライヴの楽しみ方は自由 だとは思うのですが、それにしても、大きな声で ずっとだったのですね。

>MR.JIMMYのライヴ限定で普通
そんな事はないですよねぇ。  良いライヴでしたし、残念だなと思います。
その周囲などで、不快に感じていた方々が いらっしゃらないと良いのですが。。。
 MR.JIMMYライヴを 観たくても なかなか観には来られない方々もいらっしゃいます。遠方から やっと今回参加できたという方も、きっといらっしゃったと思いますし。
例えば、そういう状況を目撃しても、なかなか 「 ここでは ご遠慮願えませんか 」 とは言いにくいものだろうと思います。今から追及する必要は無いと思いますが、心当たりの方は、どうかご一考ください。



2010年2月20日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/02/21(Sun)

このひと時が至福 (^^♪ 
行ってまいりました! MR.JIMMYライヴ。 演目は 75年USツアー☆終演後、桜井さん より、LAでの お話も お聴きしましたよ〜。

♪セットリスト♪
1. Rock And Roll    2. Sick Again    3. Over The Hills And Far Away  
 
4. When The Levee Breaks   5. In My Time Of Dying    

6. The Song Remains The Same   7. The Rain Song    8. Kashmir    9. The Wanton Song

10. No Quarter    11. Trampled Under Foot    12. Moby Dick 
  
13. Dazed And Confused( incl. Woodstock )  14.Stairway To Heaven 


【 Encore 】 
1. Whole Lotta Love( incl. The Crunge <歌入り> ) 〜 直結 〜 2. ( intro: Out On The Tiles) Black Dog

3. Heartbreaker ※ 〜 直結 〜 4. Communication Breakdown 〜( incl. The Rover )※

※ Heartbreaker
ギターソロ・パートから、インプロヴィゼイションで 「 オールディーズ・ナンバー風 」の フレーズを爪弾き出して仕掛ける桜井さん。本当に突発であったため、バンド演奏的には 不完全な形ではあったが、ごく短くインクルード。 
※ Communication Breakdown 〜( incl. The Rover )
スロウファンク風の展開部分から、徐々に演奏を変化させて行き、これまた インプロヴィゼイション(歌含む)でセットリストには無い、予定外の 「 The Rover 」 へ、フルサイズ演奏して、再び
「 Communication 〜 」に戻って、最後まで。

★使用機材★
↓桜井さん
「 Kashmir 」 は、“パーツに至るまで ヴィンテージ・レプリカ” の 「 1958ヒストリック・レスポール 」4,5はダンエレクトロでスライドプレイ、  6,7,8,14 Wネック、  他は59年製レスポール、
足元はフットスイッチ、 MXR PHASE90、ペダルワウ、アンプはZoSoシンボル付きMarshallとテルミン用Marshall、ECHOPLEX ,  テルミン

↓大塚さん
♪ベース演奏曲: 
ライヴ本編では・・・5はプレジションベース(フレットレス)、他は Fenderジャズベース,
「 The Wanton Song 」 とアンコール 「 Whole Lotta 〜 」 からは
・・・Fenderプレジション・ベース(ブロンド塗装,ピックガードとブリッジカバーを外したジョンジー仕様)
♪キーボード演奏曲:
8,10はメロトロンの音 、 7 Rhodes 、 10 はRhodes→ KURZWEIL →Rhodes ,Maestroのフェイザーで効果を、
11はクラヴィネット D6 、 14はRhodesとメロトロンの音,サンプラーで前奏のフルートの音

栗川さん→ドラムセットは ビスタライト( シンボル付き )

パーシーさん→ 「 When The Levee Breaks 」 でハーモニカ(ブルースハープ)  「 Stairway 〜」でタンバリン

【今日のぱしさん】
◆ 恒例の次回ライヴ告知で
「 次回は4月です。 4月の・・・第3週土曜日、日にちは忘れました!(^_^;) 」
「 第3週土曜はクロコでライヴです。」
・・・( 今年は “ 偶数月の“ ” 第3週土曜は“ MR.JIMMYクロコ・ライヴ!! ですね。 カレンダーだけじゃなく、冷蔵庫に貼っておくとか? 自治体のお知らせとか、ごみの日カレンダーの隣あたりに。 )
* なーんて、カッコ()内は、私の頭に浮かんでいた事です。
◆ ドラム・ソロの後、栗川さん一息ブレイクタイムにつき、繋ぎMC
「 繋ぎますか? “ 横板に餅 ” のMCで。 」 ・・・と、 話題は 藤田まこと さん( ご冥福をお祈り致します ) → 必殺仕事人(仕置人) の話へ、
以前、桜井さんと テレビ出演された際にも、“ 生まれ変わるとしたら ” という質問に必殺“仕置”人( ←仕事人じゃなく、“仕置人” としたのも コダワリだったそう ) ・・・と、答えていたパーシーさん。
コチラの( 2008年11月3日 ) 参照 → http://toribute.hp.infoseek.co.jp/mrjimmy3.htm
舌好調で 「 念仏の・・・」(←念仏の鉄 と言う所だった) と、話始めた “ 歌うたいのパーシー ”さん でしたが、栗川さん,バンドの皆さんも 次の曲の準備が整い、ここでタイムアップ!( ・・・個人的には、必殺とか、なつかしのテレビ話なんかも聞いてみたいです。 楽しそうだし(^^) )
このしばらく後に、「 で、仕置人の話ですけど・・・」 という(この一言だけで話はしませんが) 続きのMCネタも。

◆「 Stairway 〜」の曲紹介で
「 次は 希望の歌を・・・今、最も希望の歌を届けてあげたいのは、“ タイガー・ウッズ ” ですね。 」
「・・・がんばれタイガー」(←何を?)( と、なぜか タイガー・ウッズ さん に捧げられた 希望の歌 「 Stairway To Heaven 」 でありました。 うーん、舌好調。 )

☆お衣装☆
・ 桜井さん → Jimmyおしゃれさんシャツ、☆パンツ、白黒コンビシューズhttp://photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1975_Tour/images/1975-02-01_Pittsburgh_01_Kashmir.jpg  http://digilander.libero.it/elly.last.stand/j24.JPG・・・LAでもお披露目し、大好評だったという、このJimmyおしゃれウエスタンシャツ。
世界でも、この衣装を持っているトリビューターは、まずいないのでは? それを カッコよく着こなす桜井さん☆ ステキっ
↓前髪もセンター分けにされていました。 演目時期を意識してに違いない! さっすがぁ☆
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750125_03.jpg

・ パーシーさん → 和風の花柄の半纏のような前結び上着、下はユニオンジャック付きジーンズ、ゴツめの飾り付きベルトバックル、シルバーペンダント,右太め、左細めのシルバーバングル、足元はパイソン柄とんがりトゥ。
http://photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1975_Tour/images/1975_79.jpg
http://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1975_Tour/images/1975-01-20_Chicago_05_STH.jpg ・・・こんな感じの手振りや、グッと腰の入った 王子アクションも入れつつ。

・ 大塚さん → シックな黒上下,ジョンジー大人の上質 ベストhttp://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1975_Tour/images/1975_51.jpg ・・・まさに同じ仕様! このベースも使ってのステージでした。
http://photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1975_Tour/images/1975-02-01_Pittsburgh_02_Kashmir.jpg

・ 栗川さん→“時計仕掛けのオレンジ” 白ツナギ、黒帽子
http://i4.photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/multimedia/photoarchive/tours/1975_Tour/images/1975_60_Moby_Dick.jpg ・・・ドラム・ソロで 汗だくになって、一旦帽子を外し、その後 “くるりんぱっ” と、また被りなおしていました。

MR.JIMMY ライヴ、1月に渋谷DUOのイベント出演がありましたが、本拠地 クロコダイルでは 今年初。
開演時間が近づき、徐々に 観客で埋まっていく 場内を見回しての印象では、今回は、リアルタイム世代 〜 もう少し下くらいの オトナ世代の お客さまが 多い様子。そんな中、お父さんと 中・高生の息子さん らしき 二人連れや、若者の姿も。
今回の私の席は、ステージ正面のテーブル列の、会場内 中央あたり。 視界は割りに開けていて、 ステージがほぼ見渡せます。また、この会場内でも、良い音で聴けるとされている席です♪ これは楽しみ。
*** *** ***
19:00 をまわり、定刻どおりのスタートです! 

1曲目 「 Rock And Roll 」  
ああ、待ちに待ったライヴがいよいよ始まった(^O^)嬉しい気持ちと、ワクワクする感覚で 演奏に揺れていると体が温まっていきます。
ZEP定番ナンバーのR&Rですが、75年ヴァージョン。 桜井さんの ジャーンプ☆ のアクションもキレよく! 客席では思わず拍手するお客さまも。

ラスト栗川さんのドラム連打から
「 Sick Again 」 へ、  75年は、アルバム 『 Physical Graffiti 』 からの曲も登場。
1月10日のイベントでも、77年版の Sick Again を披露していたMR.JIMMY でしたが、今回は75年ヴァージョン。 続けて見ると、またまた 違いまで楽しめるMR.JIMMYのステージです♪75年Jimmy のステップやアクションも楽しみつつ☆ アルバム Physical Graffiti の楽曲を 応用編的に 楽しめるのも いい感じです。

3曲目 「 Over The Hills And Far Away 」
ギターの音色が良い! ギターソロのセンスと バンドアンサンブルが素敵 (^^♪
スタジオ盤 ヴァージョン も素敵ですが、75年USツアーでも、聴きどころの1曲である この曲。 ご本家 Jimmy のライヴで自由に描き出して行くギターソロ。ソロ をトリビュートするには、丸写しは無理。 どれだけJimmyの奏法パターンを理解し、習得しているか、“ 引き出しの多さ ” が鍵になる。 確か、桜井さんは、以前に そんな風に奏法解説されていたように思いますが、実際にライヴ演奏を体感させて頂けば、もう納得!
もちろん、栗川さんのドラムと大塚さんのベースのリズム隊を感じながら、パーシーさんの気持ちのいい程のハイトーンによって歌われた演奏だからこそ、曲が活きる演奏です。どうやら今日は調子も良さそうな様子♪( 曲の最後部分に、ごく僅か,うっすらと 「 White Summer 」 のフレーズが爪弾かれた(?)・・・聴こえたような気がしました。 )

4曲目でレア曲登場 「 When The Levee Breaks 」 ご本家もライヴ演奏は1回しか演奏されなかった曲が聴ける! ・・・だから、ライヴ来なくっちゃ。

聴いていると、イメージ的には、まるで 水飴かハチミツの瓶に落ちて、沈み込んでいくような感覚。桜井さんのダンエレ・スライドプレイに、大塚さんのフレットレスベースの響きに、栗川さんの繰り出す独特のリズムに、ゆっくりと沈み込んでいくよう。
ZEPナンバー、 曲によって 様々な歌いこなしを聴かせて下さるパーシーさん。ものすごい高いキーで まくし立てるように歌うパートがあったりと、これも難しそうな曲ですが、果敢に挑んでいきます。 ブルースハープもいい感じ。 ・・・吹いている時の表情がちょっとセクシーです。

続く5曲目は、やはりダンエレ使用、オープンチューニングも、オープンG と同じ事から、
「 In My Time Of Dying 」  イントロから 妖しい魅力いっぱいで、スリリングな緊迫感に惹き寄せられます。
・・・ 一瞬の “ 間 ” 静けさの中に、 “ 来る!来るっ! ” という、迫り来る緊迫感。
攻撃的な展開に突入してからは、もう息もつかせません!激しく攻め込む桜井さんのギター、合いの手のように響く大塚さんのベース。この日調子の良さそうなパーシーさんの、後半に掛けての 力強い歌い上げも お見事!栗川さんのドラムに “ もっと! もっとっ!!” というように、指差した手を “ パンッパンッパンッ ”と、振り翳すようなアクション! こういう所もまたカッコイイ桜井さん☆
途中、ドラムがズレて演奏が崩れかけましたが、桜井さんの 力技のような ギターが引っ張り返し、大きく崩さないように 立て直して続行していました。

陰から陽へ、雰囲気をガラリと変える 「 The Song Remains The Same 」活き活きとしたアクションに☆ パワーを発しているような演奏に♪ノリノリで一緒に体を動かしているだけで、客席にいる自分も元気になれる気がします (^o^)丿
*** *** ***
【 余談 】  ライヴ当日を迎えるまでに この演目のご本家音源を聴たりしていたのですが、
ご本家ZEPの73年音源と、75年音源を聴き比べしてみると、ギターの音の歪み方が違うのをはじめ、同じ曲でも 違いが興味深く、MR.JIMMYのライヴ演奏でも、オフィシャル・サイトに 動画がUPされている 75年版の「 The Song Remains The Same 」 と、「 LGEND OF ROCK 」 CDに収録されている 73年演目ライヴ版 「 The Song Remains The Same 」 をちょっと聴き比べただけでも、更に ご本家音源と聞き比べても、研究熱心さに感心致します (^^♪
*** *** ***
「 The Rain Song 」 包み込まれるような演奏。
冬の 凍えるような冷たい雨ではなくて、春先の 霧のように柔らかな雨に包まれるように・・・ 演奏に満たされていきます。そして、そんな満ち足りた様子は、ふっと見渡した聴いている観客みなさまの表情からも 伝わってきます♪前の曲からの対比も絶妙ですね。

「 Kashmir 」  圧倒的な存在感と風格。ステージは 限られたスペースで ありながら、演奏によって表現される 曲の世界観によって、まるで 目の前に広大な風景が広がっていくよう。ステージのカラフルなライトを受けた メンバー皆さまは、もはや、カッコいい の 更に上をいく、 神々しさ さえ感じられました。 ( ほうっ。。)
こういう曲の素晴しさを、幅広い世代の人々に伝えて行って頂きたいです。

「 The Wanton Song 」
ご本家ZEPはツアー前半の数回しか演奏しなかったレア曲ですが、MR.JIMMY 的には もはや定番。出だしのカウントで 一度仕切り直しこそ あったものの、さすがは “ リード・ギタリスト ” キビキビとした 桜井さんのリードと、メリハリの効いた 小気味のいい演奏。どこか ノスタルジックな トレモロの掛かったギターフレーズが、何ともいえません♪

「 No Quarter 」 これも 今回素敵だな と思った曲。73年ヴァージョンより、さらにスケールアップした 75年版。
大塚さんのピアノソロ & 桜井さんのテルミン ( 73年版の “ ココ一発 ” でなく、会場中に響き渡るような )大人の上質を感じさせる 大塚さんのピアノに、栗川さんのドラムが合流し、リズムに乗りながら聴いていると、桜井さんのギターがスッと加わって、演奏をリード。
ジャズを思わせる雰囲気が、夜に流れて行きます。
いつまでも そこに留まっていたくなる、心地良いバンドアンサンブルを 堪能させて頂きました♪♪     
演奏が終わるや否や、大きな拍手と歓声が!

「 Trampled Under Foot 」   
大塚さん、今度はクラヴィネットから、躍動感あふれるこの曲スタート!聴こえてくる音楽に身を委ねるまま、ノリノリです♪ 昂る気持ちに畳み掛けるような演奏が響きます。走り出したら ノンストップ!・・・ドキドキ感も。
・・・個人的には、こういう曲で、これだけの演奏で、 ジッと固まって聴いているなんて! とても難しい。この日のライヴ通してですが、もっともっとオーディエンスが盛り上がってもいいのになぁ。。なーんて、ちょっと思ったり。 もちろん、楽しみ方は 自由ですし、じっくり聴きたいという方もいらっしゃいます。
今回も、1曲聴き終える毎のリアクションの大きさが、好感触を物語っていました♪
また、オトナ世代のお客さまの中にも、深く演奏を傾聴する方もいらっしゃれば、積極的に歓声を上げたり、口笛で好演を称えたり、ノリの良い方も。それぞれ楽しまれていました(^_^)

「 Moby Dick 」  皆さま お待ちかねのドラム・ソロです (^o^)丿
クモの巣T以外の お衣装も珍しい、カワイイ黒帽子と白ツナギ姿の栗川さん。( ・・・ 今ツナギを着せたら、シルシル ミシル の AD堀くん にも負けていない事でしょう。 きっと。 )
出だしの スティック叩きから、早くも 拍手や歓声の上がる客席。 このパートが終わったところで ドッと沸き、続く手叩きで 更に盛り上がり! ドラムシンセのダイナミックなティンパニ・サウンドへ、 途中、バスドラに仕込んだライトが “ パッ ” と 光る演出も、ダイナミックな演奏とマッチしていました。今回の私の席からは、ペダルを裁く左足の動きも良く見えました! まさに全身運動な演奏です。
終盤に “ ジャーン! ” と、ゴング ( 銅鑼 ) 一発!
この曲の後にも、まだまだ 叩かなければならない栗川さん。ちょっと気の毒な気も。。それにもかかわらず、たっぷりの熱演でした!

「 Dazed And Confused( incl. Woodstock ) 」  30分を超える幻惑に クラッ ☆
さぁ、幻惑の世界へ誘って頂きましょう。オカルティックな雰囲気で始まり、ドラムとの掛け合いでヒートアップ!
弓弾き前の哀愁フレーズが “ うらさみしい ” 美しさ。 私はこの部分も好きだったりするのですが。( ちなみに、うらさみしいは、漢字で書くと “ 心さみしい ” となるそうで、なるほどと思いました。 )
73年(75年前半)で、「 San Frncisco ( 花のサンフランシスコ ) 」 の歌詞が歌われている部分は「 Woodstock 」 の歌詞をのせて歌われていました。
そして、うらさみしい情感たっぷりの弓弾き。
弓がギターの弦の上を滑っていく度、神秘的な音がするのを 不思議な気持ちで眺める私。タクトを振るように 弓を客席に向ける桜井さん。 ・・・今日も応えますとも (^_^)
そして、一転。 疾走感のある展開へ、リズム隊のグルーヴに全力疾走のようなギターに,ステージの演奏に合わせて 一緒に揺れていると、ひとしきりの後には 薄着でも ちょっと汗ばむ くらい!
パーシーさんとの手を翳しアクションの辺りでは、焦らすように長い “ タメ ” を入れる桜井さん。お互いの出かたを けん制 しあうような 桜井さんとパーシーさん,そしてメンバー。こういった “ 焦らしワザ ” は、75年の ご本家Jimmy も演っていましたが、ライヴならではの面白さがあります(^^)
終盤に向けて、まだまだ聴き逃せない、いや、まだまだ聴いていたい気持ちで、ゆっくりと曲が止まるまで。
( 途中には うっすらと「 Achilles〜 」 のフレーズが入っていたような・・・気のせい? )ライヴ通してですが、他にもこの演目時期以降に発表される事になる曲のエッセンスを感じる箇所が。細部に至るまで研究したトリビュートだけに、興味深い発見が毎回あります。

「 Stairway To Heaven 」
「 これで最後の曲となりました 」 ・・・という、パーシーさんのお約束の一言に。お約束の 「 えぇ〜!! 」 ・・・と応えて(^_^;)  ( 本当に 全然 最後の曲のような気がしていません )
桜井さん、立ち居地をステージに向って左側の 大塚さんのキーボードの方へ移動。目を閉じて、奏でられる音楽に漂うように ギターを愛しむように揺れながら弾いている表情が美しいです。
↓ギターを立てて、ファンファーレのように奏でるところは、このお写真を髣髴させるよう。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750212_09.jpg
客席でも、一緒に ゆっくりと体を揺らしながら聴いていらっしゃる方を 大勢お見掛けしました。
*** *** ***
・・・本編終了後に、ゴング ( 銅鑼 )が撤収されていたので、はて?と思っていたら、おおっ! アンコール前に “ MR.JIMMY 電飾 ”  点灯
↓ご本家の75年LED ZEPPELIN 電飾のイメージですね。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1975/images/lz19750120_10.jpg
客席からも 「 おおっ! 」 という声が。 せっかくの電飾が、ゴングに隠れないようにでしたか、なるほど。ブルーのLEDライトが バッと 光り、曲に合わせて点灯します。 これはクリスマスの電飾を応用したものだそう。75年演目を、ご本家同様 きらびやかに盛り上げてくれます。

再びメンバー登場。
「 ・・・ここから、時計が見えるんですよね。 」 と、パーシーさん。 会場後方、視線の先には時計が、
「 今、ちょうど10時を回ったところです。 まだ演らせますか?(^^) 」( お願いしちゃ、ダメですか?(^^) ) 客席、まだまだ!! とばかりに盛り上がります。
*** *** ***
「 Whole Lotta Love( incl. The Crunge ) 〜 直結 〜 Black Dog 」( Whole Lotta 〜 出だしの “ 音 ” というか、”導入部分は ”75年3月19日のような雰囲気 )
今日も 素敵過ぎる Jimmy & パーシーフロント お2人と共に「 (^o^)♪〜Wanna whole lotta love〜〜 」 ・・・ 胸いっぱいの愛を 届けぇ〜!と 歌って
さあ、75年は ここから  ファンク! ファンク! ファンク!桜井さんが 軽快にギターを鳴らして☆ ・・・かっこいいなぁ〜もうっ!(^_^)
ジョンジー仕様・ブロンド塗装の プレジションベース に持ち替えた大塚さんと栗川さんのリズム隊が活躍します ヾ(^o^)ノヾ♪   
パーシーさんの歌う The Crunge が乗っかれば、ファンク・テイストWhole Lotta 〜 一丁あがり!テルミン・コーナーも、目にも耳にも大注目です!! どんどん楽しくなるっ♪・・・ご本家音源で聴いていたものが、立体的になって目の前に現れた感じ。本格トリビュートの醍醐味ですねぇ〜ヽ(^o^)丿

盛り上がりはそのままに、直結で Out On The Tiles のイントロから 「 Black Dog 」
「 ♪Ah〜 ah〜 」のコール & レスポンス のところで、客席の あちらこちらに マイクを向ける パーシーさん、 桜井さんは、客席のあちこちに 指差しアクション で2人ともステージを動きながら、右方向, 左方向, いきなり手前!, はたまた 斜め後! と、それぞれが 客席の違うところに レスポンスを求めるアクション でアピールしていました。
こういったパフォーマンスも、ちょっとした工夫があってショウを盛り上げてくれますね(^_^)

「 Heartbreaker 」
桜井さん、ギター・ソロの途中で、わざと “ ピタッ ” と手を止め、息継ぎするように 分かりやすく息を吐き、歓声が上がったのを確認して、再び ギター・ソロ再開!
観客を煽るソロプレイの合い間にも、途中にブレイクを入れることで、客席に緊張感(?)を持たせつつ、( ・・・ Dazed 〜 といい、今回は 焦らせワザ を入れて来ますね。センセ (^_-)-☆ )
今度は、何かの曲が爪弾き出されて来ました。ZEPお得意の オールディーズ・ナンバー のような・・・本当に、桜井さんのひらめきで 突発的に始まったらしく、栗川さん & 大塚さんも、何とか合わせようか という感じ。パーシーさんも 「 ♪Everybody〜 Everybody〜 」 と、何となく歌って合わせます。不完全な形で 早めに切り上げたようでしたが、興味深いインプロヴィゼイションでした。
* ご本家ZEPは、75年2月12日に 「 Heartbreaker 」 に「 That’s Allright Mama 」 が差し込まれるという珍しいテイクがありましたが、入り方としては そんな雰囲気でした。 意識していたのかも?

Heartbreaker が完全に終わりきらないうちに、
「 Communication Breakdown 」 突入! 栗川さんがスティック回しする間さえ ありませんよぉ〜。ノリノリで聴いていると ヾ(^o^)ノヾ♪ スロウファンク風の展開部分から、徐々に演奏を変化させて行き、これまた インプロヴィゼイション で

「 The Rover 」 へ、
セットリストには無い、全くの予定外だったようですが、こんな事が出来るのも MR.JIMMY ならでは。パーシーさんのヴォーカル部分も入り、フルサイズ演奏して、再び「 Communication 〜 」に戻って、最後まで。

会場大いに盛り上がります。 温かな拍手と歓声に、メンバー頭を下げ、手を振ってこれにて終了〜!! 時計の針は 22:15分を回っています。

演奏されているプレイヤーの皆さまには、反省点の方が気になるかも知れませんが、3時間を越える 長時間ライヴであったにもかかわらず、全然そんな気がしない!あっという間の楽しいひと時でした ♪ヽ(^_^)ノ☆



2010年1月10日
☆Jimmyの微笑みさん    2010/01/11(Mon)

2010年 JIMMYの旅 (^_-)-☆
今年のMR.JIMMY初めは、 トリビュート・イベント 「 Legend Of Rock 」 の ショート・ステージから!楽しんで参りました。  いやぁ〜 カッコよすぎる!!

♪ セットリスト ♪
1.The Song Remains The Same   2. ((intro) The Rover)〜Sick Again   3. Nobody's Fault But Mine 4. Achilles Last Stand    5. Whole Lotta Love 〜 直結 〜 6. Rock And Roll  

★使用機材★
・ 桜井さん → 1,2はWネック 、3以降は 1958 ヒスコレ・レスポール 〔 Gibson 2009年モデル 〕( ・・・センセ、今回は 間違いなく分かりましたです。 ハイ!)
足元は、ペダルワウとフットスイッチ,MXR PHASE90 、MarshallアンプとECHOPLEX
・ 大塚さん → Alembicベース 「 Achilles〜 」 で8弦 、他は4弦を使用。
・ 栗川さん → スネアのみ用意。 他、ドラムセットはイベントの為、会場ご用意のもの。
・ パーシーさん → 「 Nobody's Fault But Mine 」 で、ブルースハープ(ハーモニカ)

★☆ お衣装 ★☆
↓桜井さん
黒Tシャツ , 乗馬ズボン 、 白サスペンダーは 先端の穴を ズボンの上ふちに ついている ボタンに はめるタイプ。 〔 コンサート・ファイルによると ナチス突撃隊員の 〕 つば付き制帽、膝上 黒ブーツ ,ティアドロップ型で 目が透けて見える薄い茶色レンズのサングラス , 白ストール、 ※3曲終わったところで、帽子・ストールを外し、さらにサングラスも外す。
↓男っぷり またまたUP☆ の黒軍服。 添付画像 そのまんまです。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/lz19770410_09.jpg
↓帽子を外し、汗に乱れた髪を直す仕草までも(!) こんな感じ。
http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/lz19770410_29.jpg
パーシーさん→ 半纏のような前結び上着(黒ベルベットに銀の小花の飾り),白サテンパンツ,白靴, シルバーアクセサリhttp://www.ledzeppelin.com/sites/ledzeppelin/files/images/sandiego77_2_0.jpg
大塚さん → 白セーラーのトップスに ダークカラーのパンツ。 http://www.ledzeppelinclub.it/italiano/pics/docu/jones/77b.jpg
栗川さん → なんちゃってスーツプリント・シャツ裾をインにして& 白パンツ。 http://www.led-zeppelin.org/multimedia/photoarchive/tours/1977/images/lz19770407_02.jpg

【 今日のぱしさん 】
( 2曲終わって ご挨拶の後、 なぜか 微妙に気まずい(?) 間が空いてしまい )「 ・・・ (ぼそっ) あれっ? シーンとしちゃった。 」 ← このつぶやきで、何気に 観客の笑いを取る パーシーさん。


この日のイベント、なんと会場オープンは 13:30、開演は14:30で、終了は22:00近くの長丁場。9組登場、1組30分のショート・ライヴ。 MR.JIMMYの登場は、20:30 の予定です。
・・・ちなみに、タイムテーブルは 
14:30 〜 15:00 ブライアンあだもちゃん(as BRYAN ADAMS)
15:15 〜 15:45 BABY JOEL (as BILLY JOEL)
16:00 〜 16:30 エアロざます。(as AEROSMITH)
16:45 〜 17:15 PLATINUMSNAKE (as WHITESNAKE)
17:30 〜 18:00 虹の騎士ショー (as RAINBOW)
18:15 〜 18:45 THE BEGGAR(as THE ROLLINGSTONES)
19:00 〜 19:30 VON HALEN (as VAN HALEN)
19:45 〜 20:15 TOWNZEN (as THE WHO)
★ 20:30 〜 21:00 MR.JIMMY (as LED ZEPPELIN)
21:15 〜 21:45 JIMISEN (as JIMI HEDRIX)

私は、17:00過ぎ頃 会場に到着。 夕刻の部( ←そんなのあるのか ) から参加です。会場に入ると、既に満員のお客さまで、スタンディング・エリアまで ぎゅうぎゅうです。2階もかなりの人が入っている様子。
・ はてさて、入場してからの私ですが、
@ 入場してすぐは あまり動きが取れないので、スタンディング・エリアの一番後ろの壁に貼りついて、何とか、虹の騎士ショーさんのステージを覗きながら、音だけは聞えてくるので、とりあえず それで楽しむ。
A しかし、終わると共に、若干人の入れ替わりがあるので、次のTHE BEGGARさんが始まる頃には、たまたま空いた、座席エリアの後方寄りの席に幸運にも着席。
B VON HALEN さんの始まる頃には、かなり前の方の席に座ることができ、次のTOWNZENさんのライヴが始まる頃には、ステージに向って右寄りの、更に前の席へ、ほぼステージを見渡せる 席まで たどり着きました。
C そんなこんなで、MR.JIMMYライヴを、なかなか良い位置から楽しむ事が出来ました(^_^)MR.JIMMYライヴ満喫後は、最前列で踊る人々で、視界が遮られてきたので、大トリのJIMISENさんは、後方からステージを見渡せる席へ移動。

◆ 無理なく、サクッと楽しんだ トリビュート・イベントとなりました。
・ イベント会場の様子ですが、
大人世代のロックファンを中心に、若い方や,日曜ですから、年齢層の低いお客さまの姿も。年齢は問題になりません! 着席したまま、その場でノリノリで、体を動かしていらっしゃる方あり、立ってガンガン踊っている方あり、( さすがに込み過ぎで、スタンディングや野外ほどではありませんでしたが )音楽仲間や、ご夫婦、カップルらしき、連れのお客さまがたと、ロックでご満悦な様子の皆さまあり。お酒も、合い間の会話も弾んでいらっしゃったようです。
・ トリビュート・バンドさんと言っても、ライヴのスタイルも、バンドさんのカラーも個性的。常連ファンの皆さまと、普段のライヴで作り上げている雰囲気も、それぞれ違っているようで、このお客さまは、お馴染みさん なのかな? というのは、何となく分かったり。
◆ ご本家を意識したトリビュート部分は勿論ですが、それとは別に、30分という枠の中で、各バンドさんの “ そのバンドらしさ ” みたいなものも感じられた気がします。

☆ 余談 ☆
MR.JIMMYご一行様も、大体 私と同じ、夕方頃 会場入りとなったようで、混雑した会場ながら、常連ファンの皆さま はじめ、お客さまに 丁寧に ご挨拶されていらっしゃったようです。
終演後、着替えて 控え室から出てきた桜井さんを、外国人男性のお客さま方が 見掛け、「 Oh〜! Jimmy〜!!」 〔 ← 注) Nobody's Fault But Mineではない。 〕・・・と、声を掛け、皆さま、握手を求めていました。 さすが、インターナショナルな Jimmyサンです。
午後、日のあるうちから始まっていたイベントもいよいよ大詰め、宴もたけなわといった感じの会場。前のバンドさんからのセットチェンジ、機材の入れ替えに時間が掛かっていたようでしたが、
時計の針が 20:30 を指し、予定通りにMR.JIMMYのショート・ライヴが始まります!

注目の お衣装は・・・ おおっ! 栗川さんは、ボンゾ衣装でも レアな、なんちゃってスーツ風プリントTシャツ。大塚さんも、これまた 珍しいパターンの、77年ジョンジー・(ちょっとカワイイ)白セーラーパーシーさんは、白サテンパンツと、長身が さらにガツンと高く見える 白靴で登場。そして、桜井さんは 久々のお披露目、妖しい色か漂う 77年Jimmy の 黒軍服スタイルです!
先にインフォメーションされていたと言うのに、ガラにも無く 「 きゃあぁ〜☆ 」 とか、言っちゃう 私。( ・・・ 以前 発売された、Jimmy Page フィギュア(スタチュー)※ みたいになってますよっ 桜井さん☆ )
↓※Jimmyフィギュア(スタチュー)
http://www.knucklebonz.com/jimmypageIIstormtrooper.html ・・・そうでしたよね?ご覧になった皆さま (^_-)-☆

*〜* *〜* *〜*
★ 観客のハートに 突撃隊!
イベントと言う事で、持ち時間もキッチリ30分と決められていますし、当日の会場リハーサルも無し、キーボード使用なし など、使える機材にも、色々と制約がある中、 “ 最新シリーズとなる ” 77年演目でしたが、
今回のダイジェスト版では、持ち時間 30分を 駆け抜ける! パワーのある曲をチョイス♪男性的なイメージの “ 攻め ” の ショート・ライヴ となりました。 ・・・いやはや男前。
いつもの歓声と違って、ガラにも無く、度々 「 きゃあ☆ 」 とか声援してみた 私。 (#^o^#)丿 思わず。。
お目当ての トリバンさんを 観にいらした方や、どこのバンドという事でなく、楽しそうな ロック・イベントを観に、という方も多かったようですが、盛り上がる! 盛り上がる!
1曲終わるごとの盛り上がりも凄かったです。 さすが!MR.JIMMY という感じでした。
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さぁ!1曲目は 「 The Song Remains The Same 」
出だしの ギター1音目も 何だか73年ヴァージョンと違う感じです。さて、これからはじめるぞ と、ちょい音出しで 観客を惹きつけて、ギター・イントロ みたいな。
リズム隊も、大塚さんのベースはAlembic を使用しているので響き方が特徴的。 叩け!ドラム!! な、栗川さん。 77年ボンゾは 手数多く、叩く!叩く!
ふわぁっと、ふら〜っと、酔っ払っているようなJimmy ステップ・アクションも、一目で この演目時期を意識したものと分かりますが、そこはMR.JIMMY のZEPワールド。
トリビュートというアートの一部であり、本題の “ 自分のイメージする音楽を描き出そう ( 爪弾き出そう ) ” と言う部分には影響しません(^_^)( ・・・ “ お屠蘇気分 ” は、演出材料ですねぇ )
長めに取られたギター・ソロも聴かせてくれます (^^♪

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★( 余談ですが、Jimmyが 2004年来日の際に語ったコメントで「 ギターにあるのは 6本の弦だけ、自分は その奴隷となるか、主人となるか、どちらかなのだ 」・・・と、語っていましたが、“ 正気を失っていない Jimmyは その手に しっかり 主導権を握っています。” )
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1曲終わって、そのままWネックが奏でたのは・・・ 栗川さんのドラムも歯切れ良く! The Rover ( イントロ ) ( 先月12/5 ・ 大阪公演 アンコールでの フェイントは、ここに繋がるのですねd(^_^) ) から、「 Sick Again 」  77年モノも久しぶりですから、聴けて嬉しい1曲♪
桜井さんのJimmyアクション、低く構えた姿勢でゆっくりと歩み出た かと思ったら、いきなり 素早い動きで 大胆に立ち回ったり、ターンしたり、観せる後期モノを たっぷり魅せてくれます☆・・・低く構えた姿勢なので、目が合ってドキドキな お客さまも 多し。
半袖から伸びた細長い腕や、ロングブーツが似合うすっと伸びた脚からは、華奢な印象を受けますが、 時に力強く、荒々しく。

レスポールに持ち替えて 「 Nobody's Fault But Mine 」
ギターを掛け替える この時、黒レザーのギターストラップと、白サスペンダーの位置が 肩で馴染み悪かったようで、調整中に 曲が始まってしまった桜井さんでしたが、そのために手から離れそうになっていた ピックをためらいなく パッと 下へ手放して、指弾きで繋ぎ、アンプの上に用意しておいた予備ピックを取って、問題なく演奏を続けます。 この一連の動作が 素晴しく速くて、アクシデントにすら ならないところ なんて拍手モノ!
さて、パーシーさんの 「 ♪Ah, ah, ahhh 〜 」 と、軽く流れるような歌い方と、歌詞で言うと 「 ♪I will get down rolling tonight 」 や 「♪Gonna change my ways tonight 」 の部分でしょうか?
“ tonight ” の 「イ」が、 めりめり と、力の籠もった歌い方で 「 “イ”イイ イイイ ィィィ・・・」 と、グンと伸びていきます。緩急使い分けたパーシーさんのヴォーカル♪  ブルースハープも登場で カッコよく!
パーシーさんの 「 ♪Ah, ah, ahhh 〜 」と 、桜井さんのギターの音色の織りなすハーモニー。 背後では、大塚さんのAlembicベースが硬質な音を響かせ、栗川さんのドラムが炸裂します!
前半のブレイク部分で、桜井さんが手刀を敬礼のように振り出すアクションもJimmy ☆
アクション☆ アクション☆ その場で、かーるく跳ねてみたりと、77年Jimmyは お正月明けにも 最適な運動量。 ある意味エクササイズ(?)STOP & GO! ・ 緩急 も 聴きどころ。  ・・・なぜか一緒に STOP & GO! したくなる。
「 OH Jimmy 〜,OH Jimmy〜!!」 という、王子お約束フレーズもご本家に倣う パーシーさん。
3曲終わって、斜に被っていた帽子をパッと外して、立てて転がし、そのまま幕の陰に渡す桜井さん。特にカッコよくキメようと “ 意識していない何気ない動作、仕草 ” にいたるまでカッコイイ。

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★ どうしてもJimmy 中心で観てしまうのですが( これはご勘弁を ) メンバーお一人 お一人の、“ 何気ない動作、意識していない仕草 ” その一瞬にも、この方には、こんなカッコイイところがある! って 気が付くと、(^_^)ふふ♪ なーんて、良いものです。
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「 Achilles Last Stand 」  後期の 代表的 カッコイイナンバーといえば 外せません。 桜井さんのギター・イントロで歓声を上げてしまう! ・・・というか、歓声上げずにいられないでしょう。コレは、
もうっ ノンストップ・ノリノリヾ(^o^)ノヾ♪
足捌きと共に、ギターの奏でる色彩、音色を楽しみ♪ スリリングな躍動感にヒートアップ (o^^)oどこかで 常に 大塚さんの8弦Alembicベース を感じながら、( 桜井さんの出方に さり気なく、気を払いながら、派手なアクションとは違ったカッコよさの大塚さん。 )
いつも穏やかな 栗川さんが、ドラムと格闘する姿に( ←カッコイイです )、後期ZEPのドラムの存在感を再確認。
Jimmyアクションも更に激しく!ここでもその場で軽く跳ねてみたり、ステージの端から端まで、動いて動いて 観客にアピール! 沸く会場!!
一方、パーシーさんも 右へ左へ 桜井さんと 立ち位置を入れ替わりながら、腰をグッと入れた 王子な姿勢や、腕を真っ直横に伸ばした ポーズなどを キメめます。 ( ・・・演奏しながら, 歌いながらの アクション は、大変ですよね。 やっぱり。 )なのに、バリバリ弾いてる桜井さん、気合の入ったヴォーカルで 楽器隊に負けないパーシーさん。
最後はやっぱり、桜井さん & パーシーさんの頭振りアクション!観てると、思わず一緒に頭を振っちゃいます。 客席を見回すと、やはり一緒に頭を振ってた方、けっこう多し。

★ 曲が終わると共に 大歓声です! 例えば、もしZEPの曲を良くご存知無かったとしても、MR.JIMMYのトリビュート演奏を 聴いて・体感して納得ですね。 素晴しい!
「 最後に皆さま、良くご存知の曲を 演りますので、盛り上がって頂けると幸いです。 」 ( ←盛り上がりますよぉ〜。)・・・という、パーシーさんの紹介から、
桜井さんが爪弾き始めたのは、 Heartbreaker・・・ ではなく、 「 Whole Lotta Love 」思わず 腕を伸ばして、イントロで一緒に手を叩いて 歓迎しちゃいます。 ( この辺は ご本家ライヴ音源で 一緒に聞える手拍子や大歓声、オーディエンスの気持ちが分かる気がします。)
「 ♪Wanna whole lotta love〜 」 (^O^)丿♪桜井さんと、パーシーさん。 ひとつのマイクで絡み合う 無敵のツーショット☆・・・ひゃぁ〜! カッコイイ〜〜。 
胸いっぱいの愛を叫んだ ハーフサイズまでで、勢いそのまま、直結 「 Rock And Roll 」すっかり盛り上がりムードの会場に、ど定番ナンバーで とどめを刺します!桜井さん、軍服姿で ジャーンプ☆ の アクションもキマって、
「 ♪Lonery コール 」 を観客に求めるパーシーさんは、ステージに両膝を膝間づくようなアクションでアピール!・・・応えますとも! 応えますとも!! 「 (^O^)♪ Lonely, lonely, lonely 」
最後の最後、栗川さんのドラム連打の途中で、右手のスティックが スルリと手を逃げだしてしまいましたが、前半の桜井さんに負けじと(?) 素早く予備スティックを取って、そのまま叩き続けた栗川さん、バシッとキメてくれました。

サクッと 30分1本勝負。 良い空気、良い盛り上がりで、MR.JIMMYの圧勝でありました♪
77年シリーズは、今後 もう少し続くのかな(?) と思いますが、これは、是非 実際にライヴに参加して、体感して頂きたいです(^_^)







by  ゆう

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