JOHN PAUL JONESを語ろう


JPJのベース



☆MJ as JPJ (The Rover)
さん

JPJのベースは指弾きのイメージが強いように思われますが、実際にはピック弾きの曲も結構多いのです。そんなわけでピック弾きのリスト。間違いもありそうなので、ご指摘などありましたら宜しくお願い致します。あと、既出かもしれません。

Led Zeppelin
・すべて指弾き

Led Zeppelin II
・Whole Lotta Love
・Heartbreaker (さらにLeslieスピーカーで出力)
・Moby Dick
注:多分上記3曲は'52 Precision Bassを使用。以下Physical Graffiti
まで同様だと思われます。

Led Zeppelin III
・Immigrant Song
・Celebration Day
・Out On The Tiles

Led Zeppelin IV
・Black Dog
・Misty Mountain Hop (怪しいですが)

Houses Of The Holy
・The Song Remains The Same (スローなところ除く)
・Dancing Days (スタジオ版は指/ライブはピック)

Physical Graffiti
・The Rover (怪しい)
・Houses Of The Holy
・The Wanton Song
・Sick Again

Presence
・Achilles Last Stand (8弦)
・For Your Life
・Royal Orleans
・Nobody's Fault But Mine (8弦)
・Candy Store Rock (怪しい)
・Hots On For Nowhere
注:For Your LifeとTea For OneでJazz Bass、AchillesとNobody'sでHagstromの8弦(ライブでは特注のAlembic)を使っているほかはAlembicで、結構硬い音にしているので指弾きの曲でもピックっぽく聴こえている可能性があります。77年のブー◯レグでも終始バキバキのサウンドですよね。

In Through The Outdoor
・すべて指弾き

CO|DA
・Walter's Walk
・Ozone Baby
・Wearing And Tearing

僕はJPJのピック弾きの音が大好きです。自分が全て選曲している訳ではないのですが、The Roverではベースがピック弾きの曲の割合が高いように思われます。ちなみにJPJはどんなピックを使っていたのでしょうね。どなたかご存知の方はいらっしゃいますか。



☆Fujiie@大阪ZEPさん

77年頃のインタビューでは、使用ピックは「ハーコのグレイ」との事です.

Moby Dickはスタジオではピックのように聞こえますが、ライブでは指ですね.

For Your Lifeも去年のO2アリーナでは指でした.スタジオヴァージョンはピックかも知れません.因みに私はピックを使います、弾くのが楽なので(笑).

仰るとおりJPJはピック弾き多いですね.Alembicを使ってる後期のブートではどちらかよく分からないことがありますが.



☆MJ as JPJ (The Rover)さん

なるほど。僕はYesのChris Squire好きなのでHERCOのグレーのヤツ(FLEX75)はいっぱいあります。今までZepを演奏するときには8弦にだけ使っていましたが、Jazz Bassにも使ってみようと思います。

そういえば確かに記載し忘れましたがMoby DickとFor Your Lifeは指でしたね。

JPJのベースの音って意外とゴリゴリで歪んでいて、低音が絞られていますよね。The Roverを始めたての頃はあんまりブートは聞き込んでいなかったので、モコモコの音にして弾いていましたがそれは間違いだと気づいたのを思い出します。
大体サウンドチェックの際にはImmigrant Songのリフを弾いてみて、ちゃんとゴリゴリするかどうかを確認しています。同じセッティングでも指で弾けばちゃんと柔らかくて、かつコシもあるJPJっぽい音になるんですよね。



☆nakapageさん

こんにちは。
JPJってピックも指もいいですね。ピックはプレシジョンが多かったんですね。初めて知りました〜!
ありがとうございます。

ベースは触ったことがある程度で殆ど弾けませんが気がついたことを書いときます。

Houses of the holy
D'yer Mak'er
もピックだったと思います。

Bron-Y-Aur Stompはウッドベース?

In My Time Of Dyingはフレットレスのような音ですね。

Since I've Been Loving Youってスタジオ版もベースペダルのまんまのような気がします。

ノー・クォーターのシンセベースってはてな?

などで〜す。



☆MJ as JPJ (The Rover)さん

みなさまご指摘ありがとうございます。

D'yer Mak'erもピックだったのですね。

Bron-Y-Aur Stompはウッドベース、In My Time Of DyingはフレットレスのPrecision Bassです。Bron-Y-Aur Stompをライブで演奏するときに使っているのはFramus Stand-Up Bassという三角形のボディを持つものです。

Since I've Been Loving YouはHammond C-3オルガンの足鍵盤です。しかし手とは別に録音しているんです(音の分離をよくする為だったか)。No QuarterのベースはEMS VCS-3シンセサイザーで手弾きされています。このシンセは、この曲ではHohner Electra Pianoの音をホワホワさせる
のにも使われているし、ライブではJimmyがテルミンで再現している効果音を作るのにも使われていますね。



☆Fujiie@大阪ZEPさん

>アコースティックライヴでFujiieさんウッドベース弾いてましたよね。
私はStud.Bというアップライトのエレキベース使ってます.最近はジョンジー使用のと同型のものが出回ってるみたいです.

サイン入りピック欲しいですねぇ〜!



☆The Fさん

こんにちは。面白い書き込み、ありがとうございます。
流石、トリバンの方ですね。新発見が幾つもありました。
”プレゼンス”ってほとんど、ピック弾きなんですね。気が付きませんでした。(”永遠の詩”も、てっきり、指弾きかと思ってましたし)
ジョン・ポールって、両方上手いから凄いですよね。
ちなみに、私は、BBCライブの、”移民の歌”の、ベースが大好きで、この時の演奏の主役は、ベースだと勝手に思っております。(勿論、他の3人のプレイも物凄いですが)
”クリス・スクワイヤー”、いいですよね。
イエスのアルバムも勿論ですが、ソロ・アルバム(未知への飛翔)も好きです。昔、リッケン・バッカー買ってきて、”ラウンド・アバウト”のコピーを試みましたが・・・・挫折です(泣)
ZEPPでも、タブ譜なんつーのを観ながら、”レモン・ソング”をコピーする、なんていう、無粋な事もやったですよ。(アドリブですよね、あのベースは)
言い出すと、キリがないのでやめますが、この頃のイギリスのバンドのべーシストは魅力的な人が多いです。
で、”YOU TUBE”で、こないだ、ジミー・ペイジとジャコ・パストリアスのセッションの演奏を初めて、聞きました。(85年頃ですかね、恐らく)
演奏中、ジャコの、”ジミー・ペイジ”と紹介する部分には、泣けてきました。



☆ゆう

>ジミー・ペイジとジャコ・パストリアスのセッション
これでしょうか?素晴らしいですね。
http://jp.youtube.com/watch?v=AyP5L-iIkfM



☆MJ as JPJ (The Rover)さん

FRAMUSのと同じ形のアップライトは現在Warwickで作られていますね。
http://www.warwickbass.com/basses/triumph.html

ピックガード(?)が省略されていますが、独特の形はそのまんま。僕もStud B.を使っていますがこちらに乗り換えたくなりました。

JacoとJimmyのセッション、カッコいいですね!ジャジーな中にもJimmyらしい手クセが時々現れるあたり、かなり楽しめます。

先日、The RoverのリハーサルでJazz BassにもHERCOのピックを使ってみました。なるほどたしかに、JPJっぽい感じが出たような気がしました!

Chris Squireのソロは、Yes以上にベースが堪能できますね。あのアルバムではMaestro Bass Brassmasterというファズが全編掛かりっ放しですが、あの音も素敵です。僕はちなみに、ベースを買って初めて練習した曲がYesのHeart Of The Sunriseでした。

Immigrant Songのベースはあのゴリゴリ感がたまらないです!僕はアレを弾く時はF#を押さえている2・4弦以外の1・3弦をミュートして右手は4本全ての弦をストロークして弾いていますが、皆さんはどのようになさっていますか?



☆The Fさん

"MJ asJPJ"様 レスどうもです。
”移民の歌”のベース まあ〜、私なんぞが、言うのはおこがましいのですが・・・
私は、2・4弦は 人指し指と中指を使って押えまして、人差し指で、3弦をミュート!それで、3弦は、音が出ないように気を配りつつ、右手は、2.4弦のみを弾くようにし、オルタネイト・ピッキングで、4弦は、空ピッキングを交えながら弾いてました。
難しかったですね〜、非常に!! サビの所の、ドレミファソラシドも、速いし、正確だし。ジョン・ポールのベースって、基本が出来てないと、とても弾きこなせない…と感じました。
実際には、どうやってジョン・ポールが弾いているかまでは、なかなか掴めませんでしたが。ベースって、ギターと比較して、弦が太くて、テンションがきつい分、リフを演奏するだけでも、大変ですよね。
後、”ハンマー・オブ・ザ・ゴッド”でしたっけ。ポール・ギルバートがやってた、ZEPPのトリュビュート・バンド。
そこのベースの方(デイブ・ロールさんだっけかな?ちょっと名前は覚えてないのですが)、その方は、”移民の歌”のベース 全て2フィンガーで弾いておりました。
なかなか、見事な演奏でしたよ。(DVDで見ました)
”燃える朝焼け”練習されたのですか?やりますね〜 あの、リフ(?)もカッコイイですよね。
クリスは、テクニックもさることながら、印象的なフレーズを作り出すのがとても上手いベーシストだと思います。
今は、ほとんどギターばかり弾いている私ですが、上記のお二方、私にとっては、憧れのベーシストです。(タイプは違いますけど)



☆Fujiie@大阪ZEPさん

MJ as JPJ (The Rover)さんへ

>HERCOのピック
材質はナイロンですか?私は硬めのプラスチックで、正三角形のものを使ってます.Jazz Bassはフラットワウンドを張ることでJPJのサウンドに近づくと思いますが、HERCOのピックも試してみたいですね.

Immigrant Songのベースは私は1本ずつ弾いてます.全ての弦をストロークする体力ありませんので(笑).

The Fさん器用な弾き方されてますねぇ(笑)、私は4弦親指、2弦小指、残りでミュート、です.



☆MJ as JPJ (The Rover)さん

そうです、ナイロンの0.75mmのヤツです。HERCOは最近復刻したので、オールドよりも若干硬いのですが、握った時の滑りにくさ、摩耗しにくさの点では普通にお薦めです。僕は三角形のピックはギターでもベースでも今イチ使い辛かったので、全てティアドロップ型にしています。

いっときは僕もJazz BassにRotosoundのフラットワウンドを張っていました。ただJPJがインタビューで「ラウンド弦を使っている」と言っているので、再びラウンドワウンドに戻して、これ前提で音作りをしています。フラットは個人的には低音が出過ぎるイメージがあり、ピック弾きしたときのサウンドがどうも似ないように思いましたので、自分の弾き方だと現在の方が丁度いいようです。
immigrantは、僕は人差し指と小指でF♯を押さえます。
僕は弦飛びピッキングが苦手なのと、単純に音がHow The West Was Wonのテイクに似てくれるのが理由で4本全てをジャコジャコストロークしてます。
Achilles Last Standの10拍子のキメのところでも同様に3コース以外の弦をミュートしてストロークします。ネブワースの映像でもJPJはそういう風にやっているように見えます。最後のアップピッキングの際に手を高く上げるのを練習しました(見た目から入るタチなので…)。



☆Fujiie@大阪ZEPさん

JPJはJazz Bassにはフラットワウンドを張っていたと見てますが、実際はどうだったのでしょうねぇ・・・.

2003年のインタビューでは「ラウンドワウンドが発売されて、すぐに総てのベースをそれに張り替えた」と言ってますが、70年代(77年位と思います)のインタビューでは「ラウンドワウンドは好きじゃないから使ったことがない、フェンダーではロトサウンドのフラットワウンドを使っている」
と言ってます.
本人の記憶違いなのか、翻訳の段階で誤解があったのか・・・ナゾです(笑).



☆ゆう

ジョーンジーのサイトにQ&Aコーナーがありますが
http://www.johnpauljones.com/forum/index.php?s=1d447d2f529dffd41e8c256c2e4d4725&showforum=2
誰か聞いてみる?



JPJの鍵盤楽器

☆MJ as JPJ (The Rover)さん


http://www.geocities.com/jpjkeys/index.html

上に記載したのはJPJがZepで使用した鍵盤楽器のリストです。スタジオ盤とライブでの詳細な使用機材のリストがありますが、幾つか間違い?を発見したので書いてみようと思います。

79/80年のツアー機材にClavinetが入っていません。Trampled Underfootを演奏する時だけ、Clavinet D6とFenderのベースペダルが登場します。先日YouTubeで確認しました。
http://jp.youtube.com/watch?v=uFI36dir_Ro
今まで一般的にはGX-1でクラビの音を出していると言われていたのですが、音がやけにリアルだなぁと思っていたので疑問が解決しました。75年や77年ではFenderのDual Showmanというアンプで出力していたのが、おそらくこの時期はミキサーに直結されています。

オルガンですが、72年頃はHammondオルガンをステージに持ち出さなくなっていて、Mellotronを導入する以前はThank Youを弾くときにFarfisa(スタジオ版Dancing Daysで使用)やHohnerのオルガンを使っています。上記サイトではFarfisaのオルガンはDancing Daysでフィーチャーされたとありますが、同曲を鍵盤+足ベースで再現した演奏はどのブートレグでも確認出来ません。なお、73年のMSGでは3日目だけThank Youを演奏しており、ステージにセットされたHammond B-3を使っています(映画でも、下手側にB-3オルガンがおいてあるのを確認できます)。

先日、某トリビュートバンドのJPJ役の方にお聞きしたのですが、Mellotronは足の下に板をおいて底上げしており、ベースペダルはそこにおいているのだそうです。鍵盤が高くなって弾きにくそうですね。Mellotronの上にClavinetをおいていた時期、Trampled Underfootは立って弾いているという話も聞いた事があります(DVDの映像で見る限りは座っているように見えますが)。僕はMellotronのレプリカを製作したのですが、底上げしなくてもベースペダルを設置出来るようにデフォルメを加えました。

マニアックな話で失礼致しました。


☆RYUさん

MJ as JPJ様、繊細な解説ありがとうございます!
私はキーボード類の知識が浅いので、こういった機材の解説はとても有り難いです。
>マニアックな話で失礼致しました。
とんでもないですよ。Trampled Underfootは、映像を見ながら読ませていただくと、分かりやすかったです。
ジョンジーのキーボード変遷も、色々な時代背景がありますね!
解説をリクエストしてくれた“The F様”も喜ぶのではないでしょうか。


☆MJ as JPJ (The Rover)さん

マニアついでにもう少し追加してみます。

上で紹介したサイトではFenderのペダルは1971年のみの使用となっていますが、DVDの75年アールズコートでThat's The Wayを演奏している映像からも分かるように、FenderのペダルはBill Dunnと並んで最後まで使われています。75年までのアコースティックセットや79/80年のTrampled UnderfootでのClavinetの足元、Mellotronの下にも置かれているようです。ペダルの本体が薄型なので足元にスペースの無いMellotronの下にも置きやすかったと思います。当時の他のメーカーのはペダルボードの上下幅が大きく、Mellotronを相当かさ上げしないとペダルを置けません(Fender Rhodesが73年からスピーカー付きのSuitcase Pianoから四つ足のStage Pianoに変更になったのも、ピアノ用のペダルがDunnに替わった事が理由の一つだと思います。もしくは逆)。

Bill Dunnペダルはカスタムメイドで、恐らくJPJ用の1台しかないものですね。Rhodesと79/80年ではCP80の足元に置かれています。この音が実に味わい深い音なのですが、非常に再現が難しいところです。

Taurusは77年のアコースティックセットのみの使用です(といっても、このツアーでの足鍵盤を踏む曲はTen Years Goneしかありませんので、出番は相当少ないですね)。ひょっとすると79/80年にClavinetの足元に置かれた事もあったかもしれません。JPJはmoogのシンセの音色があまり好きではなかったっぽいので、出番が少ないのも納得です。

シンセサイザーはYAMAHA GX-1を入手するまでは殆どをEMS VCS-3で通していますが、JPJがこの楽器の何が好きだったかというと「あんまりシンセっぽい音がしないところ」だそうです。確かにIn The Lightなどで聴かれるように、あまりエッジの利いたサウンドではないのですが、Zepの音にはよく似合いますよね。今は中古で入手するにも結構高額になってきましたし、スケールがちゃんと合わない個体が多く、現代のユーザーはみんなノイズや効果音の発生機として使っています。僕が弾いた事があるのもそんな感じでしたが、音の存在感は凄かったです。ライブでの安定性にJPJは不安を感じていたので、ライブでIn The Lightを演奏したいという他のメンバーに対して断固反対を唱えたのだとか。

Mellotronについて。1972年の日本ツアーからJPJはMellotron 400という有名な白いタイプを使い始めます(だからHow The West Was WonのStairwayのイントロが差し替えである事が明らか)。これは安く入手したのかコンディションが同時期の他のアーティストが使っているのより悪く、音が掠れたり割れたりしていて逆に非常に味がありますね。73年のシアトルではRain Songの演奏中にダウンして、急遽Rhodesで続きを弾いているシーンがあります。音域が3オクターブと狭いので、75年のKashmirでは管楽器の下降フレーズをフェイザーを掛けたClavinetで弾いていますが、77年のツアーではJimmy Pageから借りたMk Vという鍵盤が2セット平行に並んでいるタイプを用いて、左手で弦のパート、右手でブラスのパートを弾いています。このMk VはJPJのM400ほどコンディションが悪くないので、サウンドの味わいは減ってしまっていますね。Kashmir演奏目的だけではなく、JPJのM400は壊れてしまって使えなかったというのもあるかもしれませんね。スタジオでは旧型のMk IIを使っていて、Rain Songではバイオリンの音とチェロの音を使っています。Mk IIの音はM400よりリッチな音ですが、アルバムではほどよくチープな感じに録れていていいですね。あとはKashmirの大サビ(Gm-A)のところですね。弱いタッチで弾いているので音の立ち上がりが遅くなって、サイケデリックな逆回転風の音になっていますね。


☆The Fさん

こんばんは。非常に読み応えがありました。ただ、私にも、難しくて、都合3回位は読み返しましたが…
ジョン・ポールの、キーボードの変遷も凄まじいものがありますね。ある意味、ZEPPのメンバーの中では、一番機材にお金がかかったのでは、などとも考えました。
ZEPPって、昔から(確か3枚目かな)シンセは使ってたみたいですが、あまり前面にもってくるような事ってなかったですよね。
シンセに対する、ジョン・ポールのスタンスの話が興味深かったです。で、私個人は、初来日公演 最終日大阪でのライブで、”サンキュー”のイントロ(?)で、演奏された、ハモンド・オルガンのソロ(ちょっと、バロック風)が大好きでして、よく聞いたものです。もう一つ、これもブートなのですが、75年5月24日の”トランプルド・アンダー・フット”での、クラビネットでの演奏。いかんせん、ブートなので、やや、クラビネットの音は小さかったのですが、グルーブしまくっていたプレイは、やはり最高です。


☆RYUさん

MJ as JPJ様、マニアなら泣いて喜ぶ繊細なる解説ありがとうございます。この追加分は、休みの時でも音源や映像揃えて用意万全にしてから、じっくりとジョンジーの世界に浸りたいと思いますので。


☆メタ坊さん

MJ as JPJさん、たいへんおもしろかったです。オルガンひとつにしてもその時々でいろいろ変遷があったんですね。単純にハモンドだけかと思ってました。このセンで行くと、たとえば"Since I've Been Loving You"でプレイされたオルガンは、初来日(=ハモンド)と再来日(=Farfisaまたはホーナー)とで違うと解釈してよろしいんでしょうか?

>How The West Was WonのStairwayのイントロが差し替えである事が明らか

自分で確かめたわけではありませんが、さる海外BBSの書込みによると、あの部分は先年SB音源が流出した73/1/22、サウスハンプトン(というのが正しい発音であ〜る!と英国人の友人に教わりました)のものらしいですよ。

ところで、キーボードのエキスパートであるMJ as JPJさんに、ひとつおたずねしたいことがあります。
現在までに確認できる世界唯一のライヴ演奏として有名な71/9/29、大阪での「フレンズ」ですが、ストリングっぽいキーボード(シンセ?)と、アタックが弱く、ラフなフレージングのベース音が聴こえることから、私はジョンジーが鍵盤楽器とフットペダルを弾いているものと思っていました。
ところがある日、海外サイトでそのときの写真なるものがUPされているのを見つけ、驚愕しました(http://pyzeppelin.free.fr/photos/ledzep/zep_71_09_29.jpg)。
見てお分かりのとおり、ジョンジーはベース(プレベ?)を弾いています。これが本当にそのときの演奏だとすれば(実際、ボンゾがこの手のパーカッションをプレイしているステージ写真を他に見た覚えがありません)、誰がキーボードを弾いているのか? リフをなぞるときにキーボードのように音が延びるベース音、通常のフェンダー・ベースであんなプレイができるものなのか? 考えれば考えるほどナゾが深まるばかりです。この件に関して、何かお考えがあればおきかせ願いたいのですが―。

>The Fさん
>初来日公演 最終日大阪でのライブで、”サンキュー”のイントロ(?)で、演奏された、ハモンド・オルガンのソロ(ちょっと、バロック風)が大好き

私もあれが一番好きな「サンキュー」のイントロです。単にこの日のアンコール、というのを超えて、すばらしかった初来日公演を締めくくるフィナーレ、といった高揚感がありますね。途中で拍手が沸き起こるところで、他の3人がステージ袖から登場する光景が目に浮かぶようです(観てもいないのに)。あれをその場で聴けた人は本当に幸せだと思います。


☆MJ as JPJ (The Rover)さん

>Stairwayのイントロ
なるほど、サウスハンプトン公演ならMellotronを使っているので納得です。JPJのMellotronにしては音が綺麗過ぎるとも思うのですが、ちょっと聴き比べてみますね。

>日本公演のオルガン
日本でHammondをレンタルした可能性もあるので、どうともいえないですね。でも大阪のは多分Hammond B-3か何かだと思います。JPJ自身はあんまりオルガンの音色には拘っていなかったように感じるので、機材の総量や、そのとき手元にあるかどうかでオルガンを選んでいるように思われます。

>Friendsの弦パート
僕の知る限りはベースだけであれをやっていたように思っていたのですが…ホントだ、聴こえます!こりゃあ何でしょうね。ステレオ音源で確認すると、ギターと同じ定位から聴こえますね。イントロ以外は一部を除きギターのアタック音があまり聴こえないので、ひょっとすると、ピック弾きと弓弾きを併用しているかもしれません。ギターのパートも5弦などで弦のラインとユニゾンをやっているので、あり得ます。また、曲のエンディングでは明らかにギターにシャリっとしたアタックが聴こえます。実際に楽器を使って実験してみたいですね、これは。

というわけで、単なる楽器オタクの戯言でした。また何か分かったらご報告します!

上記Friends @ 大阪フェスティバルホールの音源です。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2912954


☆メタ坊さん

MJ as JPJさん
レスありがとうございます。書き込まれたことを念頭に置いて「フレンズ」に今一度耳通しをしましたが、ますますワケ分からなくなってしまいました(笑)。

>イントロ以外は一部を除きギターのアタック音があまり聴こえない
・・・とはいえ、ヴォリューム低めながら、終始ストロークしているのが確認できますね。
・・・ワカラン。

>ピック弾きと弓弾きを併用しているかもしれません
それは思ってもみませんでした。でも、マイクを通しているとはいえ、アコギを弓で弾いてマトモな音が出るもんでしょうか。・・・ワカラン。

>ギターのパートも5弦などで弦のラインとユニゾンをやっている
それでストリングズが鳴っているような気がしてくるのかな。
・・・ワカラン。

また何か分かったら、よろしくお願いします。


☆nakapageさん

>MJさん
こんにちは。
お!すごい音源ですね!紹介ありがとうございます!

フレンズのストリングスサウンドの件ですが、
フレンズの頭で、チューニングしている音が聞こえます。
この時にCの音が鳴っていることからアコギをオープンC(だったと思う)にチューニングした六弦の音だと思います。

六弦の元のEからCにチューニングダウンすると張りがべろんべろんに近くなってびょ〜〜〜んと気持ちよく音が伸びます。まるでストリングスのようなニュアンスになります。
例でいうと、ブロン・イ・アーも六弦がCで、ビョーンと気持ちよくなってますね。(最後は機械操作も若干あります。)

もちろん、オープンチューニングなので、セーハをしなくても、1〜2弦でメロをとりつつ下の音も弾いて鳴っていてもCのコードは成立します。

ボーカルはプラントさん、ベースはJPJさん、コンガはボンゾーさんとお写真の通りの役割です。

違っていたらごめんなさいね。


☆メタ坊さん

分析ありがとうございました。
なるほど、6弦をCにゆるめてドローン的な効果に用い、それがストリングスのように聴こえたわけですか。あらためて音を聴くと、どうもそれが真相のようですね。こういうところ、やはりジミーはクレバーだと感じますね。多少なりともスタジオ・バージョンの雰囲気を再現してますもんね。

でも、(知られているかぎり)これがただ一度の生演奏に終わったのは「やってみたけど、やっぱりイマイチだなあ・・・」みたいな感触があったのかもしれませんね。


☆The Fさん

私も、さっき CDを聞いていたのですが、
あの、ストリングスとおぼしき部分、よく聞くと、ギターっぽいですよね。私の持っているのは、14年ほど前に買った、”芸者”(CD3枚組みです)で、2枚目は少々、ピッチのあやしい部分もあったりで、推測でしか言えないのですが・・・
nakapageさんの、意見が正しいように思えますね。
”めた坊さま” ”サンキュー” イントロでのハモンド・オルガンのソロ いいですよね。同意してくださる方がいて嬉しいです。昔、友人(ZEPPフリーク)に、”あれ(オルガンのソロ)いいよね〜”と言ったら、”長すぎるよ”と一蹴された事がありまして…
私も、演奏半ば位で、”わ〜”っとお客さんの歓声が聞こえる部分 ぐっときましたよ!!


キーボードについて

GX-1


☆Zepおばさん?   

ジョンジーのキーボードについて調べてみました。
GX1というシンセサイザーだったのですね。こんなのファンの間じゃ常識でしょうか? 
でも、やっぱりエレクトーン型と書いてあったので、あながち間違ってなかったかも(?)
"No Quater"も入れてほしかったですね〜


☆eZさん    

GX-1。当時ヤマハの最新モデルだったと記憶しております。
確か200万位する代物でなかったですかね??その後発売されたDX7シリーズの原形ですね。
初めてFM音源を使用したシンセ(市販と言う意味で)だったはずです。
DX7はプロとアマチュアの差をなくした楽器だと言われ爆発的に売れましたよね。


☆Pさん

ジョンジーのYAMAHA−GX1は、あの当時の最高機種の「エレクトーン」だったと記憶してます。
鍵盤部の左上に筆記体ロゴで「Electone」って書いてあるはず。
まあ、中身はポリシンセだし、「エレクトーン」っていう呼称自体がYAMAHAのブランドなので、呼び方だけの話しなんですけどね。

「ドリームマシーン」と呼ばれてて、キースエマーソンやスティービーワンダーも利用していたはず。

個人的な意見ですが、たぶんジョンジーはベースペダルが便利でライブで使ってたのかなって思いました。
「インスルージ〜」のレコーディングでも利用されたようですね。


☆Zepおばさん?

Pさん、eZさん、レスありがとうございます。

>「エレクトーン」だったと記憶してます。
鍵盤部の左上に筆記体ロゴで「Electone」って書いてあるはず

やっぱりエレクトーンでしたか!!
3段?に分かれているというのはともかく、あのレバーはエレクトーンのものですよね。(ちょっとだけ齧ったことがある)
ベースペダルって足で踏むやつですよね?
ジョンジーが弾くとエレクトーンも別物ですねぇ。とはいえ、プロ用のエレクトーンはすごいらしいですけど。


☆Pさん

ここの1975年のところ。
http://electone.yamaha.co.jp/product/legacy/

>ベースペダルって足で踏むやつですよね?
そうそう。
今回のDVDでもアールズコートでのジョンGの足元にべダルが。(ムーグ・タウラス?フェンダーペダル?)

DVD見ると改めてジョンGのテクニカルな音楽的サポートの貢献度の高さを思い知らされます。


☆eZさん

はい、ご指摘通りGX1はポリエレクトーンです。
済みません勘違いでした。世界初FM音源搭載機はGS1と言います。(1字違いなんですが)
81年に登場しまして、値段は260万だったそうです。
失礼致しました。


 

 

フットペダルについて


☆zoso_ledzep4.yyさん

正確には、ハモンドオルガン使用時にはオルガン足元のフットペダルを使いますのでMoog Taurus pedalsは、使用していませんでした。
それ以外のメロトロン、ローズピアノ、クラヴィネットで使用していました。あとマンドリンや3ネックアコギ弾きながらも使ってましたね?(職人肌!器用過ぎる!)

ピーター・グラントの裏話では70年初頭にキーボード使用の楽曲演奏再現の為に第5のメンバーとしてELPのキース・エマーソン!が候補に上がったらしいです。(絶対に御大とキース間で摩擦が生じてます。)
「あとYESのクリス・スクワイアを引き抜いてベースを弾かせ、ジョンジーはキーボードに専念させるというのもあったけど本気で考えたことはなかったね」との事で今、考えてみればJIMMYとボンゾのリフを主体としたLED ZEPPELINの楽曲がキーボード主体のプログレッシブロックみたいにならなくてよかったです!(なる訳ないか?)
結局、ジョーンズは難なく一人二役をこなすのでありました。


☆めろとろんさん

オルガンも好きなのは子供の頃に教会で弾いて慣れていたから、とベースペダルが付いているから=下手なべースを入れずに済むから、だそうです。(厳しい・・・)
1977年のツアーではジョンジー用に4セットものベースペダルがステージ上に。(これならどんな楽器を弾いてもオッケー!)しかもモノによってはベースペダル用のコントロールボックスがあって、手動でボリューム調整などもしないと。でも急がしそうには見えないんですよね〜。(人徳?)


☆zoso-ledzep4yyさん

77年ツアーを例にすると・・・

・Steinway grand piano + Fender bass pedal
・Hohner clavinet ON Mk.V Mellotron + Bill Dunn bass pedal
・Fender Rhodes electric piano + Bill Dunn bass pedal
・acoustic sets + Moog Taurus pedals

『ステージでは結局ベースペダルを4セット使っていることになるんだけど全部、足元にあるんだ。実際、ちょっと気違いじみていると思うけど結構調子いいね。ただ、やっぱり制限がある。オクターブしか出せないし、飛び上がったり下がったり、続けたりとか、やることが沢山あるんでね。−JPJ』

ですので基本的にはベース音域をカバーする為にジョンジーはフットベースを使っている事になります。

但し、Hammond ORGANやYamaha GX-1をプレイ時には
本体に元々ベースペダルがついてますのでこれを使っていました。


☆Fujiie@大阪ZEPさん

レッドツェッペリンのライヴにおいてジョンジーが鍵盤楽器を演奏するときは
ほぼ100%フットベースを使用しています。
(オルガンソロや、1975年以降の「No Quarter」のピアノソロ等ではベース無しの部分もあります)

その他、「That's the way」や「Ten Years Gone」ではマンドリンやギターを弾きながら
フットベースを弾いています。

尚スタジオ盤では、「Since I've been loving you」以外でフットベースを使っている曲は
なさそうです。スタジオ盤の「No Quarter」においては、シンセベースを鍵盤(手)で
弾いていると思われます。


 

セッション時代のジョーンジー

大西さんに質問

ジミーちゃんのZEP以前のセッション時代の録音ってよくまとめられて、ブートや正規盤でも出てますよね。ジョーンジーのそういうアルバムってあるのでしょうか?

これといったものは無いのでは、と思います。
なぜかと考えるに、ZEP以前のジョンジーの作品はほとんどがセッション・プレイヤーとして参加したもので、やはりベースとかアレンジということになると、それを聞いても例えばジミーのギターやロバートのボーカル、あるいはボンゾのドラムほどのインパクトというか、聞いてはっきり、これはジョンジー! とわかるような押し出しや印象がないからではないかと思います。

それにはジョンジー本人のそもそもの個性というものもあると思われ、ZEPのように個性を際だたせてくれるバンドならともかく、セッション時代ともなると、あくまで没個性なベースを弾いていたり、あくまでアーティストを引き立たせるバック・アップ的なことに専念していたのではないでしょうか(これは想像)。

ZEP以前にいろいろとセッション・ワークをしていた記録は文献としても残っています。
ちょと本を調べたところを挙げてみると・・
ドノバン、ジェフ・ベック、マーク・ボラン、ローリング・ストーンズ、グラハム・ゴールドマン、ハーマンズ・ハーミッツ、P.J.プロビー、デル・シャノン、
ロッド・スチュアート等々とのセッションはそれぞれのアーティストのレコード(CD)で聞けるはずです。
が、それがあえてジョンジーのベース(あるいはキーボード、ストリングス・アレンジ)作品としてまとめるようなものでもないような気もします。

例えばストーンズの「She's A Rainbow」ではストリングス・アレンジをやっていて、それはそう思って聴くものの、あくまでこれはストーンズの作品というしかありません。
なので、ジョンジーのソロ、というかZEP以前の活動というのはそういう質のもので、そのように見てあげるのが妥当な気もします。(ただ、それはそれでまとめて聴いてみたい気もします)。
P.J.プロビーとのセッションなどは一番ジョンジーらしいものじゃないでしょうか?
ZEPのメンバーと共に参加したセッションなのでジョンジーらしさも出たのでは。

ZEP以降では、「Spaghetti Junction」というソロ・シングルの曲がありますが、これは1985年くらいのものだと思います(ブートにおまけで入っていたものを聴きました)。
また、MTVの授賞式かなにかのライブで、ジョンジーがレニー・クラビッツ・バンドのベースとして一度演奏したのを見たことがありまして、これはとてもツェッペリンっぽく、ベースもイキイキと弾いていました。
やはりこういう姿が一番似合うなあ、と思いましたしツェッペリンで培われた、
つまりツェッペリン以降のこういうスタイルこそかっこいいジョンジーだな、と思った次第です。


 

ジョーンジーとの遭遇


☆COOさん

私が人吉でバイトしていたのは15年くらい前かなあ。
実は1カ月しかバイトしてなくて、ジョーンズには1度しか会ってないのです。何度か来ていたかもしれないのですが、気がついたのは1回だけです。
店の人に「あれがジョーンズだよ」と教えてもらって。
記憶違いでなければ、金髪でまっすぐの髪を後ろに1本に束ねていたような気がします。同じく金髪の中学生くらいの年頃の娘さんと一緒でした。
礼儀正しそうでややスノッブインテリ系の上品な感じを漂わせていて、あんまりロックロックしてませんでしたね。金髪がそう思わせたのか。

ちょうどジョーンズだよと教えてもらった人と背中合わせに食事していた30代くらいの若い会社員風の日本人が、店に飾られたいろいろなサインを見て「レッドツェッペリンも来ているのかぁ〜」と感に堪えたような声をあげたのが面白くて未だにおぼえています。

店長の話だと、ジョーンズは世界に自分の家を3軒もっていたそうです。ひとつロスで後は忘れてしまいました。


ある方がジョーンジーと会った印象を教えてくださいました

ジョーンジーの印象は、なんかおじいさんみたいでオーラはゼロだったよ(笑)ということでした。口をあまり動かさずに喋る人だ、でもすごい良い人だ、身長は自分より少し小さかったので多分170〜171cmくらいじゃないかな、ということでした。一緒に写真も撮ったそうです。。
ジョンジーはとっても素晴らしい人だ、という印象ができたようです。
で、その際にピックをあげるといわれ、ビニール袋にたくさん入ったピックを一枚もらったそうです。そこで彼は「友だちのためにもう一枚」と言ったらピックをくれました。
これは感激したそうです。。ジョンジーから直接来たピックですから。
色はグレーで分厚く、サインが印刷されていたそうです。。


☆MR.JIMMY 大塚さん

ミュージシャンが自分の楽器に対してこだわりを持つのは大切な事です。しかし、演奏の本質、音楽の本質は楽器ではなく、それを奏でる人間にかかっているのだと
GUITAR WARSでのジョンジーの姿を見て改めて痛感したものですから。テクニシャン揃いの出演者の中にあっても強烈なオーラを放ち、圧倒的な存在感を示したジョンジー。月日が流れ、使用する楽器が変わっても彼は素晴らしいミュージシャンでした(そんな偉大なミュージシャンが奇跡的に4人集まったのがZEPだったのでしょう)。
 ジョンジーは全ての質問にとても真剣に、丁寧に答えてくれました。穏やかで優しく、まさに英国紳士のお手本のような方でしたよ。 



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