K.Yさんの「こんなのあるよん」

ZEPに影響を与えた人たち・ZEPとともに時代を作った人たち

*JIMI HENDRIX - MAUI,HAWAII / BROAD CASTS ( 2 RECORD SET )
  ( 録音状態 )  ややこもり気味
 ( 内容 )  ハワイ,マウイ島でのライブ音源とBBC音源14曲からなる2枚組。
 ( 曲目 )  SIDE A  1.GUITAR INTRODUCTION  2.RED HOUSE  3.VILLANOVA JUCNTION BLUES  
SIDE B  1.HEAR MY BABY CALLIN`  2.INCIDENT AT RAINBOW BRIDGE  ( MAUI,HAWAII )
 SIDE C  1.PURPLE HAZE  2.WILD THING  3.VOODOO CHILE  4.HEY JOE  5.SUNSHINE OF YOUR LOVE  6.DRIVIN` SOUTH 
SIDE D  1.EXPERIENCING THE BLUES  2.HOUND DOG  3.LITTLE MISS LOVER  4.LOVE OR CONFUSION  5.FOXY LADY  6.HEY JOE  7.STONE FREE ( BROAD CASTS )

 裏

「JIMI HENDRIX ALIVE」  1971年入手。
  彼等は何かとL.A フォ−ラムには縁がありました。
  彼等の初ブ−トとして有名なブル−ベリ−ヒルは1970年9月4日,同所での音源を完全収録したものですが
  彼等の演奏から逆登ること5ヶ月前,同所ではジミ.ヘンドリクスが演奏しています。それから5ヵ月後,彼は突然この世を去ってしまいます。
  本盤は1970年秋,ZEPのブル−ベリヒル同様,日本に上陸した最も初期の2枚組ブ−トアナログ盤です。
  1970年 4月25日の演奏を納めた本盤はオ−ティエンス録音にしては良く録れており,音質も当時の状況を考えるとまずまずです。
JIMI HENDRIX - BOOTLEG VIDEO

*LIVE IN SWEDEN 69 & LAST CONCERT REPORT 9.6.70 (80MIN) 写真左プロショット。(画質鮮度) きわめて良好
 最初は69年1月9日,スウェ−デンで行なわれてたコンサ−トのファ−ストセットです。
 当日はエクスペリエンスとして数ヶ月ぶりのライブとなりましたがジミの調子が悪く,また予想外に演奏時間も短くジミとしては平凡な演奏。
(収録曲) KILLING FLOOR, SPANISH CASTLE MAGIC, FIRE, HEY JOE, VOODOO CHILE, RED HOUSE, SUNSHINE OF YOUR LOVE
 後半は70年9月ドイツのテレビ局に於けるジミのドキュメント作品。ドイツのフェスティバルに登場したジミ。死が直前に迫っていた頃の演奏を残念ながら音声はないにせよ映像は一瞬見られます。

*ROYAL ALBERT HALL 69 (80MIN) 写真左
 プロショット。(画質鮮度) まずまず 但し一部苦しい箇所有
 1969年2月18日,当日はカメラも数台入っての撮影。ゆくゆくは映画として劇場公開される予定でしたが何故か未だ未公開状態。但し音源はオフィシャルで発売済。
 演奏も気合十分でノリノリのジミが見られます。またROOM FULL OF MIRRORSでは前年解散したトラフィックのクリスウッドとデイブメイソンが参加して白熱のジャムを展開。
 ステ−ジ真近で見るジミは迫力抜群,最後はギタ−でマ−シャルアンプに突撃。アンプを破壊後,ギタ−も叩き壊し,その残骸はファン同士で取り合いとなり挙句の果てにはステ−ジ上にファンが押し寄せ大パニック。
またボ−ナス映像としてBAND OF GYPSYSのライブ映像も収録。
 (収録曲) LOVER MAN, I DON`T LIVE TODAY, MY BREEDING HEART〜PEOPLE PEOPLE PEOPLE, FIRE, FOXY LADY, HEAR MY TRAIN A COMIN`, LITTLE WING
VOODOO CHILE, ROOM FUL OF MIRRORS, PURPLE HAZE, WILD THING, STAR SPANGLED BANNER
(BAND OF GYPSYS) STEPPING STONE, FIRE

  

ZEPとブル−スとは切っても切れない深い関係があることは皆様も良くご存知かと思います。
挙げだしたらキリないですがここは2つばかり代表的なブル−スマンのジャケットをご覧下さい。

まず最初は「CHICAGO/BLUES TODAY!」 60年代に発売された,いわいるオムニバスアルバムです。
ZEPのファ−ストアルバムに納められている「I CAN`T QUIT YOU BABY」邦題,「君から離れられない」 は
ここに収録されているオ−ティス.ラッシュのバ−ジョンを元にしたと言われてます。

お次はブル−ス界最大の巨人,ロバ−ト.ジョンソン。

これが超有名な彼のアルバム 「KING OF THE DELTA BLUES SINGERS」 の米コロンビア盤です。
現在この人を超えるブル−スマンは未だ出ておりません。初めて聞くには少々キツイかもしれませんが良く聞くと約70年も前の音楽なのに歌の表現力やギタ−テクニックは
想像を絶する高度なテクニックだったということが良く解ります。
さてZEPが演奏したTRAVELING RIVERSIDE BLUESもB面5曲目に納められています。
このアルバム,今までどれほど多くの人に聞かれたことでしょう。 特にロバ−トは相当彼に影響を受けてるみたいですね。
英国ではZEPは勿論のことスト−ンズ,またエリック.クラプトンに至っては学生時代,このアルバムを聞きながら夜中であろうと必死でギタ−の練習をしたらしいですね。
またボブ.ディランも自身の5作目にあたるアルバム「BRINGING IT ALL BACK HOME」のアルバムジャケットにはソファ−に無作法に置かれているレコ−ドの中に
このアルバムがあります。やはり彼も当時の愛聴盤の一枚であったのでしょうと言うか,彼の長年の愛聴盤でもあるいうのが正しいですね。
ELVIS PRESLEY - FOR LP FANS ONLY

ジミ−とロバ−トは彼の大ファンであり,彼には今更何の説明も不要でしょう。
後生に多大なる影響を与えた20世紀最高のロックンロ−ルシンガ−,キングこと
エルビス.プレスリ−。写真はRCAに於ける初期のアルバムです。
本盤はZEPもレパ−トリ−にしていた「THAT`S ALL RIGHT」「MY BABY LEFT ME」
も収録されています。彼はロックを創った張本人。その功績はあまりにも偉大過ぎます。
彼に会いたいと思うア−ティストは無数にいましたが,直接彼の口から会ってみたいと言わせたバンドは後にも先にもZEPとビ−トルズのみ。
彼は言わずと知れた超一流エンタ−ティナ−。よって彼が直接会いたいと思う人達はすべての面に於いて超一流の証しでもあるのです。

EDDIE COCHRAN (エディ・コクラン)

  写真は彼の没後10年を記念して1970年,米国で発売された2枚組ベストアルバム。1971年入手。
  彼は1960年イギリスツア−終了後,米国に帰国する際,車で空港に向かう途中,事故に遭い21歳という若さで帰らぬ人になりました。
  特に英国での人気は凄まじく,また彼自身素晴らしいギタリストでもあり,現地ミュ−ジシャンに与えた影響は絶大です。
  本盤はZEPもステ−ジで採り上げた「SOMETHING ELSE」 「COME ON EVERYBODY」 も収録しています。

*HANK WILLIAMS ENCORE
HANK WILLIAMS with his Drifting Cowboys
20世紀に於けるカントリ−ミュ−ジック界最大のスタ−であり現在アメリカ,それもカントリ−ミュ−ジック界に携わっているア−ティストにとって
 男女問わず彼の影響を受けてないシンガ−はまずいないと言っていいほど後生に多大な影響力を及ぼしました。
 無数の名曲を創り上げ,例えば後年カ−ペンタ−ズが歌った「ジャンバラヤ」をご存知ですか? そう,本家は彼なのです。
 彼は白人でありながら黒人の人達とも交流があったようで独特のブル−スフィ−リングも身に付けていた人。
 そんな彼も晩年は極度のアルコ−ル中毒で重症の麻薬常習者。度重なるツア−で心身共に疲れ果て,一時期静養したものの
 ついに1953年1月1日の早朝,自動車の中で永眠。享年29歳。
 彼の残した数々の名曲は現在も歌い継がれています。
 またロ−リングスト−ンズのヒット曲「HONKY TONK WOMEN」は彼の曲「HONKY TONK BLUES」にインスパイアされて出来上がったことは有名ですね。
 本盤は1960年 (昭和35年) に国内発売されたA,B面,計8曲収録された現在では貴重な12インチ盤です。
 私事で恐縮ですが本盤は高校時代,お世話になった先生から卒業祝いに頂きました。
 (収録曲) (SIDE A) A MANSION ON THE HILL, I SAW THE LIGHT, MY BUCKET`S GOT A HOLE IN IT, HONKY TONK BLUES
(SIDE B) WEDDING BELLS, LONG GONE LONESOME BLUES, I CAN`T HELP IT, SETTIN` THE WOODS ON FIRE

*HANK WILLIAMS
(写真左) HANK WILLIAMS - SL 5077 日本コロンビア 1962年10月発売
(SIDE A) MOVE IT ON OVER, WEDDING BELL, LONG GONE LONESOME BLUES, WHY DON`T YOU LOVE ME, LONESOME WHISTLE, I`LL NEVER GET OUT OF THIS
WORLD ALIVE
 (SIDE B) JAMBALAYA, THERE`LL BE NO TEARDROPS TONIGHT, MIND YOUR OWN BUSINESS, MANSION ON THE HILL, YOU`RE GONNA CHANGE, HALF AS MUCH

(写真右) SING ME A BLUE SONG - SL 5096 日本コロンビア 1963年2月発売
 (SIDE A) WEDDING BELLS, MAY YOU NEVER BE ALONE, LOST HIGHWAY, WHY SHOULD WE TRY ANYMORE, I HEARD YOU CRYING IN YOUR SLEEP
BLUE LOVE
(SIDE B) MANSION ON THE HILL, THEY`LL NEVER TAKE HER LOVE FROM ME, I`VE JUST TOLD MAMA GOODBYE, A HOUSE WITHOUT LOVE
SIX MORE MILES, SINGING WATERFALL

カントリ−ミュ−ジック界の大スタ−,ハンク.ウイリアムス。この2枚は60年代に発売された国内盤アルバム。
 2枚共,中古盤店でゲットしました。何と発売から40数年経っているにも関わらずジャケ,レコ−ド共ほとんど無傷に近い状態です。
 彼は独特の節回しで歌っており,各楽曲も非常に完成度の高い作品で素晴らしいの一言。

 

VANILA FUDGE / NEAR THE BEGINNING

1981年,英国で再発された彼等のサ−ドアルバム。
  アルバムはA面3曲,B面1曲で構成されていますが,何といってもハイライトはB面すべてを費やし20数分間に渡って白熱した演奏を繰り広げる
  ロサンジェルスはSHRINE AUDITORIUMで収録されたライブテイク「BREAK SONG」は聞きもの。
  余談ですが同ホ−ルは1968年,ジミ−在籍時ヤ−ドバ−ズ最後のアメリカツア−の一環として彼等も演奏したホ−ルでもあります。
  ティム.ボガ−トの唸るような脅威のベ−スプレイ,それにカ−マイン.アピスのドラマ−としての並外れた存在感。こんな演奏を聞くとジェフ.ベックも注目するはずです。
  ボンゾはZEPとして初めてアメリカツア−を行なった際,ヴァニラ.ファッジと共演,ドラマ−であるカ−マイン.アピスのプレイに相当ショックを受けたようです。
  そんなボンゾが常日頃彼を絶賛していただけあって同曲では彼の素晴らしいドラムワ−クがタップリと聞けます。

 裏

内側

STEVE WINWOOD / WINWOOD

1971年,米国で発売された彼の2枚組ベストアルバム。 1971年入手。
  内容はスペンサ−.デイビス.グル−プから1970年,再結成したトラフィック第一弾アルバム「JOHN BARLEYCORN MUST DIE」までの選曲です。
本盤はカットアウト盤に付,当時は結構安かったです。
  さてZEP加入前,無名時代のロバ−トは自分と同年代のスティ−ブの,それこそ自分の感情をブチ撒けて歌う彼の姿勢を常に賞賛していたようです。
 彼の声は非常に黒っぽく,とても白人とは思えない歌声。彼は英国が生んだ最高のシンガ−の一人でもあります。
また彼はオルガニストとしても超一流であり,特にジョンジ−はファ−ストアルバム収録曲「YOUR TIME IS GONNA COME」
  に於いてスティ−ブのオルガンプレイにインスパイアされたような演奏をしていることは非常に興味深いですね。

 裏

ジミ−もジェフ.ベックはともかく,エリック.クラプトンには昔から一目置いてたようです。
当時売れっ子セッションマンだったジミ−は恐らくジョン.メイオ−ル&ブル−ス.ブレ−カ−ズ時代のクラプトンをクラブで見て彼が弾くレスポ−ルの魅力にとりつかれた一人でしょう。
そんな彼がメイオ−ルの元を離れて結成したのがクリ−ムです。本盤は68年5月に国内で発売された初回プレス盤です。アルバムはその頃入手したものです。

クリ−ム「DISRAELI GEARS」  定価1.750円  裏ジャケの解説は音楽評論家,朝妻一郎氏
ジャケットはコ−ティング使用のペラ紙です。何と当時はファ−ストとセカンドとが入れ替わって発売され英国ではセカンドである本作が日本デビュ−盤となりました。
まあ〜しかし,この頃の国内LPレコ−ドの重量はズッシリと重く盤質も厚いです。でも翌年69年になるとレコ−ド本体の重量も,やや軽くなってきます。

クリ−ム解散後,クラプトンは新たにブラインド.フェイスを結成しました。 これも思い出深いアルバムです。
写真は69年秋に発売された初回プレス国内盤です。 定価1.750円  アルバム解説は当時TBSディレクタ−だった北山幹夫氏
当時英国,米国共にシングルジャケットで発売されたのに対し,何と国内盤はダブルジャケット( 見開きジャケット ) で発売されました。
よって70年代に入ってからの再発アルバムでは英米と同じく国内盤もシングルアルバムになります。
*BLIND FAITH - GOTHENBURG 1969 ( MOBY DICK RECORDS 003 )
THE FIRST CONCERT,REC.LIVE IN SWEDEN 3.JUNE.69
( 録音状態 ) 良好
( 曲目 ) 1.SLEEPING IN THE GROUND 2.SEA OF JOY 3.UNDER MY THUMB 4.CAN`T FIND MY WAY HOME 5.PRESENCE OF THE LORD
6.HAD TO CRY TODAY 7.DO WHAT YOU LIKE ( TOTAL TIME 65:22 )
*CREAM - PSYCHEDELIC SUNSHINE

LIVE AT THE FILLMORE WEST SAN FRANCISCO CALIFORNIA SEPT.3.1967
(録音状態) やや籠もりがち。
1967年9月3日,フィルモアウエストでの音源。この頃は真に絶頂期。
どの曲に於いても3人のコンビネ−ションは抜群。
特にクラプトンは気合十分,全編に渡り神技的プレイの連続です。
  (収録曲) SPOONFUL, TALES OF BRAVE ULYSSES, SUNSHINE OF YOUR LOVE, SWEET WINE, NO.S.U., LAWDY MAMA
SLEEPY TIME TIME, STEPPING OUT

*BLIND FAITH - RECORDED LIVE ALONG THE U.S. TOUR
(録音状態) やや篭りがちですが良好。1973年入手。
 幻のバンド,ブラインドフェイス69年アメリカツア−に於けるブ−トアナログ盤。
 録音された場所や日時は未確認ですが特に「HAD TO CRY TODAY」ではクラプトンとスティ−ブ.ウィンウッドによるギタ−の掛け合いは聞きもの。
 (収録曲) (SIDE A) WELL ALLRIGHT5:39, CAN`T FIND MY WAY HOME3:52, HAD TO CRY TODAY9:50
(SIDE B) CROSSROADS5:45, PRESENCE OF THE LORD5:03, MEANS TO AN END4:25
*DEREK AND THE DOMINOS/ERIC CLAPTON - CASH PERK(IN)S ( WPOCM 1190 D 061-2 )
( 録音状態 ) 良好

LIVE IN SANTA MONICA CIVIC AUDITORIUM 20.NOV.1970
( 曲目 ) 1.DEREK`S BOOGIE 5:02 2.BLUES POWER 8:33 3.STORMY MONDAY 7:44 4.TELL THE TRUTH 12:26

LIVE IN NAHVILLE JOHNNY CASH TV SHOW 5.NOV.1970
( 曲目 ) 1.IT`S TOO LATE 3:43 2.MATCHBOX 2:16 ( FEAT.JOHNNY CSH & CARL PERKINS ) ( TOTAL TIME 41:49 )

*ERIC CLAPTON - FURTHER ON UP THE CROSSROADS 1964 - 1990
  ( 録音状態 ) 極上 〜 まずまず
 ( 内容 )  1995年イタリアで生産されたブックレット( 22ペ−ジ )付CD4枚組ボックスセット。 
             ライブ,未発表曲,別テイク,スタジオでのジャム,またラジオ番組やテレビ出演での音源も収録。
       ( CD.1 )  64年〜70年 全18曲 ( CD.2 ) 73年〜74年 全13曲 ( CD.3 ) 74年 〜83年 全13曲 ( CD.4 ) 85年〜90年 全15曲
       ト−タル5時間以上にも及び聞き応えは充分。
*THE DOORS - WAITING FOR THE SUN 米盤 1969年入手

1969年アメリカに於いて新時代のセックスシンボルとマスコミやファンから言われたロバ−トはあまり良い気分ではなかったと後日インタビュ−で語ってます。
 またその頃はドア−ズの超個性的ボ−カリストであるジム.モリソンと何かと比較されもしました。
 しかし当のロバ−トはジムと比較されることに対し,それほど気にはしてなかったようですが,でも反面スタジオであろうが何処にいようとも
 即興的に即座に詩が書けるジムの才能には嫉妬していたようです。
 本盤はドア−ズのサ−ドアルバムですが当時は前2作に比べ大幅にコマ−シャリズムに走り,ジムの歌声も無表情だと一部の批評家連中からは悪評でしたが,でもそれも遠い昔。
個人的には大好きなアルバムの一枚。
 (収録曲) (SIDE A) HELLOW I LOVE YOU, LOVE STREET, NOT TO THE EARTH, SUMMER ALMOST GONE, WINTERTIME LOVE, THE UNKNOWN SOLDIER
       (SIDE B) SPANISH CARAVAN, MY WILD LOVE, WE COULD BE SO GOOD TOGETHER, YES THE RIVER KNOWS, FIVE TO ONE

*SMALL FACES - COLLECTION 英国盤 1985年入手

WHOLE LOTTA LOVEの歌詞の一部が彼等の「YOU NEED LOVING」ソックリそのまま使用されていることに対しスティ−ブ.マリオットは激怒したと言われてます。
 特に無名時代のロバ−トやロッド.スチュワ−トはスティ−ブの歌手としての力量に一目置いていたようです。彼は同世代の天才シンガ−,スティ−ブ.ウィンウッド と並び
 英国を代表する歌手の1人。本盤は85年に発売された彼等のヒット曲を集めたイギリス編集盤。
 60年代後半,当時日本では一部のファンを除き,どちらかというと余り知られてないバンドでした。余談になりますが国内では67年9月,シングル盤「忘れ得ぬ君/今日を生きよう」でデビュ−した
 ザ.テンプタ−ズのボ−カリストだったジョ−ケンこと萩原健一氏はバンドデビュ−直後,スティ−ブの髪型を真似ており,日本人でありながらこんなにも全体的に雰囲気が似た人は珍しいと思うぐらい
 本当に良く似てました。
 (収録曲) (SIDE 1) ITCHYCOO PARK, MY MINDS EYE, SHA LA LA LA LEE, WHTCHA GONNA DO ABOUT IT, AFTERGLOW
(SIDE 2) ROLLIN` OVER, IF I WERE A CARPENTER, EVERY LITTLE BIT HURTS, ALL OR NOTHING, TIN SOLDIER (ALL LIVE TAKE)
(SIDE 3) HERE COMES THE NICE, I FEEL MUCH BETTER, AUTUMN STONE, DON`T BURST MY BUBBLE, THE UNIVERSAL
(SIDE 4) TIN SOLDIER, HEY GIRL, TELL ME HAVE YOU EVER SEEN ME, I SAN`T MAKE IT, LAZY SUNDAY

*CROSBY. STILLS & NASH

1969年リリ−ス,彼等のファ−ストアルバム。
 69年当時,ジミ−.ペイジは彼等のライブに時間があれば頻繁に通っていたそうで時にはロバ−ト.プラントと共に見に行ったりもしていたようです。
 彼は何故それほどまでに見に行ったのでしょう? 要はギタリストであるスティ−ブ.スティルスのアコギプレイに於ける変則チュ−ニング,また彼は自分で独特のコ−ドも使っており
 ジミ−は何らかの形で自分たちの音楽に応用出来ないものかと常々考えていたようです。その結果いろんなアイデアが生まれ後日サ−ドアルバムに生かされます。
 でもアコギを使用するにしても単に真似ることなく彼等とは異なるアプロ−チで独自の音楽を展開したZEPはサスガですね。
 (収録曲) (SIDE A) SUITE:JUDY BLUE EYES, MARRAKESH EXPRESS, GUINNEVERE, YOU DON`T HAVE TO CRY, PRE-ROAD DOWNS
(SIDE B) WOODEN SHIPS< LADY OF THE ISLAND, HELPLESSLY HOPING, LONG TIME GONE, 49 BYE-BYES

*JEFF BECK - EAST WEST
(録音状態) まずまず
 1968年フィルモアイ−スト,フィルモアウエスト両会場で行なった演奏を収録。
  耳を傾けると68年の音源であるということが信じられないほど演奏から古さは余り感じません。
 ベックのプレイはスリリング極まりなく非常にトリッキ−。また現在に於いても次はどんなフレ−ズが飛び出すやら解らないところはベックならではのもの。
特に両会場に於けるJEFF`S BOOGIEは聞きもの。
 (収録曲) LET ME LOVE YOU, THE SUN IS SHINING, JEFF`S BOOGIE (LIVE AT THE FILLMORE EAST MAY.1968)
JEFF BECK/ROD STEWART/RON WOOD/MICKEY WALLER/

GUITAR FRAGMENT, RICE PUDDING, BLUES DELUXE, I AIN`T SUPERSTITIOUS, JEFF`S BOOGIE (LIVE AT THE FILLMORE WEST DEC.7.1968)
  JEFF BECK/NICKY HOPKINS/TONY NEWMAN/ROD STEWART/RON WOOD
JEFF BECK - BOOTLEG VIDEO

*LIVE IN WOCHESTER 89 (90MIN) 写真左
 オ−ディエンスショット。(画質鮮度) 良好 会場2階席,やや右寄りから撮影。
 カメラは時たま客席も写しますがお客は大いに盛り上がってます。この時期はアルバム「GUITAR SHOP」がリリ−スされた頃。
 ベックは勿論のことキ−ボ−ドのトニ−ハイマスやドラマ−であるテリ−ボジオも壮絶プレイの連続。
 またアンコ−ルでは故スティ−ビ−.レイボ−ンと共にGOING DOWを演奏。

*JAPAN TOUR 2000 - IN CONCERT 12.11.2000 (84MIN) 写真左
LIVE AT OSAKA KOUSEINENKIN HALL - JEFF BECK/GUITAR, JENNIFER BATTEN/GUITAR, RANDY HOPE TAYLOR/BASS, ANDY GANGADEEN/DRUMS
 オ−ディエンスショット。(画質鮮度) 画像音声共に超クリア− 会場2階席真正面からの安定アングルにて撮影。
 2000年ジャパンツア−の中でも真にベック最高のプレイが見られます。尚ソロパ−トでは指先までシッカリ映ります。
 (収録曲) BLACKBIRD, EARTHQUAKE, ROY`S TOY, THE PUMP, BRUSH WITH THE BLUES, BLAST FROM THE EAST, DIRTY MIND, NADIA, PSYCO SAM
RICE PUDDING〜JACK JOHNSON〜SAVOY, LOOSE CANNON, STAR CYCLE, YOU NEVER KNOW, ROLLIN` AND TUMBLIN`, ANGEL, A DAY IN THE LIFE
(ENCORE) WHERE WERE YOU, BLUE WIND

ERIC CLAPTON - BOOTLEG VIDEO

*LIVE AT SPECTRUM APRIL 5.92 (137MIN) 写真左
 オ−ディエンスショット。(画質鮮度) ややキビシイ
 大ヒットアルバム「UNPLUGGED」リリ−ス後に行なわれたコンサ−ト。
 WHITE ROOMから始まりますが何せ客席後方から撮られており尚且つズ−ムアップもない為,長時間見続けるのは若干キビシイかと。

*ROLLING HOTEL (119MIN) 写真右
 プロショット。(画質鮮度) 良好 但し 一部苦しい箇所有
1978年汽車で移動した英国内ツア−を捕らえたドキュメンタリ−作品。
 この時期のクラプトンは以前にも増してますます酒に溺れており飲まずには演奏出来なかったほどの体でもありました。
 クラプトン以外にもブル−スの大巨匠マディ−ウォ−タ−ズのライブシ−ンもあり貴重です。
 一方ピアノにはエルトンジョン,ギタ−はジョ−ジハリスンが参加してのFURTHER ON UP THE ROADは必見。
 またボ−ナス映像もあり,ブル−スマン,バディ−ガイとのクラブに於けるセッションも収録。 

CREAM - BOOTLEG DVD

*MADISON SQUARE GARDEN - NEW YORK FIRST SHOW 10.24.2005 (120MIN)
オ−ディエンスショット。(画質鮮度) 極上 2005年10月24日NYはM.S.Gに於ける初日の演奏を完全収録。
 何とカメラ3台で撮られており編集もされてます。約半年前のロンドン公演と比較すると当日は撮影が入ってなかった理由もあるでしょうが
 ことクラプトンのプレイだけに注目すると前者よりもはるかにアグレシィッヴなプレイ。
 また先のロンドン公演では一度も演奏されなかった初期の名作「TALES OF BRAVE ULYSSES」も収録。
(収録曲) I`M SO GLAD, SPOONFUL, OUTSIDE WOMAN BLUES, PRESSED RAT AND WARTHOG, SLEEPY TIME TIME, TALES OF BRAVE ULYSSES, N.S.U
BADGE, POLITICIAN, SWEET WINE, ROLLIN` AND TUMBLIN`, STORMY MONDAY, DESERTED CITIES OF THE HEART, BORN UNDER THE BAD SIGN
WE`RE GOING WRONG, CROSSROADS, SITTING ON TOP OF THE WORLD, WHITE ROOM, TOAD, SUNSHINE OF YOUR LOVE

*SMALL FACES
COLOUR ME POP 1968 & TV COMPILATION (58MIN) 写真左
プロショット。 (画質鮮度) 良好
60年代,英国TVでオンエア−された映像を収録。そして68年,アルバム「OGDENS NUT GONE FLAKES」
リリ−ス直後のスタジオライブとビ−トクラブライブやプロモ等も収録。
英国ではどちらかというとアイドルバンド的存在でありながら,しかし音楽的には非常に有能なメンバ−が結集したバンド。
特にギタリストでありボ−カリスト,スティ−ブ.マリオットのソウルフル溢れる歌声は今見ても素晴らしく,感動せずにはいられません。
(収録曲) (COLOUR ME POP 1968) SONG FOR A BAKER, LAZY SUNDAY(PROMO), HAPPINESS STAN, ROLLIN` OVER, THE HUNGRY IN TRUDER, THE JOURNEY,
(TV COMPILATION) TIN SOLDIER, LAZY SUNDAY, I CAN`T MAKE IT, GREEN CIRCLES, TIN SOLDIER, ALL OR NOTHING, ITCHYCOO PARK, TALK TO YOU
HEY GIRL, ALL OR NOTHING, WATCH GONNA DO ABOUT IT, SHA LA LA LA LEE, LAZY SUNDAY, SONG OF A BAKER

*PAUL RODGERS - NESCAFE BLUES FES (58MIN) 写真右
プロショット。 (画質鮮度) きわめて良好
95年ブラジルで開催されたブル−ス.フェスティバルでの映像。
 曲もフリ−からバッド.カンパニ−そして自身のソロアルバムからと幅広く選曲。
 またドラマ−はCharと長年の付合いであるジム.コプリ−が担当。
 バンドアンサンブルも良く纏まっており,主役であるロジャ−スの歌は文句なしに凄い。
 (収録曲) CAN`T GET ENOUGH OF YOUR LOVE, FEEL LIKE MAKIN` LOVE, LITTLE BIT OF LOVE, BE MY FRIEND, I`M READY, MUDDY WATER
ROLLING STONE, STANDING ROUND CRYING, WALK IN MY SHADOW, FIRE AND WATER, ALL RIGHT NOW

*THE BEST OF PETER PAUL AND MARY
(SIDE A) 500MILES , PUFF , 風に吹かれて , 私の試練, 我が祖国, LEMON TREE, ハンマ−を持ったら, 花はどこへ行った
 (SIDE B) SAN FRANCISCO BAY BLUES, 時代は変わる, TELL IT ON THE MOUNTAIN, COME AND GO WITH ME, くよくよするなよ, 井戸端の女
       悲惨な戦争, EARLY MORNING RAIN

*THE BEST OF PETER PAUL AND MARY VOL.2
(SIDE A) 虹と共に消えた恋, 悲しみをわが手に, 悲しみ, 無情の河, 雨降り, SETTLE DOWN, SOMETIME LOVIN`
(SIDE B) 悲惨な戦争, WHEN THE SHIP COMES IN, ちっちゃなスズメ, BLUE, カッコ−鳥, HUSH-A-BYE, 人生の裏側

 

 

この人たちは今更何の説明も不要でしょう。60年代,一世風靡したフォ−クの旗手P.P.M国内盤初期ベストアルバム。
 2枚のアルバムに納められた数々の名曲は今やフォ−クソングの古典と言ってもいいでしょう。現在聞いてもまったく色褪せてはいません。

LES PAUL-THE LEGEND AND THE LEGACY

レスポ−ル氏。私はジャズ絡みで以前から聞いておりましたけどロックファンの方にも是非一度は聞いていただきたいギタリストです。現在外資系ディスクショップに行きますとそこそこCDも揃っており,まず最初は初期のベスト盤で十分と思います。
彼は若き頃から抜群のテクニックと凄まじいスピ−ドで弾いており当時はギタ−をアンプに直結しているのみ,なのに飛び出す音は最高に美しい。彼を聞き始めた頃,ジェフベックがこの人の影響絶大というのは良く解り,そのまんまのフレ−ズも多々あり。さて現在高齢のレスポ−ル氏ですがロックコンサ−トに行くこと自体滅多にないようですが,でもジェフベックだけは昔から特別なようで何か彼の演奏に惹かれるものがあるようです。
話は戻りベスト盤一枚では物足りないという方は91年に米キャピタルから発売された4BOXSET「THE LEGEND & THE LEGACY」(国内盤未発売)がオススメ。CDの他58ペ−ジにも及ぶブックレットが付いており,一部紹介しますと写真ではプロデビュ−した頃,妻のメリ−フォ−ドとエドサリバンショ−出演シ−ン,1952年楽器店のウインドに初めて飾られた出来立てホヤホヤのレスポ−ルスタンダ−ドモデル,ギブソン社の工場で出来上がったばかりのレスポ−ルカスタムを手に取るレスポ−ル氏,1988年ニュ−ヨ−クにてジェフベックと共に,1990年エアロスミス,ジョ−ンジェットと共に,1989年アメリカツア−中のポ−ルマッカ−トニ−の楽屋を訪れレフトハンド用の特注レスポ−ルカスタムをポ−ルにプレゼントするシ−ン,そして1988年ニュ−ヨ−クはHARD ROCK CAFEにてジミ−ペイジとセッション。ギタ−を持ったレスポ−ル氏はジミ−を見つめ,一方ジミ−は巨匠を前にニコニコしながら弾いてます。

写真は91年米キャピタルより発売された4枚組CDボックスセットです。彼の名演が4枚のCDにギッシリ収められてます。残念なことに国内盤は現在も未発売のまま。
また57ペ−ジにも及ぶブックレット付。写真も貴重なものばかりです。
彼の存在そのものがアメリカのポピュラ−ミュ−ジック界の歴史そのものと言っても過言ではありません。
*LES PAUL & MARY FORD - THE WORLD IS STILL WAITING FOR THE SUNRISE ( 米国盤 CAPITAL - SM-11308 ) 写真 左
 

*LES PAUL & MARY FORD - THE NEW SOUND VOL.2 ( 米国盤 CAPITAL - SM-286 ) 写真 右
 
  ( 内容 )19 50年代,数々のヒットを飛ばしたレス.ポ−ルとメリ−.フォ−ドの懐かしきアナログ盤。

 

 

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