楽器の話

 

ジミーちゃんが興味を持ちそうな和太鼓です。(浜松市楽器博物館所蔵)


 

ハーディ・ガーディについて

  (浜松市楽器博物館所蔵)

☆Jimmyの微笑みさんより

“ハーディ・ガーディ”といえば、映画「永遠の詩」でJimmyが目を光らせつつラグの上に座って奏でている手回しの“アレ”なのですが、この楽器について、詳しく紹介されているサイトをみつけました。

コチラ→ http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8316/index.html

役立つ一冊「天才ギタリストジミー・ペイジ」によれば、「HOW THE WEST WAS WON」のイントロ「L.A. Drone」もこれの音らしい?とか…

そういえば、Page&Plantの「NO QUARTER」のビデオでもこの不思議な楽器を見る事ができますね。

ヨーロッパの民族楽器だったのですね。(^^♪
ちなみに、ハーディ・ガーディ(Hurdy-gurdy)は英語で、フランス語ではヴィエル ア ルウ というのだそうです。

 

☆K.Yさんより

しかるに思い出すのはドノバン「ハーディ.ガ−ディ.マン」という曲があったな。
かつてジミ−もドノバン「SUNSHINE SUPERMAN」のレコ−ディング.セッションに参加していたな。

何はともあれ,若き日のジミ−は一流アーティストのセッションには引っぱりだこで彼なりにいろいろと吸収したに違いないし多くのSESSION MAN時代の経験が今後の彼が展開していく音楽にプラスになったのだから,やはり若い時の苦労は重要だね。

 

☆ララダさんより

>そういえば、Page&Plantの「NO QUARTER」のビデオでもこの不思議な楽器を見る事ができますね。>Jimmyの微笑みさま

『NO QUARTER』に参加されていたNigel Eatonさんのハーディガーディ演奏は、王子アルバム『Fate Of Nations』でも聴くことができますよね...と、サラリと書きたいところですが...
「Come Into My Life」でも「I Believe」でも、あまりにさりげなく使われているせいか、
それとも私の耳がバカなのか...どれがハーディガーディの音なのか未だに分か...分からないのです(ーー、、

 

市民ペイジさん

何となく探したら、有るんですね、、こんなのが、、
http://www.hurdygurdy.com/hg/genfaq.html#Page

話題のペープラの記述も有りますよ〜

 

Jimmyの微笑みさん

この楽器の入手方法についても紹介されています→http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8316/gethg/getinfo.html

同サイトの“Links”のページ(Hurdy-gurdy関係)→http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Miyuki/8316/vlink.htmlより
↓Page & Plant で、Nigel Eaton (ナイジェル・イートン)さんが使っているのと同タイプと推測される
「二段可動ブリッジ(Dog)/三本旋律弦/二段鍵盤」の楽器の写真(このページの一番上)
http://ourworld.compuserve.com/homepages/RNiepold/instover.htm

これはHurdy-gurdyの中でも特殊な形状であるようだ。との事です。

 

☆親子でZepさんより

ハーディ・ガーディですが、この楽器は実はバグパイプとは非常に近しい親戚のような楽器なもので、常日頃私が入り浸っているバグパイプのサイトに↓のようなページがありますのでご紹介します。
ハーディ・ガーディーの構造から演奏方法まで事細かに解説されていますし、サウンドファイルもあるので参考になるのではないでしょうか。
http://www.hotpipes.com/hgdemo.html


リュートについて

(浜松市楽器博物館所蔵)

 

☆観客さんより
ブーレ(Bouree、リュート組曲)は、Heartbrekerのギターソロでやるのが定番ですが、4月26日のSFのウィンターランドボールルームでも、オープニングナンバーのCommunication Breakdownの前のチロッと弾いています。たしか。
ジミーはよっぽど好きなのですね。

デイブ・ルイス著、福田美環子訳「全曲解説シリーズ レッド・ツェッペリン」(2002年 シンコー・ミュージック社)41頁によれば、「リュート組曲第1番」、「ブーレ:ハ短調」との記述があります。CDはこれを手がかりにされるとよいでしょう。

さらに、ルイス・レイ"LED ZEPPELIN LIVE AN ILLUSTRATED EXPLORATION OF UNDERGROUND TAPES THE FINAL EDITION"(1997年、THE HOT WAX PRESS社刊)493頁によれば、ジェスロ・タルの"ironic 'tribute'"であろう、と分析されてます。
さらには、DAZED AND CONDFUSEDの弓弾きでも、時折使われている旨も指摘されてます。


キーボードについて

GX-1

☆Zepおばさん?   
ジョンジーのキーボードについて調べてみました。
GX1というシンセサイザーだったのですね。こんなのファンの間じゃ常識でしょうか? 
でも、やっぱりエレクトーン型と書いてあったので、あながち間違ってなかったかも(?)
"No Quater"も入れてほしかったですね〜

 

☆eZさん   
GX-1。当時ヤマハの最新モデルだったと記憶しております。
確か200万位する代物でなかったですかね??その後発売されたDX7シリーズの原形ですね。
初めてFM音源を使用したシンセ(市販と言う意味で)だったはずです。
DX7はプロとアマチュアの差をなくした楽器だと言われ爆発的に売れましたよね。

 

☆Pさん
ジョンジーのYAMAHA−GX1は、あの当時の最高機種の「エレクトーン」だったと記憶してます。
鍵盤部の左上に筆記体ロゴで「Electone」って書いてあるはず。
まあ、中身はポリシンセだし、「エレクトーン」っていう呼称自体がYAMAHAのブランドなので、呼び方だけの話しなんですけどね。

「ドリームマシーン」と呼ばれてて、キースエマーソンやスティービーワンダーも利用していたはず。

個人的な意見ですが、たぶんジョンジーはベースペダルが便利でライブで使ってたのかなって思いました。
「インスルージ〜」のレコーディングでも利用されたようですね。

 

☆Zepおばさん?
Pさん、eZさん、レスありがとうございます。

>「エレクトーン」だったと記憶してます。
鍵盤部の左上に筆記体ロゴで「Electone」って書いてあるはず

やっぱりエレクトーンでしたか!!
3段?に分かれているというのはともかく、あのレバーはエレクトーンのものですよね。(ちょっとだけ齧ったことがある)
ベースペダルって足で踏むやつですよね?
ジョンジーが弾くとエレクトーンも別物ですねぇ。とはいえ、プロ用のエレクトーンはすごいらしいですけど。

 

☆Pさん
ここの1975年のところ。
http://electone.yamaha.co.jp/product/legacy/

>ベースペダルって足で踏むやつですよね?
そうそう。
今回のDVDでもアールズコートでのジョンGの足元にべダルが。(ムーグ・タウラス?フェンダーペダル?)

DVD見ると改めてジョンGのテクニカルな音楽的サポートの貢献度の高さを思い知らされます。

 

☆eZさん
はい、ご指摘通りGX1はポリエレクトーンです。
済みません勘違いでした。世界初FM音源搭載機はGS1と言います。(1字違いなんですが)
81年に登場しまして、値段は260万だったそうです。
失礼致しました。


 

フットペダルについて

☆zoso_ledzep4.yyさん
正確には、ハモンドオルガン使用時にはオルガン足元のフットペダルを使いますのでMoog Taurus pedalsは、使用していませんでした。
それ以外のメロトロン、ローズピアノ、クラヴィネットで使用していました。あとマンドリンや3ネックアコギ弾きながらも使ってましたね?(職人肌!器用過ぎる!)

ピーター・グラントの裏話では70年初頭にキーボード使用の楽曲演奏再現の為に第5のメンバーとしてELPのキース・エマーソン!が候補に上がったらしいです。(絶対に御大とキース間で摩擦が生じてます。)
「あとYESのクリス・スクワイアを引き抜いてベースを弾かせ、ジョンジーはキーボードに専念させるというのもあったけど本気で考えたことはなかったね」との事で今、考えてみればJIMMYとボンゾのリフを主体としたLED ZEPPELINの楽曲がキーボード主体のプログレッシブロックみたいにならなくてよかったです!(なる訳ないか?)
結局、ジョーンズは難なく一人二役をこなすのでありました。

 

☆めろとろんさん
オルガンも好きなのは子供の頃に教会で弾いて慣れていたから、とベースペダルが付いているから=下手なべースを入れずに済むから、だそうです。(厳しい・・・)
1977年のツアーではジョンジー用に4セットものベースペダルがステージ上に。(これならどんな楽器を弾いてもオッケー!)しかもモノによってはベースペダル用のコントロールボックスがあって、手動でボリューム調整などもしないと。でも急がしそうには見えないんですよね〜。(人徳?)

 

☆zoso-ledzep4yyさん
77年ツアーを例にすると・・・

・Steinway grand piano + Fender bass pedal
・Hohner clavinet ON Mk.V Mellotron + Bill Dunn bass pedal
・Fender Rhodes electric piano + Bill Dunn bass pedal
・acoustic sets + Moog Taurus pedals

『ステージでは結局ベースペダルを4セット使っていることになるんだけど全部、足元にあるんだ。実際、ちょっと気違いじみていると思うけど結構調子いいね。ただ、やっぱり制限がある。オクターブしか出せないし、飛び上がったり下がったり、続けたりとか、やることが沢山あるんでね。−JPJ』

ですので基本的にはベース音域をカバーする為にジョンジーはフットベースを使っている事になります。

但し、Hammond ORGANやYamaha GX-1をプレイ時には
本体に元々ベースペダルがついてますのでこれを使っていました。

 

☆Fujiie@大阪ZEPさん
レッドツェッペリンのライヴにおいてジョンジーが鍵盤楽器を演奏するときは
ほぼ100%フットベースを使用しています。
(オルガンソロや、1975年以降の「No Quarter」のピアノソロ等ではベース無しの部分もあります)

その他、「That's the way」や「Ten Years Gone」ではマンドリンやギターを弾きながら
フットベースを弾いています。

尚スタジオ盤では、「Since I've been loving you」以外でフットベースを使っている曲は
なさそうです。スタジオ盤の「No Quarter」においては、シンセベースを鍵盤(手)で
弾いていると思われます。


ドラムについて

スパイラルのセットのコピーモデル

 

☆王様の煎餅さんより

アメリカの、アクリルドラム・メーカー「RCI」から、ボンゾが所有していた、スパイラルのセットのコピーモデルが、ebayに!
http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&item=7381578106&rd=1&sspagename=STRK%3AMEWA%3AIT&rd=1
何故か、オレンジ・ビスタと同じサイズ(詰めが甘いな・・・)
ちょっと、欲しい。

因みに・・・本物は、イギリスのレンタル楽器のお店、
http://www.harris-hire.co.uk/
が、所有してます。
いったい、幾らでレンタルしてくれるのでしょう??
ちょっと、叩きたい。

 

王様の煎餅さん,Jimmyの微笑みさんより

Bonhamが、Zeppelinデビュー当時に使っていたシンバルThe NAMM Show 2005・・・(しかも、Carmine Appiceからの借り物) GIANT BEATシリーズが、PAISTE社より再生産され た様です。
ボンゾが68〜69頃使っていた、PAISTE社の
GIANT BEAT(20インチ)
本人の使ってた物が2枚
売りに出されてました

 

☆K石@流浪どらまぁさんより

Ludwig社のレギュラーラインに"Ludwig Amber Vistalite"が復活、とのこと。写真のサイズを見てみると、もろにボンゾ仕様。LM402も付いてくるようです。BDの脚がクラシック仕様。エンブレムが現行のモノではなく、昔の菱形!


ギターについて

☆zoso_ledzep4.yyさんより

Jimmy Page Signature Les Paul JP NO.1 LES PAULの年数によるキズまでも忠実に再現したAged by Tom Murphyで\ 1,650,000!!それ以外なら\900,000とのことです。

 

☆TWANGさんより

Gibson Les Paul Standard Premium Plus with Special Circuit 販売価格 \328000

 

☆TWANGさんより

イケベで売っているレスポールのジミーモデル。
http://www.ikebe-gakki.com/~ikebe/cart/genntei_lp_image_castum.cgi

タップスイッチでシングルコイル化など、普通のレスポールでは出せない音作りができ、ルックスと合わせてかなりジミーに近づけると思います。
マニアックにならないのであれば(^^;)

 

☆Jimmyの微笑みさんより

GibsonのサイトでこんなPageを見つけました!
Gibson.com News→
http://www.gibson.com/email/xpress_011606.html

12月20日発行のGuitar World 2月号から、JimmyとJack Whiteさんの記事が少しだけ紹介されています。

英文に自信ナシ&楽器関係のことは私にはよくわからないのですが・・・
どうやらこのお写真でJimmyが手にしているのは“Gibson's new limited-edition Jimmy Page EDS-1275 double neck”
・・・らしいです。(新しくJimmyモデルのダブルネックが(限定版で)発表されるのでしょうか?)
Jimmyは、最近Gibson Custom Shop からES-350を購入したとの事。ニューアルバムでは幾つかの新しいギターも
使っているようです。


Gizmotron(ギズモトロン)について

☆Jimmyの微笑みさん

以前からギズモトロンとはどんなものだろう?と思っていましたので、少し調べてみました。

【Jimmyについてならこの1冊「天才ギタリストジミー・ペイジ」P231より】
Jimmyは「In The Evening」のイントロに関して、“ボウイングもやっているけど、ギズモトロンも使っている。”
“ああいうドローン・サウンディングが大好きだから”と。“「Carouselambra」でも使用”と答えています。
ギズモトロンを“ハーディー・ガーディーの現代版のようなもの”と説明しています。

※drone sound(ドローン音:持続低音)
Gizmotron(またはGizmo)は、10ccのKevin Godley(ケヴィン・ゴドレー)とLol Creme(ロル・クレーム)によって発明され、72年頃からマンチェスター工科大学の協力のもとで開発された。
中でモーターにより回転する6弦分(ベースの場合は4弦分)の歯車が弦を引っ掻くことにより、ヴァイオリンの様な持続音をギターでも得られる。
ギターのピックアップ部分の下部、ブリッジの部分に装着するアタッチメント。商品化されたがさっぱり売れず・・・現在は入手困難のようです。

Gizmotron(ギズモトロン)→http://photobucket.com/albums/y117/ledzeppelinorg1/images/gizmotron.jpg

↑画像は「Achilles Last Stand」→http://www.led-zeppelin.org/より

 

☆王様の煎餅さんより

ベース用ですが・・・ebayに出品されていました。
以前、どーしても欲しくって、探してた時期が有りましたが、見つかる前に、熱が冷めてしまいました。
たま〜に、ギター用も見かけますが・・・実用的では無いですね・・・
ジミーさんも、ステージでは使って無い様ですし・・・


 

ジミーちゃん使用のピックについて

☆ジョン変リ〜K石さん

HERCO(ハルコと読むべし!)というメーカのナイロン製で、FLEX75というもののようです。
グレーの角張ったティアドロップ?でした。
おもちゃっぽい外見ですが、結構固いです。

 

☆鴨川するめさん

リッチー・ヨーク著の「レッド・ツェッペリン物語」にも・ハーコーのヘビー  と、記されています

 

☆shining9さん

ジミーのピックは、HERCOのFLEX75です。ナイロン製で触感がほんとにアメリカ製という感じがします。
周囲のカットが雑でラフなまま。プロは自分で弾きやすいようにヤスリで直すのでしょうか,,,
この部分だけでこれほど学べる−苦労は買ってでもと言いますが、
このピックで弾きこなせればというプロの選ぶ定番中の定番かも知れません。


浜松市楽器博物館所蔵の資料より

浜松市楽器博物館の資料はJimmyの微笑みさんが取材してくれました。



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